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嫌いな田中眞紀子議員の特集内容が週刊新潮より豊富そうなので今週号は週刊文集を昨日買いました。よく知っている田中議員の性格描写が丹念に描かれておりましてこれで田中議員の命運も尽きたのかなと感じたところです。
しかし実は田中議員特集よりも気になる記事があって文春を選んだのです。それは「恐慌に入った日本」という記事です。読んでない読者は念のために読んでおくべきかと思います。それと昨夜のTV各チャンネルのニュースのテーマは金融庁・柳沢大臣の特別検査・報告がメインであり、かつムーディーズの日本国債・評価2ランクダウンに鑑み主要4大銀行の検査内容の解説と日本経済の分析にかなりの時間を割いておりました。今朝の読売新聞・朝刊2面では金融庁の意向としてこの4大銀行のさらなる統合を期待している観測記事が掲載されておりました。これらの情報を網羅して自分の頭の中で組み立てなおしたとき、そこに見えるものは冒頭に紹介した週刊文春の記事の内容とあまり違いはないように思います。情報が情報として正確に伝わらない現状をどこかのニュースキャスターはいみじくも「これは大本営発表と同じ類ですか?」と思わず解説者に問いかけておりましたが、これはもう笑える段階ではありません。今こそジャーナリズムの精神に基づき正確な情報を正確に国民各層に伝えていくことが情報業界に携わる人たちの使命であります。現状、この日本にどのような危機が迫り来たりているのか、これはもう知らないでは済まされない緊急事態だと思います。
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