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昨日付けスポニチの社会面の小さな記事。
2段見出しで余り目立たない記事です。
「当初は不審者扱い!? 住民入館を『侵入』記録」
これだけでは何のことか分らないでしょうが、記事によれば、
あの日本領事館での事件が起きた8日に北京の日本大使館や外務省が
報道陣に発表した資料では、北朝鮮からの亡命者とみられる
問題の住民5人が瀋陽の日本総領事館へ入ったことを
「侵入」
と表現し、また中国の武装警官の入館を
「立ち入り」
と表現していたらしいのです。
これだとやはり日本大使館や外務省は住民の行為を
「亡命」
ではなく
「不法行為」
と見なす一方、武装警官の行為については中立的な
「立ち入り」
という判断をしていることになります。
記事によれば、その後外務省は
「侵入」を「入館」「突入」などと
表現し直しているというのです。
さて、現地の総領事館ではあの事件が起きた時も、
そして起きたあと暫く経っても「亡命」ということに
気がついていたのでしょうか?。
この記事が本当であれば、小泉内閣の中国に対する猛抗議は何のために行われているのかと言う、素朴な疑問もわいてきます。
そもそも、あの北朝鮮住民が日本領事館の門前で騒いでいるあのときの、日本領事館副領事の落ち着き払って、中国武装警官の帽子を拾い上げる姿に、何かおかしいぞ?、と感じたのは私だけでしょうか?。
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