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  [1313] では、また...なお、morryサイトにおります
  
        
  
 では、また...いつかの再開を。
 なお、当方morryサイト掲示板におります。

 皆様との再会を楽しみにしております。

 草草
 
 
  
  
  
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  [1314] Re(1):では、また...なお、morryサイトにおります
  
        
  
> では、また...いつかの再開を。
> なお、当方morryサイト掲示板におります。
>
> 皆様との再会を楽しみにしております。
>
> 草草
> 

URL
http://www.h5.dion.ne.jp/~morry/
 
  
  
  
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  [1293] [重要連絡] 石野研を閉鎖します。
  
        
  
まことに突然ではありますが、
3月いっぱいで本サイト「石野研」を閉鎖することに致しました。

本当のところは昨年末に閉鎖するつもりでいたのですが、
少し間延びしてしまいました。

管理人が自分で言うのもおかしいですが、
サイト・アクセス数も最近は大して伸びておりません。
これも管理人の管理能力不足が原因と反省しております。
そして最近は固定客の皆様に支えていただいているといった状況なのですが、
いざ閉鎖となると、その固定客の皆様へは大変なご迷惑をおかけすることとなります。
まことに厚顔あつかましいお願いで、まことに申し訳なく存じますが、
皆様におかれましてどうかお聞き届けいただけますよう、よろしくお願い致します。

なお、閉鎖の理由は以下の通りです。

まず、総選挙の日程が準備期間を含めて近づいております。
(石野研の存在が白川さんの円滑な政治活動を阻害する可能性があります。)
次に、個人的にも少々疲れたということです。

以上の2点の理由により、管理人なりに熟慮の末に決断いたした次第です。

およそ1年半もの長き期間に渡り、当サイトへお付き合いを賜りました皆様へは
この場を借りまして心より厚く御礼申し上げます。
まことにありがとうございました。

--
平成15年3月29日夜半
石野研・管理人 石野清三
 
  
  
  
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  [1294] Re石野研を閉鎖します。
  
        
  
大変ご無沙汰しております。
 
  
  
  
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  [1295] Re石野研を閉鎖に伴う御挨拶
  
        
  
石野清三様

大変ご無沙汰しております。

この度、突然の閉鎖のお知らせを存じ上げまして、
率直に申しまして大変驚いております。

私個人的には非常に残念なお話ではございますが・・・。
しかし、一年半もの間当サイトを運営されお疲れになられたそうで・・・。

本当にご苦労様でございました。

しかし、これからも石野様と私達は“白川勝彦弁護士の支持者”という同志で有りつづけたく存じます。

ネット上のお付き合いのみならず、いつの日かお目に掛かれる事を心から楽しみにしております。

今まで本当に有り難うございました。

*先ほど誤って投稿してしまいました。申し訳ございません。
 
  
  
  
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  [1301] Re(1):Re石野研を閉鎖に伴う御挨拶
  
        
  
北潟谷さん、ご丁寧なご挨拶をいただき、どうもありがとうございます。
突然の閉鎖という印象があることは否定しないですが、
管理人としてはかねてよりの予定の行動であります。
白川さんがどのような復活をはかられるか予想はできないですが、
水面下の動きも一通り終了する頃だと考えております。
当サイトはあくまでも代替的サイトという考え方でスタートしておりますので、
この辺がサイト閉鎖の潮時と判断させていただいた訳です。
短い間でしたが北潟谷さんのご協力に感謝申し上げます。
それではまたいつかどこかで。
 
  
  
  
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  [1296] Re(1):[重要連絡] 石野研を閉鎖します。
  
        
  
こんちわ。
今までROM専門だったのではじめての投稿です。
どうして閉鎖なのかわからなくてただ残念で。。。
またいつか再開してください。
 
  
  
  
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  [1300] Re(2):[重要連絡] 石野研を閉鎖します。
  
        
  
渡波さん、はじめまして。
「となみ」さんとお読みするのでしょうか。
せっかくのご挨拶をいただきながら、
サイト閉鎖ということで大変申し訳なく存じます。
このサイトは白川BBSの代替BBS志願という形で勝手にスタートしたものです。
白川さんが休眠中の時はそれでもよいのですが、
政界に激動期が迫るときには逆にこのようなサイトは当事者の皆様の
足枷になってしまうことがあります。
白川さんの今後の政治活動にそのような悪影響を与えてしまうのは
当サイト管理人の本意ではありません。
ここしばらくはサイトを閉鎖して
白川さんの今後の動きを眺めてみたいという気持ちが
サイト閉鎖の理由であります。
そのような事情でございますので、
どうかよろしくご理解を賜りたくお願い致します。
渡波さんのご挨拶に感謝申し上げます。
 
  
  
  
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  [1297] 閉鎖ですか残念です。
  
        
  
私がこう言うと非難轟々となる事でしょうが、そういう人達は理性のない
人達、ということでしょう。(先に伏線を張るわけではありませんが)
ボクになんか物申したいのなら私の掲示板に書けばいいことですし。

閉鎖は残念です。管理人氏。

私は色々な情報を持っており、今ここでその情報を開示する必要性を感じていません。
2chあたりで匿名で書いている人は、ほとんどが粘着ストーカーの某宗教団体
構成員でしょう。(こう言うとまた扇動する人がいる)

たしかに今が潮時、という考えもありますが、継続もまた力です。別方向で
掲示板を再構成するのも一つの手ではないでしょうか。

「政教一致、政教一体」とは何か、自由とは何かを論ずる場として機能させるのも
手ですし、もっと広く連立状態にある現状の時事を論ずる場として存続させるのも
一方法なのではないでしょうか。

人は次々に出てきますよ。私はそう思ってます。

ここが閉鎖されるときっと口さがない学会員は”それみたことか”と騒ぐかも
しれない。継続したらしたなりに”閑古鳥が鳴いている”と揶揄するでしょう。
しかしそんなことは関係ないと私は思う。

私としては政教一致・政教一体の議論がよくなされていない、そして白川氏の議論展開、
その理論ではあまりにも不十分だと考えていますし書き込み者も十分な議論をなされて
いない観が私にはある。

そういう方向性で掲示板を残すということで考え直す余地はありませんか?>管理人殿

次の人に思想や文化をつないでいく、という作業もまた貴重な仕事だと私は考えます。
 
  
  
  
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  [1298] Re(1):閉鎖ですか残念です。
  
        
  
>私がこう言うと非難轟々となる事でしょうが、そういう人達は理性のない
>人達、ということでしょう。(先に伏線を張るわけではありませんが)
>ボクになんか物申したいのなら私の掲示板に書けばいいことですし。
>
>閉鎖は残念です。管理人氏。

 それは多分、私によるものでしょう。
 「小泉政権を批判する割には、自分への批判や反論に弱い連中が何を言うか」という論調でいろいろ書いていましたから。

 同時多発テロ、北朝鮮問題で意見が真っ二つに割れて、論者が去ったことも主な原因では?
 しかしまあ、閉鎖というのは寂しいものですね。
 
  
  
  
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  [1303] Re(2):閉鎖ですか残念です。
  
        
  
>>私がこう言うと非難轟々となる事でしょうが、そういう人達は理性のない
>>人達、ということでしょう。(先に伏線を張るわけではありませんが)
>>ボクになんか物申したいのなら私の掲示板に書けばいいことですし。
>>
>>閉鎖は残念です。管理人氏。
>
> それは多分、私によるものでしょう。
> 「小泉政権を批判する割には、自分への批判や反論に弱い連中が何を言うか」という論調でいろいろ書いていましたから。
>
> 同時多発テロ、北朝鮮問題で意見が真っ二つに割れて、論者が去ったことも主な原因では?
> しかしまあ、閉鎖というのは寂しいものですね。

いや、そうじゃないですよ。あなたのことではありませんから。

まあお元気で。(^^)/
 
  
  
  
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  [1307] Re(3):閉鎖ですか残念です。
  
        
  
>
>いや、そうじゃないですよ。あなたのことではありませんから。
>
>まあお元気で。(^^)/

久しぶりの波木井節。しかし、遅すぎた登場ですね。お元気で!
 
  
  
  
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  [1302] Re(1):閉鎖ですか残念です。
  
        
  
波木井さん、久しぶりです。
レスをいただいてありがとうございます。

>私がこう言うと非難轟々となる事でしょうが、そういう人達は理性のない
>人達、ということでしょう。(先に伏線を張るわけではありませんが)
>ボクになんか物申したいのなら私の掲示板に書けばいいことですし。
>
>閉鎖は残念です。管理人氏。

ありがとうございます。
>
>私は色々な情報を持っており、今ここでその情報を開示する必要性を感じていません。
>2chあたりで匿名で書いている人は、ほとんどが粘着ストーカーの某宗教団体
>構成員でしょう。(こう言うとまた扇動する人がいる)

私は2chの方はほとんどROMもしていないのでその辺の事情にかなり疎いです。
ですからあまりその辺のことも気にしてないです。(と言うか、わからないということです。)

>たしかに今が潮時、という考えもありますが、継続もまた力です。別方向で
>掲示板を再構成するのも一つの手ではないでしょうか。

ありがとうございます。
今はその気はないのですが、今後また掲示板を運営するのならそういう形になると思います。


>「政教一致、政教一体」とは何か、自由とは何かを論ずる場として機能させるのも
>手ですし、もっと広く連立状態にある現状の時事を論ずる場として存続させるのも
>一方法なのではないでしょうか。

石野研BBSにも「宗教版」を併設したのですが、結果的にその方面の投稿が少なかったです。もう少し管理人なりにその方面に主導するアクションがあっても良かったな、と今は反省しております。

>人は次々に出てきますよ。私はそう思ってます。

じつは今も私はそう思っております。
その意味では後ろ髪を引かれる想いはあります。

>ここが閉鎖されるときっと口さがない学会員は”それみたことか”と騒ぐかも
>しれない。継続したらしたなりに”閑古鳥が鳴いている”と揶揄するでしょう。
>しかしそんなことは関係ないと私は思う。

確かにそれは人の世の常でありますので、考えていたらきりがないことと考えております。

>私としては政教一致・政教一体の議論がよくなされていない、そして白川氏の議論展開、
>その理論ではあまりにも不十分だと考えていますし書き込み者も十分な議論をなされて
>いない観が私にはある。

その辺は投稿者の思惑・傾向等がありますのでやむを得ないことかと考えております。

>そういう方向性で掲示板を残すということで考え直す余地はありませんか?>管理人殿

このスタイルのものはとりあえずこれで終了するということに変わりはありません。

>次の人に思想や文化をつないでいく、という作業もまた貴重な仕事だと私は考えます。

私もそれらの作業は社会的にも大事なものであるという認識でおります。
しばらく英気を養って、そののちもう一度それらのことを考えてみようというところです。

それでは波木井さん、お元気で。
 
  
  
  
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  [1304] Re(2):閉鎖ですか残念です。
  
        
  
>波木井さん、久しぶりです。
>レスをいただいてありがとうございます。
>
>>私がこう言うと非難轟々となる事でしょうが、そういう人達は理性のない
>>人達、ということでしょう。(先に伏線を張るわけではありませんが)
>>ボクになんか物申したいのなら私の掲示板に書けばいいことですし。
>>
>>閉鎖は残念です。管理人氏。
>
>ありがとうございます。
>>
>>私は色々な情報を持っており、今ここでその情報を開示する必要性を感じていません。
>>2chあたりで匿名で書いている人は、ほとんどが粘着ストーカーの某宗教団体
>>構成員でしょう。(こう言うとまた扇動する人がいる)
>
>私は2chの方はほとんどROMもしていないのでその辺の事情にかなり疎いです。
>ですからあまりその辺のことも気にしてないです。(と言うか、わからないということです。)
>
>>たしかに今が潮時、という考えもありますが、継続もまた力です。別方向で
>>掲示板を再構成するのも一つの手ではないでしょうか。
>
>ありがとうございます。
>今はその気はないのですが、今後また掲示板を運営するのならそういう形になると思います。
>
>
>>「政教一致、政教一体」とは何か、自由とは何かを論ずる場として機能させるのも
>>手ですし、もっと広く連立状態にある現状の時事を論ずる場として存続させるのも
>>一方法なのではないでしょうか。
>
>石野研BBSにも「宗教版」を併設したのですが、結果的にその方面の投稿が少なかったです。もう少し管理人なりにその方面に主導するアクションがあっても良かったな、と今は反省しております。
>
>>人は次々に出てきますよ。私はそう思ってます。
>
>じつは今も私はそう思っております。
>その意味では後ろ髪を引かれる想いはあります。
>
>>ここが閉鎖されるときっと口さがない学会員は”それみたことか”と騒ぐかも
>>しれない。継続したらしたなりに”閑古鳥が鳴いている”と揶揄するでしょう。
>>しかしそんなことは関係ないと私は思う。
>
>確かにそれは人の世の常でありますので、考えていたらきりがないことと考えております。
>
>>私としては政教一致・政教一体の議論がよくなされていない、そして白川氏の議論展開、
>>その理論ではあまりにも不十分だと考えていますし書き込み者も十分な議論をなされて
>>いない観が私にはある。
>
>その辺は投稿者の思惑・傾向等がありますのでやむを得ないことかと考えております。
>
>>そういう方向性で掲示板を残すということで考え直す余地はありませんか?>管理人殿
>
>このスタイルのものはとりあえずこれで終了するということに変わりはありません。
>
>>次の人に思想や文化をつないでいく、という作業もまた貴重な仕事だと私は考えます。
>
>私もそれらの作業は社会的にも大事なものであるという認識でおります。
>しばらく英気を養って、そののちもう一度それらのことを考えてみようというところです。
>
>それでは波木井さん、お元気で。

意思は固いようですね。あと一日あります。熟考する期間は後1日あります。
 
  
  
  
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  [1305] ありがとうございました
  
        
  
一昨日の夜に当サイトの閉鎖を発表して以来、たくさんの皆様より私信メールの形で皆様の所感が寄せられております。お馴染みのお名前から、はじめて接しさせていただくお名前の方まで実に多様な内容で所感として述べられております。あらためて世の中の広さを実感しその意見の多様さに心を奪われております。

たいへん心苦しいのですが、メールを頂戴した皆様への管理人よりの返信には多少時間がかかりそうです。どうかその辺の事情をお察しの上、よろしくご理解を賜りたくお願い致します。

あらためて皆様たくさんの人たちに支えられていたことに厚く感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

--
管理人・石野清三
 
  
  
  
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  [1306] Re(1):[重要連絡] 石野研を閉鎖します。
  
        
  
石野様
突然の報に接し言葉を失っております。3月25日からほぼ2週間の出張中であります。たまたま、本日、ウエブをアクセスできる町に出て、このご連絡に接しました。良質な議論を維持するべく払われたご努力に心から敬意を申し上げます。管理人さんの知性と高い見識があったればこそ、このウエブに注意を払っておりました。誠に残念です。品性に欠ける書き込みには我が事のように腹立たしく、又、良心の滲み出ている書き込みには心からの共感をおぼえました。とりわけ管理人さんの誠実なコメントは、お人柄をうかがわせ深く感銘づけられて参りました。全国には思いを同じくするかくも多くの方が、ご自分の言葉で語っておられる。誠に貴重なことと思いました。
この理不尽な戦争を告発する貴重な場が失われることも悲しいことです。
管理人さんのような方を疲労困憊させても、まだ白川勝彦氏は沈黙をつづけるのだろうかと恨みがましい気分です。襟首をつかんで詰め寄りたい気分です。書き込みこそ致しませんでしたが、白川時代よりこのウエブに最大の関心を寄せてきたものとしては、ここらで、白川氏ご本人から直接に管理人さんへねぎらいの言葉、そして、このBBSのフォロ−アップを引き受けたいとの力強い表明を期待したいものです。
このような場を一年半ものながきに渡り提供いただいたことを本当にありがたく、再度御礼申し上げます。どうぞお体に気をつけられ、何時の日かまた語り合えることを楽しみにさせていただきたいと思います。
旅先の身で、推敲もままならない文章を書き込みましたことをお許しください。
 
  
  
  
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  [1308] 藤田さん、ありがとうございました。
  
        
  
藤田さん、レスをいただき、どうもありがとうございました。
藤田さんが出張中とのことで、この私のレスをはたしてご覧いただけるかどうかわかりませんが、最後に幾つかの事柄について書かせていただきます。

まず、突然の「サイト閉鎖」という事態になりましてまことに申し訳ありません。
本来であればせめて半月程度の時間的な余裕をみて「サイト閉鎖」を実施すべきところでありましたが、書き込み展開中のスレッドが管理人の意思に反してなかなか収束の目途を立ててくれず、ようやく収束めいたのが月末近くになってしまったということがその直接の理由であります。しかも投稿者にはできれば気分の良い形で収束して欲しかったので丁度良かったのではないかと考えております。

「サイト閉鎖」の理由はこのスレッドの元記事に書いておきましたので、おそらくご理解いただいているものと思います。白川BBSの代替サイト候補としては文字通り適当な時期であると信じております。これ以上は管理人としての総合的な判断で賢明でないと見たわけであります。それを最初に感じたのは昨年の住基台帳問題で揺れていた頃であります。BBSの限界と問題点をそのあたりであらためて感じておりました。その後は私自身、ギヤをニュートラルに入れなおし、つかず離れずの立場でBBSの運営を続けていた次第です。

私自身はとくに疲労困憊しているわけではありません。ふりかえってみていろいろな投稿者の皆様がおられました。常に控えめな人、トラウマを克服できない人、冒険が好きな人、ネバーギブアップな人..... 、まさにさまざまな人がこの掲示板に書き込みをしてくださいました。これは管理人にとってはまさに財産であろうと思います。そんな中で先日の藤田さん宛てのレスの中で書き込ませていただいた考え方で自らの出場所をキープし運営に努めてきた次第です。じつは私自身は実生活の中ではかなり感情的な人間であります。そんな私ですからそれがための失敗談・経験がかなり蓄積されております。そしてそれが教訓となり現在及び掲示板の中での振る舞いに私なり気に求める理想像があるのかなと思っております。(これから先は一般論について述べているのですが)さらに仮のお話ですが、掲示板上で感情が先走ってはいただけません。そんなときはとにかく冷静さを取り戻し、自らの実生活に照らし合わせて考えてみるべきであります。これは私自身が実践していることであります。そうでなければよそ様を説得できる力には到底なり得ないです。

話はかわります。
白川さんのことですが、白川さんに無理なことを求めても無理だと思います。白川さんは白川さんなりに懸命に現在も難関を切り開かれているところだと思います。白川さんにお会いできたらお話したいことが私自身にもたくさんあります。もちろんキツイお話もあります。しかしここは白川さん自身の判断で再び表舞台に顔を見せたときでよいのではと考えております。その日まで待ってみたいと考えております。

最後に、ご出張中のお忙しい時間の中でも当・石野研サイトにアクセスして下さり、さらに格別のお言葉で投稿を寄せて下さった藤田さんへ心より御礼と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

藤田さん、ありがとうございました。

--
管理人 石野清三
 
  
  
  
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  [1309] Re(1):人生別離足る
  
        
  
《コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
サヨナラダケガ人生ダ》

春は別れと出会いの季節です。

この石野研にご参加の皆さんに、よき出会いがありますように。

石野さん、お疲れ様でした。
 
  
  
  
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  [1310] Re(2):人生別離足る
  
        
  
>《コノサカヅキヲ受ケテクレ
>ドウゾナミナミツガシテオクレ
>ハナニアラシノタトヘモアルゾ
>サヨナラダケガ人生ダ》
>
>春は別れと出会いの季節です。
>
>この石野研にご参加の皆さんに、よき出会いがありますように。
>
>石野さん、お疲れ様でした。


石野です。
ニライカナイさん、はなむけの言葉、噛みしめております。
どうもありがとうございました。

これ以降、平成海援隊におかれましても荒海の航海になることが多いかと思われます。
舵取りの難しさは私にも覚えがあります。
しかしニライカナイさんなら大丈夫だと思っています。
これからは陰ながら応援させていただきます。
航海の無事を願ってやみません。
それではまた。
 
  
  
  
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  [1311] 今までありがとうございました
  
        
  
 しばらくネットを離れていたので、閉鎖は今日になって知りました。
 閉鎖は大変残念ですが、むしろこれまで議論の場を提供してくださった感謝の念が強いです。
 このサイトは、私にとっては物事を考える最良の修練の場でした。

 また、時期が来ましたら何らかの形で関わり合いさせてください。

 今までありがとうございました。
 
  
  
  
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  [1312] Re(1):[重要連絡] 石野研を閉鎖します。
  
        
  
本当に長きに亘りありがとうございました。
白川氏は必ず政界復帰いたします。われわれ同志も石野氏のご好意を無にせず足元を固めてまいります。
彗星のごとく再起する白川勝彦氏にご期待いただきたいものです。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
石野清三氏始め白川勝彦支援者のみなさまの益々のご健勝を祈念いたしまして御礼とさせていただきます。
石野研・管理人 石野清三様
 
  
  
  
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  [1242] 米国の戦争開始通告に強く抗議します!
  
        
  
米国の戦争開始通告に強く抗議します!

米国が2日後にも仕掛けようというイラクへの武力攻撃には一切の正当な理由はありません。だからこそ、世界の数千万もの人が声を出して反対を表明しました。国連からの支持を得る事ができなかった事はもう一つの証です。私は友人知人を誘って抗議の声をあげつづけたいと思います。

米国の、最終通告までの経緯は決して平坦なものでなく多くの変更を余儀なくされました。今回は残念ながら戦争は防げないかもしれないとしても、声をあげる事の有効性を私は強く実感致しました。
 
  
  
  
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  [1243] Re(1):米国の戦争開始通告に強く抗議します!
  
        
  
>米国の戦争開始通告に強く抗議します!
>
>米国が2日後にも仕掛けようというイラクへの武力攻撃には一切の正当な理由はありません。だからこそ、世界の数千万もの人が声を出して反対を表明しました。国連からの支持を得る事ができなかった事はもう一つの証です。私は友人知人を誘って抗議の声をあげつづけたいと思います。
>
>米国の、最終通告までの経緯は決して平坦なものでなく多くの変更を余儀なくされました。今回は残念ながら戦争は防げないかもしれないとしても、声をあげる事の有効性を私は強く実感致しました。


藤田さん、ありがとう。
私も本日のブッシュ声明に万感の意をこめて、激しく抗議するものです。

戦争からは何も生まれない!
人の生命を大切さを、いまこそ思い知るべきである。

--
管理人

(仕事中毒・缶詰状態でしたので、情報に遅れがありました。)
 
  
  
  
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  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [1244] Re(2):米国の戦争開始通告に強く抗議します!
  
        
  
>私も本日のブッシュ声明に万感の意をこめて、激しく抗議するものです。
>戦争からは何も生まれない!
>人の生命を大切さを、いまこそ思い知るべきである。
>管理人

同感ですが、逆に、世界の多様性を理解できないアメリカ崩壊の始まりが見れる
のを抗議しながらも、内心、楽しみにしています。
このように考えるのは、いけないことなのでしょうか。
無責任とのお叱りも受けそうですが、本心を投稿させていただきました。
 
  
  
  
     記事引用なし
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  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [1245] 公正さを図るためにーアメリカの言い分
  
        
  
 こんにちは。
 まあ、「戦争やめろ。アメリカ反対」という反戦に水を差すわけではありませんが、
「互いの言い分を公平に偏見なく見る」ために、私は今回ここに「在日米国大使館」にある一文を引用し、日本のマスコミに出てこない流布されていない「アメリカの言い分」を是非とも見ていただくべきと考えます。
 なぜなら、社会は絶えずフェアであるべきであり、その希求の動きを絶やすべきではないと考えるからです。
 リンクさせましたので、是非ご覧下さい。

 下記引用文にあることが本当なら、サダム・フセインの国家は「国際交戦法規」の極めて重要な部分に違反し、自国民の命を危険にさらしていると考えることも、重要なのではないでしょうか?

「いかなる事でも、対立する二者の間において、完全に正しい者はなく、また全く悪い者は存在しない」と殆ど全てにおいて考えてかかる事は、最も重要だと思います。

(引用)
「文民たる住民又は個々の文民の所在又は移動は、ある種の地点又は地域が軍事行動から免れるため、特に、軍事目標を攻撃から掩護し又は軍事行動を掩護し、有利にし若しくは妨げるために利用してはならない。紛争当時国は、軍事目標を攻撃から掩護し、又は軍事行動を掩護するために文民たる住民又は個々の文民の移動を命じてはならない」
− 1949年ジュネーブ条約議定書第51条(訳=有斐閣『国際条約集1992』、p.505)

 サダム・フセインの過去の行動に照らし、もしイラクとの戦争が始まれば、彼が世界のメディアに対し「欺瞞のわな」を仕掛けることはほぼ確実である。明らかにフセインは、イラクに対する軍事行動への反感を誘発させる最も強力な武器はイラク国民の死であると信じている。

 「砂漠の嵐作戦」の期間中、連合軍は慎重に標的を選び、罪のない民間人に対する爆撃を回避するための厳しい交戦規則を自らに課していた。
 しかしながら、標的の慎重な設定、厳しい発射規則、そして精密(誘導)兵器の使用にもかかわらず、ある程度の民間人の死傷者が出た。
 フセインは、米国主導の連合軍に対する国内外の支持を弱めるために罪のない人々の死を利用し、連合軍が民間人を標的とし無辜の命を奪ったとの主張を幾度も繰り返した。
             (中略)
                           
 イラクは、戦車、ミサイル、指揮・統制施設などの軍事施設を民間人や民間施設の近くに置くことが、それら軍事施設を攻撃から守るために大いに役立つことを直ちに悟った。
フセインは、民間人や民間施設を盾に軍事施設を防御すれば、連合軍は民間人の近くにある標的への攻撃を回避するか、さもなければ純然たる軍事施設と思われた場所で意図に反し民間人の犠牲を出すことで、連合軍が大きな政治的打撃を受ける危険があると考えた。

 こうした民間人・施設を利用する戦略には、次の3つの目的がある。

1.軍事施設の隠匿
2.隠ぺいできない軍事施設に対する連合軍の攻撃の阻止
3.以上2つの目的が達成できなかった場合、民間人の犠牲者や文化遺跡の破壊の利用

 イラク政府によるこうした民間人利用作戦のいくつかは、衛星画像で明らかにされた。  しかしながら、探知できなかったものには悲劇的な結果がもたらされ、活発なプロ
パガンダの口実にされた。
 これは、長年にわたりイラクが取ってきた方法である。イラク政府は国中で、軍事施設を民間施設や史跡の近くに配置し続け、軍事区域内あるいはその近辺にモスクなどの民間施設を建設している。
(引用終わり)
 
  
  
  
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  [1250] Re(3):米国の戦争開始通告に強く抗議します!
  
        
  
>>私も本日のブッシュ声明に万感の意をこめて、激しく抗議するものです。
>>戦争からは何も生まれない!
>>人の生命を大切さを、いまこそ思い知るべきである。
>>管理人
>
>同感ですが、逆に、世界の多様性を理解できないアメリカ崩壊の始まりが見れる
>のを抗議しながらも、内心、楽しみにしています。

米国の没落への道程の始りかな、というような意識は私も持ち合わせております。
おごれる平家はなんとやら、のお手本みたいなものです。

>このように考えるのは、いけないことなのでしょうか。
>無責任とのお叱りも受けそうですが、本心を投稿させていただきました。

いいか、悪いかは別として、
このような意識は人間であれば誰でも持っていて不思議はないと思います。
ただ、頭の上に爆弾を落とされる人はそんな余裕はないと思います。
 
  
  
  
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  [1246] Re(1):米国の戦争開始通告に強く抗議します!
  
        
  
公平と称して米国の言い分をここに書き込んで頂く必要は感じません。なぜなら、NHKを始めとして大手マスコミに十分以上にその役割を担っていただいているからです。国民の7割強がこの戦争に反対を表明していても日曜朝の政治討論では、論者の半分以上が米国・日本政府を代弁して思う存分話していただいております。

そうであっても反対は減っていないのです。私はこのことを心から貴重に思っています。私はもっともっと反対・抗議の声を強め、米国に戦争をあきらめさせる。このBBSでは、そのために何ができるかなどの前向きな書き込に接したいと思っております。
 
  
  
  
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  [1247] Re(2):米国の戦争開始通告に強く抗議します!ーまあいいですけど
  
        
  
>公平と称して米国の言い分をここに書き込んで頂く必要は感じません。なぜなら、NHKを始めとして大手マスコミに十分以上にその役割を担っていただいているからです。国民の7割強がこの戦争に反対を表明していても日曜朝の政治討論では、論者の半分以上が米国・日本政府を代弁して思う存分話していただいております。

 日曜討論の視聴率を教えてください。
 私の周りを見る限り、そういうのを見ずに、反対しているのです。
 そこである程度、提示しておくのは重要なはずですが............

 単に、アメリカ帝国主義とかいうやつに立ち向かうくらいの精神態度で、反戦運動をしないほうがいいと思います。
 やるのであれば、
1)国際交戦法規違反のイラク、2)19もの数の国連決議に違反しているイラクに、戦争以外の方法で国連決議通りに実行させるための対案がないと、アメリカも聞き入れないと思います。
 戦争はしないに限りますが、ああまで違反されてしまえば、国連の存在意義は無くなってしまうのでは?

 それと、予め予防線をはっておくつもりで言いますが、
「内政干渉」とかいうのは、やめたほうがいいと思います。
 今のようなグローバリゼーションの時代ですと、各国の工業農業はある国の政治形態に大きくかかわってくるようになりましたから。
 
  
  
  
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  [1248] Re(3):米国の戦争開始通告に強く抗議します!ーまあいいですけど
  
        
  
池田氏の戦争容認発言は創価学会内でも大きな衝撃と聞きます。知り合いの学会関係者から聞いた話ですが、あの発言を理解するためのいわば「解説」があるようです。それは、この書き込み者が述べておられる事と極めて似通っています。まあ、あの戦争を容認しようとすると、どんな理屈も似通ったものになるのは当然かも知れませんが。
 
  
  
  
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  [1249] Re(3):米国の戦争開始通告に強く抗議します!ーまあいいですけど
  
        
  
管理人です。
横レスで失礼致します。

>>公平と称して米国の言い分をここに書き込んで頂く必要は感じません。なぜなら、NHKを始めとして大手マスコミに十分以上にその役割を担っていただいているからです。国民の7割強がこの戦争に反対を表明していても日曜朝の政治討論では、論者の半分以上が米国・日本政府を代弁して思う存分話していただいております。

> 日曜討論の視聴率を教えてください。
> 私の周りを見る限り、そういうのを見ずに、反対しているのです。
> そこである程度、提示しておくのは重要なはずですが............

本筋から離れたお話のようです。

> 単に、アメリカ帝国主義とかいうやつに立ち向かうくらいの精神態度で、反戦運動をしないほうがいいと思います。

相変わらず、日本語になっておりません。

> やるのであれば、
>1)国際交戦法規違反のイラク、2)19もの数の国連決議に違反しているイラクに、戦争以外の方法で国連決議通りに実行させるための対案がないと、アメリカも聞き入れないと思います。
> 戦争はしないに限りますが、ああまで違反されてしまえば、国連の存在意義は無くなってしまうのでは?

今のブッシュさんの米国であれば、何事に対しても「聞く耳持たず」だと思いますが。
それと国連の存在意義についてですが、本家本元の米国が自らの都合により疎んじて見せているのではないですか。

>「内政干渉」とかいうのは、やめたほうがいいと思います。
> 今のようなグローバリゼーションの時代ですと、各国の工業農業はある国の政治形態に大きくかかわってくるようになりましたから。

基本的なことですが、
内政干渉の意味を履き違えてはおりませんか。
 
  
  
  
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  [1251] 本気で火事を消さんとするならば、初期消火あるのみ
  
        
  
>公平と称して米国の言い分をここに書き込んで頂く必要は感じません。なぜなら、NHKを始めとして大手マスコミに十分以上にその役割を担っていただいているからです。国民の7割強がこの戦争に反対を表明していても日曜朝の政治討論では、論者の半分以上が米国・日本政府を代弁して思う存分話していただいております。
>
>そうであっても反対は減っていないのです。私はこのことを心から貴重に思っています。私はもっともっと反対・抗議の声を強め、米国に戦争をあきらめさせる。このBBSでは、そのために何ができるかなどの前向きな書き込に接したいと思っております。


情報収集力と素早い行動力に尽きる。ぼくのところには去年の夏頃からこういう情報が入っていた。ここにも投稿しました。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=941;id=seiji
その時点で(輸送船・空母などの出航前)いまみたいに暴れてナンボのものだったか・・・だったんじゃないですか?

完全に火事が回り、今まさに全焼・崩壊しようとしている矢先に、「早く火を消さなきゃダメだろう!中に人はいるのか!?消防車はまだか!!」と叫ぶ野次馬と似ている。もちろんその人間的な気持ちは大いにわかるのでますが、現象面からいえば完全なる手遅れ。ゆえに、いま一生懸命に反戦運動の先頭に立っている人々の情報力・資質・目的意識の少なくとも1つは確実に疑われますね。

藤田さんとは違った意味で、ぼくは本気でかつ真剣に対処したので。だれだって戦争はイヤで、巻き込まれたくないと思っているのです。ぼくは処置で手一杯だったけど、真に人道的な立場から行動を起こしたい人だっているでしょう。そういう人たちに「いまなにができるか?」と問われたら、「今回は完全に手遅れ。この反省を活かして次回は有能なリーダーにつき迅速なアクションを起こすべきだ」とアドバイスするでしょう。
 
  
  
  
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  [1252] というか・・・
  
        
  
特殊な情報網がないにしても、「米英空軍による100機近い戦爆連合がイラク国内の軍事施設を爆撃した・・・(それはれっきとした戦争行為ではないのか?)」みたいなベタ記事は、日本語メディアに依存していたとても、去年の時点で入手できている筈。空母が出撃したというニュースもこちらでは報じられている。

その時点で首相・外相あたりに「ガルフウオーが始まっても日本はわが道を行け!」みたいな手紙を書いてるとしたらまだ理解できる。

戦争は一時の思いつき・思い込みやフィーリングで立案・実行される類のものではないのだから、本気で有効なカウンターを打ちたいなら、テーブルの向こう側にいる人たちに負けないくらいのクールな思考(熱意・熱狂・ヤル気等々ではない)が必要。
 
  
  
  
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  [1253] イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
今回の戦争では、人類が少しでも長く地球上に生存し続けられるための我々の暗黙の了解であった倫理観を、どうやって再確認し、再構築するかが問われていると考えています。従って戦争が開始したから我々の反対が止むわけではありません。そうした位置付けからは、書き込み者が、あれこれほのめかす外務省筋(多分)と思われる多様な情報は、あれば参照しますが無ければ無しですむものです。自らの行動規範は、世界の考えを同じくする数千万の人同様、ごく一般的な原点に拠って定める事ができます。管理人さんの指摘されるように、その原点に立ち返って私は反対・抗議の声を上げ続けます。
 
  
  
  
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  [1254] 汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
>今回の戦争では、人類が少しでも長く地球上に生存し続けられるための我々の暗黙の了解であった倫理観を、どうやって再確認し、再構築するかが問われていると考えています。従って戦争が開始したから我々の反対が止むわけではありません。そうした位置付けからは、書き込み者が、あれこれほのめかす外務省筋(多分)と思われる多様な情報は、あれば参照しますが無ければ無しですむものです。自らの行動規範は、世界の考えを同じくする数千万の人同様、ごく一般的な原点に拠って定める事ができます。管理人さんの指摘されるように、その原点に立ち返って私は反対・抗議の声を上げ続けます。


複雑化した現代社会には難問が山積しており、その一方、人々がひたすら一つの物事に打ち込めるようなチャンスは少ない。だから「ここ1ヶ月かそこらでエンジンがかかったような人々」は、自分が「現実逃避」していないかどうか厳しく自問自答すべきです。本能的に反戦運動に熱中しても心地よい汗をかいて一時の完全燃焼した気分を味わうのみ。それで日本や世界の問題が解決するなんてこと、絶対ないんですからね。むしろ待ち受けているのは問題を先送りした代償。


だから「正確な情報力」と「迅速な行動力」そして「クールな思考」が必要なのだとぼくは言った。それを欠いてはかつての諸先輩方と同じ。見えているものが全然違うと思うけど、ぼくは反対・抗議の「声をあげるだけ」「街を歩くだけ」の人々の比ではないくらい真剣に事態をウオッチしてる。


デモが起きている/予定されている都市とその規模をジーっと見ていると、気がつきませんか?深刻な構造問題を抱える国・地域・場所に限って大きなデモが起きてる。ディスインフォメーションだと思うなら、たしかめてご覧なさい。反戦マインドや平和に賭ける情熱あるいは左翼度バロメーターというよりも、構造問題・失業状況・社会の疲弊度などをみる目安として参考になる。


反戦の心意気そのものはとても大事だと思うんで、まあ、頑張ってください。
 
  
  
  
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  [1255] Re(1):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
>反戦の心意気そのものはとても大事だと思うんで、まあ、頑張ってください。

「まあ、頑張ってください。」と言いつつも、
山口さん流の蔑視のまなざしで書き上げたもの。

でも、その論理に共感を示す人は果たして何人いるだろう。
逆を言えば、その独特の天才的ひらめきと洞察力のなせる技なのかもしれない。
もちろん皮肉でありますが。

しかし大方の人たちには「何を言いたい」のか、その解釈に迷う内容です。
例えば、「ウオッチ」した先にあるものは?
あるいは、「むしろ待ち受けているのは問題を先送りした代償」に見受けられる強引さ。
そして、「心地よい汗をかいて一時の完全燃焼した気分を味わう」ことなどへのこだわり。
などなど。

ただ、反戦そのものに対する自らの意見が何もないのが気にかかります。
文章の内容からして、「それは必要ない」ということなのでしょう。
 
  
  
  
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  [1256] Re(2):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
>>反戦の心意気そのものはとても大事だと思うんで、まあ、頑張ってください。
>
>「まあ、頑張ってください。」と言いつつも、
>山口さん流の蔑視のまなざしで書き上げたもの。


そりゃそうです。ピントが全く合ってないと思いましたから。
「人類が少しでも長く地球上に生存し続けられるための我々の暗黙の了解であった倫理観を、どうやって再確認し、再構築するかが問われていると考えています。」という部分。なんと日本は平和なことか・・・と。

でも、たしかに説明不足かもしれませんね。

現在そちらで真に切実なことは、そちらの首相があれほど旗幟鮮明にアメリカを支持してしまったこと。クウエートの補修工事のノリで戦後復興を頑張るみたいですが、あれは尋常一様でないジオ・ポリティカルなプレッシャーがかかる大事業で、その難度はパレスチナ和平に匹敵する。矢面に出れば自衛隊員が一体どれほど殉職するんだろうか、と。

そこまでは確実に読み筋に入る筈なのに、自分たちの力が全く及ばないペンタゴンの「祭り」に気分が完全にトンでいる。他人事だと思えばこそでしょう。だから現実逃避じゃないんですか?と。

そうなってしまう原因は、はっきりいって、テレビの見すぎ(苦笑)。こっちでデモをやってるぼくの友人@左派は、情勢判断が鈍るからという理由でテレビを一切見ず、ラジオで情報収集してますよ。


>しかし大方の人たちには「何を言いたい」のか、その解釈に迷う内容です。
>例えば、「ウオッチ」した先にあるものは?
>あるいは、「むしろ待ち受けているのは問題を先送りした代償」に見受けられる強引さ。
>そして、「心地よい汗をかいて一時の完全燃焼した気分を味わう」ことなどへのこだわり。
>などなど。


そういう知恵を働かせて現実に向き合えば、少しは違った判断ができる筈。ぼくは解釈を必要とする文学的文章を書かないので、文言は額面通りに受け取っていただけたら結構。

ウオッチの先にあるものや先送りの代償については、現在進行形のことが絡むので書きません。半年前の「ガルフウオーはもう始まっているのです」と同様、半年後にもう一度読んでいただく機会があれば、「こういうことを言わんとしていたのか?」と思って下さる方はおられると思います。


>ただ、反戦そのものに対する自らの意見が何もないのが気にかかります。
>文章の内容からして、「それは必要ない」ということなのでしょう。


戦争はぼく個人の「利益」に反する。もちろん心情的にも大反対なのですが、自分ではそういう次元を超越していると思っているので。おとといまでイラクの「イ」の字もなかったデモの諸氏と同一ディレクトリーに入る不名誉は、戦争に巻き込まれるのと同じくらい忍び難い・・・というのがホンネ。

人間の盾レベルの「ザ・・・」ではなく、国際レベルの有能な左派が一日も早く日本に現われることを期待します。とりあえず第一ラウンド(いまテレビ中継してるやつ)は諦めてます。問題はこの次。
 
  
  
  
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  [1257] Re(3):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
山口さん、レスをいただいてどうもありがとうございます。
ご期待通り、額面通りに受け取めさせていただききます。
したがって、とくに論評すべきことは本日はありません。
(昨日及び本日と女房の実家で通夜、葬式・忌中7日法要が取り行われ、2日間みっちりとお付き合いしたせいか正直疲れもたまっております。)

またご覧になられている方々におかれてましても、おそらくはそうであろうと思います。
つまり山口さんのおっしゃられることに共感を示すことができる・できないは別として、
それなりに山口さん像というものを構築できたのではないか思われます。
あとは個別にお願いすることになるでしょう。
 
  
  
  
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  [1262] 現実逃避でなく、本気で取組みたい方へ
  
        
  
>>>反戦の心意気そのものはとても大事だと思うんで、まあ、頑張ってください。
>>
>>「まあ、頑張ってください。」と言いつつも、
>>山口さん流の蔑視のまなざしで書き上げたもの。
>
>
>そりゃそうです。ピントが全く合ってないと思いましたから。
>「人類が少しでも長く地球上に生存し続けられるための我々の暗黙の了解であった倫理観を、どうやって再確認し、再構築するかが問われていると考えています。」という部分。なんと日本は平和なことか・・・と。


上のレスで、現実逃避してるかもしれない方々に「テレビを見すぎないように」とアドバイスしました。


それでは夢も希望もないので、アラブ地域を中心とした現在の混乱に本気でコミットしたい方に、2つほど建設的な提言を。


先ず低俗的なことからいえば、茶パツを改め、床屋さん風のきちんとした髪型にすること。アラブ系から「オイ、あれはナンダ?」と聞かれたことが再三ありバツが悪い思いをした。現地に出かけても(一応はお客様として歓迎してもらえるでしょうが)その事実を以って好印象を持たれないでしょう。
「それはオマエの偏見だろう!“表現の自由”を否定する気か!?」というテンプレートが目に浮かびます。自己満足目的ならその考えでOK。しかし多少なりとも相手のことを考えるのであれば配慮が必要になる。受け手には受け手の「倫理観」なり「価値観」があるから。ここらへんを藤田さん(↑)は分かっているのだろうか?独り善がりな観念や主張を振り回しても「ノイズ」になるだけです。とにかく、先ずは外見で中身が疑われては損・・・ということで。


次に日本のことを十分スタディーして歴史と伝統に裏付けられたものをコアにすること(ヒントの宝庫である日本の近現代史をスキップする「ザ・・・」な教師が多のが遺憾です)。一歩国外に出ると「“長い歴史と伝統を持った”“有色人種による”“世界屈指の先進工業国”」というのが日本のウリで、日本人が外国モノに飛びつくのと同様、前者にバリューを見い出す外国の知識人は多い。
欧米人に真似のできない日本人らしい貢献を行うには、前者をいかに体得・発露させるかがkey。イスラム圏は歴史があるので、四半世紀程度の付け焼刃ともいえる現代左派ロジック(上に引用した「人類が少しでも長く地球上に・・・」など)では歯牙にもかからない。
アケスケにいえば、世界は日本に左派的なモノをそれほど期待していないのです。その証拠に、外国人から「日本の左派からなにかを学んだ」などという話しを、生まれてこのかた一度も聞いたことがない。何も見えない方へ。「日本から***を学んだ」という外国人の話しは、日本のどこが優れているかを我々に教えてくれるでしょう。


戦前からあるモノで、ここ1世紀の日本躍進の原動力になった内なるものを大事にし、それをスケールアップさせること。そうすれば国内外でいい結果を生むと思う。
 
  
  
  
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  [1275] 日本のエッセンス
  
        
  
>先ず低俗的なことからいえば、茶パツを改め、床屋さん風のきちんとした髪型にすること。アラブ系から「オイ、あれはナンダ?」と聞かれたことが再三ありバツが悪い思いをした。現地に出かけても(一応はお客様として歓迎してもらえるでしょうが)その事実を以って好印象を持たれないでしょう。
>「それはオマエの偏見だろう!“表現の自由”を否定する気か!?」というテンプレートが目に浮かびます。自己満足目的ならその考えでOK。しかし多少なりとも相手のことを考えるのであれば配慮が必要になる。受け手には受け手の「倫理観」なり「価値観」があるから。ここらへんを藤田さん(↑)は分かっているのだろうか?独り善がりな観念や主張を振り回しても「ノイズ」になるだけです。とにかく、先ずは外見で中身が疑われては損・・・ということで。

 タイでも、この格好は嫌われています。
 自己満足といえるかも....

>欧米人に真似のできない日本人らしい貢献を行うには、前者をいかに体得・発露させるかがkey。イスラム圏は歴史があるので、四半世紀程度の付け焼刃ともいえる現代左派ロジック(上に引用した「人類が少しでも長く地球上に・・・」など)では歯牙にもかからない。

 あんまり左翼は知りませんが、グラムシなどの西欧左翼思想に打ち勝つくらいの左翼思想は、日本左翼のスキルでは無理だと思います。

>アケスケにいえば、世界は日本に左派的なモノをそれほど期待していないのです。その証拠に、外国人から「日本の左派からなにかを学んだ」などという話しを、生まれてこのかた一度も聞いたことがない。何も見えない方へ。「日本から***を学んだ」という外国人の話しは、日本のどこが優れているかを我々に教えてくれるでしょう。

 基本的に争いを嫌う「和」の精神は、異常に思想に固執して何かを排除するような傾向を抑え、
 自然信仰から発展した寛容の精神は、調和を重んじる傾向を促し
 外国の風物を良いと思う「常世思想」は蘭学の発展を促し、開国後の急速な発展を促した。

 これらがうまく組み合わさった作用として、日本は一気に多くのものを吸収し発展したと思っています。
 うまく説明できない部分もあろうとは思うのですが、多少は納得のいくものがあると思います。

 ところで、かの掲示板
http://www.h5.dion.ne.jp/cgi-bin/ezboard/morry/3/
に、私なりの拙い意見を書かせていただきました。
 よければご覧下さり、お返事等頂けましたら幸いです。
 これからしばらくは、そこでいろいろ書いてみたいと思っております。
 上記掲示板にてご教授くださり、有難うございます。
 
  
  
  
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  [1267] Re(3):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
私の発言がきっかけで管理人さんの疲れを増すような事になるのは申し訳ない事です。

なんせ、この方は、一寸今までのBBSを振り返ればわかるとおり、最大頻度で出現し、その字数も大変多い。このBBSによほど入れ込んでいるか、あるいはよほど閑かのどちらかです。そんなに閑なら米国の反戦デモにでも行けば少しはご自分の世界も広がろうと思いますが(ご本人は戦争に反対といってるので)、それは、ご本人のプライドが許さないと言います。私ども無知の人間がおよそ手の届かない情報を握ってるとひけらかすにしては、出てくる助言は「茶髪はイケンよ」の類です。茶髪にこだわってたら、この戦争に公然と反対を表明する「中田英」のサポータはやってられません。反論なるものも、概して論理不明、従って話題をあちこちに転ぜざるを得ない、揚げ足取り、大昔の「それがどうしたの」としか言いようの無い些細な重箱のすみのごみといったものです。困ったものです。
 
  
  
  
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  [1268] Re(4):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
管理人です。

>私の発言がきっかけで管理人さんの疲れを増すような事になるのは申し訳ない事です。

藤田さん、おはようございます。
藤田さんが申し訳がることは何もないと思います。

>なんせ、この方は、一寸今までのBBSを振り返ればわかるとおり、最大頻度で出現し、その字数も大変多い。このBBSによほど入れ込んでいるか、あるいはよほど閑かのどちらかです。そんなに閑なら米国の反戦デモにでも行けば少しはご自分の世界も広がろうと思いますが(ご本人は戦争に反対といってるので)、それは、ご本人のプライドが許さないと言います。私ども無知の人間がおよそ手の届かない情報を握ってるとひけらかすにしては、出てくる助言は「茶髪はイケンよ」の類です。茶髪にこだわってたら、この戦争に公然と反対を表明する「中田英」のサポータはやってられません。反論なるものも、概して論理不明、従って話題をあちこちに転ぜざるを得ない、揚げ足取り、大昔の「それがどうしたの」としか言いようの無い些細な重箱のすみのごみといったものです。困ったものです。

世の中にはいろいろな意見・考え方があるものです。その中で自分が必要と思われるものを取捨選択あるいは吸収していけばよいことと考えております。
また私の場合ですが、論評に価しないようなものは無視することに決めております。
「物を書く」ということは不思議なものです。書かれたその作品には作者の品格・知識・教養・思想・性格・体調等々と、あらゆるものが投影されて読む人に伝わっていくものです。読む人はそれをもって自らの取捨選択の判断を下せばよいことと考えております。。
私事ですが、私が記事原稿を書き上げるときに常に戒めていることは、「書いたものにぞんざいさがなかったか」ということです。他人はいざ知らずですが。
 
  
  
  
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  [1291] Re(4):汝、現実逃避するなかれ
  
        
  
>私の発言がきっかけで管理人さんの疲れを増すような事になるのは申し訳ない事です。
>
>なんせ、この方は、一寸今までのBBSを振り返ればわかるとおり、最大頻度で出現し、その字数も大変多い。このBBSによほど入れ込んでいるか、あるいはよほど閑かのどちらかです。


我ながらイケスのなかのナマズ・・・みたいな趣がありますが、立場を明らかにしておきましょう。

これは前者。やっぱり愛着は感じているのです。日常生活でこういうコミュニケーションの機会はありませんから。白川web→新党自由と希望web→石野研とウオッチしてますが、創価学会と日本左派の基礎知識はここで学ばせていただいたようなものです。
 
  
  
  
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  [1299] Re(4):反対運動の実態ー「人間の盾」
  
        
  
わたしゃ、今回閉鎖にあたって、この手の日本の反戦運動に対し、腹に据えかねるものがあり、一発かまさせていただきます。

>なんせ、この方は、一寸今までのBBSを振り返ればわかるとおり、最大頻度で出現し、その字数も大変多い。このBBSによほど入れ込んでいるか、あるいはよほど閑かのどちらかです。

 藤田さん、これは山口氏への「個人批判」ですか?
 個人批判は、掲示板上の禁じ手でしょ?
 んなことは、「地球市民掲示板」か2chかyahooでどうぞ。

>そんなに閑なら米国の反戦デモにでも行けば少しはご自分の世界も広がろうと思いますが(ご本人は戦争に反対といってるので)、それは、ご本人のプライドが許さないと言います。

 その最たる物の一つである「人間の盾」は、日本人はこういう体たらくですな。
 彼らが糾弾しているところの日本の外務省に「助けてくれ〜」という「おねだり」をするとこなんて、「甘えるのもええかげんにせえや。イラク国民と苦楽を共にせえや。イラク国民への裏切りちゃうか」と、私は彼らに言ってやりたい。
 嘘吐き連中ですか?
 イラク国民見捨てて、人間の盾が脱出してどうすんですか!?
 チェイニー副大統領の娘さんは、まだおるんでっしゃろ?
「アメリカ反戦団体より、日本の反戦団体は屁たれやな」と思われてしまいますよ。
 では、記事引用。
 これなら、「北朝鮮があるから、敢えてイラク戦賛成」のほうが余程正直です。
(引用)asahi.comから
URL
  http://www.asahi.com/national/update/0326/003.html
<イラクに残る市民団体代表「脱出考えている」と緊急声明 >
 人間の盾」としてイラクに入っている市民団体「アラブイスラーム文化協会」代表の高橋千代さん(62)は25日、「バグダッドからの脱出を考えている」との緊急声明を出した。「盾」の全員が国外退避するかどうかは不明。

 東京の知人を通じて報道各社にファクスされた声明は「イラクの市民の生命と生存手段を守る行動は一定の目的を果たした」と述べ、空爆の即時停止を訴えるとともに、日本政府に脱出の安全確保を求めている。
 朝日新聞からの国際電話に高橋さんは、11人の日本人が浄水場や変電所など3カ所に寝泊まりしていると語った。
 1〜2キロ離れた所に着弾したこともあり、「南の方から爆撃音が聞こえる」という。
 市内のホテルに滞在する6人を加えた計17人が24日と25日に集まり、市街戦が近づき、危険が高まっていることについて話し合った。
 外務省邦人保護課は「退避で固まれば、車を差し向けるなどの対応を早急に考えたい」と話している。
         (引用終わり)

 言っておくが、「人間の盾の脱出保護支援」に熱心なのは日本だけ。
 欧米は「あれだけ警告したんだけど脱出しなかったから、保護も支援もしない。お好きなようにどうぞ」なんですよ。フランスもそうですんや。

 例えて言うと、日本の「人間の盾」団体という「ええ年こいた子供」は、日本政府と言う「おとうちゃん」の忠告を聞かずに、「イラク」という危険な遊び場に行ってしまった。
 で、その危険である「どんどんぱちぱち、どっかーん」の危険に遭って、「おとうちゃーん、助けて―」と叫んでおって、優しい優しいおとうちゃんが必死に助けてあげてますんや。

 日本政府に感謝しなさいよ。
 
  
  
  
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  [1264] Re(1):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
>今回の戦争では、人類が少しでも長く地球上に生存し続けられるための我々の暗黙の了解であった倫理観を、どうやって再確認し、再構築するかが問われていると考えています。従って戦争が開始したから我々の反対が止むわけではありません。そうした位置付けからは、書き込み者が、あれこれほのめかす外務省筋(多分)と思われる多様な情報は、あれば参照しますが無ければ無しですむものです。自らの行動規範は、世界の考えを同じくする数千万の人同様、ごく一般的な原点に拠って定める事ができます。管理人さんの指摘されるように、その原点に立ち返って私は反対・抗議の声を上げ続けます。

 どうも、ご苦労様ですね。大変でしょう。
 しかし、反戦運動にとっては、事ここに至るまで4年から10年は、こういうことにならぬように行動できるチャンスがあったように思います。
 少なくとも、1998〜2001.09.11くらいまでの間に、もっと効果的な行動を取れなかったのでしょうか?
 もしそうであったなら、戦争にいたらずとも済んだし、イラクと米英に要求すべきことを効果的に要求できたのでは?
 その主張を示唆するものを、外務省のHPから引用します。
(以下引用 3.イラクの一貫した査察回避行動)
●数百の化学器具(平和目的と主張) → 化学兵器生産用と判明
●生物剤の存在否定 → 1995年(フセイン・カーメルの亡命以降に)発覚
●アル・ハカム工場(飼料工場と主張) → 生物兵器工場と判明
●NPT加盟国として核兵器を否定 → 核兵器開発計画が(フセイン・カーメルの亡命以降に)発覚
●弾道ミサイル → 1995年、ヨルダンでイラク向けのミサイル制御部品の密輸発覚→ 1996年、初めてUNSCOMに資料提出
●査察団のヘリ奪取を策し、墜落の危機
●査察団の立入を拒む間に証拠物件をトラックで持ち出す等、証拠隠滅工作
●1997年、「機微な」場所、特に「大統領サイト」への立入拒否・・・・「大統領サイト」は全国に60〜80ヶ所(ゴルフ場サイズのものも存在)
●1998年10月、UNSCOMへの全面協力停止
(引用終わり)

 そしてさらに、米英の武力を背景にした警告で査察を再開できたが、イラクの非協力や「実質的にゴミ同然の」イラクの報告書から、米英の「開示すべき」という警告といった警告づくしです。
 査察協力は、イラクが十分容易にできた事ではないでしょうか?

 リンクとして、外務省の当該HPを提示しておきました。
 
 
  
  
  
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  [1265] Re(2):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
昨日NHKでの冬柴公明党幹事長発言と瓜二つですね。
 
  
  
  
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  [1266] Re(3):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
 わたしゃ、その手のTVは見ずに、自分で考えましたが。
 要は、「他人がやったことに抗議するよりも、自分達がやらなかった事事について、反省しないのですか?」という事です。
 この段階になる前に、できることはいくらでもあった筈では?
 
  
  
  
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  [1270] Re(2):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
管理人です。
普通はこのたぐいのものにはレスを付けないのですが、

> どうも、ご苦労様ですね。大変でしょう。
> しかし、反戦運動にとっては、事ここに至るまで4年から10年は、こういうことにならぬように行動できるチャンスがあったように思います。
> 少なくとも、1998〜2001.09.11くらいまでの間に、もっと効果的な行動を取れなかったのでしょうか?
> もしそうであったなら、戦争にいたらずとも済んだし、イラクと米英に要求すべきことを効果的に要求できたのでは?

上記の文面より見えて来るものとして、
反戦思想というものをどこかで捉え違えしてます。
でなければ、まるで理解できていないかです。
 
  
  
  
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  [1273] Re(3):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
>管理人です。
>普通はこのたぐいのものにはレスを付けないのですが、
>
>> どうも、ご苦労様ですね。大変でしょう。
>> しかし、反戦運動にとっては、事ここに至るまで4年から10年は、こういうことにならぬように行動できるチャンスがあったように思います。
>> 少なくとも、1998〜2001.09.11くらいまでの間に、もっと効果的な行動を取れなかったのでしょうか?
>> もしそうであったなら、戦争にいたらずとも済んだし、イラクと米英に要求すべきことを効果的に要求できたのでは?
>
>上記の文面より見えて来るものとして、
>反戦思想というものをどこかで捉え違えしてます。
>でなければ、まるで理解できていないかです。

 思想云々ではありません。
 事態は反戦思想の先を行っています。
 思想の段階にとどまって、実践を考えず、思想的な完結を求めるなら、それはそれで宜しい。
 現実に適用できる思想なら、私如きが捉え違えることのない思想でありましょう。
 少なくとも、「儒教」よりは...

 その手の高等な反戦思想を振りまわしても、
1.シェラレオネのゲリラに手足をもがれた住民
2.イラクのフセイン独裁、BC兵器問題
3.北朝鮮の国民の人権抑圧、危険な独裁、日本に対するミサイル・生物兵器等による脅迫、実際のBC兵器保有、核開発再開

といった、「戦争の火種」たりうるものが排除できるのですか?
 戦争というものを病気とするなら、かならず長い潜伏期間がある。
 反戦思想というものの多くが、「戦争」という「究極の人権侵害」は許さないとするならば、こうした「戦争に確実に結びつきうる危険」は許すのですか?
 もともと戦争というものは、大抵必ず何かの「非常に重大な人権抑圧」が対立する二者のいずれかに発生し、その後起こるものですが、そうした前段階について考察もせずに、戦争という段階になって言い出すのが、「反戦」系の方です。

 そういう状態で、反戦思想が力を持ちうるとは思えませんね。

 
 
  
  
  
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  [1274] Re(4):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
>上記の文面より見えて来るものとして、
>反戦思想というものをどこかで捉え違えしてます。
>でなければ、まるで理解できていないかです。

 「思想」に留まっている段階では、どうにもなりません。
 キリスト教は、何百年もかけて「個人の良心」という考えを形作ったと言われる。
 儒教は、「人」という考え・概念を何百年もかけて普及させた。
 今、私達は、これらの考えを当たり前のように使っている。

 そのことを踏まえて、皆様にお聞きしたいのは、
「<反戦思想>が、当たり前のように人類の隅々に普及するには、果たして何年かかるのか?」ということです。

 時間はございません。
 
  
  
  
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  [1277] Re(5):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
>>上記の文面より見えて来るものとして、
>>反戦思想というものをどこかで捉え違えしてます。
>>でなければ、まるで理解できていないかです。
>
> 「思想」に留まっている段階では、どうにもなりません。
> キリスト教は、何百年もかけて「個人の良心」という考えを形作ったと言われる。
> 儒教は、「人」という考え・概念を何百年もかけて普及させた。

キリスト教も儒教もその発生は紀元前です。

> 今、私達は、これらの考えを当たり前のように使っている。

> そのことを踏まえて、皆様にお聞きしたいのは、
>「<反戦思想>が、当たり前のように人類の隅々に普及するには、果たして何年かかるのか?」ということです。

すでに普及し尽くしています。
いつの時代にも聞く耳持たずの人はいるものです。
そういう人には絶対に権力を持たせてはならない。
持たせるから今回の悪魔的茶番劇が始まるのです。

> 時間はございません。

時間はいくらでもあります。
少なくとも平和を希求する人たちには。
 
  
  
  
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  [1276] Re(4):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
> 思想云々ではありません。
> 事態は反戦思想の先を行っています。

思い込みが激しいと、そうなるのではないですか。
米国のやっていることは「正義の押し売り」の『ふり』をしていることです。
『ふり』ですから、本来の目論見は別のところにあるのでしょう。
この間の米国が示した行為はまるで地球連邦の連邦最高判事・連邦保安官のごときであります。しかし現実には地球連邦など存在せず、米国にしてもイラクにしても北朝鮮にしても各々が国際的に認められた独立国なのであります。

> 思想の段階にとどまって、実践を考えず、思想的な完結を求めるなら、それはそれで宜しい。

新規の各種定義付けはとりあえず個人の範囲内で行ってください。

> 現実に適用できる思想なら、私如きが捉え違えることのない思想でありましょう。

しかし捉え違えが発生しているようであります。

> 少なくとも、「儒教」よりは...

読解能力に異常はございませんか。

> その手の高等な反戦思想を振りまわしても、
>1.シェラレオネのゲリラに手足をもがれた住民
>2.イラクのフセイン独裁、BC兵器問題
>3.北朝鮮の国民の人権抑圧、危険な独裁、日本に対するミサイル・生物兵器等による脅迫、実際のBC兵器保有、核開発再開
>
>といった、「戦争の火種」たりうるものが排除できるのですか?

何事も武力で解決を図ろうとするから「戦争の火種」という解釈になるのではありませんか。

民族自決の原則を超えて正規の独立国に対して武力等の制裁を伴った行動をするのであれば、最低限、それに見合った国連決議が要求されることは国際的な共通認識であります。今回の米国のイラクに対する戦争にいたるまでの一連の行動はこれまでの国連中心主義・国連平和主義の国際協調路線を完全にないがしろにし、一方的に国連の枠組みを突き崩そうという動きであります。それはいたずらに国連機能の不安定化を誘い安保理内部の2極化を現出させるものであります。事実上の国連機能の停止であります。米国が目論む中の一つでしょう。つまり「今となっては無用な足枷は要らない』ということでしょう。

> 戦争というものを病気とするなら、かならず長い潜伏期間がある。
> 反戦思想というものの多くが、「戦争」という「究極の人権侵害」は許さないとするならば、こうした「戦争に確実に結びつきうる危険」は許すのですか?
> もともと戦争というものは、大抵必ず何かの「非常に重大な人権抑圧」が対立する二者のいずれかに発生し、その後起こるものですが、そうした前段階について考察もせずに、戦争という段階になって言い出すのが、「反戦」系の方です。

自己完結型の文章になっておりませんか。
自分が問うて自分でうなずくのでは何事も解決はできません。
また戦争の定義について触れられておりますが、仮に「非常に重大な人権抑圧」が発生して起こり得る戦争があるとしたら、それは一般的には内戦の類が多かろうと考えます。通常の独立国同士において「非常に重大な人権抑圧」が原因で発生するケースは稀であろうと思います。また戦争の原因などはこの他にいろいろなものがあるはずです。

> そういう状態で、反戦思想が力を持ちうるとは思えませんね。

一度、反戦デモにでも試しに出られてみて、周りと意見交換されてみてはいかがですか。
何か新しい発見があるかもしれませんね。
 
  
  
  
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  [1287] 日本の反戦デモは本当に「一見の価値」があるらしい
  
        
  
>一度、反戦デモにでも試しに出られてみて、周りと意見交換されてみてはいかがですか。
>何か新しい発見があるかもしれませんね。


本当に「なにか新しい発見」があるみたいですね。


日本に住んでいる友人や一時帰国している友人が、「あまり見せたくないけど、あれは一見の価値がある」と異口同音にいってるんですが・・・。なぜ“一見の価値”があるのか、その理由も少し聞いた。呆れました。もちろん地域や団体で違いはあるのでしょうし、マトモなの団体やマジメな人たちもいるんだろうと想像してますが。それにしても、しかし、一体どーなってるんですか??日本のデモって・・・!?

時間が許すなら、ぼくも日本に行って最新鋭の日本式デモをナマ鑑賞してみたくなりました。冗談抜きに。ぼくが得た情報が正しければ、それは日本以外では決して見られないもの。

「ガンクロ」みたいに一時帰国が間に合わなくてブーム終焉、なんてことにならぬよう祈ってますよ。
 
  
  
  
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  [1288] Re(1):日本の反戦デモが今熱いのですか?
  
        
  
>本当に「なにか新しい発見」があるみたいですね。
>
>日本に住んでいる友人や一時帰国している友人が、「あまり見せたくないけど、あれは一見の価値がある」と異口同音にいってるんですが・・・。なぜ“一見の価値”があるのか、その理由も少し聞いた。呆れました。もちろん地域や団体で違いはあるのでしょうし、マトモなの団体やマジメな人たちもいるんだろうと想像してますが。それにしても、しかし、一体どーなってるんですか??日本のデモって・・・!?


 私が嫌がる理由は、
1.@核のなれのはて、革O派なんかの極左連中が多いこと。
 運動団体の選択は、先物をやるときぐらいのの知識が必要。
 巻きこまれる危険あり。
 過激派などとのつながりがあったり、中国、北朝鮮系列のつながりも疑われる。
2.なぜか、「某在日外国人団体」の息のかかった人が多いらしい。
3.「ブッシュより、フセイン、金正日こそ偉い」と馬鹿なことを言って、北朝鮮問題をそらそうとしている。

からです。
 山口さんも、この理由のうちの一つに該当するものはございますでしょうか?

 で、2chながらも、この手の反戦団体系で補助的資料とすべきものがあります。
 <JCA.APC.ORGを暴く>
http://tmp.2ch.net/asia/kako/1014/10140/1014037876.html
 
  
  
  
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  [1290] 「熱い」のではなく、「寒い」らしい
  
        
  
>>日本に住んでいる友人や一時帰国している友人が、「あまり見せたくないけど、あれは一見の価値がある」と異口同音にいってるんですが・・・。(中略)一体どーなってるんですか??日本のデモって・・・!?
>
>
> 私が嫌がる理由は、
>1.@核のなれのはて、革O派なんかの極左連中が多いこと。
>2.なぜか、「某在日外国人団体」の息のかかった人が多いらしい。
>3.「ブッシュより、フセイン、金正日こそ偉い」と馬鹿なことを言って、北朝鮮問題をそらそうとしている。
>
> 山口さんも、この理由のうちの一つに該当するものはございますでしょうか?
>


どれも該当しません。
先ずは友人たちのコンセンサスをソフトに要約してみます。ぼくみたいなヘンな人たちじゃなくて、もっとノーマルな男女(笑)の見聞録がコレですよ。


「参加者は“カーニバル”のように“エンジョイ”してるように見えた」
「言ってることとやってることが違ってる気がする(反戦なんてドーデモイイと思ってんじゃないの?)」
「ブッシュもイタいけど、あの日本人の群れはもっとイタかった」


デモが発信する情報はプラカードと連呼くらい。周囲のインプレッションは参加者の「顔つき」「目」などで決まります。末端信者をみて教団を判断するのと同じで、アタマを使うというより、みてハートでどう受け止めるかの問題。かりに一握りだとしても(butぼくはそうは思わない)、「この人たち重症カモ・・・」とか思われるようでは、反戦・世界平和どころの話しではない。


結局のところ、このビューは相当いい線いっていたのではないか、と。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1254;id=seiji
交通渋滞にハタ迷惑を感じることはありますが、個人的にはデモを否定しないので。


このBBSから教訓らしきものを2つピックアップしました。よろしければ以後の参考にしてください。>左派の皆さん


(1)「現世利益に体ごと執着する」ような人が何万人集まり何を絶叫しようと、3メートル先に存在する見物人たちにすら真意を伝えられない。その声が海の向こうに伝わるわけがない。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=125;id=sonota

(2)四半世紀を経て「あまり誉められたものでない」と自覚できるほどの「人間の本性(動物的本能)」に基づいたビヘイビアが、周囲のヒトに感動・共感をもたらすわけがない。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1234;id=seiji


思うに、無私・無償の行為がこそが周囲のヒトたちのハートを打つんでしょうね。
 
  
  
  
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  [1292] Re(1):「熱い」のではなく、「寒い」らしい
  
        
  
>どれも該当しません。
>先ずは友人たちのコンセンサスをソフトに要約してみます。ぼくみたいなヘンな人たちじゃなくて、もっとノーマルな男女(笑)の見聞録がコレですよ。
>
>
>「参加者は“カーニバル”のように“エンジョイ”してるように見えた」
>「言ってることとやってることが違ってる気がする(反戦なんてドーデモイイと思ってんじゃないの?)」
>「ブッシュもイタいけど、あの日本人の群れはもっとイタかった」
>
>
>デモが発信する情報はプラカードと連呼くらい。周囲のインプレッションは参加者の「顔つき」「目」などで決まります。末端信者をみて教団を判断するのと同じで、アタマを使うというより、みてハートでどう受け止めるかの問題。かりに一握りだとしても(butぼくはそうは思わない)、「この人たち重症カモ・・・」とか思われるようでは、反戦・世界平和どころの話しではない。
>
>
>結局のところ、このビューは相当いい線いっていたのではないか、と。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1254;id=seiji
>交通渋滞にハタ迷惑を感じることはありますが、個人的にはデモを否定しないので。

 それですけどね、言えます。
 一つのティピカルな事例として、
http://www31.tok2.com/home/machi/2002.12_3.html
 反戦運動や、それに付随する運動はレクリエーションなのではないかと?
 
 
 
  
  
  
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  [1289] Re(5):イラクへの即時武力行使を止めるよう、ブッシュに強く要求します!
  
        
  
[1287][1288]の記事に対して、

だいたいの予想範囲内の内容だったかと思います。
もちろん、よくよく噛み締めて、これ以降の参考にしたいと思います。
ありがとうございました。

(先ほど客先との打合せでかねてよりの引合い物件がようやく決まりましたので、
 これから準備に入りたいと考えております。)

それではまた。
 
  
  
  
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  [1271] 非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
トマホーク・巡航ミサイルについては皆さんご存知のことと思います。
レーダーに感知されにくい超低空を飛行し目視カメラ付きのコンピューター制御により目標物を破壊するハイテク兵器であります。命中精度は100%に近く、狙った標的は外しません。これが湾岸に浮かぶ米国艦船から発射され数百キロ離れた目標へめがて飛んでいくわけです。

米国がこれを多用する理由は簡単です。発射ボタンを押すだけで確実に相手へめがて飛んでいき間違いなく標的を破壊するからです。そして失うものはその飛んでいったミサイルだけであり、尊い人命(米国軍人)を脅かすことはありません。したがって米国本土の出征兵士の家族から非難の声が上がるはずもありません。トマーホークを使えば安全な戦争が可能になるからです。

しかし、考えていただきたいのはこのトマホークの発射前の目標設定の段階です。目標設定のための情報に仮に間違いがあった場合です。これが間違っていた場合、本来の標的とは違ったものが破壊されます。さらにたとえ正確な情報であっても、その後に発射ボタンが押される直前までに、それまでに入手した情報とは違う別の状況がそこに発生していた場合、やはり本来の目的とは違う結果となります。そのいずれもそうですが、本来の目標とは別のものを破壊してしまった場合、いわゆる誤射ですが、この場合に失われるものの大半は戦争とは無縁もの、すなわち民間の人たちの尊い人命であります。ハイテク兵器は便利でありますが兵器自体は最終的な確認をしないということです。せいぜいが遠隔操作が関の山であり、そこに民間人が居ようがお構いなしということであります。言うなればこれは間違いなく非人道的兵器であります。

トマホークによる誤射があった場合、「それが戦争だ。」とフランクス米中央軍司令官あたりはまたしてもうそぶくのかもしれない。そう、確かにそれが戦争なのかもしれない。ハイテク兵器に彩られた米軍の感覚ではそれが戦争なのかもしれない。しかしこれは間違いもなく人命尊重を軽視する非人道的兵器であると私は考えております。そんな非人道的な兵器にしか頼れないのが現在の米国の真の姿であり、さらにこれまでに米国より発せられた人道的な案件に関する数々の発言についても懐疑的に見ざるを得ないと考えます。米国が抱える基本的な矛盾がここにも存在していると感じます。
 
  
  
  
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  [1278] Re(1):非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
兵器に人道的なモノってあるのですか?
 
  
  
  
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  [1279] Re(2):非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
>兵器に人道的なモノってあるのですか?

本来、銃器等を含めて人に向けられて使用される兵器などというものは
いずれも非人道的な道具だと思います。

非人道的兵器とはジュネーブ条約(赤十字・国際人道法)で規定されています。
核兵器、生物化学兵器、地雷等がそれらに該当します。
また今回の対イラク戦争にも使用されているクラスター爆弾、劣化ウラン弾(アフガンに続き、またもやこれらを使用しているアメリカの非人道的な姿勢は真に攻められるべきです。)等もその指定を急ぐべきと各種人権団体が指摘しております。もちろん戦争開始前にアメリカが公開実験を行ったMOAB(燃料気化式爆弾)なども同列であろうと思います。
これらは大量殺戮兵器ではないのだろうか?
 
  
  
  
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  [1280] Re(3):非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
>>兵器に人道的なモノってあるのですか?
>
>本来、銃器等を含めて人に向けられて使用される兵器などというものは
>いずれも非人道的な道具だと思います。

まあ、強いて言うのなら
大人が子供をしかるときの「手」なのかもしれませんね?
それらをしない大人たちが、今の犯罪に走りやすい少年を作り出しなのでしょうけど?

はなしはそれましたが。
 
  
  
  
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  [1281] Re(4):非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
>>>兵器に人道的なモノってあるのですか?
>>
>>本来、銃器等を含めて人に向けられて使用される兵器などというものは
>>いずれも非人道的な道具だと思います。
>
>まあ、強いて言うのなら
>大人が子供をしかるときの「手」なのかもしれませんね?
>それらをしない大人たちが、今の犯罪に走りやすい少年を作り出しなのでしょうけど?
>
>はなしはそれましたが。

申し訳ないですが、レス文の意味が良くわからないので反応ができません。
大人が子供を叱るという話ですが、
私は結構、見ず知らずの「よその子」でも問題だと思われる場合は声をかけて諭します。
但し、徒党を組んでいる高校生以上は安全上、止めておりますが。
 
  
  
  
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  [1283] 毒ガスは人道的ですか?
  
        
  
 こんにちは。
 別話題扱いとして、フセインによる毒ガス使用で、クルド側の主張によれば18万人が殺されたということですが、こういうことを言わないで「トマホーク」のことを言うのはどうかと思います。
 ついでに、左翼が信奉するところのレーニンも毒ガス使用で虐殺しているようです。

(以下引用)(ソース; 「反乱」農民への『裁判なし射殺』『毒ガス使用』指令と「労農同盟」論の虚実(1))
 ソースURL
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/leninnoumin.htm

(9)、1921年6月12日、「『毒ガス使用』によるタンボフ農民の絶滅」命令


 メドヴェージェフは、『1917年のロシア革命』(P.125)で、次のように認めていま
す。

 『ボリシェヴィキが再びロシアを奪還した一九二一年春は、どことなく一九一八年春と似ている。だが今度は国が「土台まで」破壊されていた。工場は操業を停止していた。工業労働者の大部分が村へ去っていった。農業生産は半減した。だが農民は、ただぶつぶつ不平を言っていただけではなかった。再び武器を取って立ち上がり始めた。ロシア中央部ではエスエル党員アレクサンドル・アントーノフに率いられたタンボフの反乱、すなわち「アントーノフの」反乱が荒れ狂った。この時、内戦期において初めて軍は兵器庫から化学兵器を取り出し、使用した。』


 ヴォルコゴーノフは、この詳細を『レーニンの秘密・下』(P.135)で公表しました。

 『一九二一年四月二十七日、レーニンの率いる政治局は、トゥハチェフスキーをタンボフ地方の司令官に任命した。彼は一カ月以内に農民の反乱を鎮圧すること、およびその進捗状況を毎週文書で報告するように命じられた。トゥハチェフスキーはその期限を守ることはできなかったが、要求の達成には全力を尽くした。

 六月十二日に、トゥハチェフスキーは次のような命令を出した。

 敗北集団や単独行動の盗賊の生き残り……などが森に集まり、平和に暮らしている住民を襲って
いる。(1)盗賊が隠れている森に毒ガスを撒き、彼らを一掃すること。窒息ガスを森中全体にたちこめさせ、そこに隠れているすべてのものを確実に絶滅させるように綿密な計画を立て
ること。

(2)小火器監察官は必要数の毒ガス入り気球と、その取り扱いに必要な専門技術者をただちに現場に派遣すること。

 体制から見て、どういう種類の農民が“本物の階級の敵”とみなされたのかは想像しにくい。だが、似たような措置は他のところでもとられ、政治局はそれを承知し、認めていた。』

(引用終わり)

 どっちがどのように非人道的かということを考えても、意味がないのでは?
 アメリカートマホーク、クラスター爆弾
 フセインー毒ガス、拷問、陵遅刑
 レーニンー毒ガス、拷問、見せしめ公開処刑
 
  
  
  
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  [1284] Re(1):毒ガスは人道的ですか?
  
        
  
ジュネーブ条約で毒ガスを含む化学兵器は、すでに非人道的兵器に規定されております。
トマホークについては通常兵器の範中で、さらに問題視しなければならないものをピックアップしたものです。したがってご指摘のことは、残念ながら的を得てはおりません。
 
  
  
  
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  [1286] Re(7):非人道的兵器・トマホーク
  
        
  
トマホークを禁じ手にすれば、米国発の戦争は激減すると思います。
 
  
  
  
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  [1282] 日本史でいうなら・・・
  
        
  
兵器の話もさることながら、戦争へのもっていきかたが「汚い!」と思うのは私だけで
しょうか? 何か大阪城夏の陣、冬の陣を思い起こします。あれもなんだかんだと理屈
をつけて相手方の守りを少しづつ薄くしていき、しまいにゃやっぱ難癖つけて攻め入った
わけですね(家康が)。しかしまあ家康の深謀遠慮やその後太平の世を作ったことに比べるとなんとも心元ない将来設計にみえますね。
 
  
  
  
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  [1285] Re(1):日本史でいうなら・・・
  
        
  
>兵器の話もさることながら、戦争へのもっていきかたが「汚い!」と思うのは私だけで
>しょうか? 何か大阪城夏の陣、冬の陣を思い起こします。あれもなんだかんだと理屈
>をつけて相手方の守りを少しづつ薄くしていき、しまいにゃやっぱ難癖つけて攻め入った
>わけですね(家康が)。しかしまあ家康の深謀遠慮やその後太平の世を作ったことに比べるとなんとも心元ない将来設計にみえますね。

リベラル仙人さん、お久しぶりです。
言われていることに私も意を同じくするものです。

戦後処理について英・米では国連主導か否かで意見が分かれているようです。
国連決議を経ないイラク武力侵攻について戦後に国際司法裁判所で国際法違反を問われることを危惧するブレアー政権と我が道を行くことを能天気に決め込んでいるブッシュ政権の感覚の違いが見事に浮き彫りにされていると思います。
 
  
  
  
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  [1272] 設問あるいはアンケート
  
        
  
趣旨;設問、アンケート。

 こんにちは。
 山口さん他皆さんは、次の設問にどのように答えますか?
 このアンケートの目的は、今後の戦争を防ぐため、これからどうしていくべきかを知るために、今回のイラク攻撃をケーススタディにして考えていければと考え、当方が重要だと思う論点を列挙して、答えを聞いて、今後の議論の参考にしたいというものです。

1.イラクのBC兵器、テロ
イ)イラクは大量のBC兵器を保有しているか?その可能性が極めて濃厚か?
ロ)このままイラクを放置すれば、全世界にBC兵器テロの脅威が及ぶか?
ハ)国連組織の査察は、単独では、BC兵器の抑制はできないか?
ニ)査察を受け容れない国に査察を受け入れさせる手段は何か?

2.人間の盾
 参考にすべきURLとして、「人間の盾」サイト
http://danceart-web.hp.infoseek.co.jp/n9.htm
イ)人間の盾は逆効果であり、何の役にも立たないか?
ロ)人間の盾は、イラクを利するだけであるか?
ハ)イラクは民間施設に軍事施設を設けるような、「人間の盾」を戦略的に用いているか?

3.イラク攻撃
イ)イラク攻撃はしない方が良かったか?
ロ)バグダッドを占領したところで、それで終わりではなく、「フセイン残党の掃討」や「BC兵器の探索」などの別のより主要な戦いが待っているが、アメリカ国民の主戦論者はそれらのことを知っているか?
ハ)BC兵器が発見されなかった時、米英の攻撃の正当性はどうなるか?
  また逆の場合、米英の攻撃についての正当性は、国連などにより補完されるか?
 
  
  
  
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  [1261] いまさらですが・・・
  
        
  
わかりきった事言うなの声がとんできそうですが、、、
某宗教政党はなかなか見事な与党ぶりですな〜
まったくなんでもありなんだなあと改めて思う次第。
 
  
  
  
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  [1263] 武力行使を即時停止するよう、ブッシュに要求する!!
  
        
  
>わかりきった事言うなの声がとんできそうですが、、、
>某宗教政党はなかなか見事な与党ぶりですな〜
>まったくなんでもありなんだなあと改めて思う次第。
昨日のNHK討論なぞを聞いてると本当にそう思います。このBBSにリンクされている「選挙情報」では、開戦前、公明支持者の75%がフランスの姿勢を支持しています。胡散臭いと思っていた池田氏の「平和」対談は、それなりの効果をあげていたのです。

今回、池田氏始め、幹部連に、ブッシュ小泉首相側から「平和」という「踏み絵」が突きつけられたのです。そして、池田氏と幹部連はまさにそれを躊躇無く踏んづけたんです。学会員が戸惑うのはよく理解できます。私は、この戦争の即時停止の声に少しづつですが少なくない学会員が唱和を始めた事を知っています。「死」「生命」にまともに向き合う宗教信者ならごく自然のことと思います。もっともっと参加を期待したいものです。
 
  
  
  
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  [1239] 白川勝彦氏行動開始か?
  
        
  
明日、静岡県 浜名湖かんざんじ温泉にて、上越後援会150名と歓談。さて白川氏の口から何が飛び出すか期待しています。
 
  
  
  
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  [1240] Re(1):白川勝彦氏行動開始か?
  
        
  
管理人です。
ちょっと さん、こんにちわ。
週明けの次回ご報告を楽しみにしております。
 
  
  
  
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  [1258] “ちょっと”様へ
  
        
  
>明日、静岡県 浜名湖かんざんじ温泉にて、上越後援会150名と歓談。さて白川氏の口から何が飛び出すか期待しています。

はじめまして。
東京・文京区在住の北潟谷 綜<http://tomatis.gaiax.com/home/sohk1980/>と申します。

後援会行事における白川勝彦弁護士の御発言など、お差支えない範囲でお聞きしてもよろしいでしょうか?

掲示板に書けない場合は、
誠に恐縮ではございますが、私宛に電子メールを御送信頂けましたら幸いにございます。

私が何者であるかは、Webサイトをご覧頂ければ、ある程度は御認識頂けるかと存じます。

お手数お掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
  
  
  
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  [1183] ブッシュ大統領に見るもの
  
        
  
私は、この頃、ブッシュ大統領のイラクに関する発言を聞いていて、昔の映画でジェームス・デイーン扮する青年の姿にみえてしょうがないんです。
親父に対する反発から、イラクに対しての並々ならぬ怨恨。オヤジができなかったことをすることによって、親父を見返してやろうという、あの青年の姿に見えてしょうがないのです。
だとするなら、こんな事に、世界を引き込まないでくれといいたい。
あれは、映画の世界でのことだ。いい加減にしろといいたい。
そう、映画は、理由なき反抗、そして、エデンの東でした。
また、舞台は、大統領と同じ、テキサスの油田での話でした。
持っていないという国を武力で脅し、持っているぞという国には、攻めないぞという、なんか、やっていることがチグハグだと思っています。
 
  
  
  
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  [1184] Re(1):ブッシュ大統領に見るもの
  
        
  
こんにちは。

もしこの先、米国のイラク攻撃があるとして
イラクは防衛のために、もしかして隠し持っている
大量破壊兵器を使用することはあり得るのでしょうか?

もしそんなことになれば、ブッシュは逆におしまいかも
しれません。

それにしても、私自身はアメリカの姿勢が 立派なのか
それとも服部さんがおっしゃるようにデタラメなのか、
私には計るすべもありません。

ほんとにどうなるんでしょうねえ。
 
  
  
  
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  [1186] Re(2):ブッシュ大統領に見るもの
  
        
  
 ブッシュ大統領のイラクへの執着はたしかに強いですね。
 イラク攻撃の理由自体、「テロとの戦い」「大量破壊兵器を持っている」「イラクに民主主義を樹立するため」と、ころころ変わって、どれもいまいちしっくりこない。

 ただ、彼は猿回しの猿にも見えます。
 猿回しの方には、ほかの理由があるのでしょう。それは米国の「国益」、それも、以前山口さんがこのBBSで定義した類の「国益」に沿うものなのだと思います。
 
  
  
  
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  [1187] Re(3):ブッシュ大統領に見るもの
  
        
  
> ブッシュ大統領のイラクへの執着はたしかに強いですね。
> イラク攻撃の理由自体、「テロとの戦い」「大量破壊兵器を持っている」「イラクに民主主義を樹立するため」と、ころころ変わって、どれもいまいちしっくりこない。
>
> ただ、彼は猿回しの猿にも見えます。
> 猿回しの方には、ほかの理由があるのでしょう。それは米国の「国益」、それも、以前山口さんがこのBBSで定義した類の「国益」に沿うものなのだと思います。

猿かどうかは別として、こんだけ大規模な軍事展開をして、
国連の同意が得られないなどを理由で引くというのは、
それこそブッシュ政権にとって大失政のはずです。

こんだけ金つかって、なにか結果をださなければ それこそ訳も分からず
やっている猿回しの猿です。

結果で一番分かり易いのはフセイン政権打倒だと思います。

このサイトからもリンクされているアカシックレコードが頻繁にこの件について
推論していますが、(イラクが大量殺戮兵器使ったらなんてのも書いてありますね。)
「ペルシャ湾に機雷をまく」なんてことまでは眉唾ですが、軍事侵攻があろうがなかろうが
もうフセインさんは終わりと思います。

そういう世界が’すばらしい’のかどうかは私にはわかりません。
 
  
  
  
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  [1191] Re(4):笑えるけど、やがて恐ろしい『ブッシュ妄言録』
  
        
  
>このサイトからもリンクされているアカシックレコードが頻繁にこの件について
>推論していますが、(イラクが大量殺戮兵器使ったらなんてのも書いてありますね。)
>「ペルシャ湾に機雷をまく」なんてことまでは眉唾ですが、軍事侵攻があろうがなかろうが
>もうフセインさんは終わりと思います。
>
>そういう世界が’すばらしい’のかどうかは私にはわかりません。

アカシックレコードの著者さんは、「イラクや北朝鮮たたきに参加しないと、次に狙われるのは日本だから、アメリカに協力すべきである。」という御意見ですね。いじめられっ子の中学生と同じ理屈やな、と思って読んでましたが、わかりやすい言い分ではあります。
にしても、やはり何となく、居心地の悪い世界ですね。

そうそう、『ブッシュ妄言録』(ぺんぎん書房)という本を新聞の書評で読んで、買って読みました。amazon.co.jpの紹介ページを書いておきます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901978020/qid%3D1044457474/250-3261576-5240238
大笑いできることは保障します。ただし、読んだあとで、うそ寒くなります。

これだけ失言の多い人物が大統領として通じるあたり、米国の政治システムは堅固なんだな、と思わせられます。
 
  
  
  
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  [1192] Re(5):笑えない北朝鮮の動向
  
        
  
>アカシックレコードの著者さんは、「イラクや北朝鮮たたきに参加しないと、次に狙われるのは日本だから、アメリカに協力すべきである。」という御意見ですね。いじめられっ子の中学生と同じ理屈やな、と思って読んでましたが、わかりやすい言い分ではあります。
>にしても、やはり何となく、居心地の悪い世界ですね。
>
>そうそう、『ブッシュ妄言録』(ぺんぎん書房)という本を新聞の書評で読んで、買って読みました。amazon.co.jpの紹介ページを書いておきます。
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901978020/qid%3D1044457474/250-3261576-5240238
>大笑いできることは保障します。ただし、読んだあとで、うそ寒くなります。
>
>これだけ失言の多い人物が大統領として通じるあたり、米国の政治システムは堅固なんだな、と思わせられます。

情報有り難うございます。テレビ等でもよく報道されていますよね。
ブッシュさんの妄言・・・彼自身はやっぱ猿回しの猿、出来の悪い翻訳ロボット
の類かもしれませんな。

ところで、北朝鮮は発狂し始めていますよね。
金正日自身が発狂していれば今日明日ミサイルが飛んできても
おかしくありません・・・
日本政府は緊急の安全保障会議など、しなくていいんですかね。
やっぱり平和的解決を模索するという方針なんですかね・・・
何れにしても今、政府見解を表明する必要が有ると思いますが・・・
飛んでこないことを祈ります。というか一番の危険はやはり韓国と思うけど
あちらはどうなんですかね。
 
  
  
  
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  [1193] [管理者削除]
  
        
  
この書き込みは管理者によって削除されました。(03/2/7(金) 19:37)
 
  
  
  
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  [1201] Re(6):笑えない北朝鮮の動向
  
        
  
>ところで、北朝鮮は発狂し始めていますよね。
>金正日自身が発狂していれば今日明日ミサイルが飛んできても
>おかしくありません・・・
>日本政府は緊急の安全保障会議など、しなくていいんですかね。
>やっぱり平和的解決を模索するという方針なんですかね・・・
>何れにしても今、政府見解を表明する必要が有ると思いますが・・・
>飛んでこないことを祈ります。というか一番の危険はやはり韓国と思うけど
>あちらはどうなんですかね。

うーん、今のところは米国とのチキンレースという気がします。

少しでも損得勘定ができるなら、米国が北朝鮮に武力侵攻するまでは、ミサイルは飛ばさないはずです。日本に先制攻撃をすれば、イラク以上の悪者になって、それこそ多国籍軍に袋叩きにされて金正日政権はおしまいになるでしょう。これまでの北朝鮮の外交をみると、少なくとも損得勘定はできているようですから、今のところは大丈夫ではないかと思います。
逆に言えば、武力衝突があれば日本も韓国もただでは済まないということです。北朝鮮が日本人の拉致を認めてから、「北朝鮮には断固たる態度で臨むべし」という論調がマスコミでは主流になっていますが、つまりそれは、戦争になって相当数の日本人が死ぬことも覚悟することなんですが・・・そこまで考えてるんだろうか?

韓国は半世紀の間そういう危険を肌で感じてきたわけで、北朝鮮に融和的な態度をとる理由はそこにあるだろうと思っています。あとは、民族意識か。親戚や親兄弟が38度線の向こう側にいるわけだから仕方ないでしょう。

金正日政権はいずれ崩壊するでしょう。親子二代の失政を挽回できる要素はどこにもない。いつ、どのように崩壊するかという問題です。日本や韓国にとって一番良いのは、クーデターや内乱で金正日総書記が死亡するか亡命するというシナリオではないでしょうか。北朝鮮の国内が一致団結して、外敵である米国・日本・韓国と戦争するのは最悪のパターンだと思います。このあたり、太平洋の向こう側にある米国とは感覚が違う。
こういう見通しを政府があからさまに表明すれば、北朝鮮との関係はこじれるでしょうし、韓国も迷惑がるでしょう。言うに言えないのでは?
 
  
  
  
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  [1194] 有権者のクオリティー
  
        
  
>これだけ失言の多い人物が大統領として通じるあたり、米国の政治システムは堅固なんだな、と思わせられます。


民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。

アメリカでも出生率(投票率も?)は学歴・おおむね所得と逆相関する。知る範囲内でいえば現在の60代〜30代の高学歴夫婦の子供はせいぜい1人か2人。3人以上は双子と同じくらいの確率。

所得/地位/学歴による加重平均やメジアンならわかりませんよ。でも一人一票に従えば単純アベレージを取らざるを得ず、それはdecade単位で目に見えて落ちてきた。日本の高齢化と同じくらい確実なトレンドですよ。

公言するのは憚られますがそういう危機感・問題意識を持っている人は意外にいる。だからぼくはいわゆる戦後の民主主義ではダメなんだと言い続けてきた。

 
  
  
  
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  [1200] Re(1):有権者のクオリティー
  
        
  
>民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。

 うーん、そうなんですか。私は、たとえトップが粗忽な人間でも、周りのスタッフが手厚くサポートするから成立していると捉えていたんですが、甘かったかなあ。

 『ブッシュ妄言録』のあとに、類書として『アホでマヌケなアメリカ白人』(マイケル・ムーア著 柏書房)という本を買いました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476012277X/ref=sr_aps_b_3/249-9520782-5174705
 田舎の郊外型書店で買ったんですが、この本がベストセラー7位で平積みになっていました。奥付には2002年10月15日に第1刷、2003年2月26日第15刷とあります。この著者が監督した映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』http://www.gaga.ne.jp/bowling/は東京の単館上映だったのですが、観客が入りきれないほどの大入りで、ほかの映画館での追加上映も始まりました。テレビのバラエティ番組をはじめあちこちのメディアで好意的に紹介されています。
 何というか、米国に対する見方が少しずつ変わってきているように思えます。反米・嫌米という強い感情ではなく、「ブッシュなどというヘンな大統領を支持するなんて、米国民もどこかヘンなんじゃないか。」と疑い始めているような、「疑米」とでも呼べる空気が出てきているように思えます。
 ブッシュ大統領の役者ぶりが悪いために(彼の演説は西部劇の物まねに見える)、米国民全体の正気が疑われるでは、まっとうな米国民はいたたまれないでしょう。

>アメリカでも出生率(投票率も?)は学歴・おおむね所得と逆相関する。知る範囲内でいえば現在の60代〜30代の高学歴夫婦の子供はせいぜい1人か2人。3人以上は双子と同じくらいの確率。
>
>所得/地位/学歴による加重平均やメジアンならわかりませんよ。でも一人一票に従えば単純アベレージを取らざるを得ず、それはdecade単位で目に見えて落ちてきた。日本の高齢化と同じくらい確実なトレンドですよ。
>
>公言するのは憚られますがそういう危機感・問題意識を持っている人は意外にいる。だからぼくはいわゆる戦後の民主主義ではダメなんだと言い続けてきた。

 実に厄介な問題ですね。
 かといって、所得や地位や学歴で投票を制限すれば、議会制民主主義の時計を1世紀ほど逆回しにしてしまうようなもの。貧困層の教育に力を入れるのが正攻法なんでしょうが、言うほど簡単ではないし。
 さらに、ブッシュ・ファミリーのようなエリートが「有権者のクオリティの低下」を利用して利益を得ようとする。これが、この問題のもうひとつの側面ではないかとも思えます。
 
  
  
  
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  [1202] Re(2):有権者のクオリティー
  
        
  
>>民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。
>
> うーん、そうなんですか。私は、たとえトップが粗忽な人間でも、周りのスタッフが手厚くサポートするから成立していると捉えていたんですが、甘かったかなあ。


これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。

しかしトップは絶対にアホであってはならないのです。トップは機関で周辺スタッフの人事権を握っているから。そこを理解する民主主義の師匠たる欧米諸国では、エリート教育が確立し、エリートは社会から大事にされ、その代わり失敗したら問答無用の結果責任を負う。平素ツベコベ言われる代わりに失敗しても責任不問の日本システムのミラーイメージで捉えると理解しやすいです。

エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。

もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。

そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。
 
  
  
  
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  [1203] 庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。
>
>しかしトップは絶対にアホであってはならないのです。トップは機関で周辺スタッフの人事権を握っているから。そこを理解する民主主義の師匠たる欧米諸国では、エリート教育が確立し、エリートは社会から大事にされ、その代わり失敗したら問答無用の結果責任を負う。平素ツベコベ言われる代わりに失敗しても責任不問の日本システムのミラーイメージで捉えると理解しやすいです。

 重要なのは、国民がもっとエリートを尊敬し信頼し、エリートはそれに応えるという「まともな循環の確立」です。
 エリートでない者から首相になった人は田中角栄ですが、彼は「広辞苑、英和辞典を食べて勉強した」といわれるほどの猛烈な勉強家で、官僚からも尊敬され、官僚は一生懸命働いてくれたといわれています。
 各官庁の問題のある先例通達も変えたりしているらしい。

>エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。

 とくに「市民派」がひどい。
 多くが左翼・北朝鮮と関連する。
 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
 これで政治家への信頼は失墜しております。

 
>もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。
>
>そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。

 国民も自分自身で政策を考えるような努力がなく、「サンタクロース」の如く議会制民主主義を考えているからです。
 民主主義は、国民一人一人が考えることが存続させるための条件です。
 それをしないと、マスコミの二転三転する政治家への批判に振りまわされる。
 本当に何とかしないと。
 
ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

 ところで、山口様。
 私が「その他」にて書いたことに、何がしかの考察を加えてもらえないものでしょうか?
 
  
  
  
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  [1204] Re(1):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
> とくに「市民派」がひどい。
> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。

いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
こうも言い切れる人も珍しい。
おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。

当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

> これで政治家への信頼は失墜しております。

菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
大丈夫でしょうか?


> 民主主義は、国民一人一人が考えることが存続させるための条件です。
> それをしないと、マスコミの二転三転する政治家への批判に振りまわされる。
> 本当に何とかしないと。
> 
>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

時代の逆回しですか。
被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。
 
  
  
  
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  [1205] Re(2):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>> とくに「市民派」がひどい。
>> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。
>
>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>こうも言い切れる人も珍しい。
>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。


フェアに見て、トータルで功罪3:7くらいじゃないんですか?社会人になってからの経験と見聞に基づいた客観的事実を述べているに過ぎません。オピニオンではなく、ファクト&アナリシスです。

もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。


>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>
>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。


有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji

情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。


>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。
>
>時代の逆回しですか。
>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。


かの「小田原評定」は、管理人さん世代が(平時に)理想とした民主主義の桃源郷かもしれない・・・と想像していますが、違いますか?。北条家はお家没落と引き換えにあの究極的な民主主義に殉じた、と見ることができる。

現在も似たような環境下、全国各地で無数の小田原評定が行われているはずで・・・。尊い犠牲のもとに得たそういう史実をぼくは十分理解しているつもりなのですが、団塊世代の方々は理解されているのでしょうか?ぼくとしては「国敗れて山河あり」を地でいくだけは勘弁して欲しいと思っていますよ。本当に。


ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。

いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。

結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。
 
  
  
  
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  [1206] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
石野さん、先日は失礼をいたしました。


>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。

野党に情報力が決定的に欠落していることは事実だと思います。
しかし、これは自民党をはじめとする与党が情報収集能力と分析力に優れているのではなく、官僚組織と結びついているからこそ、という部分が大きいのではありませんか?。
その部分を認識せずに、または意図的に認識しないふりをして野党をたたいても説得力を持たないのではないかと思われます。


>情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。

情報の大切さを説く山口さんが、北朝鮮から本当にミサイルが飛んできて甚大な被害が出ると考えているのであれば、その言説が説得力を持たない、ということを端的に表しているのではないですか?。

北朝鮮を巡る環境を冷静に分析すれば、北朝鮮の体制を現時点で取りあえずは温存し、ソフトランディングを目指すことは、米日韓のみならず中露も求めるところであります。
これらの国々の思惑と北朝鮮の思惑が一致している以上、朝鮮半島で軍事的衝突が起こり日本に北朝鮮からミサイルが飛んでくるなどという確率は非常に小さいものであるといえるでしょう。
北朝鮮が日本に向けて配備しているとされるノドンの数は約100基といわれていますが、そのうち実際に発射が可能なものは、最大限に見積もってもその1割10基。
それも十分に燃料が供給されていた時点での話であり、現時点ではどれほどのミサイルが発射可能かどうかは不透明なものであるといえるでしょう。

この他に、現在の米中関係を考えれば、アメリカが朝鮮の核問題を軍事的オプションにより問題の解決を考えるとは考えにくい部分があります。

パウエル国務長官が日中韓3ケ国を歴訪していますが、その前に中朝両国の外交首脳が首脳会談を行っています。北朝鮮に対して中国がこの核問題で大きな影響力を行使する立場にないことは事実ですが、それでもこの動きが北朝鮮の核開発問題の解決のための端緒を開くための第一歩となるのではないかと考えます。


>ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。
>
>いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。
>
>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。

民主主義の否定ですか?。

年収に応じて投票権の格差を設ければ、政府与党は高額納税者に有利な政策を行うことにより、より多くの得票を得ようとするでしょう。
そうなれば、政治そのものが一部の者たちだけの為のものとなり、多くの者たちは当然その割を食う、ということになるでしょうね。
まぁ、現在のアメリカに御住みになっていればそのような考え方になるのでしょうが、民主主義を否定すれば、その社会は活力を失い国としての力を失ってゆくことになるのではないかと思います。
 
  
  
  
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  [1208] Re(4):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。
>
>野党に情報力が決定的に欠落していることは事実だと思います。


これは野党・左派関係者ではなく、社会人になってから面識を得たベビーブーマー世代の方々に対するぼく個人のビューです。


>情報の大切さを説く山口さんが、北朝鮮から本当にミサイルが飛んできて甚大な被害が出ると考えているのであれば、その言説が説得力を持たない、ということを端的に表しているのではないですか?。
>
>これらの国々の思惑と北朝鮮の思惑が一致している以上、朝鮮半島で軍事的衝突が起こり日本に北朝鮮からミサイルが飛んでくるなどという確率は非常に小さいものであるといえるでしょう。


ニライカナイさんも北朝鮮からの攻撃を受ける可能性の存在は認識しておられるわけでね。あらゆる情報を収集・分析し、あらゆる可能性を想定してオプションを用意しておくことは当然だと思いませんか?先のことはだれにもわからないから。一企業レベルですらそういうポリシーで対応しています。いわんや国家をや。それでも事後的に予想できなかった事態がホンモノの有事。最も楽観的なシナリオの上にあぐらをかいて安閑とするのは、ぼくのスタイルではありませんし、然るべき立場の人にとって欲しいものとも思いません。


>>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。
>
>民主主義の否定ですか?。


正確には戦後ニッポン的民主主義”の否定です。元記事では結果平等、事勿れ主義(ひたすら現状維持志向)、その結果生じた一票格差(逆差別)などのキー・コンセプトを否定しました。


>年収に応じて投票権の格差を設ければ、政府与党は高額納税者に有利な政策を行うことにより、より多くの得票を得ようとするでしょう。
>そうなれば、政治そのものが一部の者たちだけの為のものとなり、多くの者たちは当然その割を食う、ということになるでしょうね。


そういう考え方の行き着く先が、かつてここに述べたようなトラップへの陥落、ではないでしょうか。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=522;id=seiji

よほど重大な争点でもない限り投票率は50パーセント前後、過半数は25パーセント超。この数字を多いと見るか少ないと見るかは各人の判断ですが、現状では政治はすでに一部の人たちのものになっている(完了形)、というのがぼくの認識です。

また選挙制度を問わず、日本の与党が高額納税者にアゲインストな政策を取れるはずがありません。それこそ社会主義・共産主義カクメイでも起きない限りは。80年代以降のいわゆる民主主義国のトレンドは、数年タームでのアップダウンこそありますが、貧富の差が一貫して拡大する方向です。民主主義体制はそのトレンドを支えるバックボーンの一つ。


>まぁ、現在のアメリカに御住みになっていればそのような考え方になるのでしょうが、民主主義を否定すれば、その社会は活力を失い国としての力を失ってゆくことになるのではないかと思います。


10年前、いや東西冷戦が温存されていた20年前にこのセリフを聞いたら、ぼくだって「それはメイクセンスする」と思ったかもしれないですよ。

が、現実はどうでしょうか。学生時代からあれほど民主主義を信奉してきた世代が指導者層になった90年代、日本社会は活力を生み、国力を増進させることができましたか?ぼくの見立てでは、どこぞの新興宗教みたいに民主主義を信奉(思考停止)している人は決して少なくないの筈なのです。

お説とは全く正反対の現状があるわけですが、一体なにが問題なのでしょうか?
 
  
  
  
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  [1207] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
山口さんから反論をいただけるとは光栄であります。

>>> とくに「市民派」がひどい。
>>> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。

>>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>>こうも言い切れる人も珍しい。
>>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

>フェアに見て、トータルで功罪3:7くらいじゃないんですか?社会人になってからの経験と見聞に基づいた客観的事実を述べているに過ぎません。オピニオンではなく、ファクト&アナリシスです。
>
>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。

物事を批判するときにはそれなりのやり方・言い方というものがあることでしょう。
特定の相手方ならいざ知らず、その対象が相当の数に及ぶ場合に、それを一列に押しなべて「ああだ、こうだ。」と言い切ることはそれ相応の確証というものがなければできないことであります。それが可能になるのは、それだけの客観的事実などを積み上げて、はじめてできることであります。そういうものが感じられない発言などは、単なる悪意に基づくものとしか言えませんが..... 。言うだけ、ご自身の評価を下げるという次元のものではないでしょうか。

言っていることの意味がおわかりになりますか?
山口さんにしても、すでに相当の先入観が入れ混じっておりませんか。

>>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>>
>>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

>有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji

日本の民主党のたかが一議員(有力議員ではありますが)に某国の諜報機関並みの調査能力を期待するということでしょうが、現実レベルで可能なことでしょうか。

お話の向きが小泉氏に振り替わっているようですが、それは日本政府にお話ください。
一議員と政府では根本的に同じレベルでお話できることではありません。

>情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。

?????
ごった煮のお話になっておりますが.... 。

>>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

>>時代の逆回しですか。
>>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

>かの「小田原評定」は、管理人さん世代が(平時に)理想とした民主主義の桃源郷かもしれない・・・と想像していますが、違いますか?。北条家はお家没落と引き換えにあの究極的な民主主義に殉じた、と見ることができる。
>
>現在も似たような環境下、全国各地で無数の小田原評定が行われているはずで・・・。尊い犠牲のもとに得たそういう史実をぼくは十分理解しているつもりなのですが、団塊世代の方々は理解されているのでしょうか?ぼくとしては「国敗れて山河あり」を地でいくだけは勘弁して欲しいと思っていますよ。本当に。

論理を尽くすという意味で、「小田原評定」にも同じ意味合いがありますが、この言葉の持つ意味はむしろ別の意味合いを指す場合が多いです。ですから私の「民主主義の桃源郷」とは別のものであります。史実に現れるこの「小田原評定」を民主主義の1モデルと捉えておられるとしたら、私も山口さんに対する理解を変えていかなければなりません。

>ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。
>
>いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。
>
>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。

山口さんの基本的スタンスとして承っておきます。
私には到底、承服できない論ではありますが..... 。
いろんな考え方があるものですね。
 
  
  
  
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  [1209] Re(4):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>山口さんから反論をいただけるとは光栄であります。
>
>物事を批判するときにはそれなりのやり方・言い方というものがあることでしょう。


当該世代の方々におかれましてはお気を悪くされたことと思います。その点をお詫びします。


>特定の相手方ならいざ知らず、その対象が相当の数に及ぶ場合に、それを一列に押しなべて「ああだ、こうだ。」と言い切ることはそれ相応の確証というものがなければできないことであります。それが可能になるのは、それだけの客観的事実などを積み上げて、はじめてできることであります。そういうものが感じられない発言などは、単なる悪意に基づくものとしか言えませんが..... 。言うだけ、ご自身の評価を下げるという次元のものではないでしょうか。


それゆえに断言を避ける意味でトータルで功罪3:7くらいではないか、と冒頭で申し上げたのです。ユニバースが限られるのは事実ですが、ここ10年以上、仕事などを通じて利害関係を伴った各サークル内で観察・見聞したありのままを、ごくごくストレートに要約したに過ぎません。それでもサンプルが足らないとか、恣意的・意図的でしかも悪意に満ちているとかお感じになられたのであれば、ぼくの表現力が足らなかったのでしょう。


>言っていることの意味がおわかりになりますか?
>山口さんにしても、すでに相当の先入観が入れ混じっておりませんか。


ぼくにも学習効果というものがありますから・・・。正直にいえば、先入観という次元を越えて知識の域に達しています。その体系で理解できることは理解し、そうでないものは別途考える。個人的にはそれでいいと思っています。“判断”はしますが“差別”はしていないつもり。なおぼく個人は“判断”する際に私情・理念・先入観などを排除するトレーニングを十分に受けています。


>>有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
>>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji
>
>日本の民主党のたかが一議員(有力議員ではありますが)に某国の諜報機関並みの調査能力を期待するということでしょうが、現実レベルで可能なことでしょうか。


直感的には、政党には一部上場企業レベル(だいぶ幅がありますが)、議員には大手企業の役員/部長レベルの調査分析能力は期待します。かりに野党といえども。そうでないとすれば、そこらへんのオッサン・オバサンと大差ないのではないでしょうか。事実そのくらいのインフラがないと社会的地位にふさわしい仕事はできないと思う。

たかが一議員とて身分は国権の最高機関の構成員で、実際の使途はともかく、相応の血税が投じられています。バジェットが不足ゆえに国会議員としてふさわしい活動ができない、あるいは外国政府・外国機関に買収されてしまう等々の事態があるとすれば本末転倒(安物買いの銭失い)。そのときは日本の有権者の血税で十分に賄えるところまで定数を削減することを先ず考えるべきだと思いますが。

国会議員のビヘイビアが、始めに結論ありきでイージーな記事を量産するジャーナリストと大差ないようなものだとすれば、ぼくは問題視します。
 
  
  
  
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  [1213] Re(5):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>>山口さんから反論をいただけるとは光栄であります。

>>物事を批判するときにはそれなりのやり方・言い方というものがあることでしょう。

>当該世代の方々におかれましてはお気を悪くされたことと思います。その点をお詫びします。

お詫びの方はご無用で結構です。

>>特定の相手方ならいざ知らず、その対象が相当の数に及ぶ場合に、それを一列に押しなべて「ああだ、こうだ。」と言い切ることはそれ相応の確証というものがなければできないことであります。それが可能になるのは、それだけの客観的事実などを積み上げて、はじめてできることであります。そういうものが感じられない発言などは、単なる悪意に基づくものとしか言えませんが..... 。言うだけ、ご自身の評価を下げるという次元のものではないでしょうか。

>それゆえに断言を避ける意味でトータルで功罪3:7くらいではないか、と冒頭で申し上げたのです。ユニバースが限られるのは事実ですが、ここ10年以上、仕事などを通じて利害関係を伴った各サークル内で観察・見聞したありのままを、ごくごくストレートに要約したに過ぎません。それでもサンプルが足らないとか、恣意的・意図的でしかも悪意に満ちているとかお感じになられたのであれば、ぼくの表現力が足らなかったのでしょう。

上記で申し上げていることは山口さんの記事についてではなく、元記事に対してのものでありますから。
ですから、お詫びは結構であります。

>>言っていることの意味がおわかりになりますか?
>>山口さんにしても、すでに相当の先入観が入れ混じっておりませんか。

>ぼくにも学習効果というものがありますから・・・。正直にいえば、先入観という次元を越えて知識の域に達しています。その体系で理解できることは理解し、そうでないものは別途考える。個人的にはそれでいいと思っています。“判断”はしますが“差別”はしていないつもり。なおぼく個人は“判断”する際に私情・理念・先入観などを排除するトレーニングを十分に受けています。

知らないこととはいえ、失礼がありましたなら、お詫び申し上げます。

>>>有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
>>>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji
>>
>>日本の民主党のたかが一議員(有力議員ではありますが)に某国の諜報機関並みの調査能力を期待するということでしょうが、現実レベルで可能なことでしょうか。

>直感的には、政党には一部上場企業レベル(だいぶ幅がありますが)、議員には大手企業の役員/部長レベルの調査分析能力は期待します。かりに野党といえども。そうでないとすれば、そこらへんのオッサン・オバサンと大差ないのではないでしょうか。事実そのくらいのインフラがないと社会的地位にふさわしい仕事はできないと思う。

それは私も認めるところであります。
しかし、おそらく現状ではその半分もクリアーされていないのではと危惧しておりますが。

>たかが一議員とて身分は国権の最高機関の構成員で、実際の使途はともかく、相応の血税が投じられています。バジェットが不足ゆえに国会議員としてふさわしい活動ができない、あるいは外国政府・外国機関に買収されてしまう等々の事態があるとすれば本末転倒(安物買いの銭失い)。そのときは日本の有権者の血税で十分に賄えるところまで定数を削減することを先ず考えるべきだと思いますが。

議員歳費・秘書スタッフ維持費等の案件に関して私も同様の見方をしております。
確か、当BBSにおいても以前そのような議員定数に関する議題があったように記憶しております。

>国会議員のビヘイビアが、始めに結論ありきでイージーな記事を量産するジャーナリストと大差ないようなものだとすれば、ぼくは問題視します。

文字通りであれば、私も問題視します。
 
  
  
  
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  [1210] Re(2):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>こうも言い切れる人も珍しい。
>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

 彼の世代の政治家としての実績です。
 個別には良いものも含まれるが、全体としては問題がある。

>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>
>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

 本人の釈明などがありません。
 よって、事実だけをみるべきです。残念ですが.........

>> これで政治家への信頼は失墜しております。
>
>菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
>だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
>大丈夫でしょうか?

 党の幹部クラスがこのようなものでは、国民国家を危険に晒してしまう。
 彼は個人ではなく幹部であり、民主党の重要な顔です。
 民主党の重要な顔であれば、当然政治家全体の力量等を象徴する結果となります。
 よって、全体に影響を与えると考えるべきです。

>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。
>
>時代の逆回しですか。
>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

 1.普通選挙権の制限は難しい。
 2.国政を担うためには、一定の教養的素質などが必要。
 3.試験による免許制にすれば、その素質などがある者たちを多くすることができる。
 4.二世三世政治家でも、これにより、ある程度の信頼性を担保しうる。
という事の故必要です。
 
  
  
  
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  [1211] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>>こうも言い切れる人も珍しい。
>>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

> 彼の世代の政治家としての実績です。

十羽一絡げのお話みたいですね。

> 個別には良いものも含まれるが、全体としては問題がある。

それは逆なのではないかと指摘させていただきます。

>>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。

>>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

> 本人の釈明などがありません。
> よって、事実だけをみるべきです。残念ですが.........

残念ですが、
はじめに「菅」憎しがあるように見えてなりません。
この件で菅氏の釈明があったのか・なかったのか私は知りません。
ご指摘の件はいちいちごもっともかと思います。
が、少し、事大主義的な傾向があるように思えてなりません。
そこまで疑念があるのならば、一度ご本人にお尋ねになってみてはいかがですか。
簡単なことかと思いますが。
伝聞調で書かれるよりはよろしいかと思います。

>>> これで政治家への信頼は失墜しております。

>>菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
>>だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
>>大丈夫でしょうか?

> 党の幹部クラスがこのようなものでは、国民国家を危険に晒してしまう。
> 彼は個人ではなく幹部であり、民主党の重要な顔です。
> 民主党の重要な顔であれば、当然政治家全体の力量等を象徴する結果となります。
> よって、全体に影響を与えると考えるべきです。

三段論法的にご説明される内容は理解できます。
否定もしません。
が、程度の問題をご指摘いたします。
まさに「鬼の首を取ったり」の匂いで咽返っているように感じるのは私だけでしょうか。
さらに、これ以上に「政治家への信頼を失墜させている」輩は、そこいらに五万と居られますが、これなどはどう表現されるものなのか、私は心配しております。

>>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

>>時代の逆回しですか。
>>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

> 1.普通選挙権の制限は難しい。
> 2.国政を担うためには、一定の教養的素質などが必要。
> 3.試験による免許制にすれば、その素質などがある者たちを多くすることができる。
> 4.二世三世政治家でも、これにより、ある程度の信頼性を担保しうる。
>という事の故必要です。

被選挙権に試験制を導入すべし、とのこと。
誰がこの試験を司るのでしょうか。
もとより、どこかの木っ端役人に背負い込ませるのが、どうやら落ちのようですね。
私は現状のもので十分だと考えております。
日本国籍を有する被選挙人有資格者であれば誰でも立候補して良いではありませんか。
選挙自体が「選抜試験」的な存在なのですから。
 
  
  
  
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  [1212] Re(3):有権者のクオリティー
  
        
  
>>>民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。
>>
>> うーん、そうなんですか。私は、たとえトップが粗忽な人間でも、周りのスタッフが手厚くサポートするから成立していると捉えていたんですが、甘かったかなあ。
>
>
>これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。

えーっと、今のブッシュ大統領のスタッフは、かなりの数が父ブッシュの関係者ですよね。海千山千の。ブッシュファミリーとその関係者が、総力を挙げて、選挙の不正もたくさんやって、できの悪い子ブッシュを大統領に仕立て上げたわけで、その果実を手放さないためには必死で大統領を支えないといけない。
時代劇の、バカ殿様と悪家老の関係をイメージしてたんですが。
誤解されたなら、私の書き方が足りなかったためでしょう。


>エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。

>もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。
>
>そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。

永遠の課題ですね。
エリート支配も、うまくいっているうちはいいんですが、特定のポジションに慣れすぎてしまうと国民や住民のニーズを読み間違えるようになる。その辺のフィードバックをうまくやるために議会制民主主義という制度が考案され、ある程度の有効性を認められたから続いているのだろうとは思いますが、有権者は常日頃から政治のことを真剣に考えているわけではない(そんなことしてたら食っていけない)。よって、適切な選択ができるとは限らない。

正攻法は、有権者の平均的なクオリティを上げることに尽きると思います。
それが一番難しいんですが、基本を議論しないで、収入で投票権をスライドさせるなどという奇手奇策を論じるのは、焦点がずれているんじゃないかなあ。
 
  
  
  
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  [1214] Re(4):有権者のクオリティー
  
        
  
>>そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。
>
>永遠の課題ですね。
>エリート支配も、うまくいっているうちはいいんですが、特定のポジションに慣れすぎてしまうと国民や住民のニーズを読み間違えるようになる。その辺のフィードバックをうまくやるために議会制民主主義という制度が考案され、ある程度の有効性を認められたから続いているのだろうとは思いますが、


「日本だから」永遠の課題になってしまうのです。


旧帝大卒のエリート支配がうまくいっていた時期は良かったのですが、周知の通り、その後はヒトが続かなかった。だから大衆のニーズを読み間違うのです。いまの日本で一番問題なのは欧米的なエリート層(理由のいかんを問わず結果責任を負うリーダー層)が存在しないこと。これがぼくの現状判断です。


sanyonさんとぼくの違いは、「日本にエリート層は本当に存在するか?」という現実感覚の一点にある。いわゆる問題発言の「ベビーブーマー世代アホ論」では、資質などを云々して差別を意図したつもりは全くありません。庶民の大量生産しかできなかった教育制度など、様々なヒズミが出たんだろうと思います。


欧米社会ではエリートの支配と民主主義の抵抗が「車の両輪」のように機能しているのです。日本は戦争に負けて後者だけが強制注入された。それが自己増殖・ゾンビ化し、不必要なほどの大馬力を持て余して今日に至っている。あの社会党が滅亡してもなお、そのオーバーキャパシティーは解消されていません。

どうせマネるなら、この2つをセットで導入してともに高める努力をしないと・・・。社会がスケールアップしない。そこが師匠たちとの決定的な相違点だと思います。


大衆オピニオンをフィードバックするのが民主主義の機能であるという意見は同意。つまり、民主主義は批判・論評の対象(エリート)の存在を以って初めて成立するというか、エリートを砥石として磨かれる。ところが、いまの日本には批判する相手もいなければ叩き台すら「存在しない」。なぜなら本来エリートとして表舞台に立つべき(だとぼくが思うような)人々が軒並みヤル気をなくし、死んだフリのモードに入っているからです。


大学闘争(?)みたいな熱いケンカをしたいのに、肝心の「戦う相手」がいない。ぼくが蔑視する“ザ・ジャパニーズ・サヨク”は、このコンテクストで、彼らが揶揄するブッシュと同レベル。ゾンビ化した米軍が天下無敵であるのと同様、ゾンビ化した日本的民主主義も天下無敵なのです。テキトーに敵を見繕いお茶を濁すビヘイビアなどはソックリですよ。


日本からエリートが消えた理由は単純。日本であれ以上ソンな役回はなく、日々くだらない野次にさらされながら仕事に打ち込むインセンティブが存在しないから。「アホらし、やーめた」、と。心理面で完全にサイドラインに退き、寝てしまった。ヤル気はなくても能力は高いので、本人やその家族くらいは充分食べていけるでしょう。でも、困惑する人々(彼らがいうところの“被支配者”)は増えた。なぜなら昔も今も、組織なり集団がもたらすバリューの大半は、一部のごく限られた人々が創造してきたからです。


かくして、エリート層が抜けることで生じたシステム上の大穴(欠陥)にどんなバッチを当てて修復するか。民主主義のリフォームを含めた「日本病」克服の処方箋はその一点に尽きますね。


ぼくのアイデアは、日本の豊富な既存リソースの活用に注目したものです。エリートの穴は、「隠れ庶民」を本来あるべきポジション(心理的なことをいっています、為念)に呼び戻して埋めたらいい。もちろん大ヒンシュクは必至でしょう。ただ、どうせ物議をかもすなら、日本の高齢化は待ったなしなのだから、ぼくは時間を取りたい。


sanyonさんの案について。もしも有権者(主に低所得者層)の平均クオリティーを高めることでエリート機能に代替するマクロ効果が期待できるなら有効な一手になりますね。具体的には批評家・評論家をクリエイターに転身させる具体的な方法を考えるのが早い(これも永遠の課題、ですか?)。思うにこの案で本当にトライするなら、共産主義の実験やEUの統合実験に匹敵する歴史的チャンレンジになるでしょう。まあ、他ならぬ日本なので・・・、ダメモトでやってみる価値はあるかもしれないですねどね。
 
  
  
  
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  [1215] Re(5):有権者のクオリティー
  
        
  
最近のマスコミにおかしな風潮を感じるのです。
石原慎太郎待望論みたいなものを感じるのですが、小泉の失敗に懲りないのでしょうか。
小泉の右翼化政策からすると、次は反動で、リベラル系の総理で揺り戻しの調整局面のはずなのですが、マスコミは、石原待望論を振りまいています。
こんなことで、マスコミは、第三の権力者といえるのでしょうか。
 
  
  
  
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  [1217] Re(6):有権者のクオリティー
  
        
  
>最近のマスコミにおかしな風潮を感じるのです。
>石原慎太郎待望論みたいなものを感じるのですが、小泉の失敗に懲りないのでしょうか。
>小泉の右翼化政策からすると、次は反動で、リベラル系の総理で揺り戻しの調整局面のはずなのですが、マスコミは、石原待望論を振りまいています。
>こんなことで、マスコミは、第三の権力者といえるのでしょうか。

問題は、現在の日本の現状をどのように分析するのかと言うことでしょう。

全世界的、とも言うべき反戦運動の嵐が吹き荒れる中、イギリス・そしてアメリカでさえ数万、数十万単位でのデモが行われる中で、日本では数百から数千という他国と比較にもならぬ数のデモしか行われない現状があります。
勿論、デモの数が重要なのではなく、その質こそが問われるべきものなのですが、それにしても日本が世界の中である種異質であることは紛れも無い事実だと思います。

では、日本国民はイラク問題に於いてアメリカやイギリス、そしてそれを支持する日本政府を支持するのか?、と言えば世論調査の結果を見る限りそうではありません。

各種選挙の低投票率により、特定の組織票がこの国の政策を左右することを考えるとき、一体日本人は何を考えているのだろうかと言う素朴な疑問が生まれます。

そして、この国の現状を変えるためには、この素朴な疑問の解を導き、多くの人々がこの国の現状に疑問を抱くように、問題提起をし続けなければならないのであろうと考えます。
 
  
  
  
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  [1216] Re(5):有権者のクオリティー
  
        
  
管理人です。
横レスになり恐縮ですが、一言書きます。
時間の関係で全部でなくて恐縮です。

>「日本だから」永遠の課題になってしまうのです。

>旧帝大卒のエリート支配がうまくいっていた時期は良かったのですが、周知の通り、その後はヒトが続かなかった。だから大衆のニーズを読み間違うのです。いまの日本で一番問題なのは欧米的なエリート層(理由のいかんを問わず結果責任を負うリーダー層)が存在しないこと。これがぼくの現状判断です。

「日本には旧帝大卒的なエリート層が現在存在していないために、大衆のニーズを読み間違えてしまう。」
これは山口さん流の現情分析による解説でありますが、あまりにも簡潔過ぎる内容でその影で省略されたものが全て見えてこないため多くを語ることはできません。この言葉を聞いた方々は果たして簡単にこの山口論に同意を与えるものでしょうか。

「欧米的なエリート層(理由のいかんを問わず結果責任を負うリーダー層)」とありますが、この方々はそれぞれのお国のどの分野の方々を指してのものでしょうか。政・官・業の全ての分野に認められる方々でありましょうか。そしてそれぞれの分野でお互いを対比させての結果、上記の結論に至ったということでしょうか。言われていることがあまりに総論過ぎていちいち文章を書くのもおっくうになるくらいの量と幅がありますが。

>sanyonさんとぼくの違いは、「日本にエリート層は本当に存在するか?」という現実感覚の一点にある。いわゆる問題発言の「ベビーブーマー世代アホ論」では、資質などを云々して差別を意図したつもりは全くありません。庶民の大量生産しかできなかった教育制度など、様々なヒズミが出たんだろうと思います。

「日本にエリート層は本当に存在するか?」どうかは各々の所有する価値観でどうとでも取れることなので私などはどちらでも良いことだと思います。(山口さんが感じている危機感に決してちゃちを入れているのではありません。)ただし、ここにもお国同士で越すに越されぬ田原坂。それぞれのスタンダードというものがありますので、要はその解釈の尺度でそれなりにその危機感も緩和されるのではないかと個人的には感じております。

それといわゆる問題発言の「ベビーブーマー世代アホ論」ですが、それを言っているうちは残念ながら言われている方の折角の発言の意図が曲解されてしまいます。まことに残念なことであります。

>欧米社会ではエリートの支配と民主主義の抵抗が「車の両輪」のように機能しているのです。日本は戦争に負けて後者だけが強制注入された。それが自己増殖・ゾンビ化し、不必要なほどの大馬力を持て余して今日に至っている。あの社会党が滅亡してもなお、そのオーバーキャパシティーは解消されていません。

どこかのお国の党派の関係によく似ておりますね。確かにそのどこかのお国のどこぞの党派的な視点で相手国側を眺めると「それが自己増殖・ゾンビ化し、不必要なほどの大馬力を持て余している。」ように見えるのかもしれませんね。とすればその見る側においてのその苛立ち具合も想像に難くなく、おっしゃる事柄にも一定の理解はできます。が、決して共鳴する類(たぐい)のものではないと感じております。そういうものかという按配です。

蛇足ながら、社会党さんは名前を変えて現在も存在されておられます。勢力的にはご存知の通りかなり衰退されておられますが。「滅亡した。」という表現は誤解の元であり避けられた方が賢明かと思いますが。

>どうせマネるなら、この2つをセットで導入してともに高める努力をしないと・・・。社会がスケールアップしない。そこが師匠たちとの決定的な相違点だと思います。

日本式にアレンジした方がなにかとうまく行くようにも感じますが。
(すでにアレンジしているのかもしれませんが。)

>大衆オピニオンをフィードバックするのが民主主義の機能であるという意見は同意。つまり、民主主義は批判・論評の対象(エリート)の存在を以って初めて成立するというか、エリートを砥石として磨かれる。ところが、いまの日本には批判する相手もいなければ叩き台すら「存在しない」。なぜなら本来エリートとして表舞台に立つべき(だとぼくが思うような)人々が軒並みヤル気をなくし、死んだフリのモードに入っているからです。

「山口式民主主義論及び日本国内のエリート(と見られるかたがた)の現状について」というような表題がぴったりの内容かと思います。
なるほど、そういう見方もあるのだなと再認識しました。
そうですか。国内のエリートと目される人たちは死んだ振りをしているのですか。

>大学闘争(?)みたいな熱いケンカをしたいのに、肝心の「戦う相手」がいない。ぼくが蔑視する“ザ・ジャパニーズ・サヨク”は、このコンテクストで、彼らが揶揄するブッシュと同レベル。ゾンビ化した米軍が天下無敵であるのと同様、ゾンビ化した日本的民主主義も天下無敵なのです。テキトーに敵を見繕いお茶を濁すビヘイビアなどはソックリですよ。

私も元・ザ・ジャパニーズ・サヨクですので上記のお言葉はそれなりにこたえております。私なども確かに「テキトーに敵を見繕いお茶を濁すビヘイビア」等々はお得意の技であります。きっと山口さんには嫌われていることなのでしょうね。

ところで「大学闘争(?)みたいな熱いケンカをしたいのに、肝心の「戦う相手」がいない。」の部分の主語が省略されておりますが、これは「山口さんが」というふうに捉えておいて良いのでしょうか。
 
  
  
  
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  [1218] Re(6):有権者のクオリティー
  
        
  
>「欧米的なエリート層(理由のいかんを問わず結果責任を負うリーダー層)」とありますが、この方々はそれぞれのお国のどの分野の方々を指してのものでしょうか。政・官・業の全ての分野に認められる方々でありましょうか。そしてそれぞれの分野でお互いを対比させての結果、上記の結論に至ったということでしょうか。言われていることがあまりに総論過ぎていちいち文章を書くのもおっくうになるくらいの量と幅がありますが。


全ての分野か→イエス。国外に出てわかったことの一つか→イエス。

日本も欧米も、究極的なリーダーが民主主義的プロセスで選ばれるのは同じです。首相・大統領・議員(選挙)、企業役員(株主総会)など。そこで選ばれたリーダーたちは自分に与えられたミッションを遂行すべく、(必要に応じて)非民主主義的プロセスで人材を登用し、自分の権限の一部を委譲し、その『人事』(ここは間違えて欲しくないのですが人事・・・ですよ)に責任を持ちます。日本でばっこしている抽象的・民主主義的観念としての責任論とは違うのです。

それぞれの究極トップから権限を委譲されて人事権をコントロールされるツリーがエリート層。全体に占めるヘッドカウントで1〜2割程度、しかし政策の成否なり会社のポリシー・利益なりの大半(7〜8割くらい)が決まります。

エリートは、それぞれの階層で普通の人に比べて遥かに大きい権限と責任を負います。大きく失敗したら原因が究明されて本当にクビになる(but遺憾ながら米国にもしぶとい輩がいるようで・・・)。だから平時の処遇は格段に良く、周辺にはスタッフ・秘書などがつき、判断を誤らないようひいてはジョブセキュリティーが高まるよう仕組まれている。そうでないとクビがいくつあっても足りませんから。


欧米との比較から、日本には致命的な欠陥が2つあると思います。

1つめは、再三述べてきたように、上に立つヒトの問題。軍の学校じゃないですが、「諸君は特別で卒業後は多くの者の上に立つんだから・・・」とか、「イザというときは理不尽を呑み込んで率先して死地に赴け・・・」、みたいな教育も必要なのです。「血で勝ち取った権利なんだから大いに主張し給え、そして戦い給え」と教育されて、イザ主張される側に回ったら一体どーするんですか?国会や株主総会に如実に現われていると思いますが、生きるすべがない。
たとえばこのBBSで人気の森田実さんのコラムなどを見ると、道徳論・理想論のオンパレードのように感じられ、改めて「ああ、この国はモラルで治まってきたんだな・・・」と思うのです。そういう仕込みは語学が身につく年齢でやらないと。還暦が見えてきたりそれをオーバーした人に諭しても全然間に合わない。文字通り「還暦」ですから。


>「日本にエリート層は本当に存在するか?」どうかは各々の所有する価値観でどうとでも取れることなので私などはどちらでも良いことだと思います。(山口さんが感じている危機感に決してちゃちを入れているのではありません。)ただし、ここにもお国同士で越すに越されぬ田原坂。それぞれのスタンダードというものがありますので、要はその解釈の尺度でそれなりにその危機感も緩和されるのではないかと個人的には感じております。


で、2つめの問題は他ならぬスタンダード/システム。要は法律がおかしい。このBBSから具体例をあげます。「日本は法治国家だから・・・」と胸を張りのたまう一方、国会議員−秘書の関係からして、リンク先のような「これでは怖くて秘書も雇えませぬ・・・」という現状がある。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=447;id=seiji

言っておきますが、こんな馬鹿げたこと、ぼくの勤務先ですら起きませんから(いかに問題があれど、ここまで酷いと会社なら潰れてしまう)。ステレオタイプ的なイマジネーションをいえば、みんな権利の主張に熱心で、その急進勢力が割とアンタッチャブルで、上に立つ人たちも「まあ、いっか」と投げ続けたか、問題を過小評価し続けた。その積み重ねではないのでしょうか。

民主主義の選良たる国会議員の目線で、秘書すら雇えぬとその人事権を諦観する。その事実を以って一事が万事、選ぶほうも選ばれるほうも一体なにができるんですか?という状況。そのスタンダードを誇れる(あるいは全く疑問に感じない)とすれば、これはまさしく価値観の相違です。


>>どうせマネるなら、この2つをセットで導入してともに高める努力をしないと・・・。社会がスケールアップしない。そこが師匠たちとの決定的な相違点だと思います。
>
>日本式にアレンジした方がなにかとうまく行くようにも感じますが。
>(すでにアレンジしているのかもしれませんが。)


イノベーティブであれば、日本なら北朝鮮や旧ソ連の体制を持ち込んでも成功すると思っているのです。しかし現実は正反対でしょう。アレンジすることとイノベーティブであることは違うから。ともかくアレンジは失敗。そして結果はすでに出ていると思うのですが。この期に及んで一体どんな結果を待つのですか?


>なるほど、そういう見方もあるのだなと再認識しました。
>そうですか。国内のエリートと目される人たちは死んだ振りをしているのですか。


正直いって管理人さんに感心されたことに驚いています。このBBSの著名人で具体例をあげましょうか。

http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1179;id=seiji
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1168;id=seiji

全員が全員というわけではないと思いますが、充電中の人は充電中の人なりに、現役は現役なりに、ということで。


>私も元・ザ・ジャパニーズ・サヨクですので上記のお言葉はそれなりにこたえております。私なども確かに「テキトーに敵を見繕いお茶を濁すビヘイビア」等々はお得意の技であります。きっと山口さんには嫌われていることなのでしょうね。
>
>ところで「大学闘争(?)みたいな熱いケンカをしたいのに、肝心の「戦う相手」がいない。」の部分の主語が省略されておりますが、これは「山口さんが」というふうに捉えておいて良いのでしょうか。


主語は「日本に住む言論の自由豊かな民主主義の闘士たち」。ぼくは外国で暮らしているし、平日の昼間め一杯戦っているし、電波少年的な勝負はやらない主義なので。

表に出づらい一部の人々のホンネを軽く代弁することで、一面の事実を知っていただきたかっただけです。理念や理想も大事ですが、旧日本軍もそれに入れ込みすぎて失敗したようなもんでしょう。空回りの末路は悲惨だと思いますので。
 
  
  
  
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  [1219] Re(7):有権者のクオリティー
  
        
  
山口さん、どうもありがとうございます。
お疲れになられているところ、まことに恐縮であります。

>全ての分野か→イエス。国外に出てわかったことの一つか→イエス。
>
>日本も欧米も、究極的なリーダーが民主主義的プロセスで選ばれるのは同じです。首相・大統領・議員(選挙)、企業役員(株主総会)など。そこで選ばれたリーダーたちは自分に与えられたミッションを遂行すべく、(必要に応じて)非民主主義的プロセスで人材を登用し、自分の権限の一部を委譲し、その『人事』(ここは間違えて欲しくないのですが人事・・・ですよ)に責任を持ちます。日本でばっこしている抽象的・民主主義的観念としての責任論とは違うのです。
>
>それぞれの究極トップから権限を委譲されて人事権をコントロールされるツリーがエリート層。全体に占めるヘッドカウントで1〜2割程度、しかし政策の成否なり会社のポリシー・利益なりの大半(7〜8割くらい)が決まります。
>
>エリートは、それぞれの階層で普通の人に比べて遥かに大きい権限と責任を負います。大きく失敗したら原因が究明されて本当にクビになる(but遺憾ながら米国にもしぶとい輩がいるようで・・・)。だから平時の処遇は格段に良く、周辺にはスタッフ・秘書などがつき、判断を誤らないようひいてはジョブセキュリティーが高まるよう仕組まれている。そうでないとクビがいくつあっても足りませんから。

現実の世界ではないですが、映画・TVドラマの類でトレーニングさせていただいてますので、おっしゃるところの世界はある程度承知しております。これはシステム・世界観の違いであり、どちらのシステムが「より優秀」なのか、いずれ歴史が明らかにしてくれると思います。

今のところかなり米国式システムにだいぶ水をあけられいるのは事実でありますが。しかしビジネスの世界は水物でもあります。良いときもあれば悪いときもあります(栄枯盛衰)。しかし忘れてならないことは、今の山口さんはその真っ只中の渦中に居られるという事であります。そして現在の日本的なシステムはいつまでも現在の衣に満足しているわけでもありません。誰であろうとも生きていく限りはそれなりに学習し、それなりに進化していくものであります。また日を区切ってある日突然に米国式システムに変換するということなども決して現実的な選択とは思えません。また日本国内においてもすでに外資系企業以外にもそのようなシステムを導入している一流企業が幾つか存在しております。どちらにしてもいずれ最適と思われるものに淘汰されていくはずでしょう。

山口さん流のエリートの存在はおそらくは時間の問題であろうと思います。戦前の恐慌前夜にも例えられる現在の経済情勢はそれほどまでに経済界を逼迫させております。政治の世界に頼れるものがないと承知した現在の日本経済界はすでに劇的な変化を迫られております。これは好みの問題などすでに超越しております。いわば手負いの獅子状態なのでしょうね。

>欧米との比較から、日本には致命的な欠陥が2つあると思います。
>
>1つめは、再三述べてきたように、上に立つヒトの問題。軍の学校じゃないですが、「諸君は特別で卒業後は多くの者の上に立つんだから・・・」とか、「イザというときは理不尽を呑み込んで率先して死地に赴け・・・」、みたいな教育も必要なのです。「血で勝ち取った権利なんだから大いに主張し給え、そして戦い給え」と教育されて、イザ主張される側に回ったら一体どーするんですか?国会や株主総会に如実に現われていると思いますが、生きるすべがない。
>たとえばこのBBSで人気の森田実さんのコラムなどを見ると、道徳論・理想論のオンパレードのように感じられ、改めて「ああ、この国はモラルで治まってきたんだな・・・」と思うのです。そういう仕込みは語学が身につく年齢でやらないと。還暦が見えてきたりそれをオーバーした人に諭しても全然間に合わない。文字通り「還暦」ですから。

人の問題を問う前に、日本は儒教文化の国家であるということです。これなどはアングロサクソン系には到底理解不能な思想なのでしょう。日本的な行動パターンの理解を深めるためには日本式の手続きいわばプロシージャについて理解を深めておく必要もあるのかもしれない。といっても日本人であれば誰でも承知していることであります。例え若さに任せてそれを無視していようが、臨終の間際には思い出すものであります。

森田さんについて独自の見解を述べられているようですが、これなどはまさしく米国式価値観至上主義の論評ではないかと思います。日本人である限りは誰もが心の奥底に備えている考え方・思想なのであります。もちろん例外的な人たちもおられますが。

しかし、山口さん的な考え方もあってよいと思います。企業の世界において経営者がそれがベターであると判断されるのならそうした方が良いと思います。人がいつくいつかないは別の次元のお話であります。(私には無縁の世界であります。)

>>「日本にエリート層は本当に存在するか?」どうかは各々の所有する価値観でどうとでも取れることなので私などはどちらでも良いことだと思います。(山口さんが感じている危機感に決してちゃちを入れているのではありません。)ただし、ここにもお国同士で越すに越されぬ田原坂。それぞれのスタンダードというものがありますので、要はその解釈の尺度でそれなりにその危機感も緩和されるのではないかと個人的には感じております。
>
>
>で、2つめの問題は他ならぬスタンダード/システム。要は法律がおかしい。このBBSから具体例をあげます。「日本は法治国家だから・・・」と胸を張りのたまう一方、国会議員−秘書の関係からして、リンク先のような「これでは怖くて秘書も雇えませぬ・・・」という現状がある。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=447;id=seiji
>
>言っておきますが、こんな馬鹿げたこと、ぼくの勤務先ですら起きませんから(いかに問題があれど、ここまで酷いと会社なら潰れてしまう)。ステレオタイプ的なイマジネーションをいえば、みんな権利の主張に熱心で、その急進勢力が割とアンタッチャブルで、上に立つ人たちも「まあ、いっか」と投げ続けたか、問題を過小評価し続けた。その積み重ねではないのでしょうか。

悪法もまた法なり。政治の世界は魑魅魍魎です。悪法と承知していてもそれを改正する手続きは一朝一夕には行かないもの。そこで短気を起こしていては代えられるものも駄目になってしまいます。例え愛想が尽きていたにしても我慢に我慢を重ねて粘り強く対処していかねば世も末であります。そこが経済界と政界の大きな違いであります。新興アングロ国はその辺がうらやましいところであります。なぜならそれほど大きなしがらみが無いからであります。

>民主主義の選良たる国会議員の目線で、秘書すら雇えぬとその人事権を諦観する。その事実を以って一事が万事、選ぶほうも選ばれるほうも一体なにができるんですか?という状況。そのスタンダードを誇れる(あるいは全く疑問に感じない)とすれば、これはまさしく価値観の相違です。

(上の内容と同じであります。)

>>>どうせマネるなら、この2つをセットで導入してともに高める努力をしないと・・・。社会がスケールアップしない。そこが師匠たちとの決定的な相違点だと思います。
>>
>>日本式にアレンジした方がなにかとうまく行くようにも感じますが。
>>(すでにアレンジしているのかもしれませんが。)
>
>
>イノベーティブであれば、日本なら北朝鮮や旧ソ連の体制を持ち込んでも成功すると思っているのです。しかし現実は正反対でしょう。アレンジすることとイノベーティブであることは違うから。ともかくアレンジは失敗。そして結果はすでに出ていると思うのですが。この期に及んで一体どんな結果を待つのですか?

まさに短気は損気であります。

>>なるほど、そういう見方もあるのだなと再認識しました。
>>そうですか。国内のエリートと目される人たちは死んだ振りをしているのですか。
>
>
>正直いって管理人さんに感心されたことに驚いています。このBBSの著名人で具体例をあげましょうか。
>
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1179;id=seiji
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1168;id=seiji
>
>全員が全員というわけではないと思いますが、充電中の人は充電中の人なりに、現役は現役なりに、ということで。

エリートなどとは価値観の共有できないところに存在しません。

>>私も元・ザ・ジャパニーズ・サヨクですので上記のお言葉はそれなりにこたえております。私なども確かに「テキトーに敵を見繕いお茶を濁すビヘイビア」等々はお得意の技であります。きっと山口さんには嫌われていることなのでしょうね。
>>
>>ところで「大学闘争(?)みたいな熱いケンカをしたいのに、肝心の「戦う相手」がいない。」の部分の主語が省略されておりますが、これは「山口さんが」というふうに捉えておいて良いのでしょうか。

>主語は「日本に住む言論の自由豊かな民主主義の闘士たち」。ぼくは外国で暮らしているし、平日の昼間め一杯戦っているし、電波少年的な勝負はやらない主義なので。

これは一種の逆差別と偏見がありそうなのかな。

>表に出づらい一部の人々のホンネを軽く代弁することで、一面の事実を知っていただきたかっただけです。理念や理想も大事ですが、旧日本軍もそれに入れ込みすぎて失敗したようなもんでしょう。空回りの末路は悲惨だと思いますので。

心なしか私から見える山口さんはどこか旧陸軍の理想に燃えた若年将校たちの姿にダブって見えてしまいます。なぜだろう?
 
  
  
  
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  [1224] Re(8):有権者のクオリティー
  
        
  
>山口さん、どうもありがとうございます。
>お疲れになられているところ、まことに恐縮であります。


すみません。さすがですね。・・・というか、先日はだいぶ肩に力が入っておりました。


>今のところかなり米国式システムにだいぶ水をあけられいるのは事実でありますが。しかしビジネスの世界は水物でもあります。良いときもあれば悪いときもあります(栄枯盛衰)。しかし忘れてならないことは、今の山口さんはその真っ只中の渦中に居られるという事であります。そして現在の日本的なシステムはいつまでも現在の衣に満足しているわけでもありません。誰であろうとも生きていく限りはそれなりに学習し、それなりに進化していくものであります。また日を区切ってある日突然に米国式システムに変換するということなども決して現実的な選択とは思えません。また日本国内においてもすでに外資系企業以外にもそのようなシステムを導入している一流企業が幾つか存在しております。どちらにしてもいずれ最適と思われるものに淘汰されていくはずでしょう。


絶好調の真っ只中ではなくバブル崩壊の真っ只中ですよ(死)。
アメリカ式とおっしゃいますが、10ン年前に学んだ日本式がインストールされて今日の姿があるのです。日本企業にもピンからキリまで様々な動きがあることは承知しています。心のもち方はどうあれ前向きな動きですから、会社はまだいいのです。

そこで生き残れた人はオッケーですが、淘汰されてしまう人もおり、経済危機は必ずといっていいほど政治危機に飛び火します。90年代の途上国通貨危機は全てこのパターンでした。

だから、淘汰された人たちが集う政治のほうはどうなのですか?ということになる。もしも「さすがに、食えなくなれば変わるんだろう」という部分にトリガーを求めるしかないとすれば、その後の展開は推して知るべしだと思うのですが。


>人の問題を問う前に、日本は儒教文化の国家であるということです。これなどはアングロサクソン系には到底理解不能な思想なのでしょう。日本的な行動パターンの理解を深めるためには日本式の手続きいわばプロシージャについて理解を深めておく必要もあるのかもしれない。といっても日本人であれば誰でも承知していることであります。例え若さに任せてそれを無視していようが、臨終の間際には思い出すものであります。


思うに「花よりダンゴ」ですから、これがホンネの部分なんだろうと思います。

問題になるのは「日本的な行動パターン」や「日本式プロシージャ」と、若い頃に唱えておられた(未だに唱えておられる)「血であがなった民主主義」が両立するのか?という部分。

いささか乱暴な言い方をすれば、本当に民主主義を望むなら、単に年を食ってる程度のことを理由に自分をエライなどと思ってはいけないのです(下の目線からいえば、それも「レッテル張り(byサヨク・テンプレート)ですよ」)。一方、儒教的な年功序列システムを大事にしたいなら、民主主義だの法治国家だの権利だのと、西洋合理主義的なことをワーワー騒ぐべきでないのです。

どちらかで一貫して筋が通っていればヨシ。そうでないとすれば・・・若い頃はベビースモーカーだったのに、老いを感じて健康が気になりタバコをやめて、自分の子供に禁煙を説くオッサンと同程度。ご都合主義に過ぎると思うのですが。だからビジョンを欠き、決断力なく、決してアホとは思いませんが、世代的には総じて実に遺憾な結果に終わらんとしている(功罪3:7)と言っているのです。

先人たちが盲目的に年寄りをヨイショしてたとは思わない。判断力・経験・知恵などが皆を有利な方向に導くと思えばこそでしょう。たしかに、江戸・明治・大正・昭和初期あたりに比べると、一箇所に定住する人は減り、高齢者に希少価値がなく、若者は少なく、子供はもっと少なく、時代の流れは早い。大変なハンデを背負っておられるとは思います。しかも上に述べた淘汰の最前線におられる方が多い筈なので。

この勢いだと民主主義のみならず儒教文化までもすり潰しかねないのではないか?・・・と。オフェンスでは儒教文化、ディフェンスでは民主主義・・・みたいなダブルスタンダードだけは勘弁して欲しいです。


>悪法もまた法なり。政治の世界は魑魅魍魎です。悪法と承知していてもそれを改正する手続きは一朝一夕には行かないもの。そこで短気を起こしていては代えられるものも駄目になってしまいます。


「悪法と承知していてもそれを改正する手続きは一朝一夕には行かないもの」・・・これは法治国家や民主主義が身につかなかったか、そのシステムがお国に馴染まないかのいずれかだと白状しているようなものです。

ぼくは「変えることなどできっこない」と思っているのです。現役時代にできなかったことが、リタイアしてからできる筈がありませんから。こういうダブルスタンダードで現状維持を続けたあげく、これまでと同様に「余儀なくされた唯一の選択肢を自ら選ぶことを強いられる(財政の破綻とかイラク戦への協力とか)」のです。

民主主義でいくなら潔く淘汰されて後進に道を譲り今後も観客席でヤジを飛ばす、儒教文化でいくなら当事者意識を持ちもっとシャキっとする。そろそろ、どちからが主でどちらかが従か、考えても良いのではないか?と思うのですが。


>心なしか私から見える山口さんはどこか旧陸軍の理想に燃えた若年将校たちの姿にダブって見えてしまいます。なぜだろう?


そういう年齢になられたということですよ。
 
  
  
  
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  [1225] Re(9):有権者のクオリティー
  
        
  
山口さん、こんばんわ。
レスを拝見させていただきましたが、ほとんど虚無感に近い気持ちになりました。
どうも私の言いたかったことが理解されていないようです。
語句等々の勝手な解釈等にも違和感を感じております。

私の方のレスはいずれ機会を見てやらせていただきます。
とりあえず、ご報告まで。

--
管理人・石野清三
 
  
  
  
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  [1226] Re(9):有権者のクオリティー
  
        
  
追加しておきます。
あなたに儒教を説くのは間違いでした。
どうして年功序列のお話になるのか理解不能です。
また私には民主主義と儒教を対比させるつもりなどさらさらないのです。
 
  
  
  
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  [1227] Re(10):有権者のクオリティー
  
        
  
>追加しておきます。
>あなたに儒教を説くのは間違いでした。
>どうして年功序列のお話になるのか理解不能です。
>また私には民主主義と儒教を対比させるつもりなどさらさらないのです。


ぼくは民主主義がワークしない二大原因の一つが上に立つ者の錬度の低さだと指摘しました。それに対して管理人さんは、そのことには直接お答えにならずに「人の問題を問う前に日本は儒教文化の国家である」とおっしゃった。儒教文化ではファジーに過ぎるので、ぼくはこのコンテクストに最もフィットする年功序列をピックアップし(べつに儒教的イシューなら何でも良かったのです)、儒教的な礼儀を求めるのなら相応したパフォーマンスが求められるといい、さらに一歩踏み込んで「選択の時期」が近いのではないですか?と申し上げたわけです。


スジを曲げたという自覚はみじんもありません。が、つたない経験上、ロジックを超越した礼儀作法の話題、あるいは「君も年をとればわかる」「臨終の間際には思い出す」等々の終末的フレーズが出てきたら、残念ながら議論はフェードアウト(先送り)が必至です。


ぼくに儒教を始めとする宗教の世界を説くのは時間の無駄である、というご指摘は正鵠を得ています。そもそも「日本は儒教文化の国である」という命題自体が初耳なのです(「日本文化」、あるいは宗教を絡めて語るなら「神道と仏教のチャンポン」じゃないんですか?)。いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?


そんな筈はなかろう・・・という方に一票入れておきます。儒教の世界を本当に日本人全員が心の奥底で信じていたら、対外的には、朝鮮半島があれほどピーピー騒ぐ筈がない。国内的には、いつぞや指摘した「シルバーシート」なる代物があのオーダーで存在する筈がなく、ひいてはあれほど失敗を重ねてなお引責辞任するトップ層があれほど少ない筈もない。


>>欧米との比較から、日本には致命的な欠陥が2つあると思います。
>>
>>1つめは、再三述べてきたように、上に立つヒトの問題。(略)「血で勝ち取った権利なんだから大いに主張し給え、そして戦い給え」と教育されて、イザ主張される側に回ったら一体どーするんですか?国会や株主総会に如実に現われていると思いますが、生きるすべがない。
>
>人の問題を問う前に、日本は儒教文化の国家であるということです。といっても日本人であれば誰でも承知していることであります。例え若さに任せてそれを無視していようが、臨終の間際には思い出すものであります。
 
  
  
  
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  [1228] Re(11):有権者のクオリティー
  
        
  
>> 人の問題を問う前に、日本は儒教文化の国家であるということです。といっても日本人であれば誰でも承知していることであります。例え若さに任せてそれを無視していようが、臨終の間際には思い出すものであります。

> スジを曲げたという自覚はみじんもありません。が、つたない経験上、ロジックを超越した礼儀作法の話題、あるいは「君も年をとればわかる」「臨終の間際には思い出す」等々の終末的フレーズが出てきたら、残念ながら議論はフェードアウト(先送り)が必至です。

まさに一般論について述べていることなのに、自らのことを指摘されたと受け取られたわけですか。
私が山口さん個人のことをどうこういうわけがない。
まさに安っぽく受け取られていたということか。
 
  
  
  
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  [1229] Re(11):有権者のクオリティー
  
        
  
> ぼくはこのコンテクストに最もフィットする年功序列をピックアップし(べつに儒教的イシューなら何でも良かったのです)

それはあなたの理解度の問題をいみじくもご披露されたということです
 
  
  
  
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  [1230] 日本が儒教の国(!!??)
  
        
  
議論の要旨
1.日本は儒教の国というのは間違い。
2.「日本には日本のやり方がある」→「進取の気性がない」のか?

>ぼくは民主主義がワークしない二大原因の一つが上に立つ者の錬度の低さだと指摘しました。それに対して管理人さんは、そのことには直接お答えにならずに「人の問題を問う前に日本は儒教文化の国家である」とおっしゃった。儒教文化ではファジーに過ぎるので、ぼくはこのコンテクストに最もフィットする年功序列をピックアップし(べつに儒教的イシューなら何でも良かったのです)、儒教的な礼儀を求めるのなら相応したパフォーマンスが求められるといい、さらに一歩踏み込んで「選択の時期」が近いのではないですか?と申し上げたわけです。
>

 山口様。
「日本は儒教の国」ということについて、「反論すべきかすべきでないか」を三日以上考えましたが、「何も知らぬ人に間違った知識を与える危険性のあるものを放置するわけにはいかぬ」ということで、いくつかのサジェスチョンをしておきます。
 ここで、儒教として考えるものは、江戸時代から維新にかけての官学は、儒学の一つ「朱子学」というものです。
 「朱子学」とほとんど反対の性格を持つ物として、「陽明学」があります。
(「陽明学」は、今の米国でも十分に通用するものがあり、米国人に好まれると思いますが)。しかし、陽明学は政府公認ではなかった。そこで、朱子学にしぼります。
 朱子学が官学として政治に適用された国は、中国にせよ朝鮮にせよ、
1.「硬直化した身分制度・封建制度」
2.「中国(中原区域の漢民族国家)のみえらい。あとは全て野蛮人」
という思想状態になりました。
 ところが、日本は革命といって差し支えない「明治維新」をなしとげた。
 これは、儒教とくに朱子学から言って、「大犯罪」といえるのです。
 したがって、儒教の国というのは、日本を説明したことにならない。
 儒教の国が、「全共闘」でもって、当局に立ち向かうはずもございません。

 日本については、井沢元彦「逆説の日本史」1〜9(以下発刊予定、小学館)のほうが、もっと日本のことを説明できております。
 Amazonで購入しても、損はないと考えます。
 
 あと、個人的に山口様へ
 最近2chを見ておりますと、
「このまま、市民団体みたいな団塊の世代に任せてしまえば日本は滅びる。この世代を排除して、もっと若い世代が社会を動かさないと日本は死ぬ」という論が、ちょくちょく見うけられます。状態は深刻ではないかと思います。
 で、「日本には日本のやり方がある」という論があるのですが、そのやり方を問うと、答えに窮する人のなんと多いことか。
 私は「アメリカのような<進取の気性>」がない限り、「日本のやり方」など見つかるはずがありません。
 そのためには、アメリカ・ヨーロッパを大いに参考にし吸収し実践し、問題あらば是正して、その中で「日本人・日本人の多くにある共通固有の精神」を考察して初めて「日本のやり方」を見つけられるのです。
 今の「日本には日本のやり方がある」というのは、
「日本名物の談合」「家族企業への見かえり」「やくざ」くらいしかありません。

 あと、こういうHPを見つけました。
 投資についての話もあるようですし、見てみてはいかがですか?
 「ファンドの理論価格」云々とかあるようですよ。
 
  
  
  
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  [1233] ですよね
  
        
  
>「日本は儒教の国」ということについて、「反論すべきかすべきでないか」を三日以上考えましたが、「何も知らぬ人に間違った知識を与える危険性のあるものを放置するわけにはいかぬ」ということで、いくつかのサジェスチョンをしておきます。


先日は原子力の件で失礼致しました。

あと儒教に関するアドバイスありがとうございました。実は、このテの本は一通り買ってあるのです。リタイア後か、さもなくばクビにでもなったら読もうと思って。宗教や思想関係の本は100冊以上、儒教の本もあります。しかしまだ新品同様で書斎のインテリアのままなのです。

儒教にしても民主主義にしても、権力者が民を治めるツールだと理解しています。さもありなん、ですね。


> 最近2chを見ておりますと、
>「このまま、市民団体みたいな団塊の世代に任せてしまえば日本は滅びる。この世代を排除して、もっと若い世代が社会を動かさないと日本は死ぬ」という論が、ちょくちょく見うけられます。状態は深刻ではないかと思います。
> で、「日本には日本のやり方がある」という論があるのですが、そのやり方を問うと、答えに窮する人のなんと多いことか。


株価下落でそちらは大変なことになっていると思うのですが、「日本には日本のやり方がある」といって思考停止している人々たちにスイッチが入ってくれるなら今次の巨額損失や財政危機も止むなし・・・というのが日本の友人たちのホンネの一つではありますね。

彼らは2ちゃんねるの人みたいに排除しようとまでは思っていないと思う(それは実際問題として不可能)。ただ、このまま順当にいけば、その幾ばくかの淘汰は時間の問題のはずで・・・。

人の尊厳って一体何なんでしょうね。


> 私は「アメリカのような<進取の気性>」がない限り、「日本のやり方」など見つかるはずがありません。


進取の気性を持っている人はいるのです。死んでるフリをしてるだけ。この谷間を抜けたら道は必ずや開けると思う。


> あと、こういうHPを見つけました。
> 投資についての話もあるようですし、見てみてはいかがですか?
> 「ファンドの理論価格」云々とかあるようですよ。


今度の終末に行ってみます。
 
  
  
  
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  [1238] 山口さんへ、「痛い国家」とは?
  
        
  
>先日は原子力の件で失礼致しました。

 ああいう忌憚のない意見のほうが宜しいと思います。
 あのシステム自体の特性は、「電力生産、サイクル成立、放射性廃棄物消滅」を、もっとも安価かつ高効率でできるのが大きな特徴であるように、ここ1年で調べてみたところ、かなり蓋然性をもって言えるようにはなったと思います。
 ただ、その特徴を活かすというのは「核となる戦略」ですが、あの数京円云々の話は、「ある種の観測に従ったところのオプション戦略」だと思いますね。
 結局は、「特徴を活かす」という核となる戦略を基に、いかなる変動にも高率安価に対応できるように、オプション部分を組み立てて、国家や諸種機関企業に受け容れられる案を作っていくということに尽きます。
 変なオプションのために受け容れられなくなっては困ります。
 ものごとの核を見つけ、その核を活かしつつオプションを組みたてるには、他人の忌憚ない批評こそが必要だと思います。
 
>あと儒教に関するアドバイスありがとうございました。実は、このテの本は一通り買ってあるのです。リタイア後か、さもなくばクビにでもなったら読もうと思って。宗教や思想関係の本は100冊以上、儒教の本もあります。しかしまだ新品同様で書斎のインテリアのままなのです。
>
>儒教にしても民主主義にしても、権力者が民を治めるツールだと理解しています。さもありなん、ですね。

 もともと、儒教は漢の高祖劉邦の前においては「葬式屋」くらいの認識でしたが、漢が成立しても武将の荒くれた雰囲気と精神が抜けきらないため、彼ら武将・民を政治に服するためのツールとして、高祖のときに採用されたのが儒教です。

>株価下落でそちらは大変なことになっていると思うのですが、「日本には日本のやり方がある」といって思考停止している人々たちにスイッチが入ってくれるなら今次の巨額損失や財政危機も止むなし・・・というのが日本の友人たちのホンネの一つではありますね。

 私から見ると、「何からやればいいか...」というところです。
 不良債権処理は、やくざ勢力のために進まないと聞いております。

>彼らは2ちゃんねるの人みたいに排除しようとまでは思っていないと思う(それは実際問題として不可能)。ただ、このまま順当にいけば、その幾ばくかの淘汰は時間の問題のはずで・・・。
>
>人の尊厳って一体何なんでしょうね。

 まあ、あの学園闘争がなければ、こうまでおかしなことにはならなかったかも。

>進取の気性を持っている人はいるのです。死んでるフリをしてるだけ。この谷間を抜けたら道は必ずや開けると思う。

 中曽根氏もゴーン氏も、同じ事を言っておられます。
 中曽根氏は、「30〜40代に期待している」と。

>今度の終末に行ってみます。

 そこは、株式投資好きな人や政治好きのための掲示板があります。
 人は少ないですが.....

 ところで、こういう話があります。
 「韓国のノムヒョン新政権は、こともあろうに米国に特使を派遣し、<北朝鮮の核は日本向けなので大丈夫>と明確に言った」そうです。
 見てみるとわかりますが、本当ならば、日米関係を分かっていない恐るべき無知を誇る連中が、韓国の政権の座についたのですねえ。
 
  
  
  
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  [1231] Re(11):有権者のクオリティー
  
        
  
> ぼくに儒教を始めとする宗教の世界を説くのは時間の無駄である、というご指摘は正鵠を得ています。

もう少し簡便な表現方法の方がよろしいのではないですか。
もちろん個人の自由でありますが。

> そもそも「日本は儒教文化の国である」という命題自体が初耳なのです(「日本文化」、あるいは宗教を絡めて語るなら「神道と仏教のチャンポン」じゃないんですか?)。

世界的に見れば儒教が思想(哲学)なのか宗教なのか、現在もその結論が出ていない部分がありますが、我が国において歴史的に儒教を宗教と見る向きは少ないです。
むしろ思想・哲学の分野で語られる場合が圧倒的に多いです。
もちろんかなり大雑把な表現ではありますが。

また現在の日本人の礼儀作法等々にも儒教的精神が今も色濃く反映されております。山口さんが森田批判で上げられたモラル・道徳等についてもこれらの例に当てはまる部分が多いです。

それを称して「日本は儒教文化の国である」と述べているわけです。
「日本は儒教の国である」と述べたつもりはありません。
その辺が誤解して欲しくないところなのですが。

> いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?

以上の事柄をそれなりにご理解いただければ、
自ずと解答が見えるものと思いますが。
 
  
  
  
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  [1232] Re(12):有権者のクオリティー
  
        
  
>また現在の日本人の礼儀作法等々にも儒教的精神が今も色濃く反映されております。山口さんが森田批判で上げられたモラル・道徳等についてもこれらの例に当てはまる部分が多いです。
>
>それを称して「日本は儒教文化の国である」と述べているわけです。
>「日本は儒教の国である」と述べたつもりはありません。
>その辺が誤解して欲しくないところなのですが。
>
>> いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?
>
>以上の事柄をそれなりにご理解いただければ、
>自ずと解答が見えるものと思いますが。


ことベビーブーマー世代の方に関しては、この2つの質問に答えていただかない限り、自ずと解答は見えませんね。というより、五里霧中です。

[Q1]儒教文化と民主主義が国、組織、あるいは一個人レベルで両立するものなのか?
[Q2]管理人さんご自身は儒教文化と民主主義のどちらが主でどちらが従なのか(過去・現在・そして未来において)。

逃げ回っているようにしか見えませんが・・・、気が向いたら・・・というより、きちんとした考えが固まったら回答をお願いします。全然急ぎませんので。


自ずと見える解答(ホンネを推測した説)はすでに書いています。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1224;id=seiji

先人の尊い血であがなった「民主主義」と、日本人のほぼ全員が理解する(・・・らしい)「儒教文化」のダブル・スタンダードで、都合の良いときに都合の良いほうを利用するんだろう、と。若い頃は民主主義を求めて大立ち回りを演じ、社会に出たら解体を叫んだはずの大学にわが子を入れようと汲々とし、年を食ったらボケて儒教文化で奉られることを期待する、と。結構なものですね。口では何とでもいえるのです。ぼくはビヘイビアを冷静に観察した上でモノを言っている。

かりにそれが当たらずとも遠からずだとすれば、儒教文化を通り越えて哀れみを感じるのみですよ。「還暦が見えてきたり、それをオーバーしたような人に道徳やモラルを説いても遅い」といったのもそのためです。
 
  
  
  
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  [1234] Re(13):有権者のクオリティー
  
        
  
20:00からの毎週楽しみのNHKの動物番組を見ていたものですから、すみません。

>>また現在の日本人の礼儀作法等々にも儒教的精神が今も色濃く反映されております。山口さんが森田批判で上げられたモラル・道徳等についてもこれらの例に当てはまる部分が多いです。
>>
>>それを称して「日本は儒教文化の国である」と述べているわけです。
>>「日本は儒教の国である」と述べたつもりはありません。
>>その辺が誤解して欲しくないところなのですが。
>>
>>> いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?
>>
>>以上の事柄をそれなりにご理解いただければ、
>>自ずと解答が見えるものと思いますが。
>
>
>ことベビーブーマー世代の方に関しては、この2つの質問に答えていただかない限り、自ずと解答は見えませんね。というより、五里霧中です。
>

相も変わらず「ベビーブーマー世代」の定義づけですか。
この世代にもいろいろな人たちがいるのですが、それを一律に定義してどんな意味があるのでしょう。そのあたりが私には理解に苦しむところであります。大体においてこの世代の人たちに対して失礼かと思います。私なんかこの世代の一番最後の方に続く世代なんですが。
しかし、なぜでしょうか?

>[Q1]儒教文化と民主主義が国、組織、あるいは一個人レベルで両立するものなのか?

あなたが勝手に想像されている「儒教文化」以外とならば、いくらでも共存できる場合が多々ありますが...,。これでは回答になっておりませんか?

>[Q2]管理人さんご自身は儒教文化と民主主義のどちらが主でどちらが従なのか(過去・現在・そして未来において)。

したがって、主もないし従もありませんし、意味もありません。
あなたの森田批判に反論する私が言うところの「儒教文化」は「より人間性に、または人と人との付き合いのあり方に考慮した」日本人特有の理念・情念の集大成ですから。

>
>逃げ回っているようにしか見えませんが・・・、気が向いたら・・・というより、きちんとした考えが固まったら回答をお願いします。全然急ぎませんので。
>

ご心配いただいてありがとうございます。

>
>自ずと見える解答(ホンネを推測した説)はすでに書いています。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1224;id=seiji

それは山口さん式の観察のことですね。

>
>先人の尊い血であがなった「民主主義」と、日本人のほぼ全員が理解する(・・・らしい)「儒教文化」のダブル・スタンダードで、都合の良いときに都合の良いほうを利用するんだろう、と。若い頃は民主主義を求めて大立ち回りを演じ、社会に出たら解体を叫んだはずの大学にわが子を入れようと汲々とし、年を食ったらボケて儒教文化で奉られることを期待する、と。結構なものですね。口では何とでもいえるのです。ぼくはビヘイビアを冷静に観察した上でモノを言っている。
>

上記の観察に述べられている大学云々の例示については確かによくある例です。これらは人間の本性というものを良く表している一例かと思います。それがいいことか悪いことかとたずねられれば、私の回答も「あまり誉められたものでもないね。」あたりになるかと思います。でもね、そのくらいのものは許容できるくらいにならないと、いつかは人間不信の方向へ行ってしまうと思います。したがってこのくらいのものをダブルスタンダードだと指摘して現実的に一体何の意味があるのでしょうか。現実問題、逆にそれにこだわるほうに心配の種は尽きないと思います。

それから山口さんが最近良く引用されるフレーズ『先人の尊い血であがなった「民主主義」』ですが、あえて枕詞に「先人の尊い血であがなった」を毎回入れられるのはそれだけの強い思い入れがあってのことだと思います。今後も毎回入れられるのでしょうか。

>かりにそれが当たらずとも遠からずだとすれば、儒教文化を通り越えて哀れみを感じるのみですよ。「還暦が見えてきたり、それをオーバーしたような人に道徳やモラルを説いても遅い」といったのもそのためです。

この表現を読む人は、おそらくいろんな感慨を覚えることと思います。
正直、私にはとてもできない表現であります。
 
  
  
  
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  [1241] Re(14):有権者のクオリティー
  
        
  
山口さんのもともとの着想は日本の低迷が続く中、日本を舵取りすべき世代
(たまたま団塊の世代)のだらしなさみたいなものをお感じになられておるのでしょう。
というかそこに極端にフォーカスしているようです。
まあしかし、これは一世代だけの問題でもありませんし・・・というか
私が感ずるに、著しい成功体験をもつその上の世代が実際にはまだまだ組織も金も
権力も維持しており、彼らが最近の失敗の損失を取り戻そうと必死にもがいている
のが現状だと思います。彼らが完全に引退するまで、今までとまるで違う取り組みは
実現には難しいのではないかと思います。(というかそれが私の身の回りで起きている実体
。。せまい!(苦笑))
 その直下の世代の人々は社会にでれば当然、この世代のサポートをしてきた
世代であり、みなさん頭では分かっておられるのでしょうが、結構、しがらみから
抜け出せないという雰囲気ではないでしょうか。
 日本の経済がこうした世代の手に委ねられていれば、自ずと彼らの損得で政策が
方向付けられるでしょう。我々の世代がここを突破するためには我々の手で富を生み出す
価値観を見つけだし、新たな付加価値創造を行い、彼らに取って代われるようにならねば
ならないと思いますし、取りあえず、一歩でも踏み出さなければならないという自覚に
駆られます。私にとっては反抗より挑戦と言ったところでしょうか。

ところで、加藤紘一氏があの一連の流れの中であの悲惨な崩れ方も
彼らの世代がその上の世代にとってかわることがそう簡単ではないことを
印象付けてているような気がして仕方有りません。

話がこの一連のレスとしてミートしているのか分かりませんが、以上が私の
所感です。
 
  
  
  
     記事引用なし
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  [1195] ぼくには理解しづらい世界ですが・・・
  
        
  
>私は、この頃、ブッシュ大統領のイラクに関する発言を聞いていて、昔の映画でジェームス・デイーン扮する青年の姿にみえてしょうがないんです。


ぼくにはピンと来ないのですが、60年代・70年代に若者だった方々の昔話を聞くと、服部さんご指摘のヒッピー的メンタリティーは意外に人生に影を落としているようですね。ステレオタイプ的にいえば、大人を信じられず、夢のように自由で平等な桃源郷を思い描き、大人になって夢破れ、その後はドロップアウトしたり体制側に寝返ったり・・・みたいな生きざま。当時の若者にとっての大人ってどんな人たちだったんでしょうね。

桃源郷を夢みてバブルを作ったクリントン、現実に直面して自暴自棄に走るブッシュ、のような見方もできるのでしょうか。ともに若いころはちょっとイケナイこともやった(笑)。あの世代の縮図を見る思いなのですが。

なおエスタブリッシュメントの一角に位置するにもかかわらず、理由なき反体制スピリッツをウリにし、強きを助け弱きを挫くチグハグな主体はいくらでもあると思います。マスコミや弁護士の少なからずもそうでしょう。
 
  
  
  
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  [1237] 明日の反戦行動に参加します!
  
        
  
知人を誘って参加します。21世紀、世界が進むべき道の分岐点にいるような実感があります。そして、「自分の力(ささやかでありますが)で、世界をして、世界が進むべき道を選択させる」という人生に一度あるかないかの機会でもあるように思っています。
 
  
  
  
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  [1221] イカンザキ戦争回避作戦
  
        
  
神崎代表、国連事務総長に要請2003/03/07
ニューヨークの国連本部で約20分間、アナン国連事務総長と会談し、
イラク問題の平和的解決についてさらなる努力を要請した。
http://www.komei.or.jp/news/2003/03/07_02.htm

公明党の要請書【下記】を手渡し、
「イラク問題の平和的解決には国際協調と国連を軸にした努力が大事だ。
大量破壊兵器の廃棄を求めた国連決議をイラクに誠実に履行させるため、
アナン事務総長がイラクを訪問して説得することも含め、
あらゆる手段を尽くしてほしい」
と求め、アナン事務総長のリーダーシップに期待を寄せた。

これは公明独自の{究極の戦争回避作戦}となる。

アナン事務総長にイラクを訪問させ、
空爆を阻止すると言う事だ。

国連事務総長を爆撃させるわけにはいかんだろう。
さすがのアメリカも手はだせまい。のか・・・?
 
  
  
  
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  [1222] 創価学会・公明が戦争阻止のために今からでもできる事、やって欲しい事
  
        
  
(1)池田氏がかって平和をともに語った世界の知識人文化人と共に、ブッシュに宛てて「戦争をやめるように」との共同声明を出す;
(2)公明党は、今や米国の要人と親しく語り合える仲であるとのことなので、戦争を止めるようブッシュ、パウエルなどの要人を説得してまわる。
 
  
  
  
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  [1223] Re(1):イカンザキ戦争回避作戦
  
        
  
やまざきさん、はじめまして、
管理人の石野です。

公明党が先の「冬柴発言」と「平和を希求する」党の基本方針との整合性をどうつけるのか、それなりの関心事項でしたが、その答えがこれなんでしょう。冬柴氏と神崎・浜四津氏あたりではその考え方に少し開きがあるとマスコミは伝えておりましたが.....どうでもよいことですが。
しかし、いかにもアリバイ的ポーズかなと思われます。その意味では先に政府がイラクへ派遣した茂木(副大臣)政府特使の発想と同様の位置付けになるのでしょう。

公明党のイラク問題に関する基本的な立場については以下の「主張」http://www.komei.or.jp/news/2003/03/07_01.htm にも詳しく述べられております。
(しかし読売あたりの論調とウリ二つですが.....)
いろいろ書いてありますが、基本的には「冬柴発言」と同等のものと読めます。最近の「古川・論文」http://furukawatoshiaki.tripod.co.jp/article/226.html によれば、池田名誉会長と小泉氏とは「きんたまの握り合う仲」とのことですので、どうもその筋からの指示も働き、その結果今回の行動になったものでしょう。
 
  
  
  
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  [1235] はじめましてよろしく
  
        
  
>管理人の石野です。
はじめましてよろしくー。

>しかし、いかにもアリバイ的ポーズかなと思われます。

その通りですね。なんか最初読んだ時はイイ案だと思ったケド。
どーにも動かんみたいだし。もう危急の事態だし、邦人(人間盾)だけは救出しないと。
どうやったらアメリカが動くのか、考えている時間もないし日本にはもう手がないのか・・。
 
  
  
  
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  [1236] Re(1):はじめましてよろしく
  
        
  
やまざきさん、レスをいただいてありがとうございます。

>>管理人の石野です。
>はじめましてよろしくー。

こちらこそ、あらためて。

>>しかし、いかにもアリバイ的ポーズかなと思われます。
>
>その通りですね。なんか最初読んだ時はイイ案だと思ったケド。
>どーにも動かんみたいだし。もう危急の事態だし、邦人(人間盾)だけは救出しないと。
>どうやったらアメリカが動くのか、考えている時間もないし日本にはもう手がないのか・・。

英国が翻意すれば可能性としてはありますが、かなり可能性としては薄いと思います。
ただ、英国労働党政権内部でも環境大臣の「国連決議なしで武力侵攻した場合、大臣を辞める」との発言があったり、政権内部の複数の次官クラスが同様の決意を表明してますし、与党労働党国会議員(確か元老院)の過半数が国連決議なしでの武力侵攻反対を表明してます。いずれも国際法違反をその根拠に上げています。それでも英国は米国とともに戦争への道を選択するのだろうと思います。

我が国の場合、戦争反対の街頭運動・反戦デモを中心に各地で諦めずに構築していくしか方法はないと感じております。毎週のように全国一斉に繰り広げ、たとえ戦争が始まっても繰り返し繰り返しデモを敢行していき、広く世論に呼びかけていく、これしかないと思います。
 
  
  
  
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