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>もう遅いというひと言でよいのでしょうか。
服部さんの意見に賛成です。
「もう遅い。」という言葉はある意味では正解なのかもしれません。
が、しかし私の拠って立つ立場も庶民であります。
その庶民の立場ではこの言葉を簡単に容認することはできません。
またこの国に住んでいる圧倒的多数派の人たちに対しても背信的発言となるでしょう。
別の観点からですが、私は日本の国が一流国にこだわり続けることなど求めません。たとえそれが国際的標準で2流国、3流国であろうとも、国民が自らの生活に満足感を得られるのならばどこに落ち着こうともかまいません。現代国家はまさにそのことにおいて責任を持つべきであり、政府は何よりもそのことの実現に努める必要があります。その意味でいままさに未曾有の危機が訪れようとしてしています。
天気予報に気象・津波・火山・地震の警報・注意報があるように国は自国民の大多数に何らかの被害をもたらすような異変があるときには迷わずにそれを告げる情報を発すべき義務があります。外国からの間接的なシグナルを一方的に送られても国民的レベルでは有効的な判断を下すことはかなわないでしょう。
そしてそれを伝える情報手段の場においても異常が発生しております。たとえて言えば脳梗塞の同時多発症例のようであり、いまや全身に情報マヒ症候群が群発しております。的確な報道があまりに少ないのであります。情報屋にリスクを回避する癖が常習してしまったのか、または権力に巻かれてしまったのか、あるいは完全な能力不足であります。もう自らの存在価値の否定と同じであります。そしてそのツケはやはり国民に降りかかってまいります。
このような掲示板でかようなことを言ってどのくらいの効果があるのか。なんの役に立つのか。自問しないわけではありませんが、いまは肯定的に捉えて発言していくしかありません。経済とはまず人が食べていくための土台であります。これの確保なくして人は暮らしていけません。いまその根底を崩しかねない奔流に多くの人が押し流されそうな寸前であります。この危機に自らの個人的立場だけで発言することはできません。
だから、「もう遅い。」ではないと思うのです。
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