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>米国内のユダヤ人が心情的にイスラエルを支持したいのは理解できる。
>しかし、当のユダヤ・コミュニティー自身がイスラエルの言動には
>いささかうんざりしている筈です。宗教からしても米国内ユダヤ人は
>ほとんどが「改革派」や「保守派」で、原理主義的な「超正統派」
>の動きには警戒感をもっている。
>戦略的にも今のイスラエルにはさほどの価値は無い。基地はサウジ
>やトルコを使え、アラブ諸国との関係もとりあえず良好です。そし
>てアメリカにとり中東石油の戦略的価値は昔ほどでは無い。
>対サダム・フセインとの二面作戦は面倒だができない筈は無いし、
>和平努力の姿勢を示すことは、フセイン対策への良い環境を導く筈。
>
>なぜ世界中の批判を浴びてまでイスラエルを支えるのかどうにも解せ
>ないところです。
>
>シャロンの「テロ撲滅」という名目に反論できないほどの「単純馬鹿」
>の筈は無い。となるともう愛想が尽き関心が薄れ、成るように成れ、
>という心境で有ろうか、で有ればいかにも遅い対応も納得できるのだが。
ブッシュ政権は、クリントン政権と比べて米国内のユダヤ・コミュニティーへの借りは少ないはずなんですが、どうも、釈然としませんよね。
先日5628さんが紹介してくれた Le Monde diplomatique 日本語版でも、シャロン首相の強硬路線はイスラエル自身の国益に反すると論ぜられています。(でもきっと、彼の権力維持には役に立つのでしょう。)このままテロの応酬が続けば、パレスチナ側のみならずイスラエルの市民生活も破壊されてしまう。
本当にブッシュ政権は、イスラエルをわざと暴走させてボロボロにするつもりなのかもしれません。
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