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[768]恐怖の失踪[1]  /  [763]拝啓 石野清三様&服部光...[3]  /  [737]小泉構造改革とは、その真...[4]  /  [750]田中知事の記者会見を聞い...[1]  /  [710]興味が日本国内に向きすぎ...[20]  /  [738]田中康夫信者の皆様[8]  /  [691]脱ダム宣言とは、[18]  /  [605]WC2002 韓国チームの大躍...[16]  /  [650]医療過誤という犯罪ー再生...[41]  /  [687]白川勝彦弁護士のHPで、財...[1]  /  

  [768] 恐怖の失踪
  
        
  
そいやゆうきまさみが大昔にOUTに書いていたのにそういうのが
あったなぁ‥
宇宙世紀0079地球から最も遠いサイド3はジオン公国を名のった上
地球連邦に対し氾濫を起こし総人口の半数を死に至らしめた
この鬼畜ジオンの侵略に対し勇かんに立ち向かう一人の少年があった
愛国心の燃えるアムロ少年こその人であった
で始まるんだよな。でモンブ省の役人にフィルムを見せている。
で、帰った後フィルムを切ってカントクの
よーしっ
やれェっ
殺せェっ
敵も見方も右翼も左翼もモンブ省もあるか
ドラマの前にはすべて無力だァ〜っ
と言う風に終わっている。
わたしゃ彼のセンスは好きやな。
昭和57年のお話
 
  
  
  
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  [769] Re(1):恐怖の失踪
  
        
  
疾走やな間違えた
 
  
  
  
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  [763] 拝啓 石野清三様&服部光之様
  
        
  
ご無沙汰しております。

こちらのBBSでもついに『新』民主党・党首選挙の話題がでてきましたねぇ。
7/17、新政局懇談会・会長の横路孝弘代議士が御自身のパーティーで事実上の出馬表明をされたそうです。
札幌弁護士会所属の弁護士で、首相候補を決める選挙に立候補した方は後にも先にも横路ただ一人ですので個人的に気になるところです。

ところで、服部さんがおっしゃる様に横路グループには民主党を分裂させ新党結成するようなエネルギーや資金力を本当に蓄えているのでしょうかねぇ・・・?
私には甚だ疑問に思います。(勿論、自治労事件はご存知ですよね?)

どんなに状況が苦しくて、反主流扱いをされても民主党と言う「選挙互助会」に居座り続けるはずです。

それに、わが党の初代党首・白川勝彦弁護士が今後連携を深めるべきパートナーは決して小沢自由党ではなく民主党の中の良質なリベラル保守政治家(弁護士出身)の方々ではないでしょうか?

具体的にお名前を申し上げるのなら、簗瀬進氏・枝野幸男氏・(落選中ですが)錦織淳氏といった方々です。

特に簗瀬氏は元々河本派に属され、93.6.18宮沢内閣不信任案に賛成し、3日後政治生命を
失う覚悟で自民党離党→新党さきがけ結成に参加され、一貫して鳩山由紀夫党首の側近中の側近として行動され旧民主党結成でも中心的役割を果たされましたよね。
鳩山党首も最も信頼を置かれているようです。

私は、鳩山党首をそれほど支持しておるわけではございません。
しかし、白川弁護士が充電中である以上、簗瀬弁護士には白川弁護士分までリベラル保守政治家として御活躍戴きたいと存じております。

石野さん、私は貴方に意見するつもりは毛頭ございません。
確かに、『新』民主党は選挙互助会的集団であり、また鳩山由紀夫はお坊ちゃん政治家である事は否定できないと思います。

しかし、先ほど名前を挙げた方のように弁護士出身の良質なリベラル政治家の方々も民主党にいらっしゃるのです。
彼らは白川弁護士と極めて近い、アメリカ民主党的政治スタンスではないでしょうか?

ところで、白川勝彦弁護士が党首を務める『新党・自由と希望』の党員でも民主党の党首選にサポーターとして登録した上で参加できる事は勿論ご存知ですよね?

何故ならば、『新党自由と希望』は昨年の参議院選挙で惨敗し、政党要件を満たしておらず
政党法・政党助成法上の解釈では「政党」ではなく任意の政治団体・政策集団にすぎんあいのですから・・・。
(つまり他党の、民主党以外の党の党員には該当しない)

私は、簗瀬弁護士の事務所を通じて、民主党栃木県連にサポーター登録し参加する所存でございます。

長くなりました。失礼いたします。
 
  
  
  
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  [764] Re(1):拝啓 石野清三様&服部光之様
  
        
  
北潟谷さん、おはようございます。

簗瀬さんの「国会通信」はたまに拝見させていただいてます。非常に参考になるサイトと認識しております。簗瀬さんが過去の「国会通信」の中で民主党の目指す「センターレフト」について「ブレアー主義」と対比させながら幾回かにわたり述べられてるくだりは良く理解しておく必要があるだろうと私も思います。しかし肝心の民主党内においてそのような考え方が首尾一貫・徹底されていないことについてはただただ残念と言うしかありません。

民主党について旧・民主党と現在の民主党という形で北潟谷さんは線引きをされています。確かに事実経過はそのとおりかと思います。しかしその実態についてふれるならば私には余り意味のない線引きかと思われます。結果的に途中で仲間が増えただけのことであり、基本的な結党理念にそれほど大きな変化があったわけではありません。あくまでも「民」が「主」の「センターレフト」指向の政党であるはずであります。要はそれをどこまで具現化できているかという問題であります。

サポーター制については承知しております。しかし私にはあまり興味のないものであります。党員以外にわずかな費用負担で代表選への参政権を認めようという試みであります。ある意味では小泉氏選出に繋がった自民党総裁選の2番煎じを狙い、少しでも国民の関心を惹くことを画策したアイデアであります。が、私には欺瞞に満ちたものであります。党員以外のものも参加する代表選挙に何の重み・値打ちがありますでしょうか。自らの非力さを認めたことだと思いますし、そのために姑息なと思える党・規約の修正を緊急的に施しております。またそんな選挙で当選した党首にどのくらいの価値があるのでしょうか。今の民主党は完全に自らを見失っていると思います。

逆に今、民主党で光っている(と思われる)人たちはなぜ、これら国民からの素朴な疑問に答えようとはせず、人の褌を締める作業に没個性的に埋没しているのでしょうか。人の褌を締める暇があるならば、まず自らの褌を締めておくべきであります。それが物事の順番だと考えます。
 
  
  
  
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  [765] Re(2):拝啓 石野清三様&服部光之様
  
        
  
>北潟谷さん、おはようございます。

御返事誠に有り難うございます。

>簗瀬さんの「国会通信」はたまに拝見させていただいてます。

私も購読しております。
簗瀬先生は恐らく日本国の現職の国会議員の中で最もパソコン通信に精通されておる方でしょう。
私が電子メールを御送付しても10回中9回は御返事頂戴できます。
数少ない、市民の視点に立った良識あるリベラルな保守政治家・国民の代表者
といえるでしょう。

>簗瀬さんが過去の「国会通信」の中で民主党の目指す「センターレフト」について
>「ブレアー主義」と対比させながら幾回かにわたり述べられてるくだりは良く理解
>しておく必要があるだろうと私も思います。しかし肝心の民主党内においてそのよ
>うな考え方が首尾一貫・徹底されていないことについてはただただ残念と言うしか
>ありません。

私も、全く同感です。
白川勝彦弁護士も、「民主党が真の自由主義政党になるには深刻な理論闘争が必要だ」とおっしゃっておりました。
やはり、労働組合をバックにする新政局懇談会(横路グループ)・友愛クラブ(民社党グループ)はハッキリ言って自由主義ーリベラリズムを理解することは極めて困難でしょうねぇ・・・。
ましてや、岡田克也政調会長などの政権戦略研究会(新生党グループ)などは小沢一郎的な思想の持ち主ですもんね。

*民主党党首選挙について
>ある意味では小泉氏選出に繋がった自民党総裁選の2番煎じを狙い、少しでも国民
>の関心を惹くことを画策したアイデアであります。

お言葉ですが、それは誤った認識であると御指摘申し上げます。
決して、2001年自民党総裁選挙をモデルに導入されたサポーター制度ではありません!!

全国会議員・国政選挙候補者の総支部にて党員・サポーターを募集することで地方組織の充実を図り、支持者拡大していき、国民参加型の党首選実施によって健全な開かれた国民政党を目指しているのです。

現に95年新進党党首選でも一般有権者も参加が可能でしたし、
2000年の民主党党首選においてもサポーター制度が既に存在しておりました。(結果的に鳩山由紀夫が無投票再選)

さらに、日本社会党の委員長選挙でも一般党員の参加が可能でした。

>党員以外のものも参加する代表選挙に何の重み・値打ちがありますでしょうか。自
>らの非力さを認めたことだと思いますし、そのために姑息なと思える党・規約の修
>正を緊急的に施しております。またそんな選挙で当選した党首にどのくらいの価値
>があるのでしょうか。今の民主党は完全に自らを見失っていると思います。

何故、首相候補を決める選挙の参加資格を一つの政党の党員である事に限定する必要があるのでしょうか?
私には、全く理解できかねます。

政治不信が高まる現状を打破し、市民の政治参加意識する為、直接民主制を指向されその一環として首相公選制を提唱されておられるのです。
しかしそれには、日本国憲法の改正が必要で、実現はそんなに容易くありません。
ですから、その前段階で「首相候補公選制」を実施しておるのですよ!(^ ^)

私自身は、日本国憲法改正には必ずしも賛成できませんが、国民が自らの手で国家のリーダーを選ぶシステムには大いに賛成です。
しかし日本国の国家元首は、天照大神の子孫である125代今上天皇・明仁親王である、ということは国民全体が性格に認識するべきだと考えます。

アメリカ合衆国は共和制国家ですが、アメリカ民主党でも大統領選を前に、党内の予備選にて大統領&副大統領候補を選出し、それには一般有権者も参加が可能ではないですか。

>逆に今、民主党で光っている(と思われる)人たちはなぜ、これら国民からの素朴
>な疑問に答えようとはせず、人の褌を締める作業に没個性的に埋没しているのでし
>ょうか。人の褌を締める暇があるならば、まず自らの褌を締めておくべきでありま
>す。それが物事の順番だと考えます。

それは、私も同感です。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

                         敬具
 
  
  
  
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  [766] Re(3):拝啓 石野清三様&服部光之様
  
        
  
北潟谷さん、こんばんわ。

以下の点、つまり民主党のサポーター制が今回突然出てきたわけではないという点で私に認識不足があったことを認めます。

>*民主党党首選挙について
>
>>ある意味では小泉氏選出に繋がった自民党総裁選の2番煎じを狙い、少しでも国民
>>の関心を惹くことを画策したアイデアであります。
>
>お言葉ですが、それは誤った認識であると御指摘申し上げます。
>決して、2001年自民党総裁選挙をモデルに導入されたサポーター制度ではありません!!
>
>全国会議員・国政選挙候補者の総支部にて党員・サポーターを募集することで地方組織の充実を図り、支持者拡大していき、国民参加型の党首選実施によって健全な開かれた国民政党を目指しているのです。
>
>現に95年新進党党首選でも一般有権者も参加が可能でしたし、
>2000年の民主党党首選においてもサポーター制度が既に存在しておりました。(結果的に鳩山由紀夫が無投票再選)

しかし、この考え方の根底には一定の党員数を確保できないでいる各々の政党としての悩みが厳然と存在していることも指摘しておきたいと思います。

>さらに、日本社会党の委員長選挙でも一般党員の参加が可能でした。

これが本来の、ごく普通の感覚であると思います。党の代表・役員等は党員の互選で選ぶべきものであります。党組織の大きさにより党員に等級制度を導入し、ある等級以上の党員にのみ有権者資格を与えるということはあるでしょうが、本来は一般党員すべてに有権者資格を付与すべきであります。それが本来の党内民主主義というものであります。なお、何かの事情でどこかの党でさらに準党員というべきものを一般党員の下に認めるという場合があるかもしれません。それはその党の党内事情でありましょうが、世間一般では余り評価に値しないものだと思います。その呼称をサポーターとかシンパとかといろいろあるでしょうが、実態としては同じものだと考えます。

>>党員以外のものも参加する代表選挙に何の重み・値打ちがありますでしょうか。自
>>らの非力さを認めたことだと思いますし、そのために姑息なと思える党・規約の修
>>正を緊急的に施しております。またそんな選挙で当選した党首にどのくらいの価値
>>があるのでしょうか。今の民主党は完全に自らを見失っていると思います。
>
>何故、首相候補を決める選挙の参加資格を一つの政党の党員である事に限定する必要があるのでしょうか?
>私には、全く理解できかねます。

おっしゃりたいことはわかりますが、少し話が飛んでおります。通常の政党政治の場合、然るべき党員選挙を通じて党の代表を決し、その結果選ばれた党の代表が来るべき院の首相指名選挙に党の代表として臨むわけであります。

>政治不信が高まる現状を打破し、市民の政治参加意識する為、直接民主制を指向されその一環として首相公選制を提唱されておられるのです。
>しかしそれには、日本国憲法の改正が必要で、実現はそんなに容易くありません。
>ですから、その前段階で「首相候補公選制」を実施しておるのですよ!(^ ^)

首相公選制の是非については個人的に意見をもっておりますが、今回は触れません。しかしこれだけは発言しなければなりませんが、首相公選制の場合、1票の重みは平等であります。自民党の総裁選にしろ、民主党のサポーター制にしろ、その重みは著しくバランスを欠いております。またそれらの党が首相公選制の前倒し的なイメージをこれらの党員選挙に植え付けたとしたらそれは間違いなく詭弁であります。むしろその実態はイージーなバブル党員選挙の側面が強いです。

>私自身は、日本国憲法改正には必ずしも賛成できませんが、国民が自らの手で国家のリーダーを選ぶシステムには大いに賛成です。
>しかし日本国の国家元首は、天照大神の子孫である125代今上天皇・明仁親王である、ということは国民全体が性格に認識するべきだと考えます。
>
>アメリカ合衆国は共和制国家ですが、アメリカ民主党でも大統領選を前に、党内の予備選にて大統領&副大統領候補を選出し、それには一般有権者も参加が可能ではないですか。

むしろこの問題を最初にふれておかなければならないと考えておりました。米国の選挙権制度は米国以外の国々とはだいぶ事情が違います。米国における党員という概念は米国にのみ通じる考え方であり、当然その考え方をそのまま我が国に持ち込んだ場合、相当の混乱が発生します。以下に米国の大統領選システムに精通している下村健一氏のサイトより引用させていただいた言葉をそのまま抜粋して一部掲載いたします。何かの参考になれば幸いであります。

■下村健一氏ホームページより
----------------------------------------------------------------------------
米国では、18才で選挙権を得たら自分で有権者登録というのをし、その際に支持政党を一応登録する。だから、どこかの党員であるのは、ごく当たり前の事だ。(だからこそ、大統領予備選が全国民規模の投票になる。)
----------------------------------------------------------------------------
詳細は下記を参照してください。

 挑戦者を阻む米大統領選システム:http://www.ken1.tv/npo/press/b_000227.html

日本の政治の場合、現状は米国式の2大政党政治には依然として程遠い実情があります。かなりの希望的観測を込めたとしても次期総選挙までに自民党プロブレムを解決できる見通しはおそらく立たないだろうと思います。理由は簡単です。政権及び自民党支持率がかなり落ち込んでいるにも関わらず、民主党の支持率は一向に2桁台にのせる気配すら見せていないためであります。そんな中でこのサポーター制ですが、申し訳ないですが私には小手先の細工にしか見えません。

--
管理人
 
  
  
  
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  [737] 小泉構造改革とは、その真相見たり
  
        
  
通常国会、延長終盤を迎え、表題の真相がかなり鮮明になってきた。
先日も、文芸春秋誌に、誰のための構造改革かと、論点をはっきりとさせて、こんなものは、公務員のための構造改革で、なぜ、国民が痛みを覚えなければいけないのだと論じられています。
白川氏が、昨年の参議院選挙の前から言っていたことが、その通りに具現化されてきて、ようやくメデイアもこんなはずではなかったとあまりにも遅きに失していることに気がつき始めています。しかし、これは、彼らの失敗として、取り返しはつかないでしょう。
一方、評論家の中にも、この事態に至り、こんなはずではなかったといい始めています。これは、彼らの二面性ゆえのと言うか、タレント化した評論家たちのメデイア仁踊らされた自業自得だと思います。
森田実氏は、その中にあって、論点をメデイアに迎合することなく、小泉批判を続けています。連日の、サイト更新で、憂国の発信を続けています。ぜひご参照ください。
財務省の言いなりの小泉氏は、財政再建を構造改革の中に入れながら、歳出の見直しをせず、歳入の増税のみを言いつづけている。こんなことなら誰でもできる。いかに歳出の切込みをして、かつ、景気浮揚策をこうじるかというのが、総理の役目だ。
こんな、人任せの無能な総理には一刻も早く辞めていただきたい。
 
  
  
  
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  [757] 「森田論文」民主党批判について
  
        
  
>森田実氏は、その中にあって、論点をメデイアに迎合することなく、小泉批判を続けています。連日の、サイト更新で、憂国の発信を続けています。ぜひご参照ください。

森田実先生の最近の主張に鑑み書き込みをします。
私は森田論文・盲従派(言葉は悪いですが)でもなく個人的に森田先生の意見とは一致を見ないことも多々あります。が、しかし、ここ最近の森田先生の民主党分析についてはほとんど意見が一致しております。

森田氏がミーイズムという言葉で民主党現指導部を徹底的に批判しましたが、これは正しいと思います。私自身はミーハーという言葉でずーっと鳩山先生以下現指導部を捉えておりましたが、中味は同じだと思います。路線的にはどっちつかずで政治家としては致命的な欠陥ともなる、すなわち洞察力・判断力を見事に欠いた鳩山党首・岡田政調会長等の描写については「良くぞ言ってくれた」と感じるところであります。

これらの人たちは国会で「有事法制」「メディア規制法案」等々の重要法案をこれから審議入りするという段階にありながらも基本的に心情・賛成で党を誤った方向へ導いていった人たちであります。小泉式・構造改革論に至っては自民党・守旧派よりも数倍、小泉政権に尽力した人たちであります。なぜこれらの人たちが民主党にあり、党内で批判もされずよく党首等の要職を長らえたものであります。ですから国民はこのような民主党に支持を託さなかったわけであります。(巨泉氏の言うことは至極当然のことでありました。)

田中知事問題についても民主党内の感覚は当初より国民世論とは遠くかけ離れておりました。昨日、仙谷由人衆議院議員が初めて党内で公式に異議を唱え、多少の波乱はあったようですが、結局は幹事長預かりとなっております。誰が見たって国民世論に背を向けているとしか見えない田中知事支持問題について、ようやく検討が始まったと見るべきでありましょうか。それともこれで終わりなのでしょうか。

私自身は民主党について結党当初より期待するものは何もなかったです。鳩山ボンボンが「時限政党」だの「理念は愛」だのと、良く訳のわからないことをでアドバルーンを上げ、参加メンバーも新進党くずれ、さきがけ残党、社民党クズレの烏合の集団がドサクサまぎれて集まった政党あります。ですからどこに芯があるのかさっぱり中身が見えてこない党でもあり、これまで良く持って来た方でもあります。民主党が真に国民大衆の政党を目指すつもりとしても現状では到底不可能であろうと私は見ております。余りにもウィングが広すぎます。そのためにはむしろスッパリと解党した方が、より国民大衆の利にかなっていると考えます。おそらく国民大衆に両手を上げて歓迎されるものと考えます。

この民主党・解党論では森田先生とは意見を異にします。森田先生のお考えは良くわかりますが、その期待はいささか手ぬるいと考えます。そのくらいに実行されたとしてもはたして国民意識はうまく反応を示してくれるのだろうかと、これを真剣に思案したとき、現下の情勢はこれらの予想以上にもっともっと深刻な事態に陥っているのではないかと感じております。末法思想がはびこっても決しておかしくない情勢だろうと考えております。
 
  
  
  
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  [759] Re(1):「森田論文」民主党批判について
  
        
  
服部です。ご意見有難うございました。
私も、森田実氏に盲従しているわけではありませんが、これほどまでに、現政権を論破する評論家がいるでしょうか。大分前に、森田氏自身が、メデイアキー局と対立して大変に憤慨して時代を斬るに発表されたことがありました。私が、白川氏とお付き合いするようになった際に、メデイアのミスリードを話し合ったこともありました。彼らは、じつに無責任だという結論でした。また、森田氏も同じことをその時にのべていました。
森田氏は、今回の長野県知事の問題については、私と意見を異にしています。
しかいs、民主党の問題は、本日の党首討論を見ていても、鳩山氏が、わが党の内部状態を未だに把握していないということを鮮明にしてしまったと思います。
わたしも、石野様と同じく、民主党解体論です。これは、森田氏とは異なる所であります。
あのように、左から右まで、すべてを包括しようと言うことはありえないことだと思っています。私は、むしろ、9月の党首選で、横路氏を頭目とする、社会党泥舟乗り捨て論者たちは、離党するのではないかとみています。いまのままでは、彼らは、党内に居場所がありませんから。
ですから、仮に、解散がそれ以降あったとしても、小泉を凌駕することは不可能とみています。
むしろ、自民の中のいるであろう、リベラル系と、さきがけ、亜自民系が合同するほうが、政権に近づけるのではないかと思います。
 
  
  
  
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  [760] Re(2):「森田論文」民主党批判について
  
        
  
安易に盲従という言葉を使用したことに反省しております。
結果的に森田先生の言葉の値打ちを意図に反して下げてしまったかも知れません。
もともとそのつもりはありませんのでよろしくご理解願います。

私にとっても森田先生は尊敬に値する人物であります。今年に入ってからの森田先生の舌鋒の鋭さは一段と凄みが加わっております。歯に衣着せぬその論評の鋭さは最近の評論家の中には見当たらないほど比類なきものがあります。その森田先生の評論の中で名指しされた政治家たちはきっと金玉が縮み上がるほどの衝撃を受けていることだと思います。それほどに森田先生の言葉には背筋がシャンと伸びている印象があります。実に得がたい人物だと思います。それだけに敵やあまたの障害も多いことと察しますが、これらに負けず、今後も引き続きご活躍されんことを願っております。
 
  
  
  
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  [758] Re(1):商法改正を見てからどうぞ
  
        
  
 私は、この手の議論に疲労してしまいます。
 結局、何が改正されたかについてのデータが表示されていません。
 これは、メディアに責任があります。

 服部さんは、自営業者という話のようですが、株式会社で「株式の譲渡制限規定」が登記されている会社の場合、確か「発行する株式の総数」を「発行済み株式」の4倍以上に設定できるように、商法が改正されたのをご存知でしょうか?
 
 今のところの商法改正については、なぜかマスコミは言って来てないけど、これが自分の会社の役に立つ場合があることくらいは、知っておいてもいいと思います。
 
  
  
  
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  [750] 田中知事の記者会見を聞いて
  
        
  
15日午後2時、田中知事は、かねての約束通り会見を行い、失職の道を選択することとした弁明を行った。
その発言の中に、このような下りがある。
私の提出した案件はすべて原案通り可決していただいたが、最後に、自己の人格を否定するがごとき不信任を可決したことに承服しがたい。
これは、氏の文学的な表現として大いに惹かれるものを感じた。
知事職とは、人間性を否定されてもでき得るものなのかという事をなげかえしたのではないかと思いました。
しかし、県議たちは、今の段になって、これでは、長野県は再建団体になってしまうといって、政策を論じようとしているが、それでは14年度予算を可決したことに説明がつかないではないか。
また、田中知事が再選された際には、県議が集団辞職して県会議員選挙を補欠選挙でもやるのだという。
おそらく、9月1日が投票日となるであろうが、その間、県政は停滞するかもしれないが、その先の大きな展開を考えるのならば、知事のこの英断に賛意を表したい。
これを契機に、国政でも、この勇気をもって対処する政治手法が取り入れるべく勇士のあらんことを願わずにはいられない。例え、総選挙までの2ヶ月間が失われようとも、今までの失われた10数年のことを思えば、その代償に得るエネルギーのほうがどんなにか大きいであろうか。
このような英断をしてこそ、世界からまた注目を浴びる国になるであろう。
 
  
  
  
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  [753] Re(1):田中知事の記者会見を聞いて
  
        
  
>知事職とは、人間性を否定されてもでき得るものなのかという事をなげかえ
>したのではないかと思いました。

彼は自らの欲のため知事になったわけではないですから
知事になる必然性を感じて仕方なくやっているわけです。
あの言葉は本音で言っているわけではなく、最大限の皮肉ではないでしょうか?

>また、田中知事が再選された際には、県議が集団辞職して県会議員選挙を
>補欠選挙でもやるのだという。

知事に辞職決議を突きつけた時点でついていた勝負です。
恥を上塗りするのは人間やめたほうがいいと思うが、熱くなっている
本人は気がつかないものです。で、どんどんどつぼにはまっていくものです。
先が見えないとはほんま怖いことです。

>このような英断をしてこそ、世界からまた注目を浴びる国になるであろう。

まだまだ日本は捨てたもんじゃないなぁと思う今日この頃
 
  
  
  
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  [710] 興味が日本国内に向きすぎる傾向
  
        
  
 5628です。
 近年、環境でも、エイズやマラリアの流行、難民、エネルギー開発、エネルギーセキュリティー、食糧や水、原子力の安全化や新しい原子力の開発や脱原子力との関連.........といったものを、ちょこちょこ見ているのですが、気づいたことがあります。
 基本的に、日本語の政治系サイトで、この手の国際的問題になっていることを論じることなく、ただひたすら「日本の国のことばかり」を論じているのです。
 腹が立つ時もあったりします。

 日本は、中国やアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパのように広くはないし、地下資源に乏しい。
 となると、日本は海外に依存せざるを得ず、「アメリカあっての日本」「中国・東南アジアあっての日本」「オーストラリアあっての日本」「ヨーロッパあっての日本」「アラブあっての日本」であります。もうすぐ、「ロシア連邦あっての日本」となっていくでありましょう。

 そうであるとすれば、日本は「日本あってのアメリカ」「日本あっての中国・東南アジア」「オーストラリアあっての日本」「日本あってのヨーロッパ」「日本あってのアラブ」「日本あってのロシア」たらんと国内の産業・国内及び国際的科学技術開発研究、必要な部分にしっかりとした援助をする.....などといったことを積極的に行う必要があると考えております。
 さらに、そうなると当然、今の「エイズの世界的流行」「エマージングウイルス問題」「人口問題」「マラリア問題」「難民問題」に大きく影響される時代が来るものと考えるべきであります。

 殊に「難民問題」「密入国問題」は、今EU諸国で大きく問題になっており、阻むのも難しく、結局「一つ一つの国家に十分なものが得られる能力を開発することが必要である。農業・エネルギー・社会制度など...」という結論になってくるものと考えられます。

 北朝鮮国民の亡命問題にも、やや趣は異なるのであるが、これと似た色合いの問題があると考えるのが妥当であると思います。
 
 今回の「北朝鮮難民、日本領事館お断り事件」の後に出てきた「北朝鮮難民を、日本は際限無く受け入れられない」という主張が見うけられたのですが、そんなことならそもそも「難民条約の批准」めいたことをせずに撤回すればよろしい。
 一番悪いのは、こういう「約束を反故にすること」でありますから。信用を失います。
 そういうことを棚に上げて論じるのは、問題です。

 こういうことが意識されないのは、私達日本国民が「日本国内のことばかり論じる傾向」があるのかもしれません。
 
  
  
  
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  [713] 結構なことだと思いますが
  
        
  
> 近年、環境でも、エイズやマラリアの流行、難民、エネルギー開発、エネルギーセキュリティー、食糧や水、原子力の安全化や新しい原子力の開発や脱原子力との関連.........といったものを、ちょこちょこ見ているのですが、気づいたことがあります。
> 基本的に、日本語の政治系サイトで、この手の国際的問題になっていることを論じることなく、ただひたすら「日本の国のことばかり」を論じているのです。
> 腹が立つ時もあったりします。


こんにちは。

貿易黒字国・資本輸出国・援助大国としてのニッポンは世界に組み込まれており、好む・好まざるにかかわらず、諸外国とある程度お付き合いすることは避けて通れません。その諸外国の目線でモノをいえば、経済・財政事情の悪化を契機にジャパン・マネーが止まる(ひいては日本勢の資金回収が始まる)ことが何にも増して恐ろしいわけで、彼らの利害に沿った要望はG7声明等に語られています。全てを投げ打ってでも、国内の不良債権・デフレ問題を解決し、自国経済を安定させ(ひいては海外への資本輸出を持続させること)ことが要請されています。

他の政治系BBSの議論はわかりかねますが、一応の国際人を自称する立場から、日本人は日本の国のことばかりを大いに論じ、日本がどういう国になるべきかを大いに語るべきだと思います。

諸外国との関係はその延長線上に自ずと見えてくる。ご指摘の途上国援助等は、今後の日本がどんな国を目指すのかを明確にしないと定まらないでしょう。日本が開かれた国である以上、中進国・途上国に明け渡すべき市場を明け渡し、苦しくとも先端分野を切り開き、対外的に黒字が出ている限りはなんらかの資金還流を行う(公的援助を含む)べきだと思います。ただし、それらは外国の要請に沿って諸般の事情からオポチュニスティックに定まるというより、日本サイドのイニシアチブで国策に沿って決めるべき問題のはずです。本来は。

自発的に援助するか、タカられるかの決定的な違いはそこにあると思います。


> 今回の「北朝鮮難民、日本領事館お断り事件」の後に出てきた「北朝鮮難民を、日本は際限無く受け入れられない」という主張が見うけられたのですが、そんなことならそもそも「難民条約の批准」めいたことをせずに撤回すればよろしい。
> 一番悪いのは、こういう「約束を反故にすること」でありますから。信用を失います。
> そういうことを棚に上げて論じるのは、問題です。


卑しくロクに仕事もせず一体なにやってるんだ・・・と内心軽蔑しているご近所さんに対して、「あなたが野垂れ死にしてもウチは一切関与しません。とにかく近寄らないで下さい」とは言わないでしょう(笑)。内心でどう思っていようと、「困ったときはお互いさまだから、できる範囲でできるだけのことはしましょう」、程度の公式発言は出るんじゃないですか。大人の社交辞令として。それで、いきなり300万円の借金を申し込まれたらどうします?お金を持っていても、すぐにポンと出せる人は少ないでしょう。ぼくなら出しません。

個人レベルですら、バカ正直に言行一致させることの不利益を知るがゆえに、そのようにホンネとタテマエを使い分けます。「前向きに検討させていただきます」的な、守る気のない約束事など山ほどある。そんな個人レベルですら成り立たないことが国家レベルで成り立つはずがないでしょう。

ご近所さんのご子息が深夜近所で窃盗を繰り返しているらしく、自己破産したらもっとグレて収拾がつかないだろう・・・。そんな状態の人にお金を出しても、「あ〜、ドブに捨てるようなもんだけど、破綻されるよりはね・・・保険料だと思って諦めよう」と。国内の失業者を救えない状況下、それより遥かに重篤な北朝鮮の難民を救える筈がありません。今後の日本の構造改革・景気対策・失業対策が成功した暁には(たとえ成功しなくても)間違いなく政治・経済・歴史のテキストに載ります。それを実地で諸外国の人たちに教えてあげたらいいと思う。
 
  
  
  
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  [715] Re(1):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
>> 近年、環境でも、エイズやマラリアの流行、難民、エネルギー開発、エネルギーセキュリティー、食糧や水、原子力の安全化や新しい原子力の開発や脱原子力との関連.........といったものを、ちょこちょこ見ているのですが、気づいたことがあります。
>> 基本的に、日本語の政治系サイトで、この手の国際的問題になっていることを論じることなく、ただひたすら「日本の国のことばかり」を論じているのです。
>> 腹が立つ時もあったりします。
>
>
>こんにちは。
>


>ご近所さんのご子息が深夜近所で窃盗を繰り返しているらしく、自己破産したらもっとグレて収拾がつかないだろう・・・。そんな状態の人にお金を出しても、「あ〜、ドブに捨てるようなもんだけど、破綻されるよりはね・・・保険料だと思って諦めよう」と。国内の失業者を救えない状況下、それより遥かに重篤な北朝鮮の難民を救える筈がありません。今後の日本の構造改革・景気対策・失業対策が成功した暁には(たとえ成功しなくても)間違いなく政治・経済・歴史のテキストに載ります。それを実地で諸外国の人たちに教えてあげたらいいと思う。

 そうですよね。
 しかしこれ、もとはといえば、朝鮮戦争の失敗に起因していますからね。
 アメリカの軍事作戦遂行力が問題です。
 つまり、当時のアメリカ軍が「完全な朝鮮半島全土の制圧に失敗した」からです。
 太平洋戦争直後の状況は、「極東アジア地域の統治責任」は、日本の敗戦によりアメリカに移行しているわけです。
 この問題に限って言えば、北朝鮮の問題の発生原因に多大な貢献をしたのはアメリカといえるように思いますね。
 そしてこれが、極東の不安定要因の強いものになってきつつある。
 この問題に責任をもっとも強く感じるべきは、アメリカであると思いますが、どうです?
 あの国が破綻して、アメリカは迷惑するわけでもない。
 一番苦しいことになるのは、韓国・日本でしょうね。

 北朝鮮に対して、最大のresponsibilityを持つべき国家はアメリカであり、世界に関するあらゆることに軍事介入する傾向が高いアメリカのこの問題に関する意識がそういうことであるとすれば、国際社会及び同盟国のアメリカへの信頼は揺らぎ、それは米国のリーダーシップと諸種のアビリティを大いに問われることになります。

 北朝鮮の問題においては、朝鮮戦争の軍事的失敗から、アメリカは問題を未解決のまま、自分で問題を悪くしておきながら、アジアの他の国ー当然、日本・韓国は同盟国として含むーに悪化した問題を放棄した印象を強く受けます。
 
 もし、かようなことが意識され出した場合、アフガニスタンなどの問題にどれほどの暗い陰を落とすでしょうかねえ。
 
  
  
  
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  [716] Re(2):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
 もう一つ、前の関連で言うべき事があります。
 それは、「アメリカの自助論文化もまた、アメリカ独自のものである可能性がある」ということであり、個人を良くする原理としてはいいとは思いますが、それが国家を動かすものに、即座になるとはいえないし、全体を動かす原理とならない場合も存在するということです。
 全体を動かす要因と、個人を動かす要因は一致しない場合が存在するものです。
 貧富の差、エイズ蔓延などを考えるときには、「自助論的見方で考える」のは失当です。もし考えるにしても、「その全体の構成員の「自助的作用」の阻害要因が全体のどこかにあるからこそ、うまくいかない」と考え、諸種のことを踏まえ、引き出すことが肝要であると思います。

 このままいくと、いずれにせよ、かような希望すらもとめられぬ人々が「やけくそ」になって、いまのような諸種の「テロ団体」に共感を抱き、行動することになる。
 そうなるかもしれない。
 そして、そうなったとしたら、結局アメリカはそこの面倒を見ていくことになる。
 多分それは、「最悪のパターン」になると思いますね。
 
  
  
  
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  [720] Re(3):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
トロい国が老獪な国につけ入られるのは世の常で、ぼくにいわせたら、諸外国によるイージーな侵略を許して国を危うくした朝鮮半島の先人たちの甘さや思考力不足・能力不足こそが諸悪の根源ですよ。コリアンの両班制に比べて、日本の士族・軍人には腹を切る覚悟があった。ご先祖様のそういう違いの積み重ねが今日の日本と朝鮮半島の差である、というのがぼくの認識です。大国の思惑を利用してこの際一気に内政問題を・・・、諸般の情勢からもはや・・・、等々のイージーな消極的選択では戦前のコリアと同じ轍を踏む。そういう意味で朝鮮半島の歴史からは学ぶものはあると思っています。

アメリカを責めても仕方ないと思う。アメリカが戦前からああいう体質を持っていることは周知のことで、アメリカがやらなきゃロシアか中国か日本がやっていたことです。ぼくは、今後の日本がどんな舵取りをするにせよ、アメリカとの決定的な利害衝突を避けること、前大戦でハンドリングに失敗したアジア諸国に深入りしないこと、の2点だけは外すべきでないと考えます。そう語ってリベラルマシーンさんから大ヒンシュクを買いましたが(苦笑)、膨大な国費と尊い犠牲を費やして得た民族の教訓ですから。カルチャーがフィットしないものはどうやっても上手くいかないし、到底かなわない強大な国が存在することは仕方ないのだから、日本は独立自衛のためにも一定の距離を保つことが賢明だと思う。

以上は所詮ヨソの国のことですし、余計なお世話・大きなお世話に属する話題なのでどうでもいいです。

ところでもしも北が1〜2年のうちに崩壊したら、軍事作戦の有無を問わず、日本の食糧援助中止と朝鮮系金融機関の締め付けが原因であるという世論が欧米で形成され、一方、戦後問題を蒸し返して南北がタカる図式は容易に想像できます。未曾有の高齢化を控えた国にあの統一コストを負担する余力はないのだから、国益にかかわります。日本の言い分を世界に向けて適宜アピールしなければならないでしょう。

ねこかぶりさんの対米認識はかなり正しいと思いますし、いろいろな矛盾・問題点を抱えていることは事実ですが、いかに場当たり的とて、アメリカには国際戦略と大義名分(自由・機会均等などの美辞麗句)があります。残念ながら、日本にはそれがない。日本がどんな国かと問われて「日本人の日本人による日本人のための国家である」としか言えないのは問題なのです。日本のように成熟して構造的に行き詰まった先進国の指導者は、日本人が最大公約数的にacceptできる理念を打ち出し、アメリカともイギリスともEUとも違う日本の未来図を示す義務がある。我々はパンのために働いているわけではないからです。日本人のハートの奥底に秘められている良い資質を具現化させることが鍵ではないでしょうか。小泉首相・田中前外相・田中県知事などのスローガン・オリエンティッドな政治家の人気が高いのは当然でしょう。ただ焼き畑を作るのは第一段階で、本当に大事なのは焼け野原に描くブループリントで、彼らにそれを描けるかな〜?とは思っているのですが。

逆説的にいえば、現在のようなスタイルで共産圏・朝鮮半島に援助したと思えば、日本国内でダム・高速道・新幹線の浪費を続行したほうが(最終的にコリア民族の目減りを抑える意味でも)ベターである・・・という考え方すら成り立つ。また、為替介入・米国債投資・ドル預金などを通じて米国の軍事作戦にファイナンスをつけ、挙げ句の果てに為替差損を食らうバカさ加減を思えば、米英スタイルの金融マーケットは無視して国債発行額をさらに増やして公共事業をやりまくり、日本国内に厚いインフラを構築するほうが世界平和に貢献する、という考え方すら成り立ちます。ダムなら一時的にせよ雇用が作れますし、コンクリートの塊くらいは残りますし、ミサイルや途上国向けの賄賂のように煙のごとく消え去ることはなく、他の人を傷つけません。アメリカ合衆国の大口スポンサーの一つは他ならぬニッポンですから。せっかく日本国債を格下げしていただいたのだから、お言葉に甘えて財政再建を大義名分にカネを引き気味にするくらいのことをすればいいんでしょうが。
 
  
  
  
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  [722] 異論
  
        
  
管理人です。
寒いのも暑いのも苦手ですが、どちらかといえば暑い夏が一番苦手であります。
おかげさまでたっぷりと汗をかいてまいりました。とりあえず外仕事はあと1日かな、何とかがんばりましょう。

>トロい国が老獪な国につけ入られるのは世の常で、ぼくにいわせたら、諸外国によるイージーな侵略を許して国を危うくした朝鮮半島の先人たちの甘さや思考力不足・能力不足こそが諸悪の根源ですよ。コリアンの両班制に比べて、日本の士族・軍人には腹を切る覚悟があった。ご先祖様のそういう違いの積み重ねが今日の日本と朝鮮半島の差である、というのがぼくの認識です。大国の思惑を利用してこの際一気に内政問題を・・・、諸般の情勢からもはや・・・、等々のイージーな消極的選択では戦前のコリアと同じ轍を踏む。そういう意味で朝鮮半島の歴史からは学ぶものはあると思っています。

人間だからいろいろな見方、考え方があります。もちろん何を考え話そうが個人の自由であります。しかし上の山口さんのお考えは例えば閣僚クラスであれば首がいくつあっても足りないほどの内容であります。

地政学的に島国である日本と大陸とは陸続きの半島国・朝鮮では侵略される度合いが全く違います。どんなふうに歴史を観察すれば山口さん的考察ができるのか私にはわかりません。歴史上において朝鮮国が他国を凌駕できるほど大国であったならば話は違う方向にいったのでしょうが、どっこい史実はそうは語ってくれません。そもそも民族的には人口やその影響を及ぼした支配面積では漢民族に到底かなわないわけであり、そのことを考慮に入れないで「諸外国によるイージーな侵略を許して国を危うくした朝鮮半島の先人たち」というような言い方は物事を正当に評価していないと考えます。私はもちろん日本人ですが、そんな単純な見方で日本人の優位性を語ってくれたとしても全然うれしくはありません。むしろその逆であります。地政学的及び歴史的見地より洋の東西を問わず半島国が常に内陸国から侵略の脅威を受けていたことは事実であります。それに対して我が国は四方を海に囲まれた完全な島国であり、その取り囲んだ海が自然の要塞と化していたわけであります。したがって幸運も作用し完全に侵攻・侵略された経験など全くなかったわけであります。

山口さんがどんなつもりで「朝鮮半島の先人たちの甘さや思考力不足・能力不足こそが諸悪の根源ですよ。」とか、「日本の士族・軍人には腹を切る覚悟があった。ご先祖様のそういう違いの積み重ねが今日の日本と朝鮮半島の差である。」などと言われるのか、私には完璧に理解不能であります。もとい、というよりは常人の理解を超えております。これはとても危険な考え方だと指摘させていただきます。
 
  
  
  
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  [730] Re(1):異論
  
        
  
こんばんわ。蒸し暑くて大変なことと存じます。
きわめてデリケートな話題に忌憚のないご意見をいただけたことに感謝しています。


>しかし上の山口さんのお考えは例えば閣僚クラスであれば首がいくつあっても足りないほどの内容であります。


そう思います。
日本は様々な議論がオープンに行える国だと思っていますが、こと第二次大戦イシューに限っていえば、我々「日本人」には言論の自由がありません。また国際世論(アングロサクソン世論)も全くそれを認めていません。そういうなか、「戦争責任?そんなモンぼくは知らん!」という世代の立場から、一石を投じたいというよりも、客観的な事実であると考えるところを申し上げたいと思いました。それは、今後の日本を考えていただくうえで何らかのお役に立てると信じたからで、日本人の民族的な優位性をアピールするものではありません。またこれはあくまでも個人的見解であり、だれかに押し売りしようと意図したものでもありません。


>地政学的に島国である日本と大陸とは陸続きの半島国・朝鮮では侵略される度合いが全く違います。我が国は四方を海に囲まれた完全な島国であり、その取り囲んだ海が自然の要塞と化していたわけであります。したがって幸運も作用し完全に侵攻・侵略された経験など全くなかったわけであります。


中国の日本大使館の事件で遺憾ながらわが職員が中国の官憲をウエルカムしていたことは記憶に新しいでしょう。大使館員は日本国の主権を守るよりも、外国権力を利用して混乱を収拾し、所属する官僚組織を保全することを優先した。一見プラクティカルなソリューションに見えて、利用したつもりの外国人(しかもタカリ屋)に貸しをつくり、そのうえ主権が蹂躙された。事件後の中国のわが国に対するタフなスタンスが全てを語っています。少し長い目でみると大局観を欠いたイージーな意思決定は実に高くつくということ。あの事件で、だれのどこを責めるべきなのか?侵略行為を行った中国人を一方的に追及するのか、安易な自己保身に走った己を反省するのか。持論ですが、やるほうが悪いのは当然として、やられるほうだって悪いのです。

両方の立場を経験しないと、加害者・被害者の何たるかは理解できないでしょう。いま日本人はあの事件を振り返ることでそれ(被害者の立場からみた加害者)が理解できる。我々の強みは物事を反省し、改善できる部分にこそあると思う。それがイノベーションであり構造のリフォームです。

ぼくの理解するところでは、昨今の日本の在外公館まがいのことを国政レベルでやってしまったのが戦前のコリア王室です。先の発言は、余計なお世話ながら、わが外務省がアホだったと語るのと同一コンテクストで過去の隣国を語ったに過ぎず、この意見はコリアン・アメリカンのサウンドも取っています。日本の幕府vs薩長はいかに窮してもイギリス・フランスに軍事介入させず、また多くの外国借款を受けず、最終的に列強に直接支配の口実を与えなかった。現在の自民党政権も、いかに馬鹿だタワケだと蔑まれて事あるごとに諸外国タカられようと、その2点だけは慎重に避け、国家主権の水際防御に尽力しているように見受けられる。それが要因の全てだというつもりは毛頭ありませんが、わが国がバッシングされる一因をなします。

我々は現在の国際秩序のなかで亜流に属するアジア人です。遺憾きわまりないことですが、その事実は受け入れざるを得ない。マイノリティーとして欧米に伍して専守防衛に徹しようとしたとき、あれ以外のどんな戦略オプションが取りえるのでしょうか。所詮、モノは言いようです。たとえばコリアのように外国資本の占有率が高いと経済面では主権もヘチマもない。出資者が改革せよ、ダメな会社を倒産させよといえば彼らは「イエス」と言わざるを得ない。能力・人物・マナーの全てにおいて平素尊敬の念を抱いていた南の友人たちの勤務先はここ数年で次々と潰れました。コリアが本来持っている良い部分は壊滅している。働けど彼らの生活は楽にはならない。そこに不用意にカネを入れても現在の世界秩序をベースにした帝国主義が搾取し、意図せざる主体が太るだけです。飛躍しますが、それならいっそダムでも作ったほうが・・・という考え方は成り立つはずです。

地政学的なポジションが大きな影を落としているのは重々承知しています。が、それに全てを求めたら、日本にとってコリアは永遠にミルク補給先のまま、両班意識と儒教思想に依存せざるを得ない彼らの対日スタンスも未来永劫あのまま。日本とコリアの関係は永遠に変わらない。戦後の歴史を通じてすでに結果は出ています。

ざっくり、以上のようなことを言いたかったわけです。
日本のいわゆる進歩的知識人の思想に相容れないことは承知のうえで発言しています。が、それほど間違ったことを述べているつもりはありません。カワイソウだから・・・、過去に悪いことをしたから・・・、彼らの人権を考えて・・・、などの道徳的な哀れみで事態が打開できるのなら、とっくに次の展開に進めているはずです。


この件、ぼくはどなたの反論も有り難く受け入れます。
 
  
  
  
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  [732] Re(2):異論
  
        
  
力が入っておられますね、私も一言。

>「戦争責任?そんなモンぼくは知らん!」という世代の立場から、一石を投じ
>たいというよりも、客観的な事実であると考えるところを申し上げたいと思い
>ました。

それで良いでしょう。排日文化政策を甘受する義務など私は寸毫も負ってはおらぬ。

朝鮮に関するくだり、仰られる通りです。

「朝鮮を滅ぼしたのは朝鮮人自身であリ、日本が滅ぼしたのではない。自ら
滅びたのである。」
(梁啓超(1873-1929)、清朝末期の戊戍維新(1898)の主役。近代中国政治、
文学、思想界の重鎮。)

アジア金融危機以来、韓国はやっと冷静な目を持ってきたように感じております。
が、まだまだ先は遠い。

2002.07.06 読売新聞 韓国で植民地支配肯定論者の評論集を検察が捜査

 【ソウル5日=白川義和】韓国の作家、金完燮氏(38)の評論集「親日派の
ための弁明」が、日本の過去の植民地支配を肯定的に評価する内容から関係者の
反発を呼び、検察当局が5日までに捜査に乗り出す事態になった。金氏も同日、
ソウルで記者会見し、旅券発給に必要な検察当局の許可を得られず、日本語版
宣伝のための訪日を見送ったと明らかにした。

 金氏は同書で日本の植民地支配が朝鮮の近代化に貢献したと評価。昨年夏に草稿
がホームページで発表されると、朝鮮王朝の子孫が外患誘致扇動罪や死者名誉棄
損罪などで金氏を告訴した。さらに今年2月の出版に対しては、政府の刊行物倫理
委員会が「青少年有害刊行物」に指定、書店での販売が厳しく規制された。
 
  
  
  
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  [723] Re(4):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
>トロい国が老獪な国につけ入られるのは世の常で、ぼくにいわせたら、諸外国によるイージーな侵略を許して国を危うくした朝鮮半島の先人たちの甘さや思考力不足・能力不足こそが諸悪の根源ですよ。コリアンの両班制に比べて、日本の士族・軍人には腹を切る覚悟があった。ご先祖様のそういう違いの積み重ねが今日の日本と朝鮮半島の差である、というのがぼくの認識です。

 彼の場合は、ロシアにやられたでありましょう。
 問題は、アメリカが日本から明け渡された朝鮮半島で、諸種改革に失敗し、以後の度重なる軍事作戦で、問題を遷延化させてしまったこと。
 アジア同士でも、どこの国家でも、極東・東南アジア領域において下手に介入してはいけません。
 
>アメリカを責めても仕方ないと思う。アメリカが戦前からああいう体質を持っていることは周知のことで、アメリカがやらなきゃロシアか中国か日本がやっていたことです。ぼくは、今後の日本がどんな舵取りをするにせよ、アメリカとの決定的な利害衝突を避けること、前大戦でハンドリングに失敗したアジア諸国に深入りしないこと、の2点だけは外すべきでないと考えます。そう語ってリベラルマシーンさんから大ヒンシュクを買いましたが(苦笑)、膨大な国費と尊い犠牲を費やして得た民族の教訓ですから。カルチャーがフィットしないものはどうやっても上手くいかないし、到底かなわない強大な国が存在することは仕方ないのだから、日本は独立自衛のためにも一定の距離を保つことが賢明だと思う。

 アジアの問題は、はるかに複雑で、今のアメリカ・日本の方法論では無理なものがある。
 わたくしが、一番はじめのスレで申し上げた「日本あってのアメリカ」という言葉には、山口さんのご主張されている意味を含ませております。
 日本は、高度な各国の利害対立調整のための技術を持つべきです。
 そのうちに、問題の解決のための前提が揃うのを待つべきです。

>ところでもしも北が1〜2年のうちに崩壊したら、軍事作戦の有無を問わず、日本の食糧援助中止と朝鮮系金融機関の締め付けが原因であるという世論が欧米で形成され、一方、戦後問題を蒸し返して南北がタカる図式は容易に想像できます。未曾有の高齢化を控えた国にあの統一コストを負担する余力はないのだから、国益にかかわります。日本の言い分を世界に向けて適宜アピールしなければならないでしょう。

 その場合、そう来ますね。
 しかし、食糧援助とはいっても、他国の輸入品を購入し援助する形態ですんで、ロスが大きい。マンパワーも含めてですが。
 そこで、アメリカ国債で支払って、アメリカから北朝鮮に運ぶのが一番宜しい。
 そうすれば、何かあっても、「最終の義務履行者」はアメリカだから、国際世論の非難をかわす事が可能です。
 
>ただ焼き畑を作るのは第一段階で、本当に大事なのは焼け野原に描くブループリントで、彼らにそれを描けるかな〜?とは思っているのですが。

 そこですね。
 いろいろデザインを見てみると、アメリカばかりお手本にしている。
 
>逆説的にいえば、現在のようなスタイルで共産圏・朝鮮半島に援助したと思えば、日本国内でダム・高速道・新幹線の浪費を続行したほうが(最終的にコリア民族の目減りを抑える意味でも)ベターである・・・という考え方すら成り立つ。また、為替介入・米国債投資・ドル預金などを通じて米国の軍事作戦にファイナンスをつけ、挙げ句の果てに為替差損を食らうバカさ加減を思えば、米英スタイルの金融マーケットは無視して国債発行額をさらに増やして公共事業をやりまくり、日本国内に厚いインフラを構築するほうが世界平和に貢献する、という考え方すら成り立ちます。ダムなら一時的にせよ雇用が作れますし、コンクリートの塊くらいは残りますし、ミサイルや途上国向けの賄賂のように煙のごとく消え去ることはなく、他の人を傷つけません。

 わたくしとしては、日本が主体となって提案されている「トリウム協働システムーthorims nes」の研究開発を、国際的にやらせるほうがいいと思いますね。このために国債を発行しまくるのは、大賛成です。
 アメリカがやるべきことは、核拡散性が著しく低いトリウムを燃料にできる(ウランートリウム混合燃料でも良い)安全性を飛躍的に高めた軽水炉を、以前からの約束である「軽水炉支援」として支援することです。
 このままやっていれば、またぞろ、「核拡散」で世界が恐喝されかねず、他の国家もまねをしかねない。
(話は脱線するけど、京都議定書の否定後のアメリカのエネルギー戦略は、原子力にしたって、廃棄物の処理戦略が不透明のように思えるし、ウラニウム燃料の発電では核拡散の問題で世界展開できなくて、温暖化対策に一つも意味が無い。
 あれで何をするつもりか知りたいですね。)


アメリカ合衆国の大口スポンサーの一つは他ならぬニッポンですから。せっかく日本国債を格下げしていただいたのだから、お言葉に甘えて財政再建を大義名分にカネを引き気味にするくらいのことをすればいいんでしょうが。

 そうなんですけどね。
 格付けについては、私は、「えんろん」「わーるどこむ」「ぐろーばるくろす」「あんだあせん」「ぜろっくす」あたりの問題が、アメリカ国債の格付けにどう影響するか見たいですね。
 ブッシュ氏が株を売りぬいた後に破産した会社を含めて。(苦笑)

 あと、話はかわるのですが、ニューヨーク9.11事件以降のテロ情報に、日本のメディアは疎いですねえ。
 
  
  
  
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  [728] 脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
 米国で「優良企業」が好調にみえたのは粉飾決算によるもので、有名な会計事務所がそれに一枚噛んでいたという話ですか。
 ブッシュ政権が国際協調無視・単独軍事行動イケイケ路線で浮かれている間に、肝心の経済が根腐れを起こしているんじゃないだろうな。ブッシュさん、それ見たことかと言いたいところだが、とばっちりを食らうと日本のほうが深刻だから、早いとこケリをつけて欲しい。
 
  
  
  
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  [729] Re(1):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
> 米国で「優良企業」が好調にみえたのは粉飾決算によるもので、有名な会計事務所がそれに一枚噛んでいたという話ですか。
> ブッシュ政権が国際協調無視・単独軍事行動イケイケ路線で浮かれている間に、肝心の経済が根腐れを起こしているんじゃないだろうな。ブッシュさん、それ見たことかと言いたいところだが、とばっちりを食らうと日本のほうが深刻だから、早いとこケリをつけて欲しい。

sunyonさんに、1枚。
 
  
  
  
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  [733] Re(2):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
>> 米国で「優良企業」が好調にみえたのは粉飾決算によるもので、有名な
>>会計事務所がそれに一枚噛んでいたという話ですか。
>> ブッシュ政権が国際協調無視・単独軍事行動イケイケ路線で浮かれている
>>間に、肝心の経済が根腐れを起こしているんじゃないだろうな。ブッシュ
>>さん、それ見たことかと言いたいところだが、とばっちりを食らうと
>>日本のほうが深刻だから、早いとこケリをつけて欲しい。
>sunyonさんに、1枚。

ちゅうか、経済の悪化を隠すために軍事行動も粉飾決算もやっているんじゃ?
日米同時不況‥世界経済の1/3が一気に病気になると死んでしまう国がたく
さんあるでしょうね。日本にしろアメリカにしろ国民が食えないほど貧しく
ならないが餓死者が出る国はたくさんあるでしょう。
このままいくと不可避の状況のようで
 
  
  
  
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  [734] Re(3):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
うーん。みなさんアメリカ嫌いなんですね・・・。というか、それにしても嫌わたもんだなぁ・・・と実感しました(苦笑)。クリントン時代は親中反日でほとんど仮想敵国扱いでしたが、今のところブッシュ政権はこの逆。彼らがアメリカの国益に貢献しているかどうかは今のところ不明ですが(爆)、日本国にとっては表面的にはなんぼかマシなはずですが。抑えてきた反米感情が、親日派を抱えた政権という安心感も手伝って一気にヒートアップした、って感じですか?考えすぎかな??

エンロン・グローバルクロッシング・ワールドコムなど90年代後半に脚色つきで大躍進し速攻で滅亡した大企業の多くは利権・政治献金・人脈などで民主党寄りに色分けされる勢力です。ゴア大統領だったら日本に市場開放圧力をかけまくってでも延命策を講じ、代わりにファイアストン=ブリジストン・アスベスト関連・タバコあたりが民主党支持母体の弁護士業界による訴訟攻勢で焼き畑だったかなー?と。竹下さんがお亡くなりになって某ゼネコンがその後を追う、あるいは日本のサッカーが岡田監督になってエースだったカズの出番がなくなる、等々と似てます。フォワードとバックスが総入替えしたかのような状態ですね。

理由やキッカケはどうあれバブルはいつか必ずはじけるもので、良いときもあれば悪いときもあるので。好調なときほど脇をしめなきゃいけないのですが、肝心なときに一番肝心なことを忘れて一手遅れになっていくのが愚かですけどね。日本は10年先行しているのだから持てる叡智を結集すれば必ずや乗り切れますよ。
 
  
  
  
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  [736] Re(4):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
>うーん。みなさんアメリカ嫌いなんですね・・・。というか、それにしても嫌わたもんだなぁ・・・と実感しました(苦笑)。

 山口さん、どーもです。
 えーと、私はブッシュ政権は嫌いですが、米国は嫌いじゃありません。念のため。

>理由やキッカケはどうあれバブルはいつか必ずはじけるもので、良いときもあれば悪いときもあるので。好調なときほど脇をしめなきゃいけないのですが、肝心なときに一番肝心なことを忘れて一手遅れになっていくのが愚かですけどね。日本は10年先行しているのだから持てる叡智を結集すれば必ずや乗り切れますよ。

 たしかに、バブル崩壊では日本のほうが先輩ですね (^^;)。
 これで米国のバブルがはじけると、日本もさらに難儀しそうですが、腹を括って立ち向かうしかないか。
 
  
  
  
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  [747] Re(5):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
>>日本は10年先行しているのだから持てる叡智を結集すれば必ずや乗り切れますよ。
>
> たしかに、バブル崩壊では日本のほうが先輩ですね (^^;)。
> これで米国のバブルがはじけると、日本もさらに難儀しそうですが、腹を括って立ち向かうしかないか。


自民党の麻生政調会長がこんなことを言っています。この認識は正しいと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020714-00000960-jij-pol

大きな代償を払って手に入れた90年代の経験(他国はこれから身銭を切って学ぶことになる!)をどう生かすか。今後の日本人が新たに試されるとすれば、「自分のなにを、どこまで信じることができるか」、ということではないでしょうか。期せずして先頭集団の単独トップに踊り出てしまった・・・という認識は大事だと思う。先駆者としてのつらさは筆舌に尽し難いものがあると思いますが、諸外国は日本の事例を熱心に研究しています。腐ってもタイという言葉はいまの日本の為にあるような言葉です。歴史を作っているのですから。
 
  
  
  
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  [748] Re(6):脱線ですが。エンロン、ワールドコム、アンダーセン。
  
        
  
 この問題は、非常に難しいものですね。
 経済においては、どのようなタームについて掘り下げて考えるべきか知りたいものです。
 話は変わるのですが、アメリカにおいては「ストック・オプション」がしばしば問題になっています。
 考えてみれば、オプションを与えて、会計操作で見かけ上の会社の価値を上昇させることで、株価上昇を見込ませて、オプションを行使させるように仕向け、そのあと倒産なり、低迷なりすれば、彼ら投資家の財産を大いに食い散らかすことができるように思えるので、私はストック・オプションについて、多少の心配があります。
 
 ところで、アメリカ・ミネソタにて日本の鉄鋼会社とアメリカの会社が参加して、
Itmk3という「新世代の高品質な鉄生産法」の実験プラントが動くようです。
 案外、金属材料関連は熟慮してみると、相当ないいものがあると思っております。
 
  
  
  
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  [731] Re(5):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
> アジア同士でも、どこの国家でも、極東・東南アジア領域において下手に介入してはいけません。


道徳的・人道的・個人的に100%同意します。
でも現実問題としては、そうは問屋が卸さない。周知のように、世界の人口の4分の1超を占める中国の消費市場としてのポテンシャルが余りにも大きいからです。もちろん孵化しない卵のまま終わる可能性もありますが、万が一にもブレイクしてしまったら取り返しがつかない。攻守の両面を睨んでそこに橋頭堡を確保・維持することは先進諸国の国益に関わります。振り返れば過去の日米戦も中国大陸における利権衝突が決定打になりました。


> 「日本あってのアメリカ」という言葉には、


理念は100%同意で、一個人としては常にそうありたいと願っています。
が、自分がどんなにそう思っても、相手が全くそう思わない場合は一人相撲でお話しになりません。アメリカしかり、朝鮮半島しかり、中国しかり。極端な話し、遺憾のきわみですが、「ちょっと良いモノを作るし小細工もうまいから、イエローで気分悪いけど、ま、生かしといてやるか」程度に思ってるかもしれないし(涙)。それが全てだというつもりはありませんが、それはWASPが持つ一つの典型的な生理的感情ではないかと。all or nothongで捉え、ムカツクから敵対することは非現実的でしょう。それを所与の環境としてしたたかに強くサバイブするしかないと思う。少なくとも現在の世界秩序が続く限りにおいては。


> 日本は、高度な各国の利害対立調整のための技術を持つべきです。


新興宗教団体の布教みたいな厚顔無恥な押し売りをやるか、さもなくばパトロンを買って出るくらいの鷹揚さを見せつけるかしないと、各国の利害調整は難しいように思うのです。そういうお仕着せがましさがないところに日本の良さがあり、そこで無理をすれば我々もストレスが溜まるだけかもしれません。各国の利害対立には深く介入せず、物心両面で乞われたときだけ出馬するに留め、先ずは判断を誤らないための情報収集を強化すべきだと思います。外務省をみても正確な現地情報がなかなか本国に上がらないようですし。その手当ては日本の安全保障面からも優先されると思う。

で、目指すは将棋で歩が3箇所で対峙していたら有段者の将棋・・・みたいな形でしょうか。


> 以前からの約束である「軽水炉支援」として支援することです。
> このままやっていれば、またぞろ、「核拡散」で世界が恐喝されかねず、他の国家もまねをしかねない。


この原発・ウランに関するくだりはご指摘通りのようですね。さすがに、あれから少し勉強しました(笑)。米国保守層もこういう意見に傾いており、それが悪の枢軸国入りする元凶となり、いずれ来たる侵攻の大義名分になるようですね。ワシントンの一部には、94年の決定およびご指摘の原子力廃棄物などに関して、マリアナ海溝よりも深く深く反省する機運があるようですね。


> 格付けについては、私は、「えんろん」「わーるどこむ」「ぐろーばるくろす」「あんだあせん」「ぜろっくす」あたりの問題が、アメリカ国債の格付けにどう影響するか見たいですね。


かたや民間、かたや連邦政府、ですから・・・。セオリー的に考えられる典型的な経路は、
破綻→不良債権急増→金融システム不安→米国債・ドル下落
破綻→消費の落ち込み→景気低迷→税収減少→財政赤字拡大→米国債・ドル下落
など。ジワジワと効いてくるので1ヶ月やそこらでは大きな変化は出ないと思います。

ところでドル基軸通貨体制を支え、ドルと表裏一体をなす米国債の格下げなどやるわけありません。この道でごはんを食べている者としての意見です。いささかずるいですが、ドル安にして対外債務の価値を減価させたら一件落着です。一方で世界最大の国内市場をかなり解放しているアメリカの度量は一定の評価をすべきで、またダメな会社をさっさと潰す決断力は大したものだと思います。結論をいえば(日本人にとって)米国市場のショバ代は高いということでしょうね。日本人にとってはドルはゼネコンの株だと思って投資しなければならないようなアセットクラスです。

日本人の傷は浅いはずです。でもユーロ圏の傷は深そう。今回の日本国債格下げは、米国スタンダードに染まったぼくですら日本の財務省の主張に分があると思います。さすがにアメリカ人から無駄遣いの説教をされるほど落ちぶれてはいないでしょう。ただ意見には傾聴すべき内容が少しはある。ザマアミロ!ではなく、日本にもenronやworldcomみたいなのが厳然と存在するのだから、他山の石にすべきだということ。格付機関には予定通りに格下げしないとこれまでの全格付情報とその根拠が疑われる、という苦しい裏事情がありました。余談ですがそんな格付情報をネタにボツワナ騒動にまつわるエイズ発言等などが出たのは遺憾です。恐縮しきっていた善良なアフリカ勢にあんな仕打ちをするのは武士道に反する。


> あと、話はかわるのですが、ニューヨーク9.11事件以降のテロ情報に、日本のメディアは疎いですねえ。


沢山の日本人観光客にアメリカに来てもらい、またアメリカに安心して投資して欲しい、という含意じゃないですか?
 
  
  
  
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  [735] Re(6):脱線ー原子力トピック
  
        
  
 中国の利益や経済発展には、化石燃料以外の方法による電力供給がどうしても必要であり、このままいくと環境や安全保障に大きな悪影響が出かねない。
 だからこそ、ガス炉や溶融塩炉(molten salt reactor),Accelater Driven System(加速器駆動消滅処理装置)などの開発を急いで、来るべきエネルギー需要の爆発的増加に対して、溶融塩炉やガス炉と安全な乾式再処理と放射性廃棄物の徹底的低減処理という裏付けをした原子力によって対応しないといけない。
 そうでもしないと、資源戦争になってしまう。
 そう、思うときがあります。

 日本人は、こういう原子力システムを以前から考案していました。
http://sta-atm.jst.go.jp/atomica/owa/display?opt=1&term_no=03-04-11-02
ここにある構想は、大変面白い、ユニークなものであると思います。
 もう一つは、「トリウム・パワー・インク」なるアメリカの会社。
http://www.thoriumpower.com/
です。
 今、ようやく「真に安全で、環境保護性の高い原子力へ」動き出しつつある。
 しかし、「日は暮れて、道は遠い」のが現状。
 で、ヨーロッパにおいて景気がいいのは「原子力研究と利用が盛んな」フランスくらいのようです。

 原子力には、「放射性廃棄物の問題を克服でき、安全でクリーンな長期的エネルギー源になる」という潜在的な力はあるのですが、その潜在力を引き出して、役に立てるようにすることができるかということについては、これからの先進国の取り組みとそこの国民の理解と国民の適切な議論で産まれた良い方針や世論がないとできないし、現状の原子力は「途方も無くダーティーでひどい」ということです。
 アメリカでは、DOEのGEN−IV(2030年の完成を目途にした新型原子力システムの開発計画)やロシアminatomの戦略、日本のオメガ計画や「FUJIseries」、サイクル機構の新型高速炉計画に期待したいです。
 
 
  
  
  
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  [717] Re(2):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
タテマエはともかく勝つ事は大切です。

> しかしこれ、もとはといえば、朝鮮戦争の失敗に起因していますからね。
> アメリカの軍事作戦遂行力が問題です。

それ以前の問題のような。
ちゅうか、かの国は先が読めないですか国ですから
戦略なく、行き当たりばったりを繰り返してます。

> この問題に責任をもっとも強く感じるべきは、アメリカであると
> 思いますが、どうです?

ま、責任うんぬんを言うのは難しいのでは‥
なんせ、馬鹿ほど強いものはない。

> あの国が破綻して、アメリカは迷惑するわけでもない。

その気楽さゆえに無責任な発言を繰り返す大統領が‥
バランスを崩す事の恐ろしさを判ってないのでしょうね。
アフガン問題にしろ、イラク問題にしろ、短期的な予測も出来ずに
とりあえずやっちゃうと言う方向がカウボーイスピリット全開です。

> 一番苦しいことになるのは、韓国・日本でしょうね。

だから当事者としてやるべきことを考えるべきですわ。
カウボーイの尻尾につかまるのではなく、やるべきことは
別にあるでしょう。

> 北朝鮮に対して、最大のresponsibilityを持つべき
>国家はアメリカであり、世界に関するあらゆることに軍事介入する
>傾向が高いアメリカのこの問題に関する意識がそういうことであるとすれば、
>国際社会及び同盟国のアメリカへの信頼は揺らぎ、それは米国のリーダー
>シップと諸種のアビリティを大いに問われることになります。

「わが国」の利益に根ざした戦略と言うものが大変大切です。
アメリカの利益=日本の利益ではないのです。
そこをわきまえて議論するなら問題はないのです。

> 北朝鮮の問題においては、朝鮮戦争の軍事的失敗から、アメリカは
>問題を未解決のまま、自分で問題を悪くしておきながら、アジアの他の
>国ー当然、日本・韓国は同盟国として含むーに悪化した問題を放棄した
>印象を強く受けます。

所詮他人事なのですので他人事にならない当事者は別のスタンスを
とるべきであると理解すればいいのです。他人事になる人が無責任な
事を言えばそれを無視できる体制を作るべきです。
 
> もし、かようなことが意識され出した場合、アフガニスタンなどの
>問題にどれほどの暗い陰を落とすでしょうかねえ。

ちょっかいだしておわりですから‥
 
  
  
  
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  [721] Re(3):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
>タテマエはともかく勝つ事は大切です。

同意しますが、もはや追う者ではなく追われる者なのだから、ぼくは負けないことが大事だと思っている。


>ちゅうか、かの国は先が読めないですか国ですから
>戦略なく、行き当たりばったりを繰り返してます。

アメリカには明確な戦略がありますよ。自国の国益・権益の極大化です。


>> この問題に責任をもっとも強く感じるべきは、アメリカであると
>> 思いますが、どうです?
>
>ま、責任うんぬんを言うのは難しいのでは‥
>なんせ、馬鹿ほど強いものはない。


知人の白人系アメリカ人が知人のコリアン一世に「コリアはどこにある?」「なぜ北と南にわかれているんだ?」「北には旅行に行ったことはあるのか?」「なぜ行かないのだ?(爆)」と質問攻めにあって困り果てていたのを思い出しました。ワールドカップで多少は状況が違っているかもしれませんが、一般庶民レベルではそんなもんです。責任を感じる前に世界地図を広げて朝鮮戦争の歴史を復習する必要がありますね。


>> あの国が破綻して、アメリカは迷惑するわけでもない。
>
>その気楽さゆえに無責任な発言を繰り返す大統領が‥

大統領は役者。鍵は補佐官や主要閣僚にあると思います。
なお、東アジアの一番デリケートな部分に地政学的な空白地帯ができることは好ましくない、程度の認識は十分に持っていると思います。


>> 一番苦しいことになるのは、韓国・日本でしょうね。
>
>だから当事者としてやるべきことを考えるべきですわ。
>
>「わが国」の利益に根ざした戦略と言うものが大変大切です。
>アメリカの利益=日本の利益ではないのです。
>
>所詮他人事なのですので他人事にならない当事者は別のスタンスを
>とるべきであると理解すればいいのです。


この部分には同意します。ここがスタート台ですからね。
で、具体的にどうすべきだとお考えですか?それが本題です。
 
  
  
  
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  [724] Re(4):結構なことだと思いますがー北朝鮮問題と責任帰属
  
        
  
>同意しますが、もはや追う者ではなく追われる者なのだから、
> ぼくは負けないことが大事だと思っている。

同意します。

>>ちゅうか、かの国は先が読めないですか国ですから
>>戦略なく、行き当たりばったりを繰り返してます。
>アメリカには明確な戦略がありますよ。自国の国益・権益の極大化です。

そのものの見方が近視的であると私は考えるのですよね。
だから場当たり的というわけ。
だからあちこちで歪が出てくる。
長期的戦略がないのはアメリカの会社と株主の関係にも似てます。

>責任を感じる前に世界地図を広げて朝鮮戦争の歴史を復習する必要がありますね。

そこらへんも含めてわかってくれればいいのです。
その前のヤルタ会談、ポツダム宣言を含めて責任があるのですよ。

>大統領は役者。鍵は補佐官や主要閣僚にあると思います。

ま、そうですが、役者も心得がなきゃ演じられません。

>なお、東アジアの一番デリケートな部分に地政学的な空白地帯ができる
>ことは好ましくない、程度の認識は十分に持っていると思います。
>この部分には同意します。ここがスタート台ですからね。
>で、具体的にどうすべきだとお考えですか?それが本題です。

私は変えるより今のままがいいと思う。
変えるのは朝鮮民族の意思であり、こちらとしては干渉しないのが
一番ではないか?と思う。
というか、わが国の主権に対しては毅然とした態度をとりあとは
死なない程度に援助するのが適切ではないか?北朝鮮の崩壊は
韓国経済の壊滅や日本への大量の難民の流出など不安定要素を
極端に増し、莫大なコストを払うことになります。
 
  
  
  
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  [738] 田中康夫信者の皆様
  
        
  
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/giga-pollogic.htm

一読汁!!
 
  
  
  
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  [739] Re(1):田中康夫信者の皆様
  
        
  
私は、この投書に関し最初におかしいと思ったことは、投書氏が匿名というか、いい加減な記号で投書していることに疑問を感じています。そして、信者様という言葉の使い方に、異様な思いを感じます。
記事の内容については、スキャンダルを書き立てているだけであり、地方自治、そして、新しい、治山、治水の考え方を論じていません。
少なくとも、このサイトで語られた内容からすると薄っぺらく、内容のあるものではありません。
地方自治のあるべき姿、公共事業頼みの地方経済、自立する県民、経済を支援する、行政の体制つくりと、今までの公務員上がりの知事には思いもつかない考え方を提言した知事に、旧来の行政も議会もついて来れなかったのではないでしょうか。
今、国にしても、地方にしても。旧体制を打破しなければ、どうにもならない状態だというのが現実です。その壮大な構想に着手したのが長野県だと思うのです。
いままで、長野県は、南信、北信と全く異なる文化、経済を持っている中で、これを、信州という枠で見直してみようという知事の考えは、保守的な政官を大きく揺るがしたのです。
新しい信州の夜明けとしようとする者に、旧来的な手法でスキャンダルを暴こうとするやり方のほうが時代錯誤ではないかと思います。
この壮大な実験を私は見届けたいと思っています。
 
  
  
  
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  [740] Re(1):田中康夫信者の皆様
  
        
  
管理人であります。

>http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/giga-pollogic.htm
>
>一読汁!!

↑↑
ハンドル名、でたらめ。
メルアド、でたらめ。
ホスト名、たぶん、proxy。
タイトル、いたずら半分、刺激狙い。
本文コメント、字足らず、いい加減。

これだけでも記事削除の条件に十分合致していると思うのですが、
リンク先のサイトを見たとき、
意見が分かれるにしても、このオーナーのコラム氏は
サイト全体を通して独自の建設的な意見を述べられております。

ですので、とりあえず削除を見合わせておりました。
しかしとりあえずの措置であります。
皆様から削除すべしという意見が多く寄せられるようでありましたら
当然考慮させていただき、おそらく削除することになると思います。。
また、私の管理人としての気持ちが変われば、当然削除はありえます。

なお、この記事の投稿者に伝えます。
次回投稿時も同じような態度で当掲示板に臨まれるようでしたら
次回は間違いなく削除いたします。

なお、管理人は現在、仕事中毒状態です。
少し判断能力が落ちているかもしれません。
気がついたことがありましたなら、掲示板を通じて遠慮なくお申し出下さい。

以上であります。
 
  
  
  
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  [741] Re(2):田中康夫信者の皆様
  
        
  
 この提示部分のリンクは大変ユニークでいいのですが、この投稿はひどいですね。
 一撃離脱を意図した、行きがけの駄賃みたいな方法のようです。
 投稿者名は、「詠み人知らず」ということにして、リンクだけ残して削除したほうがいいかもしれません。
 そうでもしないと、リンク先の方も難儀する可能性があると思います。
 どうせ、彼の掲示板群の方でしょうね。
 空しいものです。悲しいことですねえ。

 ただ、一ついえることは、偉大なる数学記号、束縛変数記号の∀をこういうことにつかうのは、やめてほしいですね。
 
  
  
  
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  [742] Re(3):田中康夫信者の皆様
  
        
  
 ポン、と火種を投げ込んで、あとは高見の見物という手口でしょうが、リンク先の田中知事批判はちょっと生ぬるいかな。
 田中康夫という「素人」信仰は危険だと言う意見はごもっとも。だけど、本当の問題は「玄人」が顧客(この場合は有権者)の信頼を失ってしまったことにある。田中康夫氏の対立候補を考えもしないで不信任案を可決し、今になって候補選びで慌ててる県議会のような「玄人」を、一体誰が信用するって言うんだ? 何故「玄人」がダメになったのか、じゃどうすればいいのか。そういう考察まで行わないと、オヤジの繰り言で終わってしまうと思うんだけどな。

 そうそう、上記の投稿者はどこぞのお子様だと思いますから、教育的配慮でこのまま晒しておいてはいかがでしょうか。レベルの低さは一目瞭然。戻ってくるだけの度胸もないでしょうし。
 
  
  
  
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  [743] 「よいこ」「商社マン」「遵法精神ないがしろの@ch」
  
        
  
 うーん、「オヤジの繰言」になりかねないという主張は、正しいですね。
 脱ダム化をめぐる議論に、技術的論点の反映がなされていないことについての記述もないことですし、この論者も「論者の主張に流れる方向性」が見当たらず、まるで卵スープの浮きゴマの一つ一つについて論じるような性向があるように見受けられる。
 エリートとされる商社の方ですから、もっと方向性のある主張がなされるべきですね。
 
 あと、火種を投げ込んだ「よいこ」のことですが、別にどうでもいいことです。
 何がしかの意味や意義を見出し、知識交流を図る目的を持たされているこの掲示板において、この「よいこ」について論じても、意味や意義のないことですし、利益もありません。彼がどうなろうが、我々の知ったことではありません。
 ただ、2chからこういうのが流れてくるのが多ければ、いずれ2chはただでは済まされないことになりますし、そういう方向が増強される必要があるように思います。社会的な最低限の道徳をわきまえてこそ、自由な議論による民主主義があるわけですし、表現の自由はそうでないと力を発揮しない。

 さて、ウィークリーまぐを見ていましたら、2chの主催者は、裁判所の判決後に、かの動物病院の名前をばっちり書いて、手紙を配信しおりました。
 裁判所もなめられたもんです。
 他者に「表現の自由」だのの遵法精神を求めていながら、自らは平気で破るというアンフェアな態度は、公共の精神において、最も許しがたいことです。
 
  
  
  
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  [745] ぼくが思いますに・・・
  
        
  
こんにちは。


> エリートとされる商社の方ですから、もっと方向性のある主張がなされるべきですね。


エリートとは批判をする側ではなく、批判を受ける側の人です。しかも本当のエリートは(昔の武士や軍人のように)理由のいかんを問わず結果責任を負います。その意味でエリートとは実に奇特な人たちといえる。社会が大事に育成し、もっと大切にしないといけませんね。

商社勤務のサラリーマン、大手金融機関やウオール街勤務のサラリーマン、港区の外資系勤務のサラリーマン等々のなかにはエリートは殆どいないことになります。批判されることはありますが、ほぼ全員が結果責任を負いませんから。


> 他者に「表現の自由」だのの遵法精神を求めていながら、自らは平気で破るというアンフェアな態度は、公共の精神において、最も許しがたいことです。


そもそも、大手マスコミの態度がまさにソレですから(苦笑)。
情報ソースが必ずしも示されるわけではなく、数字の裏付けがあるわけでもなく、始めに結論ありきのためにするような論調で満ち溢れてます。差別的意見としての本音をいえば、文学部出が多いから情報産業従事者としての鍛錬が弱いのではないか?と。

つまり、ガセネタが多いのはBBSに限ったことではない筈なのです。ぼくは大手メディアを補完する意味あいで新メディアが台頭すること自体は良いことだと思っている。

特定の動物病院の名誉を毀損するかどうか・・・のような問題は難しいですね。大手メディアであれBBSであれ、ひとたびスキャンダル絡みで取り上げたら、「こいつ、ギルティーなのか!?(苦笑)」という論調と先入観のもとにスタートしますから。しかも裁判をやる前から。鈴木宗男さんの報道のときもそうでしたね。裁判所や検察はこの段階からナメ切られているのです。司法は実質的に、稟議書(なつかし〜(笑))の一番最後のハンコを押す程度の役割しか求められていない。

かつての旧白川BBSにおける「壮大な実験」でぼくなりに理解したことは、リーダーが多くの人々に受け入れられる理念を打ち出し、その軸足がブレず、かつ参加者がそれぞれ得意な分野で貢献していけば、BBSは一時的に荒れても(淘汰されない限りは)自律回復する、ということでした。規制は少なくとも短中期的な安定・秩序をもたらします。しかし規制大国たるニッポンの現状をみると「適切な規制」に対する議論はあるはず。結果そのものはレッセフェールで挑んでもガチガチの規制で挑んでも長期的には大同小異だと思っています。
 
  
  
  
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  [746] Re(1):ぼくが思いますに・・・
  
        
  
1380円で買ったEMS運動ベルトなぞしめてます。
低周波マッサージ器と思えば安い。肩こりがいっぺんで吹っ飛びます。

>商社勤務のサラリーマン、大手金融機関やウオール街勤務のサラリーマン、
>港区の外資系勤務のサラリーマン等々のなかにはエリートは殆どいないこと
>になります。批判されることはありますが、ほぼ全員が結果責任を負いませんから。

ですね。
外資系の営業を除いて(あれは人脈の切り売りですから(笑))

>そもそも、大手マスコミの態度がまさにソレですから(苦笑)。

ありゃ、ひどいですね。
言葉の暴力を振り回して当然の顔をしてますから
高い志と自己管理能力をもたねば権力をもつ器に値しません。

>情報ソースが必ずしも示されるわけではなく、数字の裏付けがあるわけで
>もなく、始めに結論ありきのためにするような論調で満ち溢れてます。

どこぞの似非科学番組とかひどいですね。
最近マイナスイオンとかすばらしいものがあります。
私はオゾン集塵機は重宝して使ってますが、価格アップしないならね。
うーん、秋月で500円の超音波噴霧器と1000円のオゾン発生器をみて
マイナスイオンレナード効果満載のウルトラ健康マシンを3万
という格安で売れるというビジネスモデルを考えて友人と話していた
私です。

>差別的意見としての本音をいえば、文学部出が多いから情報産業従事者としての
>鍛錬が弱いのではないか?と。

あ、情報を論理的に分析できない人が作っているので始末に終えませんね。

>つまり、ガセネタが多いのはBBSに限ったことではない筈なのです。
>ぼくは大手メディアを補完する意味あいで新メディアが台頭すること自体
>は良いことだと思っている。

情報のどこを信じるかを知っている人を育てねば。
そういえば石原のバカがNHKの支持率調査を1300人に聞いて50何パーセントの
回答を得てそれでどうのこうの言うのはおかしいとか今言っていたが、
統計的手法を知らないと言う無知の印、ま、誤差がどの程度あるか理解して
その誤差でうだうだいうのも愚かですけど(わたしゃ、誤差5%と思っている)

>特定の動物病院の名誉を毀損するかどうか・・・のような問題は難しいですね。

ありゃ、難しい問題ですよ。
自ら信じるままにやっていけばいいと思う。
ただ結果責任は負わねばならない。

>かつての旧白川BBSにおける「壮大な実験」でぼくなりに理解したことは、

ま、個人的にもいい勉強でした。
人間の行動パターンの本質の片鱗が理解できたような気がします。

>長期的には大同小異だと思っています。

ですね。
人間の本質はそう簡単に変わりませんから
 
  
  
  
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  [744] Re(2):本対策において、いささか過激ながら
  
        
  
 お疲れ様でございます。
 管理人様。
 さて、医療過誤についての対立のことですが、私は留保ながら「隠蔽体質の問題を究明し、今後同質の悲劇をさける」意味において同意いたしますし、何らの感情的確執もないことを明言しておきたいと存じます。
 
 ところで、本問題のことですが、もし、こういうことが激増した場合、私としては資金と私の資格取得がなされましたら、私としては幾分かの賞金をかけて相手を突き止め、民事訴訟にかけてみたいと思うことが多々あります。
 あまりにも問題なれば、刑事訴訟と併用するということで、私自身でやってみたいものです。
 
  
  
  
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  [691] 脱ダム宣言とは、
  
        
  
田中康夫・長野県知事への不信任案決議が本日午後にも可決とのことなので、焦点となっている「脱ダム宣言」についてもっと詳しく知りたくなりました。読んでみて「なるほどな」と思います。この不信任案・可決が今後どのような形で進展していくのか大変興味が湧いてきます。
以下に参考までに「脱ダム宣言」を勝手に転載いたします。

■脱ダム宣言
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 数百億円を投じて建設されるコンクリートのダムは、看過(かんか)し得ぬ負荷を地球環境へと与えてしまう。更には何れ(いずれ)造り替えねばならず、その間に夥(おびただ)しい分量の堆砂(たいさ)を、此又(これまた)数十億円を用いて処理する事態も生じる。
 利水・治水等複数の効用を齎す(もたらす)とされる多目的ダム建設事業は、その主体が地元自治体であろうとも、半額を国が負担する。残り50%は県費。95%に関しては起債即ち借金が認められ、その償還時にも交付税措置で66%は国が面倒を見てくれる。詰(つ)まり、ダム建設費用全体の約80%が国庫負担。然(さ)れど、国からの手厚い金銭的補助が保証されているから、との安易な理由でダム建設を選択すべきではない。
 縦(よ)しんば、河川改修費用がダム建設より多額になろうとも、100年、200年先の我々の子孫に残す資産としての河川・湖沼の価値を重視したい。長期的な視点に立てば、日本の背骨に位置し、数多(あまた)の水源を擁する長野県に於いては出来得る限り、コンクリートのダムを造るべきではない。
 
 就任以来、幾つかのダム計画の詳細を詳(つまび)らかに知る中で、斯(か)くなる考えを抱くに至った。これは田中県政の基本理念である。「長野モデル」として確立し、全国に発信したい。

 以上を前提に、下諏訪ダムに関しては、未だ着工段階になく、治水、利水共に、ダムに拠(よ)らなくても対応は可能であると考える。故に現行の下諏訪ダム計画を中止し、治水は堤防の嵩(かさ)上げや川底の浚渫(しゅんせつ)を組み合わせて対応する。利水の点は、県が岡谷市と協力し、河川や地下水に新たな水源が求められるかどうか、更には需給計画や水利権の見直しを含めてあらゆる可能性を調査したい。
 県として用地買収を行うとしていた地権者に対しては、最大限の配慮をする必要があり、県独自に予定通り買収し、保全する方向で進めたい。今後は県議会を始めとして、地元自治体、住民に可及的(かきゅうてき)速やかに直接、今回の方針を伝える。治水の在り方に関する、全国的規模での広汎なる論議を望む。


 平成13年2月20日

 長野県知事  田 中 康 夫
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URL:http://www.pref.nagano.jp/hisyo/governor/dam.htm
 
  
  
  
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  [692] Re(1):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>田中康夫・長野県知事への不信任案決議が本日午後にも可決とのことなので、焦点となっている「脱ダム宣言」についてもっと詳しく知りたくなりました。読んでみて「なるほどな」と思います。この不信任案・可決が今後どのような形で進展していくのか大変興味が湧いてきます。

管理人さんの久しぶりです。
さて、先ほど加藤紘一氏のサイトで
この不信任決議の情報が載っていたので
紹介いたします。

http://www.katokoichi.org/forum/open_board.html

2002年7月3日(水)
 20代  長野県  その他
【アガタ(県庁・県議会所在地)発コワーイ話】

趣旨は田中知事の議会解散を議員達がせかしている実体がある
というもの。
本当ならば、もっともらしい理由です。
世の中なかなか思うようにはいきません。
でも、逆に解散して知事の勢力を拡大させるという
方法も有りそうだけど・・・

まあ知事側の組織が弱いのでしょう。
一人じゃ勝てません。
どうなんですかね。
 
  
  
  
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  [693] Re(2):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>趣旨は田中知事の議会解散を議員達がせかしている実体がある
>というもの。
>本当ならば、もっともらしい理由です。
>世の中なかなか思うようにはいきません。
>でも、逆に解散して知事の勢力を拡大させるという
>方法も有りそうだけど・・・

そうですか。5議席定数削減を反故にする狙いがその原動力かも、というお話ですね。
確かにありそうな話です。政治家はタダでは動かないということなのか.....

>
>まあ知事側の組織が弱いのでしょう。
>一人じゃ勝てません。
>どうなんですかね。

地球の反対側の少し古いお話で恐縮ですが、かのフジモリ(前)大統領が農業大学・教授の身から素人集団・カンピオ90を率いて大統領選に初挑戦し首尾よく初当選を果たしたころを思い出しました。チリにおける日系人はごく少数派、しかも白人にあらず。政治とは全く無縁の生い立ちから怒涛の勝利を勝ち取った当時の戦いぶりはまだ記憶の片隅にあります。

夕方のニューズによれば県議選は解散後40日以内、知事選は50日以内ということですね。これは考え方だと思います。短いと思えば短いし、長いと思えば長いです。知事職の失職が決定されるこの10日後までは、ひとつじっくりと戦略を練った方が得策だと思います。

田中知事の戦い方に注目したいです。
 
  
  
  
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  [694] Re(3):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>田中知事の戦い方に注目したいです。

私は今回議会を解散せずに知事を辞職して選挙に立候補すべき
と思うけど‥
そして再び選ばれた場合、もう一度辞職決議を採決できる
だけの力が県議会側にあるでしょうか?
議会を解散させたらまだ信任を得たと騒ぐでしょうから
それを避けるためにも相手の戦闘能力を奪うというのが得策で
しょう。
時を待たねば議会の改革は無理でしょう。戦力があまりにない
のですから‥
 
  
  
  
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  [698] Re(4):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>>田中知事の戦い方に注目したいです。
>
>私は今回議会を解散せずに知事を辞職して選挙に立候補すべき
>と思うけど‥
>そして再び選ばれた場合、もう一度辞職決議を採決できる
>だけの力が県議会側にあるでしょうか?
>議会を解散させたらまだ信任を得たと騒ぐでしょうから
>それを避けるためにも相手の戦闘能力を奪うというのが得策で
>しょう。
>時を待たねば議会の改革は無理でしょう。戦力があまりにない
>のですから‥

一見、機械万能主義者にも思えるねこさん、こんにちわ。
必要に迫られてここ2日ほど本業に精をだしておりました。またその合間に本サイトのシステムに一部変更を加えておきました。これも必要に迫られてのものであり、悪く取らないで下さい。いずれにしても近々に予定していたものでありますから.....

さて、おっしゃられることは最も現実的かつ有効的な選択肢であると、私も思います。いろいろある中で田中知事がそう決断されるのなら、それもたしかな英断であると思います。

なおかつ、現状マスコミ側が半ば煽るように伝えている議会側の自主解散があった場合ですが(かなりの高い確率で実現される可能性が高い)、そのときどうするのか考えておく必要もあると思います。予定よりも1年近くも前倒しの県議選であり、おそらくは現職中心の選挙戦となり新人の立候補者は定数削減の影響もありほとんどないものと考えます。それならば一挙に田中与党を目指し10人くらいの候補者をこの10日間の緩衝期間中に揃えて置くのも一策であります。候補者の中身は自薦でよいと考えます。条件は県議選立候補のための供託金・60万円及び選挙活動費用を自ら負担し、かつ田中知事の理念・政策に同意できることであります。あくまでもシュミレーションの世界ではありますが.....

いずれにせよこの戦いはすでに昨春の小泉フィーバーに勝るとも劣らぬ規模に拡大していくものと考えます。実質的には国に対する地方からの戦いでありますから。
今後の動向に注目していきたいと考えます。
 
  
  
  
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  [699] Re(5):脱ダム宣言とは、
  
        
  
石原慎太郎のコメント田中康夫にはかなわないと言う意味ですよね(笑)
ああいう露骨なコメントは品位を失うと言うことも理解できないようで

>一見、機械万能主義者にも思えるねこさん、こんにちわ。

どもです。

>なおかつ、現状マスコミ側が半ば煽るように伝えている議会側の自主解散が

さすがに自分で解散するような事は出来ないと踏んでます。
そのための大儀を見出せないからね。
だから議会側は田中氏に解散をやって欲しいのですよ。
で、10日待ってぎりぎりまで出方を見て失職と言うのもアリかなぁ
と思うのですよね。戦い方を心得ている人間だけに挑発にはのらない
ので結局議会側が敗北するとみてます。

>いと考えます。条件は県議選立候補のための供託金・60万円及び選挙活
>動費用を自ら負担し、かつ田中知事の理念・政策に同意できることであ
>ります。あくまでもシュミレーションの世界ではありますが.....

なかなか難しいものがあります。
それなりの活動と知名度が必要ですからね。
 
  
  
  
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  [700] Re(6):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>石原慎太郎のコメント田中康夫にはかなわないと言う意味ですよね(笑)
>ああいう露骨なコメントは品位を失うと言うことも理解できないようで

ほとんど同年代のときに自民党にオンブにダッコで担がれた都知事選で美濃部さんに手痛い大敗北を喫した石原さんですので並々ならぬ対抗意識があるものと思います。たぶんインタービューを求められたらこうコメントしようと考えていたフシがあるようにも感じます。できるだけさらりとクールにと.....イコール、アヒルの水かきなのでは。

恐怖政治と都市銀行に対する外形標準課税で結果的に都に大損害を与えた石原さんと、勇気がなければ知事としてなかなかいえない「脱ダム宣言」を掲げる田中さんとでははじめから勝負は見えているように感じます。

>さすがに自分で解散するような事は出来ないと踏んでます。
>そのための大儀を見出せないからね。
>だから議会側は田中氏に解散をやって欲しいのですよ。
>で、10日待ってぎりぎりまで出方を見て失職と言うのもアリかなぁ
>と思うのですよね。戦い方を心得ている人間だけに挑発にはのらない
>ので結局議会側が敗北するとみてます。

私もほとんど同様の見方をしております。
もっとも私の場合は希望的観測もたぶんに多いです。

>>いと考えます。条件は県議選立候補のための供託金・60万円及び選挙活
>>動費用を自ら負担し、かつ田中知事の理念・政策に同意できることであ
>>ります。あくまでもシュミレーションの世界ではありますが.....
>
>なかなか難しいものがあります。
>それなりの活動と知名度が必要ですからね。

ポッと出の新参候補者が簡単に勝てるほど選挙が甘くないことは一応理解しております。
私のはほとんど水前寺清子の歌の世界です。
「♪〜 オトコは一度は勝負をかけ〜る〜」
でもこちらの田中さんではホントにやるかもしれない。
 
  
  
  
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  [712] Re(6):脱ダム宣言とは、
  
        
  
>石原慎太郎のコメント田中康夫にはかなわないと言う意味ですよね(笑)
>ああいう露骨なコメントは品位を失うと言うことも理解できないようで

( ´,_ゝ`)プッ
 
  
  
  
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  [704] Re(1):脱ダム宣言とは、
  
        
  
本日のサンデーモーニングの田中知事の話の中に、奥歯に物が挟まったというか、喉まで出かかっていることのもどかしさというか、水と油の違いとでも言うのでしょうか。視聴者には分かりすぎることがあったと思います。
なぜ、中央のゼネコンにばかり、仕事をやらせたいのか。地元業者に任せることで、工事単価の引き下げ、地元雇用の促進と、効果はかなりあったのに、これを批判されるいわれが理解できない。私もそう思います。長野県議はその点になると口を噤んでしまいます。これは、中央政界特に、与党関係で、既得権益の確保のために、やらされているということなのでしょうか。だとするならば、良識ある長野県民にその判断をゆだねてみようではありませんか。
県民の総意としての田中知事、各地の地元代表の新県議と、なった場合には、どのようなことになるのでしょうか。
田中知事は、本日は、地元を離れています。
知事が、車座集会をしてきた成果から、新しい県議立候補者が出るように働きかけることはしないのでしょうか。
長野県の民主主義の推移に注目したいと思います。
 
  
  
  
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  [705] Re(2):脱ダム宣言とは、
  
        
  
こんばんわ、服部さん。

>本日のサンデーモーニングの田中知事の話の中に、奥歯に物が挟まったというか、喉まで出かかっていることのもどかしさというか、水と油の違いとでも言うのでしょうか。視聴者には分かりすぎることがあったと思います。

サンデーモーニングは見てないのですが、お話の内容は概ね理解できます。

>なぜ、中央のゼネコンにばかり、仕事をやらせたいのか。地元業者に任せることで、工事単価の引き下げ、地元雇用の促進と、効果はかなりあったのに、これを批判されるいわれが理解できない。私もそう思います。長野県議はその点になると口を噤んでしまいます。これは、中央政界特に、与党関係で、既得権益の確保のために、やらされているということなのでしょうか。だとするならば、良識ある長野県民にその判断をゆだねてみようではありませんか。

自民党の長期政権を支えてきた地方の根幹部分の歪な構図が今回の知事・不信任案を通じてあぶり出されつつあるとみます。県議会・保守派3派は今までどおりで彼等自身の常識を「あ・うん」の呼吸で県民に求めるつもりでいたわけですが、今回は「そうは問屋は卸さない」ということだと思います。彼等には理解不能の地殻変動がいつのまにか始まっているということでしょうか。すでに長野県民の最初のリアクションは予想以上のものがあったと感じます。

>県民の総意としての田中知事、各地の地元代表の新県議と、なった場合には、どのようなことになるのでしょうか。

この地殻変動は伝染性が高いと思います。あっという間に全国に波及していくかもしれません。若い知事さんたちは必然的に意識して行かざるを得ないと思います。言うなれば政治的意識改革のすさまじい嵐が今、長野という地方から中央に向けられて確実に発進したと感じます。

>田中知事は、本日は、地元を離れています。
>知事が、車座集会をしてきた成果から、新しい県議立候補者が出るように働きかけることはしないのでしょうか。
>長野県の民主主義の推移に注目したいと思います。

田中知事の脱ダム宣言が反対派のあまたのいわれなき個人攻撃を押しのけて政策論争の中核を占めることができるかどうか、そこが天下分け目の争点になると思います。本日午後、熊本へ飛んだのもそれを睨んでのことと考えます。田中知事はあくまでも争点を庶民感覚にもわかりやすいように絞り込むことに努力しており、それは正しい判断だと思います。これが全国的に、より大きな世論を形成することができるかどうか、そこに田中系議員を生み出すことが可能かどうかの鍵があるとみております。
 
  
  
  
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  [706] Re(3):脱ダム宣言とは、
  
        
  
みなさんこんばんは。
新潟県1のダム計画、清津川ダムが中止の答申を受けました。
30数年前は下流十日町市も中里村も建設省や県のビジョンに同乗して早期着工を嘆願していました。
しかし時代の流れと政管業癒着が明白に見え始めたところで中里村を筆頭に下流十日町は反対運動を起こしました。
ここ2〜3年で[ダムは要らない]の地元民が強くなった表れのようです。
田中知事の脱ダムが今回の中止に役立った感はありますので、今度は逆に清津川ダム中止の答申が田中知事不信任に役立つような気がします。


http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-toku07.html
 
  
  
  
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  [708] Re(4):脱ダム宣言とは、
  
        
  
iketomiさん、ありがとうございます。

早速、ご案内の新潟日報のサイトを見させていただきました。ここにも田中知事の脱ダム宣言の影響がすでにあったことに正直びっくりしております。

脱ダム宣言が発表されたのが昨年の2月ですので、ほんの1年半の間にこのダム構想36年間の既成事実を覆す劇的な変化があったことになります。この意識の変化は脱ダム宣言の考え方が日本の近未来にとってとても重要な要素を含んでいることを改めて考えさせてくれます。

また同時にこのダム構想に36年の長きに渡り翻弄されつづけてきた三俣集落の皆様の悲哀に心を痛めます。ダム構想の正規の廃案を早急に決定すると同時に国土交通省及び新潟県はこれらの皆様に対してできる限りの補償を直ちに実施すべく検討に入るべきであります。
 
  
  
  
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  [714] インフラ投資は難しいですね・・・
  
        
  
振り返れば、石油パイプライン、海底ケーブル、一県一空港、アジア各国のハブ空港構想、最近では米国の光ファイバー網など、世界各地で行われたインフラ投資を眺めると大半が死屍累々の山といった状況ですね。日本の最大級のダムの総予算が2500億円、集落が水没して環境破壊が進む一方で、ダム下流地域の工業用水の需要が当初の10分の1に減っているなどという話題に接すると、インフラ投資の難しさを痛感させられます。国債の利払いは延々と続きますが、30年後のことは全く予想できません。

成熟度の浅い先端分野に投資するとすぐに陳腐化してしまうし、先端分野のブループリントに沿って大胆に投資すると巨大なる負の遺産になってしまうし、一方で拡張性の高いインフラは当初の超越して拡張していきます。日本のダムに相当する案件に米国のアラスカ原油開発がありますが、ともに民間レベルでは投資不適格の烙印が押されており、現時点でそこまで評価が固まっている以上、投資失敗・不良債権化の公算はきわめて高いでしょう。反対する人は少ないはずですが、ぼくも田中知事の判断には賛成します。ただし、条件付きで。

ダムを始めとする公共事業の問題の本質は、投資案件の是非というよりも、国庫にぶら下がっている政治家利権と、(こんな言い方はしたくありませんが)非効率な企業・人員のカットが主題です。環境の変化に対応した贅肉のカットが今後の日本に必要なことはいうまでもありません。しかし抵抗勢力も生きていかねばならないわけで・・・。大義名分については脱ダム宣言の内容や国・地方の財政事情を語れば十分でしょう。センチメントを冷やさずに余剰事業・余剰人員のカットをいかに巧みに行うかが政治家の腕の見せ所だと思います。新規の雇用創出やパフォーミングな代替事業とセットにしないと、ぼくの目線では田中派県議の大量発生は考えづらく、衆目の一致するような強い追い風を受けても、それにふさわしい支持は得づらいように思います。

どうしてもダムをやりたきゃ、国債に頼らず、やりたい人たちの給与・退職金・年金を拠出したうえでご自由にどうぞ・・・というのが個人的なホンネですが、知事たる者そんなことをいってられませんでしょう。


 
  
  
  
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  [727] Re(1):インフラ投資は難しいですね・・・
  
        
  
 インフラといえば、長野県は冬季オリンピックのときに新幹線やら高速道路やら、随分と整備されたはずなのですが。
 さらに「ダムを作らないと長野県は貧乏県になってしまう」と県議会の与党議員が主張していたそうですが、それってつまり、いくら金をかけてインフラを作っても、結局貧乏から脱出できないってことでしょうに。失敗した方法にいつまでもしがみつくのは、アホのやることですわ。
 土木工事による一過性のあぶく銭に頼る生活は、もう成り立たない。新しい収入の道を探さないといけない。それが、長野県に限らず、田舎の課題であるように思います。

 そうそう、国会では「政権交代を目指す」と言っている民主党ですが、長野県議会では田中県知事リコールに賛成した与党会派に入っているんですね。公明党と、自由党だか保守党だかとつるんでいる。国会と地方議会は立場が違うとはいえ、この党も何だか頼りないというか、胡散臭いなあ。
 
  
  
  
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  [707] 河野さん、長野県の国家公安委員に就任
  
        
  
あの松本サリン事件・被害者の河野義行さんが長野県・国家公安員に就任されたとのことです。
捜査段階とはいえ警察による冤罪の恐ろしさを身をもって体験され、マスコミの餌食にもされた経験をもつ河野さんだけに、私はこの決定を心より拍手を持って歓迎したいと思います。

新聞報道に拠れば、田中・長野県知事は5月中旬に自ら松本市の河野さんのご自宅を訪れ、知事自身の口から直接、河野さんに対して県公安委員への就任を要請されたとのことです。これに対し河野さんはしばし熟考の末、この申し入れを受け入れられたとのことであります。現代版の三顧の礼をもって河野さんに県公安委員への就任を要請した田中知事の類稀なる見識を私は高く評価いたします。そしてあえてそれを受け入れた河野さんの英断に敬意を表するものであります。
 
  
  
  
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  [709] Re(1):河野さん、長野県の国家公安委員に就任
  
        
  
長野県議員の中に、保守系の4名のうち3名が、議場退席の棄権、社民党は、この討論にも参加せずに欠席棄権、共産党じゃ、全員反対。
この結果を見て、知事の考え方を理解し、応援する議員が保守系の中にもいた事に安堵しました。しかし、その行動の中に納得できないことがあるのは、その、議場か裸退場しあるいは
しようとしたものが、自分達が投票をしなくとも、不信任が成立することを確かめて退場したということに、いかんともしがたいものを感じました。
これからの一週間の田中知事のハムレット状態はいかばかりかと思います。

余談ですが、この脱ダム宣言こそ、あの安東尚美氏の専門ではなかったですかね。
 
  
  
  
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  [711] Re(2):河野さん、長野県の国家公安委員に就任
  
        
  
>長野県議員の中に、保守系の4名のうち3名が、議場退席の棄権、社民党は、この討論にも参加せずに欠席棄権、共産党じゃ、全員反対。
>この結果を見て、知事の考え方を理解し、応援する議員が保守系の中にもいた事に安堵しました。しかし、その行動の中に納得できないことがあるのは、その、議場か裸退場しあるいはしようとしたものが、自分達が投票をしなくとも、不信任が成立することを確かめて退場したということに、いかんともしがたいものを感じました。

これらの行動は消極的賛成ということなのでしょうが、結果的にポーズと指摘されても仕方のないところだと考えます。

>これからの一週間の田中知事のハムレット状態はいかばかりかと思います。

本来の職業柄、シェイクスピアを客観的に捉える作業には慣れていると思いますが、現実の問題として自らが渦中の人物になるなどとはおそらくは一顧だにしなかったと思います。「人生とは小説よりも奇なり」とはよく言ったものです。ただ不信任案が可決された直後より田中知事の眼(マナコ)には不退転の決意がみなぎっていると感じております。残された1週間、体調には万全を期され最善を尽くされんことを祈ります。

>余談ですが、この脱ダム宣言こそ、あの安東尚美氏の専門ではなかったですかね。

言われてみると、そのように思います。
きっと安東さんも影ながら支援されていると思います。
 
  
  
  
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  [718] Re(3):河野さん、長野県の国家公安委員に就任
  
        
  
石野管理人さん、いつもありがとうございます。
伝えられる所によれば、田中知事は、辞任ではなく、失職再立候補を考えているようです。
失職と、辞職の違いは、辞職の場合は後任知事の任期期間は前任者の残り任期で約2年少々、失職の場合は、任期期間が4年になるのだそうです。再選出されても、残り任期よりは、4年の満額任期のほうが、執行権者としては、議会に申し開きが可能なのでしょう。
県議たちは、解散選挙に走り出しているようですが、解散しないで、生殺し状態にしてしまうのではないかと思えるのです。選挙民のお墨付きを取る自信があるのだと思います。また、執行権者として、ダブル選挙で、無用な財政支出をするべきではないとも思っているのではと思います。
県議の発言の中に、よくこんなこと平気で言うなあと思うこともあります。
14年度予算を可決しておいて、赤字再建団体になってしまうから、このような事態に至らしめている知事には辞職願いたい、そんなことを言うのならば、予算を否決してから言うべきだと思うのです。
この知事不信任問題は、県民に対して、今まで、伏魔殿ごときであった、長野県政を、県民の手に戻す千載一遇のチャンスなのかもしれませんね。そして、他の都道府県にもひろがり、国の、地方への権限委譲に弾みがつけばよいのだがと思いました。
 
  
  
  
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  [719] Re(4):河野さん、長野県の国家公安委員に就任
  
        
  
管理人です。
ここのところ、バタバタしておりましてご迷惑をおかけいたします。
機器のセッティングとか、工事とかが少し立てこんでおりまして
いつもの余裕がないといった按配であります。

>石野管理人さん、いつもありがとうございます。

こちらこそお世話になります。

>伝えられる所によれば、田中知事は、辞任ではなく、失職再立候補を考えているようです。
>失職と、辞職の違いは、辞職の場合は後任知事の任期期間は前任者の残り任期で約2年少々、失職の場合は、任期期間が4年になるのだそうです。再選出されても、残り任期よりは、4年の満額任期のほうが、執行権者としては、議会に申し開きが可能なのでしょう。

これは私も知りませんでした。だとすると知事の立場では当然、失職を選択する可能性が断然高いと思います。

>県議たちは、解散選挙に走り出しているようですが、解散しないで、生殺し状態にしてしまうのではないかと思えるのです。選挙民のお墨付きを取る自信があるのだと思います。また、執行権者として、ダブル選挙で、無用な財政支出をするべきではないとも思っているのではと思います。

いろいろな考え方がありますので、どれがそうなのか、とは言えない様な気もします。
このあたりはおそらくご当人も暗中模索なのではないかと思いますが.....

>県議の発言の中に、よくこんなこと平気で言うなあと思うこともあります。
>14年度予算を可決しておいて、赤字再建団体になってしまうから、このような事態に至らしめている知事には辞職願いたい、そんなことを言うのならば、予算を否決してから言うべきだと思うのです。

ここのところニュースを含めて関連番組のチェックができていないので、そのニュースソースについては良く理解していません(どうも申し訳ありません)。ただ自分たちも参加して決めたものをあたかも知事一人の責任に転嫁するような発言内容なら、これは当然おかしなものと考えます。

>この知事不信任問題は、県民に対して、今まで、伏魔殿ごときであった、長野県政を、県民の手に戻す千載一遇のチャンスなのかもしれませんね。そして、他の都道府県にもひろがり、国の、地方への権限委譲に弾みがつけばよいのだがと思いました。

昨夜のニュース23で筑紫さんが「県議会への関心は自らも含めて余り高くはなかった」とコメントされております。これはいみじくも当を得た発言だと感じております。したがってこれまでの県議選も含めて地方選に対する有権者の捉え方に問題があったことは否めないと思います。そのような議員たちの台頭を許してきたのは自分たち有権者の側にも大きな問題があったと感じます。そのような反省の上にたち改めて田中康夫・長野県知事の言葉をかみ締めてみたいと今考えております。
 
  
  
  
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  [605] WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
サーカー好きの管理人は地上波放送専門で今大会を「ながら観戦」フォローしてます。
いくつかは仕事の関係上見逃してしまいましたが、仕事を抱えつつも主要なものはほとんどテレビ桟敷で見聞きしております。つけっ放しのテレビ実況の大声を合図に決定的な場面はほとんど注視しており、さらにリプレイで確認しております。

今大会の韓国チームの大躍進には本来であれば拍手を送りたいところでありますが、グループリーグ最終戦の「韓国vsポルトガル」戦あたりから私は審判の判定に疑問を抱くようになっております。この戦いでポルトガルは後半に二人の退場者を出しております。二人目の仲間の退場者が決定的なときポルトガルのフィーゴは徹底的に主審に異議申し立てを行っておりましたが認められませんでした。この直後に0-0の均衡を破り韓国が1点をゲット、二人を欠いたポルトガルチームはGKを除く全員攻撃で必死に奮戦し終了間近に同点ゴールかと思われたシュートもポストに嫌われ敗退していきます。

この試合は開始当初より韓国チームのフィーゴ等に対するマークが相当にきつくかなり荒れる試合になりそうな雰囲気がありました。韓国チームの当たりはかなり激しいものでしたから退場者が出たとしてもそれは韓国チームからだろうと予想してました。しかし結果はポルトガルチームからでした。しかも一人くらいならいざ知らず、なんと二人もの退場者が出てしまったのです。こんなことは最近見たことはありません。しかもワールドクラスの試合の中であります。試合後、私はポルトガルチームの奮闘を称えました。それと同時に相手チームの勝利に大きな疑問を抱きました。そして審判への信頼は大きく揺らぎました。

アカシックレコードのメール配信で韓国戦の内容には早くから関心があったことは事実ですが、この試合を見てからはそれもある程度は的を得たものかと一応の認識を深めております。

これ以降、決勝トーナメントに進んだ韓国戦2試合の相手チームには同情の念を禁じ得ません。しかしワールドカップの権威はもはや地に落ちたも同然であります。FIFAの組織上の欠陥が至るところに噴出しております。今回の経験でFIFA首脳部の関心がお金設け優先主義であることが判明致しました。内部は日本の政界の縮図のようなものであります。またそのような組織に歩調を合わせる国内マスメディアのあり方にも疑問を呈します。疑問は疑問としてはっきりと記事に表すべきであります。サッカーとはスポーツなのですからフェアプレーのスポーツマンが泣きを見るような裁定は断固跳ね除け、本来の勝者の復権を試みるべきだと思います。

■ 参考サイト:
   暴走韓国、ここまでやるか!〜醜悪な韓国の勝利
   http://members.tripod.co.jp/lets_go_korea/
 
  
  
  
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  [606] Re(1):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
管理人様おひさしぶりです。

アカシックレコード読みました。
読む以前から、ちょっと・・・・・という気はしていましたが、
今はかなり疑いの念をもってます。

もちろん韓国選手のがんばりには素直に敬意を表します。
またヒディング采配も見事です。

が! がですよね。

限りなくあやしい・・・・
次のドイツ戦で負けるのは既定の路線というのが裏社会識者のよみのようですが、
私も同感。

どうなるやら・・・・
 
  
  
  
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  [607] Re(2):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
リベラル仙人さん、お久しぶりです。

>アカシックレコード読みました。
>読む以前から、ちょっと・・・・・という気はしていましたが、
>今はかなり疑いの念をもってます。

私にとってアカシックレコードは本来、反面教師的な対象であり、米国志向のタカ派路線的思考体系が実にシビアにかつ面白く解説されているものですから、その意味では大変重宝しております。

スポーツに関しては冬季五輪のノルウェーを頂点とする北欧諸国の伝統的なノルディック種目、とりわけノルディック複合に対する気持ちの入れようと王座奪還のためには手段を選ばないそのそぶりを得意の切り口でアカシックは解説してくれました。

今回のサッカー・ワールドカップについても早くから韓国側の異常加熱ぶりを対日の観点から切り口を開き、今回のことをまるで見てきたかのように予想しておりました。見方を変えれば、まず韓国蔑視ありきとも受けとられかねない論法でもありました。

私も又かという感じのいい加減な斜め読みで捉えておりました。しかし、まさかであります。こんな漫画チックなことが現実に起こりつつあるとは.....という感じであります。

>もちろん韓国選手のがんばりには素直に敬意を表します。
>またヒディング采配も見事です。
>
>が! がですよね。
>
>限りなくあやしい・・・・

私も韓国チームのベストファイトには惜しみなく拍手を送りたいと思います。
ただ、彼らも国威発揚のために利用されているということなのでしょうね。

>次のドイツ戦で負けるのは既定の路線というのが裏社会識者のよみのようですが、
>私も同感。
>
>どうなるやら・・・・

どんな結果が待ち受けているものやら、
これは下手な小説を読んでいるよりはるかに面白いものがあります。

が、しかしこんな安物芝居のために運命を弄ばれた相手側チームとそれを熱狂的に信じていた国民の皆様にはどんなことがあっても許されない性質のものだと思います。

いずれ真実は暴露されると考えます。
 
  
  
  
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  [628] Re(3):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
どうもです。

結果でましたね。筋書き通りというのが笑っちゃいますが・・・

韓国はいろんな意味でこれからが大変だと思います。
次回大会でこければやはり・・・となるでしょうし、
また監督も何かとヒディングと比較されてやりずらいでしょう。
熱狂の後はパッシングの嵐というパターンにならなきゃいいと思います。
 
  
  
  
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  [630] Re(4):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
>どうもです。
>
>結果でましたね。筋書き通りというのが笑っちゃいますが・・・

1−0で負けてしまいましたが、でもクリーンでいい試合でした。
ドイツのオリーバー・カーン選手のプレーは見ごたえがありました。
韓国のアン・ジョンファン選手の全力のプレーにも感動しつつ、ついつい声援を送ってしまいました。(最初はドイツを応援し、最後はいつのまにか韓国を応援しておりました。)
しかし彼は「いい男」ですね。

>韓国はいろんな意味でこれからが大変だと思います。
>次回大会でこければやはり・・・となるでしょうし、
>また監督も何かとヒディングと比較されてやりずらいでしょう。
>熱狂の後はパッシングの嵐というパターンにならなきゃいいと思います。

今回の疑惑問題では在日の方の一部の間でも問題視されているようです。
思わぬところで波紋が広がってしまったということです。
ともあれ大会終了後に何も起きないことを祈ります。
 
  
  
  
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  [633] Re(5):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
>今回の疑惑問題では在日の方の一部の間でも問題視されているようです。
>思わぬところで波紋が広がってしまったということです。
>ともあれ大会終了後に何も起きないことを祈ります。


サッカーにあまり関心がないぼくの周囲ですら、今回の件で韓国に対する見方が変わったと語る人がいたのには驚きました。ましてや日本の対韓感情の悪化は推して知るべし、といったところでしょうか。こちらには韓国が世界のどこに存在するか知らない人が多く(朝鮮戦争やったのを忘れたのか?)、端的にいえばどう転んでも大勢に影響しない遠い国の一つという位置づけですが、そちらは隣国なのでそうもいかないですね。無理して友好を煽って結果アンチになるよりは、摩擦が起きないよう十分な距離をキープしておつきあいしたほうが無難ではないか?と思います。こちらのコリアン・アメリカンですら「本国の人たちはヘンだ(肩に力が入っているという意味)」と平素語るのが実情で、ソウル発の政治的発言等をいちいち真に受けてたらダメですよ、やっぱ。一庶民としては聞き流すくらいの感覚で。ぼくの取材によれば、そんな韓国本土にも、親日的な人やキムタクのファンなどが意外にいるそうで(笑)、在日の普通の人たちを含め、同じ目線で語れる近い友人たちは大切に、そしてドメドメ政治勢力の儒教ワンダーランドは触らずに軽く受け流す。本当はそれじゃまずいんでしょうが、あれは永田町の論理の韓国版みたいなもんでしょう。自然体を維持し、常識に即した個別対応に徹することのが21世紀の未来志向の日韓関係ではないかと思います。対コリアで対外的に日本のバリューを高めるベストの方法は、今回のサッカーと同様、(我々の感覚でいうところの)普通にしていることでしょう。
 
  
  
  
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  [642] Re(6):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
本国の人たちはヘンだ(肩に力が入っているという意味).....
在日の人たちだけでなく、韓国系アメリカ人の間にもそのような見方が広まっていたとは知りませんでした。どこにいようと見る目は同じなのだと改めて理解しております。

今回の共同開催がもたらした功罪とその意味ですが、予想以上に韓国へプレッシャーを強いるものだったのかもしれません。両国の歴史を紐解くとき「朝鮮が日本へ(古代)文明をもたらした」という自負が古代朝鮮民族の誇りであるはずです。それが歴史が進む中で任那日本府の戦い・元寇における両国の抗争・秀吉の侵略・近代の朝鮮併合と日本による侵略の歴史が連綿とつながっております。朝鮮民族の立場でものを見るとき日本の後塵を拝することは民族のプライドがそれを許さないのだろうと思います。未曾有の経済危機を国を上げて乗り切った韓国にはいま自信がみなぎっております。対する日本は先進国のお荷物といわれるほどどん底経済にあえいでおります。そんな意識が重なり合い今回のワールドカップが位置付けられていると思います。肩に力を入れるなといっても無理な話かもしれません。

私は団塊の世代の後半の部類に入るものであります。私くらいの年代には韓国・朝鮮民族に対する違和感は何もありません。子供の頃より周りの大人たちが放つ朝鮮蔑視の差別の言葉に首を傾げ逆にそんな大人たちを蔑んでおりました。それは戦後教育のおかげであろうと思います。山口さんの言われる「普通の感覚」は私たちの自然な姿であると思います。

野球・サッカー等のスポーツの日韓戦で日本が韓国に敗れることは悔しいのですが、それは韓国以外のほかの国に敗れることとあまり大差はありません。韓国だから悔しいのではなく、自分の国が敗れることに悔しいのであります。今の若い世代はみんなそうだと思います。しかし勝負以外の手を使って勝とうとは思わないです。それは勝負の世界にあるまじき禁じ手であります。そんなことをして得た勝利はきっとお釈迦様か神様かイエス様がきっと天罰を与えるであろうとタカをくくっております(冗談ですが)。今回の韓国の勝利に仮に疑惑があるのならいずれ天罰が下るだけのことです。
 
  
  
  
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  [648] Re(7):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
> 韓国系アメリカ人の間にもそのような見方が広まっていたとは知りませんでした。


彼らは迷わず米国シチズン取りますから。在日の人たちに比べて現地に一歩踏み込んだスタンスになると思います。

彼らいわく、大抵のコリアンは渡米後に大ブレイクする(笑)。むろん本国の人たちから異端児扱いされるんだろうなーという自覚はあるそうです。わかりやすくいえば、「ガチガチのシガラミ社会から解き放たれて自由の国のアメリカにやってきたぜい!Yay!!」というノリ。ぼくも今のスタイルを日本に持ち込めばTPO次第でサンドバック状態だと思うので(笑)、彼らの言わんとすることは理解できます。

彼ら・彼女らは「日本の戦争責任は・・・」なんてインネンを一切つけてきません。本国で言ったら刺されるでしょうが「“そんなこと”気にしてないから」っていう人が多い。少なくともぼくの周囲は。でもぼくが日本を思うくらいに彼らはコリアのことを思っています。大マジメな人たちを侮蔑・揶揄する意図は全くありませんが、本国同士のイザコザや戦争カードは、動物園の猿山のナントカ・・・、または日韓古典芸能、あるいはアントニオ猪木vsタイガージェットシンの遺恨カード(笑)、みたいな形で未来永劫定着するのではないか?と。半分ジョーク、半分マジメな話しとして。


> 未曾有の経済危機を国を上げて乗り切った韓国にはいま自信がみなぎっております。対する日本は先進国のお荷物といわれるほどどん底経済にあえいでおります。


何事も結局はフォーカスできるかどうかの違いだと思います。コリアには日本という努力目標・手本がありますが、日本にはそれがない。コリアは少なくともあと10年は日本の真似をして走れますが、我々は前人未踏のフロンティアを開拓しながら進まねばなりません。なぜなら90年代を通じて国家としての日本は(明治維新以来の)挑戦する側から、挑戦を受ける側に回ったからです。

いろいろな国の国情・メンタリティーを深く知ることは大事で、中国大使館の事件や今回のW杯は、ある種の理解を深める格好のケースを提供したと思います。シンドイこともありますが、all or nothingではなく、相手をよく知り、受け入れられる部分をセレクティブに受け入れていくことが、各国の挑戦を受けながら国際社会をしたたかに生き抜く要諦だと思います。

汚れた世界を見過ぎたからでしょうか、サッカーに関するさまざまな話題はさもありなんと思う程度です。韓国は(創価学会の選挙運動のように)国家を挙げてひたすら勝利を目指し、我々は武士道の精神で(自民党議員の後援会のように)各個バラバラに挑んだということ。勝ち負けに対する国家としてのフォーカス・集中の度合いが違います。管理人さんが感じておられる「武士道」は、外国では時間を費やしても伝わる人にしか伝わらないかもしれない。でも、個人的にそういうスピリッツは美徳とし、大いに誇りとするところです。

忘れないうちにトルコ戦の感想をいえば、トルコチームを敵ながらあっぱれだと思いつつも、「日本はODAカードを切らなかったのか!?」と(苦笑)。資金配分基準などあってないようなもので、2回工作すれば日本もセミファイナル進出。三位決定戦は口うるさいEU諸国が冷笑するなか史上最悪の泥仕合になった可能性もあり・・・。ODAが出たらバレバレで、天罰が当たることは必定(笑)。コリアなら許されても日本なら許されないことがあります。レフェリーが買収されたとして、南米人なら驚かれず欧州人なら驚かれるのと同じこと。トルシエ監督じゃないですが、きれいなプレーに徹し、海外では強くなったと評価され、みなさん先進国にふさわしいホスト国ぶりを示され、ぼくは日本の国情に沿った良いイベントだったと思いました。アメリカでは、日本人はアメリカ人並みにサッカーに無関心だと思われていた向きもあり、「お互いに大健闘したよな。次回も頑張ろうぜ。」と激励された(笑)。


決勝戦はブラジルを応援します。勝って大いにフィーバーし、足もとの金融危機を吹き飛ばして欲しい(笑)。そんな利害を持ち込むところからしてサッカーファン失格かも(笑)。
 
  
  
  
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  [649] Re(8):WC2002 韓国チームの大躍進について
  
        
  
>> 韓国系アメリカ人の間にもそのような見方が広まっていたとは知りませんでした。
>
>
>彼らは迷わず米国シチズン取りますから。在日の人たちに比べて現地に一歩踏み込んだスタンスになると思います。
>
>彼らいわく、大抵のコリアンは渡米後に大ブレイクする(笑)。むろん本国の人たちから異端児扱いされるんだろうなーという自覚はあるそうです。わかりやすくいえば、「ガチガチのシガラミ社会から解き放たれて自由の国のアメリカにやってきたぜい!Yay!!」というノリ。ぼくも今のスタイルを日本に持ち込めばTPO次第でサンドバック状態だと思うので(笑)、彼らの言わんとすることは理解できます。
>
>彼ら・彼女らは「日本の戦争責任は・・・」なんてインネンを一切つけてきません。本国で言ったら刺されるでしょうが「“そんなこと”気にしてないから」っていう人が多い。少なくともぼくの周囲は。でもぼくが日本を思うくらいに彼らはコリアのことを思っています。大マジメな人たちを侮蔑・揶揄する意図は全くありませんが、本国同士のイザコザや戦争カードは、動物園の猿山のナントカ・・・、または日韓古典芸能、あるいはアントニオ猪木vsタイガージェットシンの遺恨カード(笑)、みたいな形で未来永劫定着するのではないか?と。半分ジョーク、半分マジメな話しとして。

閉ざされた集落社会の村内の関係に似ていると思います。あそことここは仲が良くてこことそこは仲が悪いなどなど。しかし一旦都会に出てしまえばそんなしがらみは雲散霧消どこ吹く風。
今回の韓国疑惑問題はあちこちの掲示板にいろんな意見が寄せられています。そんな中で台湾系のサイトは韓国批判の急先鋒で韓国嫌いの下地があるとのこと、そんな話題から韓国嫌いは他にもタイ・ベトナムなど以外に多いというお話。もちろんこれは責任のない井戸端会議ですからせいぜい話題程度に留めおくべきか。
「アントニオ猪木vsタイガージェットシン」とはなつかしい。これを聞くと懐かしいあの頃がよみがえります。山口さんもテレビの前で力を込めて観戦していたのかな。

>> 未曾有の経済危機を国を上げて乗り切った韓国にはいま自信がみなぎっております。対する日本は先進国のお荷物といわれるほどどん底経済にあえいでおります。
>
>
>何事も結局はフォーカスできるかどうかの違いだと思います。コリアには日本という努力目標・手本がありますが、日本にはそれがない。コリアは少なくともあと10年は日本の真似をして走れますが、我々は前人未踏のフロンティアを開拓しながら進まねばなりません。なぜなら90年代を通じて国家としての日本は(明治維新以来の)挑戦する側から、挑戦を受ける側に回ったからです。

私は趣味で将棋を指します。もっとも最近は相手も近くにいないので自分で定跡の限りを教え込んだPC(イシノ5段)相手に指すことが多いのですが、これがまた相当に強いお相手です。こういう相手に勝利するコツは受けてばかりでは駄目です。相手は攻めも受けもPCとしては超1級の名人クラスですのでこちらも本気で指さないと勝てません。将棋というものは強くなりかけの頃、とくに下手(したて)と思われる相手と指すときヘタに受けつぶそうとするものです。受けだけでは勝てないのです。とくに生半可な受けでは「下手な将棋、休むに似たり」です。もちろん猪突猛進の攻め一直線など駄目です。受けて攻めるのです。攻めのない将棋は未来永劫勝てません。

日本(人)が挑戦を受ける側に回ったとされてずいぶん時間も経ったかと思います。挑戦者に対峙していくことはその経験も少ないはずであり挑戦するよりも難しいと考えます。時にダッチロールも止むを得ないのかもしれません。しかしそんな中でも挑戦者たる気概を失ってはなりません。どこかに必ず今の日本にふさわしい挑戦者としての分野が限りなく広がっているはずであります。今の日本はそれが見えていないだけだと見ております。

>いろいろな国の国情・メンタリティーを深く知ることは大事で、中国大使館の事件や今回のW杯は、ある種の理解を深める格好のケースを提供したと思います。シンドイこともありますが、all or nothingではなく、相手をよく知り、受け入れられる部分をセレクティブに受け入れていくことが、各国の挑戦を受けながら国際社会をしたたかに生き抜く要諦だと思います。

確かにいい経験を重ねていると思います。何事も武者修行のようなものであります。
相手を知り相手が受け入れ可能なインターフェースが何であり相手とどのくらい接触を重ねるかがおっしゃるとおり国際社会を生き抜くための重要な要諦だと考えます。

>汚れた世界を見過ぎたからでしょうか、サッカーに関するさまざまな話題はさもありなんと思う程度です。韓国は(創価学会の選挙運動のように)国家を挙げてひたすら勝利を目指し、我々は武士道の精神で(自民党議員の後援会のように)各個バラバラに挑んだということ。勝ち負けに対する国家としてのフォーカス・集中の度合いが違います。管理人さんが感じておられる「武士道」は、外国では時間を費やしても伝わる人にしか伝わらないかもしれない。でも、個人的にそういうスピリッツは美徳とし、大いに誇りとするところです。

武士道ですか。内から見てそれは余り意識してなかったものであり、そうであればこれは意外と盲点だったと思います。JAWOCにしても日本チームにしてもサポータにしても自らはその意識は持ち合わせていなかったと思います。しかし外から見たときにそのように感じられたとしたら、まさにこれは日本人の日本人たるワールドカップだったのだと思います。正直者のシャイな日本人ですね、きっと。

>忘れないうちにトルコ戦の感想をいえば、トルコチームを敵ながらあっぱれだと思いつつも、「日本はODAカードを切らなかったのか!?」と(苦笑)。資金配分基準などあってないようなもので、2回工作すれば日本もセミファイナル進出。三位決定戦は口うるさいEU諸国が冷笑するなか史上最悪の泥仕合になった可能性もあり・・・。ODAが出たらバレバレで、天罰が当たることは必定(笑)。コリアなら許されても日本なら許されないことがあります。レフェリーが買収されたとして、南米人なら驚かれず欧州人なら驚かれるのと同じこと。トルシエ監督じゃないですが、きれいなプレーに徹し、海外では強くなったと評価され、みなさん先進国にふさわしいホスト国ぶりを示され、ぼくは日本の国情に沿った良いイベントだったと思いました。アメリカでは、日本人はアメリカ人並みにサッカーに無関心だと思われていた向きもあり、「お互いに大健闘したよな。次回も頑張ろうぜ。」と激励された(笑)。

ODAはともかくとして個人的には3位決定戦にはトルコに勝ってもらいたいです。伝え聞くところによるとこの戦いのレフェリーは韓国好みの布陣でありトルコチームの試合前の士気は余り高くないとのことです。しかしトルコよ、何があろうともこの戦いは全力を尽くして勝利を目指して欲しい。決勝以上に全世界が注目している戦いであります。

>決勝戦はブラジルを応援します。勝って大いにフィーバーし、足もとの金融危機を吹き飛ばして欲しい(笑)。そんな利害を持ち込むところからしてサッカーファン失格かも(笑)。

ビジネスライクに勝利を期待するのもサッカーの見方であります。
みんなそれぞれに期待するものがあります。トーゼンであります。
私はカーンのドイツに期待してます。
 
  
  
  
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  [726] 「いかにもありそうな話」と「真実」の狭間
  
        
  
 すでに終わって久しい話題なんですが、遅刻レスです。

 「韓国チームの大躍進は陰謀」説ですが、状況を見ると、たしかにありそうな話です。特に、韓国サッカー協会の会長が次期大統領選に立候補するのではないか、というニュースをみると、やっぱりそうか、とも思われます。
 ただ、「いかにもありそうな話」と「真実」を混同する危険は、わきまえておくべきでしょう。「状況から見て間違いなくこうだろう」というストーリーが事実と違っていた、ということは時々経験することだと思います。韓国チームの件も、具体的な証拠が明らかになるまでは「いかにもありそうな話」に留まります。
 これが警察や裁判所、おそらくはジャーナリズムもそうだと思うのですが、証拠なしで状況だけで物事を断言することはないでしょう。ただ、「週刊 アカシック・レコード」を書いている佐々木氏は作家ですし、彼のサイトは究極的には自身の作品の宣伝とのことですので、そういう場であの話をかくのは「あり」だと思います。それが作家という立場の自由さであり、また限界でもあります。

 あと、彼のサイトで繰り返し書かれている韓国の国民性ですが、これも、遠くからニュースだけで韓国を眺めていると、「いかにもありそうな話」にみえます。ただ、「AERA」に連載されていた沢木耕太郎氏のワールドカップ観戦記には、佐々木流に一括りにできない、いろんな韓国人が出てきます。安楽椅子探偵よろしく遠くから眺めた韓国像と、沢木氏が疲れた体を鞭打って駆け回りつつ出会った、血肉を持った韓国人の姿と、どちらのほうが「真実」に近いのか。よくよく考えて見る必要があります。
 あのときの韓国の熱狂ぶりは、私には韓国国民の自信のなさや不安の裏返しにみえました。国家目標を失なって迷走する日本と比べて、まだまだ伸びる余地のある国だと思っていたのですが、かの国の台所事情も、決して楽ではないのだな、と感じました。
 
  
  
  
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  [611] 八百長のどこが悪い?
  
        
  
私としては当然の行為と思うが‥
スポーツマンシップなんて幻想です。
世の中「銭」がすべてですわ。
ほんでもきれいなふりして設けるのがほんまもののプロです。
その点、FIFAはアマチュアですな。朝日新聞をみてごらんなさい。
あれがプロのあるべき姿です。

#資本主義は怖い(笑)

あ、韓国の観客動員が少なかったのが韓国躍進の秘密ですわ(笑)
 
  
  
  
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  [613] Re(1):八百長のどこが悪い?
  
        
  

世間一般ではこれを評して○○○○○○というのですが.....
 
  
  
  
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  [615] Re(2):八百長のどこが悪い?
  
        
  
>↑
>世間一般ではこれを評して○○○○○○というのですが.....

らしいですね。
でも、事実不正が行われたとしてもなんら問題ないです。
所詮「entertainment」ですから、楽しめればいいのです。

やっぱ、素直に「感動をありがとう」と言っておきましょう。
#下手な興行主にそんなの言いたくないって(笑)

ちなみに日本の予選結果は私の予想通りでした‥
次回ドイツでは決勝トーナメントで1勝するに1票
 
  
  
  
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  [617] Re(3):八百長のどこが悪い?
  
        
  
>>↑
>>世間一般ではこれを評して○○○○○○というのですが.....
>
>らしいですね。

大変、失礼を致しました。

>でも、事実不正が行われたとしてもなんら問題ないです。

FIFA上部にもその臭いは感じられますが、
それはほんの一握りの人たちのものであってほしいと願っています。

>所詮「entertainment」ですから、楽しめればいいのです。

単なるエンターテイメントを超える何かを秘めているとも思います。

>やっぱ、素直に「感動をありがとう」と言っておきましょう。
>#下手な興行主にそんなの言いたくないって(笑)

FIFAについては言いたいことがたくさんあります。
本来、共催などは禁じ手であります。
大会終了後の総括をきちんとし、JAWOCならびに日本サッカー協会はその問題点をFIFAにきっぱりと警告しておくべきであります。もちろん自らの反省をあげた上でありますが。

>ちなみに日本の予選結果は私の予想通りでした‥
>次回ドイツでは決勝トーナメントで1勝するに1票

日本チームの今回の活躍には大変満足しております。
自然発生的であるにも関わらず日本のサポーターの質の高さも誇って良いと思います。

次回のドイツ大会の予想はまだちと早いような気もしますが
とりあえず「惜しくも一次リーグで敗退」としておきます。
 
  
  
  
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  [622] プレーの八百長は論外でしょう、やっぱり
  
        
  
サッカーはヨーロッパの大衆娯楽だと思っていますが、政治的側面はあれどやはりスポーツですから。競技そのものはフェアであって欲しいですね。ソルトレーク以来、審判競技がにわかに恣意的になった印象は否めず、ビジネスというより(スポンサー・メディアの懐も寒くなってるし・・・)、政治的ツールとして利用され始めたのではないか、と危惧します。やっぱり世は経済戦争から武力戦争に移行したのだろうか?などと考えてしまいますね。少し先の話しですが、こんな調子で北京五輪、一体どうなるんでしょうね。開催地はあの天安門をやったペキンですよ。

ところで、大会期間中に日本を訪れた外国人の感想を聞くと、ぼくの聞き及ぶ範囲内では良い印象を胸に日本を後にした人が少なくなかったようです。一人の在外邦人としては、日本チームが勝利よりも嬉しいことでした。少し長い目で見るとそういう積み重ねは大事で、共同開催とて日本に誘致したこと自体は正解だったと思う。

日本のサッカーは、まだまだ強くなるでしょう。90年代にJリーグを通じて行った先行投資の回収は次回W杯から。日本の国力からして、野球、プラスそれと同規模のプロリーグの2種目で世界レベルを維持することは十分に可能のはずです。イチロー・ササキのような一流大リーガーと、ナカタのような欧州で通用する一流プレーヤーを排出している国ですよ、ニッポンは。

2006年頃には景気良くなっているといいですねー。
 
  
  
  
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  [629] Re(1):プレーの八百長は論外でしょう、やっぱり
  
        
  
こんにちは。

>ところで、大会期間中に日本を訪れた外国人の感想を聞くと、ぼくの聞き及ぶ範囲内では良い印象を胸に日本を後にした人が少なくなかったようです。一人の在外邦人としては、日本チームが勝利よりも嬉しいことでした。少し長い目で見るとそういう積み重ねは大事で、共同開催とて日本に誘致したこと自体は正解だったと思う。

のようですね。純粋にうれしく思います。両国にまたがってキャンププレーした国
はおおむね日本のほうに良い印象を持ったようです。特にイタリアはそのようです(笑)

>2006年頃には景気良くなっているといいですねー。

W杯もまもなく終わり再び直面してる政治的課題に注目が集まるでしょう。
小泉さんには逃げずに対峙していただきたい。
2006年には、、、、自民党は野に下ってるとみますが(笑)
 
  
  
  
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  [631] Re(2):プレーの八百長は論外でしょう、やっぱり
  
        
  
>W杯もまもなく終わり再び直面してる政治的課題に注目が集まるでしょう。
>小泉さんには逃げずに対峙していただきたい。
>2006年には、、、、自民党は野に下ってるとみますが(笑)

4年もあるということは、下野した自民党がまた復活しているということもあります。
日本人はなぜか自民党を見限れないようですので意外とそうだったりします。
だとするとこの間には進歩が見られないということになりますか。(笑い)
 
  
  
  
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  [650] 医療過誤という犯罪ー再生産される医療ミス
  
        
  
東京女子医大医療過誤事件
http://www.asahi.com/national/update/0628/007.html
           (アサヒ・コム)

こうした事件が繰り返されるたびに、家族のぶつけどころのない憤りに胸が痛い。
ミスが公になるまでは、当該医師も善意の医者であったと思う。それだけに家族にとってはやりきれない。「背景に病院の体質と言う大きな問題があるのでは」(遺族の父)と語らしむ。

sunyon氏が「その他BBS」で紹介された
古川利明さんの近著『あなたが病院で「殺される」しくみーシステムとしての医療過誤』
(アマゾン)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4807402013/ref=sr_aps_d_1_1/249-7378093-2707521

私も読みましたが、医療ミスは起るべくして起るというルポに驚いた。
「またか!」と見過ごされがちですが、医療機関の官僚化という構造的な問題がある事を知った。

刑事事件としては(担当医師は)執行猶予付きの禁固刑の軽い刑で決着するのかもしれません。
今回も同病院長が「事故を隠したのは一人の医師の判断だった」と組織ぐるみの犯罪を否定している。わたしは返って問題の深さを感じた。それは先の防衛庁のリスト問題と同じ構図だからです。
 
  
  
  
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  [651] Re(1):医療過誤という犯罪ー再生産される医療ミス
  
        
  
ししろうさんご無沙汰です。服部です。
古川氏の、医療過誤の指摘はものすごかったですね。
先日、メールで話をすると、自分でも驚いていたようです。
しかし、私も自分の周囲を見ると、それとおぼえる事柄があるものです。
そのようなことも含めて、古川氏に感想を送ってみるといかがかと思います。
いま、彼の手記が、身長45の7月号に載っています。
これも読んでみるといかがかと思います。
 
  
  
  
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  [652] Re(2):医療過誤という犯罪ー再生産される医療ミス
  
        
  
やあ!どうもこちらこそご無沙汰です。
正月から忙しくて!
相変わらず、彼はネットの環境がないのでしょうか。
単なるルポに留まらず、いろいろ考えさせられました。

早速、その”シンチョウ 45”読んでみます。
 
  
  
  
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  [653] 親父が急逝した理由
  
        
  
管理人です。
ずっと心に留めておこうと思っていたのですが、話したくなりました。
親父は脳梗塞の末期症状ですでに肺炎も何回か併発しており、
肺機能の低下は健康人の数分の1くらいのものでありました。
とくに右側の肺機能は死滅しており、
かろうじて左側のわずかに残った肺機能でどうにか生きておりました。
外見的にはほとんどわからないのですが、再三の病棟主治医の説明もあって
おそらくはそんなに長生きはできないだろうと受けとめておりました。
しかしまさかそれから数日の後に急逝するとは考えてもおりませんでした。
その日、遠くの外出先に女房から緊急電話が入り親父が危篤だというのです。
慌てて病院へ戻ったときにはすでに親父は息も絶え絶えで意識不明の状態でした。
ベットの周りには女房が親戚に連絡を入れたらしく見馴れた顔が並んでおりました。
親戚への挨拶が済んだその時、親父の最後の瞬間がまいりました。
それからしばらくの後、親父は息を引き取りました。
そばで話があるようにお袋が手を引っ張るので席を外すと、
お袋は待ってたように私に言いました。
「看護婦に殺された」と。
「『親父は左の肺で生きているのだから絶対に左側を下にして寝かせてはいけない』、
と主治医は言っていたのに。」(確かにそうでした。)
その朝、付き添いのお袋がちょっとベットを離れたすきに
朝の交代の(そのことを知っているはずの)看護婦が
こともあろうにそれを無視したというのです。
気づいたお袋はすぐさま元の姿勢に戻したのですが、
異変はすでにはじまっていたと言いいます。
無理な体勢がわずかに生き残っていた肺を押しつぶし
呼吸困難となり病態が急変したのです。
前の日に親父は結構元気そうであり、これならばと当日の朝は仕事の忙しさを理由に
親父の顔を見ないで仕事に向かっておりました。
まさかでありました。
医師の死亡診断書は呼吸不全でありました。
私はこのことをしばらく考えておりましたが、
結果として病院側の責任を追及することを止めることに決意しました。
理由はいずれにしても余命幾ばくもない親父の命だと考えたからです。
そのことをお袋に告げ、お袋にも理解してもらいました。
お袋には大変申し訳ないことをしたと今でも思っております。
そのときの決断が良かったのかどうか今にして考えることがあります。
親父よ、ごめんな。
 
  
  
  
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  [654] Re(1):親父が急逝した理由
  
        
  
>管理人です。

>私はこのことをしばらく考えておりましたが、
>結果として病院側の責任を追及することを止めにすることを決意しました。
>理由はいずれにしても余命幾ばくもない親父の命だと考えたからです。

その古川さんの書によれば
「過失によるものであっても、彼らが口をつぐみ,正確なことを喋らなければ事故は隠蔽される。」「密室性、専門性、封建制の壁に阻まれる。」というのです。今回の事件は改ざん・証拠隠滅という決定的な容疑があった異例な事案ですから、
一般的にはその時間と労力を考えれば諦めるのではないでしょうか。
石野さんも辛い思いをされましたね。
私もそうしたと思います。
現に出産直後だった妹を癌で亡くした時も、3点ほど納得いかないことがあって医師に質問しましたが、あやふやなまま引き下がりました。

>そのときの決断が良かったのかどうか今にして考えることがあります。
現場の人は多くがいい人なので、躊躇する気もありますよね。医療を取り巻く環境がいつミスが起きても不思議ではない状況こそ問題なのですが・・・
答えは誰にも分かりません。
 
  
  
  
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  [655] Re(2):親父が急逝した理由
  
        
  
>その古川さんの書によれば
>「過失によるものであっても、彼らが口をつぐみ,正確なことを喋らなければ事故は隠蔽される。」「密室性、専門性、封建制の壁に阻まれる。」というのです。今回の事件は改ざん・証拠隠滅という決定的な容疑があった異例な事案ですから、

亡くなられた被害者のお嬢さんのご冥福をお祈り致します。
それにしても循環器医師が機械のトラブル時に精通していなかったということが直接の原因とのことですが、あまりにもお粗末な内容に驚きを隠せません。まさに人の命が「もの並」にやり取りされているということですね。刑事罰のほか医師資格剥奪くらいの処分が妥当ではないかと私は考えてます。

>一般的にはその時間と労力を考えれば諦めるのではないでしょうか。

そうとおりだろうと推測します。

>石野さんも辛い思いをされましたね。
>私もそうしたと思います。
>現に出産直後だった妹を癌で亡くした時も、3点ほど納得いかないことがあって医師に質問しましたが、あやふやなまま引き下がりました。

ししろうさんも辛い思いをしましたね。
当時の私の場合、これが親父の運命であったのかと思うことにしました。
少しだけ早く逝き過ぎましたが私の親父は天命を全うしたのだと考えることにしたのです。

>現場の人は多くがいい人なので、躊躇する気もありますよね。医療を取り巻く環境がいつミスが起きても不思議ではない状況こそ問題なのですが・・・
>答えは誰にも分かりません。

現場の人たちは確かにいい人達ばかりです。そしてこれらの人たちがどんなに忙しいかよく承知しております。問題はまさに医療の現場を取り巻く環境にあります。看護師の慢性的人不足は一体どこから来るのか。これほど高い医療費をつぎ込んでもなおかつ病院経営をペイできない日本の医療業界はどこがおかしいのか。技術の先端であるべき医療業界に学閥・丁稚奉公・封建制を持ち込み全体を停滞させているのは一体何のメリットがあるというのか。これらの弊害が今まさに医療ミスという形で私達に襲い掛かってきていると感じます。当分出口の見えない大きな社会問題だと思います。
 
  
  
  
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  [656] Re(3):親父が急逝した理由
  
        
  
私の父も、直接の原因は、看護士が、水を漏斗で直接飲ませ、喉につっかえさせ、それを吐き出す力もなく、呼吸不全となりました。
家族は、水は、脱脂綿で口の中全体をぬらすように飲ませていたのですが、まだ。新任の看護士が親切心からしてしまいました。この方法はベテラン看護士からご教示いただいた方法でした。
終わってから、総婦長が、謝りにきました。
確かに、彼女のミスというか、不注意かもしれません。これも運命かなと思うと同時に、新人看護婦さんの成長を期待するべきだとも思い、受け入れました。
2年間の父の闘病、看護に疲れ果ててしまった私たちは、ある意味では安堵していたのではないかとも思います。そのときには、涙も出ませんでした。
でも、瀕死の重態の患者に体力を消耗する検査を続ける医師の姿勢には大いに疑問を感じました。
検査で、死期を早める権利は医療側にはないのではと思います。
古川氏も言います。医療の主人公は誰なのか。患者であって、医師ではないはずだ。
医師にも色々な方がいます。
人間として、深くお付き合いのできる医師と自分の手柄、名声ばかりを気にする非人間的な医師とこれでは、患者は人質に取られているような気もします。
古川氏の言うように、医療の主人公へ医療を取り戻すべきだという思いは更に強まりました。
 
  
  
  
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  [659] Re(4):親父が急逝した理由
  
        
  
少しでも介護の経験があるものには常識的な処置がはからずもこの医療現場では徹底されていなかったということですね。まさに初歩的な人為的ミスであり現在の象徴的な医療ミスであります。亡くなられたお父さんのご冥福をお祈りいたします。

一方で介護の問題は依然として緊急焦眉の問題であります。私ども地方には適当な介護施設の絶対数が依然として不足しております。家族で寝たきり老人を抱えると家庭の状況は一変します。経済的にも心理的にも体力的にも相当の負担を強いられることとなります。開業医の指示の元での在宅ケアにも限界があります。家族もネを上げますし開業医側も医療施設への入院を勧めます。その医療機関に入院しましても今度はほんの2〜3ヶ月でその医療機関からさらに別のところへの転院もしくは在宅ケア回帰を勧められます。何回も堂々巡りを繰り返すなか、患者はさらに疲弊していくます。これはもう患者・家族双方に訪れた不幸であります。介護保険が導入されて何が変化したのでしょうか。負担が増えただけで実質的な中味は何も変わっていないと感じております。なんと不幸な時代なのかと嘆く人たちは多いと思います。
 
  
  
  
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  [662] Re(5):親父が急逝した理由
  
        
  
>一方で介護の問題は依然として緊急焦眉の問題であります。
これはもう患者・家族双方に訪れた不幸であります。介護保険が導入されて何が変化したのでしょうか。負担が増えただけで実質的な中味は何も変わっていないと感じております。なんと不幸な時代なのかと嘆く人たちは多いと思います。


ぼくは30代、両親は60代・50代、義理の両親はともに60代です。親たちは知る由もありませんが、去年帰国して兄弟で会ったときに偶然そういう話題になり、「オイ、これまで考えたこともなかったけど、いざとなったら一体どーするよ?」という話しになったのです。「うーん・・・さて・・・」と一同で腕組みして絶句するより他にありませんでした。親の意向は聞いておりませんし、まだ先の話しだとは思うのですが、絶対に避けて通れない問題だと腹をくくってます。とにかく万が一なにかあったら、幸い親の数より子供の数の方が多いんだから、みんなで力を合わせてできる限りのことをしよう、なんとかするしかないよ、という意味不明の結論に至ったのですが。ぼくは外国にいるし、妹ばかりに負担をかけるわけにもいかず、義理の親になにかあったとき妻がノホホンとしているわけにもいかず。

個人的にはベストソリューションに近いと思われる腹案はあるのですが、実にバブリーで相当の予算を必要とする壮大なプランのため、肝心の実現可能性が・・・。

普通の家事なら、たとえば香港のようなスタイルで、フィリピン等から移民を迎えて食費込み・月数万円でメイドをお願いするという手もあると思うんですが、言葉・文化・慣習の違いを考えると高度な意思疎通を必要とする介護で移民は到底無理でしょうね。さりとて現有の日本人勢力だけで支えようとしてもマクロ的に見ると押し潰れてしまいそうで・・・。特に女性が。洗濯・掃除などだれにでもできるような家事だけでも人件費の安い移民で対応できるとだいぶ違うとは思うんですが。うーん、やっぱり難しいですね、これは。
 
  
  
  
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  [664] せめて大事にしてあげたい。
  
        
  
山口さん、こんにちわ。
介護の問題は遅かれ早かれ自らの問題として迫りくる問題だと思います。
寝たきり老人の介護は経験上、肉親があたるべきです。どうしても肉親ができないときには専門家・専門施設に依頼すべきであります。血縁関係のないアカの他人に介護は無理であります。その意味はいずれわかることですが、肉親以外の介護には患者への「いたわり」が基本的に欠けております。それは患者が苦しむだけであります。

私は男ばかりの4人兄弟の三男坊でしたが、他に誰もあとを継ぎたらず、結局両親の面倒を見ることになりました。そのことは別に後悔しておりません。山口さんのお考えを読ませていただき思わず苦笑しておりましたが、外国暮らしが長いと考えることはどこか似てきますね。私の兄弟の長兄は建設会社の外国部隊であります。彼は20代前半に国際事業部に下駄を預けて早30年、この間ずーっと外国暮らしであります。以前親父の介護のことで話したことがありましたが、彼の発想も山口さんとどこか良く似ておりました。(笑い)

私の母親もそろそろ寝たきりが近いかもしれません。心臓にも爆弾を抱えており目が離せません。3日前の夕食後のことでしたが、顔色も悪くアップアップしはじめましたので、すぐさま救急車を手配して病院に駆け込みました。処置が迅速でしたので一晩の入院で済みましたが要注意であります。年を取れば体も弱ることは仕方のないことです。せめて肉親で大事にしてあげたい、私はそう考えております。
 
  
  
  
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  [657] Re(3):親父が急逝した理由
  
        
  
>亡くなられた被害者のお嬢さんのご冥福をお祈り致します。
>それにしても循環器医師が機械のトラブル時に精通していなかったということが直接の原因とのことですが、あまりにもお粗末な内容に驚きを隠せません。まさに人の命が「もの並」にやり取りされているということですね。刑事罰のほか医師資格剥奪くらいの処分が妥当ではないかと私は考えてます。

この医療過誤問題で手術統括責任者のS容疑者は看護記録の改ざんを看護師長に命令指示していたとのこと。しかもその問題性を指摘する看護師長の言葉に聞く耳を持たず「おれが言っているんだから気にするな」などと改ざんを強要し、自らも書き換えに加わったといいます。また、S容疑者が手術直後、上司にあたる主任教授(当時)に手術中のトラブルを報告していたことも関係者の証言で判明していると警察当局が明らかにしてます。まさに組織的な隠ぺい工作の可能性もあるということです。

昨日、この東京女子医大の院長がこの件で記者会見を開き、用意していた原稿を読み上げ病院側の謝罪の意を明らかにしたとのことです。しかし一度も頭を下げることのない謝罪会見であったと報道は伝えています。この記者会見の目的は何であったのだろうか。
 
  
  
  
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  [658] Re(4):親父が急逝した理由
  
        
  
石野さんのいわんとしていることがよく分かります。
医師の着ている白衣は、正に医の権威横暴そのもので、自分達は間違いはしないというおごりの表れなのでしょう。
しかし、こういうことも巷ではいわれています。
あの白衣のポケットの大きさを、あれは、謝礼の収納用だと。
決して白衣ではなく、限りなく黒にちかい白衣なのかもしれません。
私たちが、彼らに誤った権威を植え付けてしまったのかもしれないとも思います。
 
  
  
  
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  [660] Re(5):大学病院は案外要注意なんですよ
  
        
  
 こんにちは。
 まあ、白衣のことについては、「善なる部分こそ、我らは見るべし」という考えなんで、この意見ー謝礼など云々には与しません。
 医者の立場なんぞ、私から見ればすさまじい過労状態で、身が持たない人々もそれなりにいます。
 定時で働くわけでもない。不定時で働き、夜も呼び出され、給料は安いというのが今の医師の現状であります。
 そうした中で、医師や医療のことなど云々するなら、彼らに大きな高度医療とか手術するときくらいは、「技術提供料」というものでも創立するようにして、彼らに自尊心を与え、インセンティブを提供し、こういうことが起こりにくい医療システムにでもしたほうがいいと思います。
 事故や過誤は、本人の予測できない体質などで起こる場合は、現在のところ仕方ないんですが、今回のようなケースや今まで出てきた事故ケースからすると、「人間工学」や「安全工学」を巧妙に応用すれば、大方防げたものが多いようです。
 こういう主張がされないというのは、今までの医療過誤論争において、借用され導入された見方が、相当に貧しい、あるいは効果がないことを裏付けるものです。
 一体いつ、今までのような見方を脱して、効果のある方法を取り上げ議論するようになるのでしょうか?
 これでは、犠牲者の方々に、申し訳が立たないと思います。
 十年一日のごとく、同じような論争をしても効果がないと思います。
 発展性があるんでしょうか?

 さて、大学病院のことですが、案外問題のある医学者が多くて、技術に問題がある人々が比較的います。
 むしろ、それゆえに残っている方もおられます。
 しかし、今回の心臓手術事故の場合、飛行機事故などと類似したものが多く、意思の疎通がないとか、起こりうる問題を掻き出して潰していく戦略でいかなかったとか、カテーテルの留置のしすぎとか、飛行機事故の続発時代の安全対策とアナロジーのあることが多いです。
 いつか誰か、医学以外の工学者や安全技術関係者の人々が介入して、一定の実行可能な「医療安全のフォーマット」をつくっていかないと、彼ら医療関係者だけでは大幅低減は無理だと思います。
 そうした意味で問題なのは、1)医療関係の閉鎖性、2)私達が医療費の負担増加を許容できるか?、という二つの点です。

 今まで私達は、「あれがああでいけない。これがこうでいけない」とばかり言っていますが、たまにはいいアイディアくらいは出して、何がしかの社会貢献を議論を通じてできないものでしょうか?

 今まで、「@@はだめ。**はだめ」と、この手の医療過誤問題で言って来ましたけど、効果もない。これでは、犠牲者が可哀想で浮かばれません。
 
  
  
  
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  [661] Re(6):大学病院は案外要注意なんですよ
  
        
  
こんにちは。以下かなり長くなりますが、ワガママな一個人のアイデアです。


> そうした意味で問題なのは、1)医療関係の閉鎖性、2)私達が医療費の負担増加を許容できるか?、という二つの点です。


何事であれ、パフォーマンスを向上させるようなインセンティブをつけることが重要だと考えます。医療費の負担増加にはやぶさかではありませんが、ぼくとしてはナレッジ(ヒト)にお金を払いたい。たとえば盲腸になったとして、一泊二日で退院できるなら、入院費用が相当浮くので医療行為に高いフィーを払うに値するという意味です。病院は決して長居したい場所ではなく、院内感染の恐れだってある。退院後は電話で経過を説明し必要な指示を受けることができたらOKで、そのアドバイスにもフィーを払います。薬は会計時までに処方できない部分の全てに宅配のオプションをつけて欲しい。診察後に弱った体を持て余して薬を待つ、薬をもらうために通院するなどは論外なので、ぼくは宅配をチョイスします。そういう部分にかかる諸々のエキストラなコストを負担する用意はあります。

名医あるいは高度な専門医と普通の医者の料金に大差がないのはおかしいと思う。名医や高度な専門医は社会の財産なのだから、いま以上に大事にされるべきだと思います。こちらには医者の詳細情報・格付リストみたいなものがあります。本当に困ったとき超一流のスペシャリストの所在がわからないのは悲惨なので、その種の有料データベースを構築して一般公開し、スコアが高いレートの人に医師の紹介状なしで直接アクセスする場合に高いチャージを課したらいいと思う。ここ一番のときに回り道せずにベストの医者にかかれることを思えば、差額分の自己負担をかぶることなど全くやぶさかではありません。

ぼくが日本にいた時代はまだ1割負担で、風邪をひいたときは薬局で風邪薬を買うよりも内科医を受診して処方約をもらうほうが安いとか、大学病院の待合室が老人の社交場と化しているなどのトンデモナイ時代でしたが・・・。最近は知りませんが、あの時代のスキームを維持しつつ自己負担率だけ上げられても、全然納得いかないんじゃないでしょうか?
徒に入院日数が長く病室が慢性的に混雑する、診察もそこそこに薬がドッサリ出る、歯医者に行くと牛歩戦術的な治療を余儀なくされる等々、現行保険制度の点数アロケーションに起因するとおぼしき無駄なコストが多すぎるように思います。制度を作った時代とはデモグラフィーが違い、また患者には知恵がついてきたのだから、やはり見直す余地があると思います。

あちこちの町医者+α程度の病院で大小の検査機器を購入する重複投資はかなり非効率で無駄だと思います。検査と町医者を分離させ、最新設備の大型検査センターを設置し、各病院・医院とはオンラインで結び、医者は診療だけに専念して医療行為でフィーを取ればいいと思います。患者は検査と診察で二度手間になります。はっきり言って相当かったるいですが、コストパフォーマンスと検査の質の両方が上がると思う。現状では医者はその都度自分の病院で検査をしたがるし、中途半端な設備で何度も検査を繰り返した挙げ句「やっぱ、わかりませんでした」などといわれることを思えば、ベストの医療機器・ベストの技術で検査の回数を減らすのが早道かもしれない。

安全工学などの叡智を導入するのは素晴らしいアイデアだと思いました。エンジニアリングの叡智を業界にいかにして受け入れていただくがKeyになると思います。ぼくは、聴診器を当てられてウンウン頷かれると「この人、どの程度わかっているのだろうか?」と不安になるのです(苦笑)。せめてチェックリストかフローチャートを見ながら診察し、領収書と一緒にそのコピーをくれるようだとだいぶ安心しますが。なぜなら職業柄もあり、ぼくは会社のバランスシートがかなり読めまして、5分で経営内容を判断せよといわれても○×程度の判断と簡単なコメントくらいはできる。その場合はざっくりしたインプレッションが中心で、見落としがゼロなどという状況はありえず、きわどい判断はカンになるのでその判断は結果的に間違うかもしれない。「先生、なにが聞こえましたか?」って聞いたことが何度もありましたよ(笑)

ここに書いたことの多くはアメリカのシステムをヒントにしていますが、アメリカですらチェックリストを見ながら診察する医者はいないはずです。さすがに。マニュアル操縦と自動操縦をわけてメリハリがつけば医療の質は安定すると思いますし、前者で患者が分担できるものを分担すれば、世界に冠たる日本の健康保険制度が救われ、医師のフォーカスが質に移行すると期待できる。高度医療に進まない先生方もおられると思いますが、その場合はメンタルなケアをお願いしたいですね。病気のときは身心が弱っているので、医師の言葉やアドバイスで精神的に救われる部分がかなりあると思います。
 
  
  
  
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  [663] そうでしょうか。
  
        
  
>  こんにちは。
>  まあ、白衣のことについては、「善なる部分こそ、我らは見るべし」という考えなんで、この意見ー謝礼など云々には与しません。
>  医者の立場なんぞ、私から見ればすさまじい過労状態で、身が持たない人々もそれなりにいます。

たぶんヒマなお医者さんは「藪」に近いか、何か別の特技があるのではと思います。

>  定時で働くわけでもない。不定時で働き、夜も呼び出され、給料は安いというのが今の医師の現状であります。
>  そうした中で、医師や医療のことなど云々するなら、彼らに大きな高度医療とか手術するときくらいは、「技術提供料」というものでも創立するようにして、彼らに自尊心を与え、インセンティブを提供し、こういうことが起こりにくい医療システムにでもしたほうがいいと思います。

逆説的に、彼らに特別・情報提供料を認め、その自尊心を満足させ、これらインセンティブを彼らの環境にばらまいたとして、その結果、現在の医療過誤・ミスが激減するのでしょうか。たぶん現状とそんなに変わらないと思います。どうもご提案、論点がずれているような感じがします。

>  事故や過誤は、本人の予測できない体質などで起こる場合は、現在のところ仕方ないんですが、

これは確かにある程度は不可抗力の面があります。

> 今回のようなケースや今まで出てきた事故ケースからすると、「人間工学」や「安全工学」を巧妙に応用すれば、大方防げたものが多いようです。

具体的な事例がないため、おっしゃていることのイメージがつかみきれないです。それほど有効な「人間工学」や「安全工学」があるのならむしろそれを肉付けして一般化できるようにもっと時間をつぎ込むべきではないでしょうか。

このスレッドにはまさに医療過誤で実際に被害を受けた人たちのやりきれない想いが満ち溢れているのです。それらの問題がどうして起きるのか。どうすれば未然に防止できるのか。そのための議論であるべきだと思うのですが。

>  こういう主張がされないというのは、今までの医療過誤論争において、借用され導入された見方が、相当に貧しい、あるいは効果がないことを裏付けるものです。
>  一体いつ、今までのような見方を脱して、効果のある方法を取り上げ議論するようになるのでしょうか?
>  これでは、犠牲者の方々に、申し訳が立たないと思います。
>  十年一日のごとく、同じような論争をしても効果がないと思います。
>  発展性があるんでしょうか?

患者の目線でものを見れば、5628さんのおっしゃっていることをお医者さん側へそのまま繰り返して、さらに熨斗をつけてお返ししなければなりません。それはむしろ患者側のセリフであります。

>  さて、大学病院のことですが、案外問題のある医学者が多くて、技術に問題がある人々が比較的います。
>  むしろ、それゆえに残っている方もおられます。

私も大学病院へ診てもらいに行くことはないだろうと思います。

>  しかし、今回の心臓手術事故の場合、飛行機事故などと類似したものが多く、意思の疎通がないとか、起こりうる問題を掻き出して潰していく戦略でいかなかったとか、カテーテルの留置のしすぎとか、飛行機事故の続発時代の安全対策とアナロジーのあることが多いです。
>  いつか誰か、医学以外の工学者や安全技術関係者の人々が介入して、一定の実行可能な「医療安全のフォーマット」をつくっていかないと、彼ら医療関係者だけでは大幅低減は無理だと思います。

手術を前にしてチェックリストを作成するようなことはないのでしょうか。今回の東京女子医大のミスは人口心肺器の操作に熟練しておらず、手術中に心肺器が停止し、さらにこのため心肺器担当・循環器医師がパニック状態に陥り、あわてて他の技術師に操作させたと報道されております。そしてその結果、無酸素状態の時間が異常に長すぎたために脳に重い傷害を与え最終的に最悪の状態に至ったということであります。

原因はあくまでも人口心肺器の操作をこの医師は手術を行うまでに完璧にマスターしていなかったことであります。なぜそんなに難しく考える必要があるのでしょうか。事故などというものは必ず原因があります。そしてその原因は調べていくうちに意外と単純な人為的なミスによるものがほとんどであります。まさに油断大敵、初心忘れるべからずであります。

>  そうした意味で問題なのは、1)医療関係の閉鎖性、2)私達が医療費の負担増加を許容できるか?、という二つの点です。

したがって、ご指摘の問題以前に別の重要な問題もひとつ存在していると思います。
キーワードは「慢心」であります。

>  今まで私達は、「あれがああでいけない。これがこうでいけない」とばかり言っていますが、たまにはいいアイディアくらいは出して、何がしかの社会貢献を議論を通じてできないものでしょうか?
>
>  今まで、「@@はだめ。**はだめ」と、この手の医療過誤問題で言って来ましたけど、効果もない。これでは、犠牲者が可哀想で浮かばれません。

全く別の意味で私もそう思います。
これでは医療過誤・被害者は到底うかばれません
 
  
  
  
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  [665] Re(1):そうでしょうか。
  
        
  
>>  こんにちは。
>>  まあ、白衣のことについては、「善なる部分こそ、我らは見るべし」という考えなんで、この意見ー謝礼など云々には与しません。
>>  医者の立場なんぞ、私から見ればすさまじい過労状態で、身が持たない人々もそれなりにいます。
>
>たぶんヒマなお医者さんは「藪」に近いか、何か別の特技があるのではと思います。
>
>>  定時で働くわけでもない。不定時で働き、夜も呼び出され、給料は安いというのが今の医師の現状であります。
>>  そうした中で、医師や医療のことなど云々するなら、彼らに大きな高度医療とか手術するときくらいは、「技術提供料」というものでも創立するようにして、彼らに自尊心を与え、インセンティブを提供し、こういうことが起こりにくい医療システムにでもしたほうがいいと思います。
>
>逆説的に、彼らに特別・情報提供料を認め、その自尊心を満足させ、これらインセンティブを彼らの環境にばらまいたとして、その結果、現在の医療過誤・ミスが激減するのでしょうか。たぶん現状とそんなに変わらないと思います。どうもご提案、論点がずれているような感じがします。

 ミスが起こりにくいようにするための、前提条件をつくることにはなりますね。
 問題なのは、必要量のお金がいきわたりにくくなっていることもある。
 しかしながら、今回の場合は、これとは全くちがう。
 インセンティヴを与えることは、医療チームを目標・目的ー患者への治療へ大きく向かわせるモティベーションを与えることとなる。
 必然的に、目標達成に忠実となり、ミスを減らす動きを起こさせる。
 そう考えて、私は提示しているのですが、「そんなに変わらない」と思うのは何ゆえの論理なのでしょうか?
 
>>  事故や過誤は、本人の予測できない体質などで起こる場合は、現在のところ仕方ないんですが、
>
>これは確かにある程度は不可抗力の面があります。
>
>> 今回のようなケースや今まで出てきた事故ケースからすると、「人間工学」や「安全工学」を巧妙に応用すれば、大方防げたものが多いようです。
>
>具体的な事例がないため、おっしゃていることのイメージがつかみきれないです。それほど有効な「人間工学」や「安全工学」があるのならむしろそれを肉付けして一般化できるようにもっと時間をつぎ込むべきではないでしょうか。

 それをやらねばならないということです。
 一つ例を挙げるなら、経管栄養の血液注入事故がある。
 あれについては、輸液などの管やコネクターのサイズと栄養の管とコネクターのサイズが一緒であったため、過去において事故がよく起きたと言われています。
 相当前から、こういうことを防ぐ管やコネクターが開発されていたのですが、厚生省の承認が遅かったのですよ。
 
>このスレッドにはまさに医療過誤で実際に被害を受けた人たちのやりきれない想いが満ち溢れているのです。それらの問題がどうして起きるのか。どうすれば未然に防止できるのか。そのための議論であるべきだと思うのですが。

>私も大学病院へ診てもらいに行くことはないだろうと思います。
>

>手術を前にしてチェックリストを作成するようなことはないのでしょうか。今回の東京女子医大のミスは人口心肺器の操作に熟練しておらず、手術中に心肺器が停止し、さらにこのため心肺器担当・循環器医師がパニック状態に陥り、あわてて他の技術師に操作させたと報道されております。そしてその結果、無酸素状態の時間が異常に長すぎたために脳に重い傷害を与え最終的に最悪の状態に至ったということであります。

 うーむ、その人工心肺機に以前、故障とかはなかったのでしょうか?
 今回の停止の原因は何でしょうか?
 ミスである場合、ミスを誘発する要素が機械にある可能性もあるし、あるいは増幅させてしまう要素のある場合もある。
 また、停止時のようなトラブル時にはどうするのか、予め対策をしておくことは当然のことと思います。
 そのためには、事前のカンファレンスとか、マニュアル及びチェックリストの作成は必要です。そうでなくとも、ロジックの複雑な機械を動かす場合には、操作手順の徹底訓練が必要なものです。
 それに、停止の事態に何故、技師がはじめから対応しなかったのでしょうか?
 そこのプライオリティー(優先順位)を、ろくに定めていなかったんではないですかね?

>原因はあくまでも人口心肺器の操作をこの医師は手術を行うまでに完璧にマスターしていなかったことであります。なぜそんなに難しく考える必要があるのでしょうか。事故などというものは必ず原因があります。そしてその原因は調べていくうちに意外と単純な人為的なミスによるものがほとんどであります。まさに油断大敵、初心忘れるべからずであります。

 これは、どういうロジックで停止したのかが分からないといけないし、人工心肺機の一般的な問題についても考えておくべきと思いますね。
 こういう複雑に扱うことは徒労のように見えますが、別の事故を減らしたり抑えるのにもいい。
 単純なミスは、その単純さゆえに、抑えるのに複雑な見方を必要とするものです。
 人為ミスを上手く抑えるのが、安全工学や人間工学系の重要な目標の一つであるということはご存知のことと思うんですが.......
 昔の飛行機の墜落事故は、単純な人為ミスを抑えられなかったために、犠牲者を多く出したものです。
 で、昔は人間のせいにしたもんですが、事故は減らなかったわけです。
 そういう問題には、マン・マシン・インターフェイスの問題も大抵からんできますね。
 単純な人為ミスを抑えるというのは、難易度の高いものなんです。
>
>>  そうした意味で問題なのは、1)医療関係の閉鎖性、2)私達が医療費の負担増加を許容できるか?、という二つの点です。
>
>したがって、ご指摘の問題以前に別の重要な問題もひとつ存在していると思います。
>キーワードは「慢心」であります。

 この事故の場合には「慢心」よりは、「緊張によるミスの増幅」のように思います。習熟していないのに、「慢心する」というのは、あるとすれば「余程のあほ」でしょうね。
 あと、技師が後回しにされたのは、「機械を扱う医者>>技師」という階級意識の故かもしれません。

 さて、飛行機事故のことについての本を読んでいれば、こういうことは何となく分かってくるものです。
 私が、こういうところから参考にした考えが、今回の犯罪的事故に当てはまるかはまだ不明です。
 しかしながら、一般的な医療事故については、当てはまり、後の事故を抑え、救えるものがあるかもしれない。というよりは、あると確信しています。

 単純ミスを簡単に抑えこめると思うならば、「忘れ物を死ぬまでしないようにできるか?」について考えてみればいいでしょう。
 
  
  
  
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  [666] そして、もう一つの疑問
  
        
  
 もう一つ、私には疑問があります。
 人工心肺のトラブルの事故を、さらりと流して見たのですが、人工心肺には「フール・プルーフ」設計がされていないように思います。
 「フール・プルーフ設計」というのは、「誤った操作をした場合、それを知らせ、さらに自動的に事故を起こさない方向にしていく」という設計思想なんですが、いろいろ見ていますと、さようなことを意識した設計には思えません。
 何故なのか、気になります。
 出来ないわけでもあるのでしょうか?
 
  
  
  
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  [669] Re(1):そして、もう一つの疑問
  
        
  
管理人です。

> もう一つ、私には疑問があります。
> 人工心肺のトラブルの事故を、さらりと流して見たのですが、人工心肺には「フール・プルーフ」設計がされていないように思います。
> 「フール・プルーフ設計」というのは、「誤った操作をした場合、それを知らせ、さらに自動的に事故を起こさない方向にしていく」という設計思想なんですが、いろいろ見ていますと、さようなことを意識した設計には思えません。
> 何故なのか、気になります。
> 出来ないわけでもあるのでしょうか?

東京女子医大・平柳明香さん・医療ミス事件の核心・人工心肺装置のトラブルの詳細について読売新聞・データーベースより拾い出してみました。その中で私も一部誤った理解をしておりましたので訂正します。

つまり心肺装置は停止したのではなく間違った操作が行われていたということです。手術開始にともない心肺装置・操作担当のS医師が脱血を当該手術の基本方針であった落差脱血法で処理していたところそれがうまく行かず、急拠自らの判断で心肺装置のポンプを利用して脱血する方法に変更したものです。しかしこれもまたうまくいかずS医師はあろうことかか心肺装置のポンプの回転数を異常に上げていきます。そしてこの重要な変更は執刀医に伝えられておらず、それを知らない執刀医はその影響で異常に膨れ上がり鼻などから血を噴出す患者の顔の外見的変化に驚き心肺装置担当のS医師を叱咤します。が、しかしすでにS医師はパニック状態に陥っていたとのことであります。

このことの詳細を伝える読売新聞の記事がありましたので、下記にそのまま転載させていただきます。ぜひ参考にして下さい。

■2002.06.29 読売新聞 東京夕刊19面
東京女子医大の佐藤容疑者、手術中にパニック 急変時の人工心肺操作知らず
--------------------------------------------------------------------
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で昨年三月、心臓手術中に平柳明香(あきか)さん(当時十二歳)が死亡した医療過誤事件で、人工心肺装置の操作を誤ったとして業務上過失致死容疑で逮捕された同病院循環器小児外科助手、佐藤一樹容疑者(38)が、手術中、明香さんの容体が急変した際にパニック状態に陥り、駆けつけた臨床工学技士が代わって処置に当たったことが、警視庁牛込署特捜本部の調べでわかった。同外科では、同装置の操作を専門家の技士ではなく、医師が担当することが慣例化していたという。特捜本部では、十分な技量や知識がなかったとみられる佐藤容疑者に操作を任せていたことも事件の背景にあるとみて捜査している。〈関連記事1面〉
 調べによると、昨年三月二日に行われた手術では、明香さんの心臓からの脱血方法について、血液をためる容器と心臓との高低差を利用した「落差脱血法」を採用する予定だったが、佐藤容疑者一人の判断で、人工心肺装置のポンプを利用した脱血方法に変更。その後、同装置のポンプの回転数を上げたため、血がうまく抜き取れない「脱血不良」が発生し、明香さんの顔が異常に腫れあがり、鼻血が出るなど容体が急変した。この時点で、佐藤容疑者は原因がわからずパニックになってしまった。脱血方法の変更を知らなかった周囲のスタッフもすぐに対処できず、事態を知って駆けつけた同病院の技士が処置することになったという。
 その間、脱血不良の状態は少なくとも十分以上続いたとみられ、緊急時の処置の遅れが、脳障害を合併させて脳循環不全で明香さんを死亡させたとみられる。
 昨年十月に発表された同病院の調査報告書は、同病院の別の外科では通常、専任の技士が操作を担当していることに言及。「器械操作などの面は装置やシステムを熟知している専門のテクニシャンである技士に担当してもらい、担当医は監視、調節など医学的な側面から監督するシステムでよいのではないか」とし、循環器小児外科の体制に疑問を示した。さらに、同科関係者からの聴取結果として、「(同科の医師は)一般に人工心肺について技士たちを信じず、操作を技士に任せようとしなかった。技士たちも小児外科に対して必ずしもいい感情を持っていなかった」と指摘している。
 調べに対し佐藤容疑者は、「事故の責任は手術した側にある」と容疑を否認する供述をしている。


以上が、そのときの状況であります。
これを読んで皆さんはどのように感じられたでしょうか。
つまらない意地の張り合いが重大事故を誘発したとして私には感じられてなりません。そしてその背景には患者の命の重さなど一片の紙の重さほどにしか感じていない医師たちの傲慢な態度が見え隠れしてなりません。

その後、今度はこの執刀医の陣頭指揮のもとにこの医療ミスの隠ぺい工作が行われていくことになります。



 
  
  
  
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  [671] Re(2):そして、もう一つの疑問
  
        
  
 わかりました。
 ですけどね、普通、そういうことを想定して、「流入部」の血液量と「流出部」の血液量を比べ、かつ一定の圧力で一定の量が二つの部分で同じように検知されないと警告が出るようなシステムにするもんではないのでしょうか?
 前には、タンクが空のため、血液ではなく空気が脳に入り、脳障害を起こした事例もある。
 安全装置があるのでしょうか?

 もう一つ、この人工心肺の医者は、どうも緊張とプレッシャーに弱く、落差法での失敗で「うまくやろう」とするあまり、回転数を上げてしまったと予想できる。
 で、その次に起こった事態で、さらにミスを増幅させてしまった。

 そういう事態に備えて、なぜ習熟した者に、緊急時やトラブルには代ってもらうように訓令をしておかなかったのか?

 ミスを防ぐためには、重要な機械は、二人で動かすべきと思う。
 問題は、そうした考えがあるのかということです。
 
  
  
  
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  [672] Re(3):そして、もう一つの疑問
  
        
  
> わかりました。
> ですけどね、普通、そういうことを想定して、「流入部」の血液量と「流出部」の血液量を比べ、かつ一定の圧力で一定の量が二つの部分で同じように検知されないと警告が出るようなシステムにするもんではないのでしょうか?
> 前には、タンクが空のため、血液ではなく空気が脳に入り、脳障害を起こした事例もある。
> 安全装置があるのでしょうか?

それは医療側と製造メーカーへどうぞお問い合わせてください。
私は患者サイドでものを見る人間であり、残念ながらまたそれ以上の知識は持ち合わせておりません。

> もう一つ、この人工心肺の医者は、どうも緊張とプレッシャーに弱く、落差法での失敗で「うまくやろう」とするあまり、回転数を上げてしまったと予想できる。
> で、その次に起こった事態で、さらにミスを増幅させてしまった。

事後であーだ、こーだということは容易いです。
しかし、亡くなった方の命は二度と元には戻りません。

> そういう事態に備えて、なぜ習熟した者に、緊急時やトラブルには代ってもらうように訓令をしておかなかったのか?

バックアップくらいは取っていそうなものだと考えておりました。
さらに翻って、簡単なチェックリストすらなかったのかもしれない。

> ミスを防ぐためには、重要な機械は、二人で動かすべきと思う。
> 問題は、そうした考えがあるのかということです。

だから、キーワードは「慢心」だというのです。
とくに東京女子医大・心臓外科には時代錯誤のそれが一段と強いかもしれません。
 
  
  
  
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  [683] Re(4):そして、もう一つの疑問
  
        
  
>事後であーだ、こーだということは容易いです。
>しかし、亡くなった方の命は二度と元には戻りません。

というか、やってしまったものは仕方がないのですわ。
で、大切なのは次に同じ失敗をしないことですわ。
失敗を分析してそれを防止する仕組み(システム)を作る。
その方向が一番世の中のためになることですわ。
失敗を責めてうだうだやるのは大間違いですわ。
#責められるから怖くて隠すというのもある。

>バックアップくらいは取っていそうなものだと考えておりました。
>さらに翻って、簡単なチェックリストすらなかったのかもしれない。

というか、間違いを起こすと明示的に分かるとか、少々扱いを間違って
も人が死なない機械にするのが先決
そうすれば、事故を予防できますから。
間違いに気がついて修正しようとすると人間は冷静な判断が出来ない
もんですわ。それを理解した上の対策を考えなきゃいけないのですわ。
職人芸とロボットでどちらが高度なことが出来るかと言うと職人芸で
すが、職人芸は普及させることは難しいのですわ。

>だから、キーワードは「慢心」だというのです。
>とくに東京女子医大・心臓外科には時代錯誤のそれが一段と強いかもしれません。

「慢心」とか言っているうちはダメです。
慢心しても大丈夫な物を作って提供せねば。
そいや今朝地下鉄南北線でドアに人間がはさまれているのを見ましたわ。
あれはホーム側にもドアがついていてどちらのドアもきちんと閉まらねば
車両が動かないようになってます。だから人間が無茶して駆け込み乗車し
てもドアの間にはさまれる可能性は非常に低く(というか赤ちゃんが入る
かな?)はさまれても引きずられて事故を起こす可能性が非常に少なく
抑えられるのですわ。まぁ、はさまれて非人間的だとか言っていた人も
いますが、わたしゃたいした怪我しないんだからいいじゃないと‥
私が何をいいたいかというと人間が少々ドジをやっても人命にかかわる
事故に至らない仕組みを作ればいい。世の中、ドジな人間を退治して
いたら人間がいなくなってうまく回らなくなる。だから選択肢はおのず
とどの方向に行くべきか理解して欲しいのですわ。
 
  
  
  
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  [670] Re(1):そして、もう一つの疑問
  
        
  
> 人工心肺のトラブルの事故を、さらりと流して見たのですが、
> 人工心肺には「フール・プルーフ」設計がされていないように思います。
> 出来ないわけでもあるのでしょうか?

機械式でも電気式でも設計上不可能はないです。
機械式の場合はスイッチにカバーをかけるとかすればいいのだし
コンピュータで制御しているのならなーんも考えずに出来るでしょう。
してないほうが不思議です。
というか、物のはずみで誤動作させないため私ならかなりの対策を
すると思うけど‥手術中何かに引っかかってスイッチが誤動作して
死んだのじゃ欠陥商品といわれても仕方がないもの
#商品と呼ぶことが出来るかどうか疑わしい(笑)αテスタ向けと明示するが
 
  
  
  
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  [668] Re(2):そうでしょうか。
  
        
  
> 人為ミスを上手く抑えるのが、安全工学や人間工学系の重要な目標の一つ
> であるということはご存知のことと思うんですが.......

システムを作るものとしてよーわかってます。

> 昔の飛行機の墜落事故は、単純な人為ミスを抑えられなかったために、
> 犠牲者を多く出したものです。
> で、昔は人間のせいにしたもんですが、事故は減らなかったわけです。
> そういう問題には、マン・マシン・インターフェイスの問題も大抵からんできますね。
> 単純な人為ミスを抑えるというのは、難易度の高いものなんです。

ですよねぇ‥
最後はマニュアル対応ちゅう逃げ言葉を使わせていただきます。
組み込み用とかなると大変ですねぇ‥それも一般人向けとかなると
何をするか考えるだけで頭が痛くなる。予想外のことを平気でするのだわ。
#設計が苦手な人を連れてきてマニュアル読ませず使わせるとよーわかる。


> この事故の場合には「慢心」よりは、「緊張によるミスの増幅」のよう
> に思います。習熟していないのに、「慢心する」というのは、あると
> すれば「余程のあほ」でしょうね。

今日も「押すはず」の戸を必死に「引っ張って」そのうえ、ドアノブを
反対の方向にまわそうとして周囲の失笑をかいましたが
人間の場合はパニックになると冷静な判断が出来ずミスを増幅するものです。

> 私が、こういうところから参考にした考えが、今回の犯罪的事故に
> 当てはまるかはまだ不明です。

ちゅうか、ミスを隠すために犯罪をしたというレベルじゃないかな?
悪夢の連鎖と言う感じで増幅されたような。

> 単純ミスを簡単に抑えこめると思うならば、「忘れ物を死ぬまでしな
> いようにできるか?」について考えてみればいいでしょう。

わたしゃには無理ですので他人のミスを観察していろいろと防止策を
考えます。毎日のように忘れ物をするしね。だから最低限のものを忘れ
ないようにチェックリストを作ってます。
 
  
  
  
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  [675] Re(3):そうでしょうか。
  
        
  
突然、どこかに飛躍があり、
「風が吹けば、何とやら」のお話になっておりませんか?
 
  
  
  
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  [679] Re(4):そうでしょうか。
  
        
  
>突然、どこかに飛躍があり、
>「風が吹けば、何とやら」のお話になっておりませんか?

ちゅうか、ヒューマンエラーと言う面で医療過誤を離れて書いた
だけなんですが‥
今朝のドイツでの航空機事故も本質的には変わらんでしょ
 
  
  
  
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  [680] Re(5):そうでしょうか。
  
        
  
飛行機事故のお話がホントの飛行機事故になりましたね。
なーるほどであります。
 
  
  
  
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  [682] Re(6):そうでしょうか。
  
        
  
>飛行機事故のお話がホントの飛行機事故になりましたね。
>なーるほどであります。

今回は航空管制システム、衝突防止装置そこらへんが裏目に出た
可能性が高いです。完璧に動くシステムはないです。ただ、今回の
エラーを想定して対策を打っていればもしかして防げる事故
だったかもしれません。衝突防止装置の判断パターンに
従って管制官が管制をしていれば問題がなかったのかもしれません。

医療ミスも意図して起こしているわけじゃないです。
操作している人が多少間違っても、その間違いに気がついて修正出来る
ようなシステムを作れば事故は激減します。
#システムには人間も含みますよ
 
  
  
  
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  [685] Re(7):そうでしょうか。
  
        
  
 うーむ、ロシア産航空機の場合は、衝突防止装置が取りつけ不可能というものが多いのです。ここが、致命的であるとは予想しております。
 旧ソ連時代においては、アメリカ産の装置を取り付ける気はなかったようです。
 
  
  
  
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  [690] Re(8):そうでしょうか。
  
        
  
> うーむ、ロシア産航空機の場合は、衝突防止装置が取りつけ不可能という
> ものが多いのです。ここが、致命的であるとは予想しております。

ふみゅー、そうでしょうな。
今回のはついていたとか聞きますが。
それでも片方が応答しない場合回避の方向を決めていればそれなりに
回避できる可能性は高くなります。管制官はその反応パターンに
従って指示すればいいこと

> 旧ソ連時代においては、アメリカ産の装置を取り付ける気はなかったようです。

(笑)
まぁ、20年以上前の機体ならその可能性は非常にたかいでしょうな。
あそこは金がないから後生大事に使っているでしょうし
 
  
  
  
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  [701] Re(9):今回の医療過誤についての同意点cw;ツポレフ154
  
        
  
 さあて........
 今回の東京女子医大の問題で、警察などの司法機関が十分関与し、マスコミが活動すべき部分は、主に「隠蔽体質や隠蔽がいかに行われたか。どういう体質が発生させているのか?」を徹底解明するということです。
 これには、大いに賛成です。

 だが、「ミスがなぜ起こるか。どう防ぐか?」という問題については、安全工学や人間科学系などの応用で考え、解決していくべきものであって、今あるようなノリで糾弾したとて解決にならず、問題を放置する結果となると思っております。
 物事は建設的方向に持っていくべきです。

 とまあ、そのように分けて考えておかないと、不必要な争いを起こすようです。

 ところで、さきの航空機事故のことですが、ツポレフ154について、

http://www.atsb.gov.au/aviation/occurs/occurs_detail.cfm?ID=117
にて、英文の面白そうなものがございました。
 何か、Tu154に新しい衝突回避装置が必要であると思います。
 
 
  
  
  
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  [674] Re(2):そうでしょうか。
  
        
  
>>逆説的に、彼らに特別・情報提供料を認め、その自尊心を満足させ、これらインセンティブを彼らの環境にばらまいたとして、その結果、現在の医療過誤・ミスが激減するのでしょうか。たぶん現状とそんなに変わらないと思います。どうもご提案、論点がずれているような感じがします。
>
> ミスが起こりにくいようにするための、前提条件をつくることにはなりますね。
> 問題なのは、必要量のお金がいきわたりにくくなっていることもある。
> しかしながら、今回の場合は、これとは全くちがう。
> インセンティヴを与えることは、医療チームを目標・目的ー患者への治療へ大きく向かわせるモティベーションを与えることとなる。
> 必然的に、目標達成に忠実となり、ミスを減らす動きを起こさせる。
> そう考えて、私は提示しているのですが、「そんなに変わらない」と思うのは何ゆえの論理なのでしょうか?

答えは人間だからです。
人はじきに一段高いステージにも慣れてしまうものです。
さらに医師はすでに特権的階級に部類していると思います。
そこに慢心が生まれる土壌があります。
またさらに医療チームとはどこまでの範囲で述べられているのかいささか疑問であります。

>>具体的な事例がないため、おっしゃていることのイメージがつかみきれないです。それほど有効な「人間工学」や「安全工学」があるのならむしろそれを肉付けして一般化できるようにもっと時間をつぎ込むべきではないでしょうか。

> それをやらねばならないということです。
> 一つ例を挙げるなら、経管栄養の血液注入事故がある。
> あれについては、輸液などの管やコネクターのサイズと栄養の管とコネクターのサイズが一緒であったため、過去において事故がよく起きたと言われています。
> 相当前から、こういうことを防ぐ管やコネクターが開発されていたのですが、厚生省の承認が遅かったのですよ。

厚生省の認可がおりなかったからどうしたというお話はすでに薬害等で耳にタコができております。ただひとつ医療以外の民間ではこうした場合、各々独自でいろいろな工夫を凝らし緊急的に対策を施してきてます。過去におけるKJ法・QC活動などもそれらの例に入るものではなかったかと考えます。

>>手術を前にしてチェックリストを作成するようなことはないのでしょうか。今回の東京女子医大のミスは人口心肺器の操作に熟練しておらず、手術中に心肺器が停止し、さらにこのため心肺器担当・循環器医師がパニック状態に陥り、あわてて他の技術師に操作させたと報道されております。そしてその結果、無酸素状態の時間が異常に長すぎたために脳に重い傷害を与え最終的に最悪の状態に至ったということであります。

> うーむ、その人工心肺機に以前、故障とかはなかったのでしょうか?
> 今回の停止の原因は何でしょうか?
> ミスである場合、ミスを誘発する要素が機械にある可能性もあるし、あるいは増幅させてしまう要素のある場合もある。
> また、停止時のようなトラブル時にはどうするのか、予め対策をしておくことは当然のことと思います。
> そのためには、事前のカンファレンスとか、マニュアル及びチェックリストの作成は必要です。そうでなくとも、ロジックの複雑な機械を動かす場合には、操作手順の徹底訓練が必要なものです。
> それに、停止の事態に何故、技師がはじめから対応しなかったのでしょうか?
> そこのプライオリティー(優先順位)を、ろくに定めていなかったんではないですかね?

仮にも人の命を預かるわけですから、手術前のチェックリストの作成・そのチェック、人員・機材等のバックアップ体制の徹底などは当然のことと私などは考えております。しかし実際に医療サイドで実施されているかどうかは別物でありますが。

>>原因はあくまでも人口心肺器の操作をこの医師は手術を行うまでに完璧にマスターしていなかったことであります。なぜそんなに難しく考える必要があるのでしょうか。事故などというものは必ず原因があります。そしてその原因は調べていくうちに意外と単純な人為的なミスによるものがほとんどであります。まさに油断大敵、初心忘れるべからずであります。

> これは、どういうロジックで停止したのかが分からないといけないし、人工心肺機の一般的な問題についても考えておくべきと思いますね。
> こういう複雑に扱うことは徒労のように見えますが、別の事故を減らしたり抑えるのにもいい。
> 単純なミスは、その単純さゆえに、抑えるのに複雑な見方を必要とするものです。
> 人為ミスを上手く抑えるのが、安全工学や人間工学系の重要な目標の一つであるということはご存知のことと思うんですが.......
> 昔の飛行機の墜落事故は、単純な人為ミスを抑えられなかったために、犠牲者を多く出したものです。
> で、昔は人間のせいにしたもんですが、事故は減らなかったわけです。
> そういう問題には、マン・マシン・インターフェイスの問題も大抵からんできますね。
> 単純な人為ミスを抑えるというのは、難易度の高いものなんです。

別に否定するものではありません。が、しかし、それが確立されるまで患者が待てるのかという問題なのです。人だから単純・人為的ミスは起こるもの。これはあたりまえであります。これほど医療ミスが問題視され社会的現象になっている現在、指をくわえて見ているだけで良いのかということです。現場はどんな対策を打ち努力を重ねているのか。目で見てわかるように説明することの大切さを実感として味わっていただきたいということです。

> この事故の場合には「慢心」よりは、「緊張によるミスの増幅」のように思います。習熟していないのに、「慢心する」というのは、あるとすれば「余程のあほ」でしょうね。
> あと、技師が後回しにされたのは、「機械を扱う医者>>技師」という階級意識の故かもしれません。

目に見えないところの垣根意識があるのかもしれません。

> さて、飛行機事故のことについての本を読んでいれば、こういうことは何となく分かってくるものです。
> 私が、こういうところから参考にした考えが、今回の犯罪的事故に当てはまるかはまだ不明です。
> しかしながら、一般的な医療事故については、当てはまり、後の事故を抑え、救えるものがあるかもしれない。というよりは、あると確信しています。

その考え方を全く否定するものではありません。
中・長期的な視野で検討を進めていかれれば良いのではないでしょうか。

> 単純ミスを簡単に抑えこめると思うならば、「忘れ物を死ぬまでしないようにできるか?」について考えてみればいいでしょう。

私はその考えを否定したことはありません。
むしろその考え方で物事を推し量っております。
ただ、ケースバイケースで物事を判断していただきたいと言っているに過ぎません。
 
  
  
  
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  [725] Re(6):大学病院は案外要注意なんですよ
  
        
  
> 事故や過誤は、本人の予測できない体質などで起こる場合は、現在のところ仕方ないんですが、今回のようなケースや今まで出てきた事故ケースからすると、「人間工学」や「安全工学」を巧妙に応用すれば、大方防げたものが多いようです。
性があるんでしょうか?

> さて、大学病院のことですが、案外問題のある医学者が多くて、技術に問題がある人々が比較的います。
> むしろ、それゆえに残っている方もおられます。
> しかし、今回の心臓手術事故の場合、飛行機事故などと類似したものが多く、意思の疎通がないとか、起こりうる問題を掻き出して潰していく戦略でいかなかったとか、カテーテルの留置のしすぎとか、飛行機事故の続発時代の安全対策とアナロジーのあることが多いです。
> いつか誰か、医学以外の工学者や安全技術関係者の人々が介入して、一定の実行可能な「医療安全のフォーマット」をつくっていかないと、彼ら医療関係者だけでは大幅低減は無理だと思います。
> そうした意味で問題なのは、1)医療関係の閉鎖性、2)私達が医療費の負担増加を許容できるか?、という二つの点です。

 古川さんの本の受け売りになるんですが、医療側では「リスクマネジメント」というかたちで医療過誤の防止に取り組んでいるとのことです。基本となる考え方は、5628さんが上記で書かれた通りです。
 ただ、その障害になるのは、医療事故や医療内容の情報が外に出て来なくて、どのくらい事故が起こっているのか、どうして起こっているのかという基本的なデータがない、ということのようです。このあたりの、「医療関係の閉鎖性」については、「システムとしての医療過誤」の他、「新潮45」に古川さんが書かれた文章に詳しく書いてあります。この背景にあるのは、石野さんの言葉どおり「慢心」であろうと想像します。
 もうひとつ、リスクマネジメントのために新しく起こる時間的・金銭的・人的コストの問題。これも5628さんがおっしゃる通り、究極的には我々がどこまで医療に金をかけられるかということになるかと思います。

 この手の事故・隠蔽工作の流れは、旧・厚生省の薬害エイズや、農林水産省の狂牛病対策ミスを思い起こさせます。みずほ銀行グループのシステムトラブルを入れてもいいかもしれません。組織が大きくなって、スタッフと、顧客(あるいは患者・納税者)との距離が遠くなると、組織の内輪の理屈が先行して、血の通った仕事ができにくくなるのかもしれません。
 この国のいろいろなところで動脈硬化が起こっているような気がします。
 それを解決するのは、古川さんの言葉を借りれば「透明性」「説明責任」なのでしょう。顧客(患者・納税者)が常にそれらを求めてゆかないといけない。
 彼の著書の「システムとしての医療過誤」という副題は、じつに的を射た表現だと、このBBSの議論を拝見してあらためて思いました。
 
  
  
  
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  [667] 古川氏からのメール
  
        
  
古川さんが「あとがき」でも書いているように、実は私も「まさか、そんなに医療過誤が起っているわけがないだろう」と思っていた。
「善意に端するうっかりミス」の一つ、それは器具の開腹時置き忘れ事故と同列にしか認識していなかった。古川さんが「創価学会・公明党=池田大作」を取材するまでは「創価学会も公明党も反戦平和を熱心に追求する組織だと素朴に信じ込んでいた」(同書362p)と述べている心境に近いものがあった。
5628氏も山口氏も建設的な意見を述べておられますが、私はまず、(単なる事故ではない)医療ミスの実態を知る必要性を感じています。

そう言えば、古川さんから本BBSに近著を取り上げられたことで私にメールが届いていますので簡単に紹介します。

     ☆━━━━━━☆━━━━━━☆━━━━━━☆━━━━━☆
石野研(旧白川研)のBBSで拙著のことを取り上げていただいて、どうも恐縮です。
 私の方は相変わらず、PCのない旧石器時代的な環境にいて(苦笑)、ひとつはビン
ボーであるというのもそうなのですが、部屋が狭くて、少なくともデスクトップ型は置
くスペースがなく、また、ノート型でもプリンターが必要ですから、そのへんの機器を
置くと、狭い部屋がまた更に狭くなってしまうというのが、大きな悩みです。
 まあ、最近では図書館にPCが置いてあったり、また、ネットコンビニみたいなとこ
ろが家の近くにもあったりしますので、そんな場所でたまにPCをいじる日々です。
 やっぱり、BBS投稿者皆さんの関心は、「白川氏の再起はいつか?」ということで
しょう。実は私も白川氏には、去年に秋ぐらいまで何度かメールを出していたのですが、全然、レスがないので、そのままになっています。 まあ、「総選挙落選→新党立ち上げ→参院選敗北」と、氏もこの2〜3年間は怒濤のように突っ走ってきたので、その疲れもどっと出ているのでしょう。
 最近の白川サイトの永田町徒然草(ほとんど更新もないですけど)や財界展望の投稿
記事の文面を読む限りでは、まだ、もうちょっと休養が必要なのかな、という気もしま
す。かなりテンションが低いですね。
 でも、いずれにしても、選挙後の政局、政治の流れというのは、白川氏が予見した通
りに展開していますし、あの人材はこの国の政治の中で、これからこそ必要とされるも
のだと思います。
 
  
  
  
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  [673] Re(1):古川氏からのメール
  
        
  
古川氏の著書に指摘されている、医師免許の更新制度が現在はないということに問題があるということを考えてみると、只、インセンテイブで、金をくれれば、このような医療過誤は減少するという考え方に違和感を感じます。
古川氏のレポートでも、医学部の教授になると、その地位に甘んじて、切磋琢磨するという医療現場にあるべき姿勢が稀薄になっているのが現実だと思います。
研修医の期間を過ぎると、経済的には、世間の相場よりもはるかに多くの収入を得ているのも現実です。
余談になりますが、私のおつきあいのある医師は、85歳になる今、医療現場を離れていますが、今でも、医学情報を懸命に勉強しています。そして、医師という立場を伏せて、医療現場を歩き、アドバイスをしています。
医療の現場のモラルが異常をきたしているのだと思います。
うまくいえませんが、システムだけが解決できる問題だとは思えません。
 
  
  
  
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  [676] Re(1):古川氏からのメール
  
        
  
ししろうさん、投稿をいただきましてありがとうございました。
また、古川さんのメールのご紹介をいただきましてありがとうございました。

古川さんがこの石野研BBSをたまに見ていてくださったとは正直うれしい気持ちであります。以前の白川勝彦BBSに投稿されていた人たちが皆さん今はどうなさっておられるのか、ときどき考えることがあります。それぞれ別の居場所を見つけてそこに定住されているのか、または今はもう投稿することもやめ以前の生活に戻られているのかな、などと私なりきに考えております。

インターネットを通じて政治問題等を議論するこのスタイルは白川さんの功績がかなり大きかったと思います。現役の政治家のWebサイトで政治家自ら問題提起し掲示板参加者と直接議論することの意義は、それまでのこの種の掲示板ない斬新さと希望を参加者に提供してくれたと思います。時のITブームのあおりもあり、その可能性は無限大の広がりを感じさせてくれたものでありました。そして同時にある種の限界をも浮き彫りにしてくれたのではないかとも考えております。

私見ですが、白川さんがいつの日にか復活されたとして、そして自サイトの積極的運営がなされたとして、はたして白川勝彦BBSも以前と同様に復活がなされだろうかと考えるときがあります。しばらく考えた末の私の予想は「たぶん、ないだろう」であります。それが自然の流れだろうと考えます。政治家サイトとしてはやはり相当のリスクをともなう存在だろうと考えます。この種の掲示板は勝手連的支持者で運営されていくのがベターと考えます。

この石野研にしましても一体いつまで続けられるだろうかと自問自答することがあります。ある日突然交通事故か何かで私自身がいなくなることがあります。もちろん家族・知人はこのようなサイトを私が運営していることなど知りません。サイト更新がなされずサーバー契約の終了と同時にある日突然消失するということだと思います。また、私自身考えを変更し白川さん支持を取りやめることも可能性としてあります。考えればキリがないことなのですが無限のものなどないということです。

今回の医療過誤の問題を取り扱うとき、その失われた命の重さをどう捉えるかにより、まさに見解が分かれていくものだと感じます。つまり人はその痛みを自らのものと感じたときにこの問題の根深さをはじめて理解できると私は考えます。命のやり取りの問題に躊躇・ためらいは禁物です。緊急対策的問題と中長期的根本対策は分けて考えていくべき課題であり、そこの線引きができていないところの論議はただ空しいだけであります。その辺の価値観の共有がまずこの大きな問題解決のための第一歩なのだと改めて痛感しております。

その意味で、古川さんの著作は重要な問題提起をされた意義深い作品であると思います。
古川さんによろしくお伝えください。
 
  
  
  
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  [681] 取組まれている姿勢に言葉もありません
  
        
  
>古川さんがこの石野研BBSをたまに見ていてくださったとは正直うれしい気持ちであります。以前の白川勝彦BBSに投稿されていた人たちが皆さん今はどうなさっておられるのか、ときどき考えることがあります。それぞれ別の居場所を見つけてそこに定住されているのか、または今はもう投稿することもやめ以前の生活に戻られているのかな、などと私なりきに考えております。

BBSの運営はさしも孤独な作業であろうかと、日頃の労苦に感謝するとともに気ままに投稿させて頂いている便利さに甘えさせて戴いております。何人かは元気に次を頑張っているいるようですが、私もその後が気になる方も沢山います。(白川BBSでも述べたことがありますが、)珠には参加したいと思われている方もいると思いますが、”縄跳び”と同じできっかけが掴みにくいのかもしれません。

>インターネットを通じて政治問題等を議論するこのスタイルは白川さんの功績がかなり大きかったと思います。現役の政治家のWebサイトで政治家自ら問題提起し掲示板参加者と直接議論することの意義は、それまでのこの種の掲示板ない斬新さと希望を参加者に提供してくれたと思います。時のITブームのあおりもあり、その可能性は無限大の広がりを感じさせてくれたものでありました。そして同時にある種の限界をも浮き彫りにしてくれたのではないかとも考えております。

インターネット政党が生まれる期待もありました(笑い)。

>私見ですが、白川さんがいつの日にか復活されたとして、そして自サイトの積極的運営がなされたとして、はたして白川勝彦BBSも以前と同様に復活がなされだろうかと考えるときがあります。しばらく考えた末の私の予想は「たぶん、ないだろう」であります。それが自然の流れだろうと考えます。政治家サイトとしてはやはり相当のリスクをともなう存在だろうと考えます。この種の掲示板は勝手連的支持者で運営されていくのがベターと考えます。

迂闊にも、そのようには考えもしませんでした。
今出た『財界展望』7月号も、もどかしい位です。まだまだ本気モードではないなと思いました。漠然と、行動の開始とともにBBSは再開されると思ってました。
攻めることより、守るエネルギーの方が多い。そういうロスを考えるとチャット状態で白川さんが発言するBBSの復活はないかもしれません。

>この石野研にしましても一体いつまで続けられるだろうかと自問自答することがあります。ある日突然交通事故か何かで私自身がいなくなることがあります。もちろん家族・知人はこのようなサイトを私が運営していることなど知りません。サイト更新がなされずサーバー契約の終了と同時にある日突然消失するということだと思います。また、私自身考えを変更し白川さん支持を取りやめることも可能性としてあります。考えればキリがないことなのですが無限のものなどないということです。

先日は娘さんが大変だったようですね。御身大切にお励みください。
私も少ない経験で”死ぬ自由もない”と責任を痛感したことがあります。
走り出したことは確かだと思います。形が変わりながらも次に続くものだと期待しています。私も新しい支持者ですから、先のことはわかりません。私が期待するのは(これも白川BBSで書きましたが)”白川的なもの”なのです。白川さんに続く人達に最も期待しています。その一人が石野さんなのです。

>今回の医療過誤の問題を取り扱うとき、その失われた命の重さをどう捉えるかにより、まさに見解が分かれていくものだと感じます。つまり人はその痛みを自らのものと感じたときにこの問題の根深さをはじめて理解できると私は考えます。命のやり取りの問題に躊躇・ためらいは禁物です。緊急対策的問題と中長期的根本対策は分けて考えていくべき課題であり、そこの線引きができていないところの論議はただ空しいだけであります。その辺の価値観の共有がまずこの大きな問題解決のための第一歩なのだと改めて痛感しております。
その意味で、古川さんの著作は重要な問題提起をされた意義深い作品であると思います。

全く同感です。だから、医療の現状を知っていくしかないと感じています。
私は事故には余り興味がありません。しかし今起きている事は単なる事故ではなく、事件なのです。犯罪についても同じです。私は高校の時からあるキッカケで興味を持ち、刑務所にも行きました。学生時代には「犯罪を犯罪者の問題として捕らえるのではなく、自分のこととして考えよう」としました。医療の八王子、少年刑務所の川越、小菅拘置所などを見て回ったのもその為でした。それで何がわかったか。「犯罪」のスレには5628氏などがいろいろ提案されますが、一言もレスができない自分がいるだけです。
 
  
  
  
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  [686] Re(1):取組まれている姿勢に言葉もありません
  
        
  
本当に石野さんありがとうございます。
一昨年より、白川さんとお付き合いするようになり、彼は、いつでも、モバイルを持ち歩き、会議の席でも、必ず、机の上にあけていました。2時間ぐらいの会議の間でも、どんどん、受信しているんですね。私たちに読ませたいと思うと、会議をとめて、読ませてくれたりもしました。
石野研になってからは、あのような怒涛のような書き込みはなくなりましたが、一つ一つ考えさせてもらっています。
私にとっては、非日常の時的空間として楽しませてもらっております。
ここに書き込みをされる方の中には、お顔を存じ上げている方もいらっしゃいますし、昨年の立党以来、色々な論議を続けた方もいらっしゃいます。
昨年の今頃は、9日の決起大会へ向けて、事務局は大混乱という状態でした。
昨年の7月1日は私が白川氏と2人で話をした最後の日でした。
短い時間でしたが、お互いの本音をぶつけ合って、怒鳴られましたが、いい思い出です。
元はといえば、私が差し出がましいことを言ったのがもとですから、私が悪かったと思います。
息長く、このサイトが続くことを願ってやまないものです。
 
  
  
  
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  [703] Re(2):取組まれている姿勢に言葉もありません
  
        
  
服部さん、返事が遅くなりまして、たいへん申し訳ありませんでした。

>本当に石野さんありがとうございます。
>一昨年より、白川さんとお付き合いするようになり、彼は、いつでも、モバイルを持ち歩き、会議の席でも、必ず、机の上にあけていました。2時間ぐらいの会議の間でも、どんどん、受信しているんですね。私たちに読ませたいと思うと、会議をとめて、読ませてくれたりもしました。

おそらくは当時の「白川勝彦BBS」の投稿だったのでしょうね。

>石野研になってからは、あのような怒涛のような書き込みはなくなりましたが、一つ一つ考えさせてもらっています。

石野研の投稿については逐一拝見させていただいております。
いろいろな意見が出されることにあらためて世の中の広さというものを考えさせられております。
また目には見えなくともその投稿者のお考えなりが一連の投稿により私の頭の中で形作られてまいります。
皆さんも同じであろうと思います。
考えてみれば不思議な世界であります。

>私にとっては、非日常の時的空間として楽しませてもらっております。
>ここに書き込みをされる方の中には、お顔を存じ上げている方もいらっしゃいますし、昨年の立党以来、色々な論議を続けた方もいらっしゃいます。
>昨年の今頃は、9日の決起大会へ向けて、事務局は大混乱という状態でした。
>昨年の7月1日は私が白川氏と2人で話をした最後の日でした。
>短い時間でしたが、お互いの本音をぶつけ合って、怒鳴られましたが、いい思い出です。
>元はといえば、私が差し出がましいことを言ったのがもとですから、私が悪かったと思います。
>息長く、このサイトが続くことを願ってやまないものです。

ご安心願います。
まだ近々に閉鎖するつもりなどありません。
白川さんが再度立ち上がるまで、そんなつもりはありません。
このサイトの閉鎖があるとしたら、それは白川さんが再起されたのを見届けたあとであります。
それまでは皆さんにお世話になりますので、どうかよろしくお願い致します。
 
  
  
  
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  [702] Re(1):取組まれている姿勢に言葉もありません
  
        
  
返事が遅くなりたいへん失礼いたしました。
しばらくバタンキューの生活でありましたのでご勘弁願います。

>BBSの運営はさしも孤独な作業であろうかと、日頃の労苦に感謝するとともに気ままに投稿させて頂いている便利さに甘えさせて戴いております。何人かは元気に次を頑張っているいるようですが、私もその後が気になる方も沢山います。(白川BBSでも述べたことがありますが、)珠には参加したいと思われている方もいると思いますが、”縄跳び”と同じできっかけが掴みにくいのかもしれません。

BBSの運営は本来、孤独な作業かもしれませんが、私の場合はそうでもありません。皆さんのご意見を拠り所にして少しでも環境を整えていき、さらに皆さんが発言しやすい場所作りを目指しているだけであります。したがってそんな大げさなものではありません。私の管理人としてのモットーは白川氏支持者の皆様が気軽に発言できる環境を提供する、ただそれだけであります。ですから皆さんには気軽にもっと参加していただきたい、これが真意であります。まさに本来の意味での管理人で十分であります。

>インターネット政党が生まれる期待もありました(笑い)。

最初の試みはうまくいかない例が多いと思います。しかしいずれ近いうちにそれは現実のものになると思います。しかもそれは既成の政党では無理であり、新しい息吹をともなった人たちの力で現実のものとなろうと予想します。過去に民主党さんの「おかしなこと・なくし隊」に何回か投稿を入れておりましたが、一向に反映されませんでした。これは私だけではなく全体的そうであり、コンテンツの内容も一向に変わり映えもしないのでありました。要は適当な担当者すらいない名前だけのコンテンツであります(私はそう理解しております)。民主党さんにしてもその程度でありますので、既成政党にその役割を期待することは無理からぬことだと思います。

>>今回の医療過誤の問題を取り扱うとき、その失われた命の重さをどう捉えるかにより、まさに見解が分かれていくものだと感じます。つまり人はその痛みを自らのものと感じたときにこの問題の根深さをはじめて理解できると私は考えます。命のやり取りの問題に躊躇・ためらいは禁物です。緊急対策的問題と中長期的根本対策は分けて考えていくべき課題であり、そこの線引きができていないところの論議はただ空しいだけであります。その辺の価値観の共有がまずこの大きな問題解決のための第一歩なのだと改めて痛感しております。
>その意味で、古川さんの著作は重要な問題提起をされた意義深い作品であると思います。
>
>全く同感です。だから、医療の現状を知っていくしかないと感じています。
>私は事故には余り興味がありません。しかし今起きている事は単なる事故ではなく、事件なのです。犯罪についても同じです。私は高校の時からあるキッカケで興味を持ち、刑務所にも行きました。学生時代には「犯罪を犯罪者の問題として捕らえるのではなく、自分のこととして考えよう」としました。医療の八王子、少年刑務所の川越、小菅拘置所などを見て回ったのもその為でした。それで何がわかったか。「犯罪」のスレには5628氏などがいろいろ提案されますが、一言もレスができない自分がいるだけです。

しかしあらためて感じますが掲示板的会話は想像以上に難しいものですね。そもそも掲示板に投稿する人たちはどこかに一本、筋のとおった意見を持っているものであります。いうなれば琴線でありますが、これを他人が犯したと感じたとき、止め処もない意見の応酬が始まります。このモードに入りますとお互いに意見の一致を見ることはたぶん不可能に近いです。今回の医療過誤論議もこのモードに入りつつありました。私としてはそのような気はありませんので悪いですが引かせていただきました。この先議論しててもおそらくは平行線でありますし、当事者以外の方たちには迷惑以外の何物でもないだろうと私なりに判断してのことであります。しかしこの判断が正しいかどうかはこの掲示板の中で今後において皆様のご判断を仰いで行くしかないだろうと考えております。掲示板というものは衰退させることはいとも簡単ですが、それを長らえさせていくことは何にしても難しいものであるとあらためてそう感じております。
 
  
  
  
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  [677] 医療ミスの実態を知って、で、どうするのですか?
  
        
  
こんにちは。

まだ日本にいたころ、大学病院のお世話になったことがあるのです。検査をしてもらちがあかず、病名が確定できない医師の知人を信用することはできなかった。思い余って友人・知人・先輩などに相談し、何通もの有力な紹介状を遥かに凌駕する強いコネを得ました。そこで出会った先生の抜群の能力と温かい人柄に感動し、畑は違えどああいう専門家になりたいと思うようになり、今日に至っています。お世話になった方々へのご恩は終生忘れられません。

問題は、本当に困っているときに、ああいう超一流の専門医に出会うために費やす無駄な時間と受診・検査(リードタイム)をもう少しどうにかできないかということです。なにも知らなければロシアン・ルーレットを回すようなもので、どの病院・医師に当たるかは運を天に任せるしかない。当時のぼくは、最悪の場合、人生設計を抜本的に見直す必要があったため、急ぎに急いでいました。

その過程で、医療に関する様々な疑問について、医療関係者の方々は、友人の医者たちですら喋るまいと思われるようなことまで率直に教えて下さいました。古川さんの著書は読んでいませんが、医療ミスが起きる背景や隠蔽の実情はぼくなりに理解しています。


で、その実態を知って一体どうするか?


大局的には、現場の心ある医師が「アレはちょっと・・・」と思うような問題点を是正する方向に進めたら良いと思います。その目的達成のためにマスコミ・ジャーナリストに利用価値があるなら、大いに利用したらいい。ただし、アメリカ的に患者の権利を叫んで暴れても同意書の文言が長くなるだけ、訴訟を起こしまくればそのコストが医療費に転嫁されるだけの気がする。過去を振り返り、場当たり的な左翼的闘争は、長い目でみると全員の不利益につながることが多かったように思う。改革を成功させるには、是が非でも良質なインサイダーを多数味方につける必要がある。心ある人の退路を封じて全員を敵に回してしまったら、田中真紀子の外務省改革のように失敗してしまうでしょう。単純に突撃したら、当初の志とは全く逆の結果が待っているかもしれない。


非力な一個人としてはどうしたらいいのか?


一家全員が一人の医師のお世話にならないこと。わか家はランキングのスコアの高い順に、長男・長女・妻・ぼくの順番で別々の医師を主治医にしています。万が一のとき、昼夜を問わずだれか1人くらいはつかまるだろうという期待、セカンドオピニオン・サードオピニオンがとりやすく性格バイアスを差し引いた判断が容易になるだろうという期待、複数の紹介状ルートが確保できるだろうという期待、意に添わない医療があれば即座に別ルートに切り替えられるだろうという期待。

素人目には無味乾燥した大病院で大差ないように見えても、現場の医師の目からみて「あそこは事務局・医局の体質が悪いからお勧めしない」という病院があるのは本当らしいので、そういうところはいかに近所でも避けるしかないと思う。救急車で運ばれてしまったら万事休すですが、そういう病院は紹介状をもらっても無視し、閑古鳥を鳴かせてベッドをガラガラにし、市場原理を通じて淘汰か改革かの二者選択を当事者が決めれば良いと思う。

知ることは重要だと思いますが、事実を知った後どう対応するか。我々一人一人の対応で、日本の医療制度や業界のピクチャーは大きく変わるはずです。
 
  
  
  
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  [678] Re(1):医療ミスの実態を知って、で、どうするのですか?
  
        
  
>こんにちは。
>
>まだ日本にいたころ、大学病院のお世話になったことがあるのです。検査をしてもらちがあかず、病名が確定できない医師の知人を信用することはできなかった。思い余って友人・知人・先輩などに相談し、何通もの有力な紹介状を遥かに凌駕する強いコネを得ました。そこで出会った先生の抜群の能力と温かい人柄に感動し、畑は違えどああいう専門家になりたいと思うようになり、今日に至っています。お世話になった方々へのご恩は終生忘れられません。
>
>問題は、本当に困っているときに、ああいう超一流の専門医に出会うために費やす無駄な時間と受診・検査(リードタイム)をもう少しどうにかできないかということです。なにも知らなければロシアン・ルーレットを回すようなもので、どの病院・医師に当たるかは運を天に任せるしかない。当時のぼくは、最悪の場合、人生設計を抜本的に見直す必要があったため、急ぎに急いでいました。

 そうですよね。
 風邪と同じような初期症状の「アメーバ性髄膜炎」なんかになった場合、まず今の体勢では、すぐに死ぬのではないかと思いますね。
 癌でも、あまり切らない方針と切る方針があるのですが、病院の流儀によってばらばらです。
 四肢切断しなくてもいいような悪性腫瘍を、切断するというのは、相当ミゼラブルだったりします。
 どこにどのような治療法やレメディーがあるか知るのは、大変重要です。
 良心的で、技術や経験が豊富な人たちは案外多いのですが、目立たない。
 で、こういうおかしなチームワークで事故って隠蔽したりすると、そればかり目立って、より目立たなくなる。
 
>その過程で、医療に関する様々な疑問について、医療関係者の方々は、友人の医者たちですら喋るまいと思われるようなことまで率直に教えて下さいました。古川さんの著書は読んでいませんが、医療ミスが起きる背景や隠蔽の実情はぼくなりに理解しています。

 知りたいものです。
 ですが、昔から事故は沢山ありました。
 ひどいのになると、「点滴で行う」べき薬を、注射したため一瞬で死んだと言うのもあります。
 こういうことの教育は、やはり、アメリカのメディカル・スクールのように「学生一人あたりに複数の教官がつく」というような体制で、丁寧に教育すべきであると思っています。「学生複数、教官一人」の日本の医学教育体制では、これぐらいの過誤があってもおかしくない面もある。
 また、医学部の場合は、自己の適性判断と教養の涵養もかねて、他学部卒業くらいが望ましい。
 やはり、それくらい丁寧に育成しないといけない。
 そういうことでの国民の負担は、覚悟すべきであると思いますね。
 アメリカの場合、アメリカの医学教育充実の為に、医学部長レベルの人たちは必死に実業家たちや財界から寄付集めをしたりして、そのストレスで過労死したりしておりました。
 医学教育の充実の為に、彼らは命を削って働いております。

>大局的には、現場の心ある医師が「アレはちょっと・・・」と思うような問題点を是正する方向に進めたら良いと思います。その目的達成のためにマスコミ・ジャーナリストに利用価値があるなら、大いに利用したらいい。ただし、アメリカ的に患者の権利を叫んで暴れても同意書の文言が長くなるだけ、訴訟を起こしまくればそのコストが医療費に転嫁されるだけの気がする。過去を振り返り、場当たり的な左翼的闘争は、長い目でみると全員の不利益につながることが多かったように思う。改革を成功させるには、是が非でも良質なインサイダーを多数味方につける必要がある。心ある人の退路を封じて全員を敵に回してしまったら、田中真紀子の外務省改革のように失敗してしまうでしょう。単純に突撃したら、当初の志とは全く逆の結果が待っているかもしれない。

 本当にそうですね。
 一番いいのは、そういう人々が集まって研究検討し、実現性のある方法論を提示してもらう場や、それを推進する公益法人(民法法人)でも設立すればいい。
(なお、民法法人については「準則制にする」という改革案が小泉自民党あたりで進行しているようでして、これは大いに賛成です)
 さらに、各自治体で法律部門・心理学部門・人間工学部門などなどに分けられた「医療制度改善委員会」を常勤で設立し、機動的に安全対策が出来るようにしたり、問題点を見つけ出すようにしていけばいいと思います。
 問題点を見つけ出し、丁寧に解決していく。
 医療過誤問題の解決の道は、かようなお金のかかる(しかしその投資は無駄ではなく、多くの人々の福祉と社会経済に資する)、そして地道で根気の要る方法でしか解決できないように思います。

>知ることは重要だと思いますが、事実を知った後どう対応するか。我々一人一人の対応で、日本の医療制度や業界のピクチャーは大きく変わるはずです。

 今まで、沢山の初歩的ミスで多くの人々が命を失い(従って経済的にも大きな損失となる)、非難はされてきましたが、本質的改善にはほど遠い。
 今は、問題を見つけ出し、解決できる形に誘導していくことが、まず重要です。

 現状では、セカンドオピニオン、サードオピニオンが得られる状況にしておいたほうがいいと思います。
 
  
  
  
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  [688] Re(2):医療ミスの実態を知って、で、どうするのですか?
  
        
  
こんばんわ。しかし・・・不況だと筆が進みますね(苦笑)。
こんな状況が10年以上も続いたのかと思うと・・・あの程度のキシミで済んでいる日本は恐るべき国だと今更ながらに思います。


言いたかったことは、ケシカラン医者・病院はバッシングするのではなくパッシングし、市場原理を通じて改革/淘汰へと導くことが望ましいということです。客が減れば病院経営は苦しくなり、食えなくなればさすがに変わるだろう、と。集客力で医療関係者の収入が変わる仕組みが確立し、客が医師を選択するための十分な情報を持てば、そのシステムは自浄能力を得ると思います。

そのためにも、医師の格付・詳細情報は欲しいところですね。ご指摘のような情報は必須だと思います。市民団体には訴訟ではなく、それらを補完する情報とフォローアップを期待したい。当時お世話になった医療関係者の方々は、先ずエキスパートが存在すること、次いで組織の体質が良いことの2点を強調しておられました。現状ではそういう情報は口コミに頼るしかないんでしょうか。

ミスは人のやることゆえ避けられないと思うものの、組織としての体質の良し悪しでミスの発生率や事後処置はだいぶ違うと思います。服部さんや管理人さんの、バジェットの問題だけではなかろうという意見には同意したいのです。インセンティブは財政のようにバラ撒くのではなく、構造改革の果実として付与すべきです。お世話になった大学病院の先生方は非常にリベラルで、硬直化した組織では生息しえない方々のように思われました。おそらくは組織内でも自由闊達な論議があり、問題が発生してもそれなりの解決策が実行されるのでしょう。その方々がどういう見解を持つのかには興味がありますね。

そういうモデルが業界全体に広く普及すれば良いのでしょうが、思うに硬直化・官僚化はヘルスケア業界に限った話しではなく、歴史・伝統・権威・格式のある政官民などの大組織で広く観察される現象で、氷山の一角と捉えねばならないでしょう。個人的には今世紀の鍵は脱組織的な動きにあると見ており、お役所に予算をつける・組織や機関を新設するなどの中央集権的手法には懐疑的です。いかにインフォームド・コンセプトが大事とて、マクドナルドのバイトみたいな状態では困る。アプローチはどうあれ、最終的には全体のインセンティブを高める方向に進んで欲しいと思います。

アメリカの医者は・・・とはいいますが、能力・医療費ともに高いエキスパートはおり、後者だけ高い人はさらに多く(苦笑)、獣医級のヤブはさらに多い(爆)という印象。ただし、町医者は滅多なことで注射すら打ちたがりませんし、日本で誤診と騒がれるアンタッチャブルなことは専門医の守備範囲という棲み分けだと思います。医者たる者すべてに対応できて当然だとばかりに万事を第一線に負わせる考え方は感心しません。ある種の完璧主義は我々のメンタリティーだと思いますが、それをほんの少し諦めてフレキシビリティーを持つことで全体のパフォーマンスは向上するかもしれない。

国力が落ちているため100%パブリックは難しいかもしれませんが、教育は医学部に限らず見直しの時期に来ていると思う。ミドル級労働者の大量生産を目指した現在のスタイルにマッチしないニーズが増えているように思う。結果平等意識を捨て、既存のコースを温存したうえで、初等教育レベルから複数のメニュー・コストがあって良いでしょう。医学部教育といわず、初等教育から見直すべきだと思います。
 
  
  
  
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  [687] 白川勝彦弁護士のHPで、財界展望8月号の記事が掲載されております。
  
        
  
この中で、白川弁護士は小泉内閣の限界や政権交代を提言されておられます。

ところで先日、白川弁護士が初代党首を務める『新党自由と希望』のHPが閉鎖されてしまいました。
これは、一体何を示唆しているのでしょうか?
大変お手数になりますが、御存知の方がおられましたらご教示いただけませんでしょうか?

しかし仮にも、「日本初のインターネット政党」を謳う新党がその根幹であり、また看板ともいうべきオフィシャルサイトを閉鎖するのであれば、党首にはその事情などを何らかの形で御説明される必要があると存じます。
 
  
  
  
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  [695] Re(1):白川勝彦弁護士のHPで、財界展望8月号の記事が掲載されております。
  
        
  
>ところで先日、白川弁護士が初代党首を務める『新党自由と希望』のHPが閉鎖されてしまいました。
>これは、一体何を示唆しているのでしょうか?
>大変お手数になりますが、御存知の方がおられましたらご教示いただけませんでしょうか?

消滅を意味するのではないでしょうか。
 
  
  
  
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