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> ぼくに儒教を始めとする宗教の世界を説くのは時間の無駄である、というご指摘は正鵠を得ています。
もう少し簡便な表現方法の方がよろしいのではないですか。
もちろん個人の自由でありますが。
> そもそも「日本は儒教文化の国である」という命題自体が初耳なのです(「日本文化」、あるいは宗教を絡めて語るなら「神道と仏教のチャンポン」じゃないんですか?)。
世界的に見れば儒教が思想(哲学)なのか宗教なのか、現在もその結論が出ていない部分がありますが、我が国において歴史的に儒教を宗教と見る向きは少ないです。
むしろ思想・哲学の分野で語られる場合が圧倒的に多いです。
もちろんかなり大雑把な表現ではありますが。
また現在の日本人の礼儀作法等々にも儒教的精神が今も色濃く反映されております。山口さんが森田批判で上げられたモラル・道徳等についてもこれらの例に当てはまる部分が多いです。
それを称して「日本は儒教文化の国である」と述べているわけです。
「日本は儒教の国である」と述べたつもりはありません。
その辺が誤解して欲しくないところなのですが。
> いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?
以上の事柄をそれなりにご理解いただければ、
自ずと解答が見えるものと思いますが。
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