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>ところで、もうこの話題も下火になってきてからで恐縮ですが、
>中国の政府のあの強固な姿勢。あれは中国に世論が巻き起こらないことを
>前提とした(守備は考えなくて良い)攻撃一辺倒の姿勢ですね。
>情報を征している方達は強いですね。
>日本政府は相手(中国政府筋)と自国民(日本国民)相手に行動
>しなくてはならず大変です。
>
>交渉ごとで実際の相手(中国政府)がいる前で、内輪(日本国全体)
>喧嘩をしているような姿はみっともないです。
>我々ももう少し考えなければ・・・
>外務省の恥部を国内外にさらしたと云うよりも
>海外から見れば日本国民の国民性が
>浮き彫りになっているというほうが
>正解かもれません。
うーん、cocoonさんの意図するところと、ぼくが言いたいことのサブジェクトは違うと思うのですが、たしかに情報を制する者は強い。
ぼくの視点からいえば、今回栄誉ある日本の名を辱めたA級戦犯は・・・現地→外務省のラインで情報を捏造し、国民の選良たる首相・外務大臣・官房長官他をmanipulateた小役人ども。こちらのバックに中国外務省の組織力があったら、首相=ハマコー、外相=大仁田、マスコミ=芸能レポーター、の布陣でも(たぶん)勝てたと思う。証拠あるし。政府が足をひっぱられたという観察は正しいと思いますが、足を引っ張ったのは国民ではなくA級戦犯のほうでしょう。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=485;id=seiji
中国は共産主義的な情報統制で勝ったのではなく、日本よりも遥かに正確な現地情報を生かして相手のミスに乗じて(ミッドウエー海戦のように)大逆転勝利した。敗因は60年前と同様、国民性というより日本的官僚組織の体質。戦略がメチャクチャ、情報網はズタズタ、そしてセクショナリズムがばっこしてチームワークが最悪。だから内輪もめしてるように映るのではないでしょうか。こちらからはダッチロールしてるようにしか見えない。
今回のフォーカスは主権侵害の一点。現地でナアナアな中国スタイルの人間関係があったなら、中国大使・領事を即刻更迭してでも本国の論理で非難を続行すれば良かった。出先を守るために内閣・本省が泥をかぶるなど本末転倒。それに今回連座した彼らはキズモノで、当面は戦力外でしょう。国の誇りを代償に、そんな連中かばってどーすんの?と思います。
落とし前はキチンとつけてもらいたいですね。
PS.
他国のことは知りませんが、こちら(米国)は今それどころじゃないので、この件ほとんど報道されてません。海外からみたら「一体貴国はなにをやってんの?」って感じです。
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