石野研BBS        政治問題


  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  

[689]白川サイトの更新がありま...[0]  /  [684]慢心と事故[0]  /  [609]犯罪、少年犯罪のうちの凶...[23]  /  [632]「2ちゃんねる敗訴」問題[2]  /  [585]鈴木宗男氏逮捕へ?[11]  /  [445]田中議員について[10]  /  [600]Happy Birthday !! 白...[1]  /  [559]江藤発言に噛み付く[21]  /  [567]新党自由と希望のHPが、[2]  /  [503]「シルバーシート」は国の...[28]  /  

  [689] 白川サイトの更新がありました
  
        
  
今朝、白川サイトの更新がありました。
財界展望8月号のアップです。
6月7月と少々興ざめていましたが、今回はすこし舌鋒が鋭くなり始めたかなという感じです。
小泉氏の自己矛盾を練りあげているように思います。
これで、大体の白川氏の政治的スタンスが方向付けられたような気もします。
こんどこそ、直接、徒然草で、語ってくれることを期待したいものです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [684] 慢心と事故
  
        
  
にゃ、たとえば交通事故の話。
交通事故は慢心が起こすので原因は慢心がから慢心をなくせばいい
で、死亡人数をどれぐらい抑えられるのでしょうか?
でも、現実に起こる、その現実を理解した上でぶつかっても人が
死なない車を作るとかそこらへんに注目してどれぐらい死亡人数を
減らせるのでしょうか?
わたしゃ、後者のほうが有効だと思いますが‥
まぁ、無謀なバカは取り締まらなきゃいけないのは言うまでも
ないでしょう。

航空機事故でも医療事故でも列車事故でも同じですよ。

列車ではATCとかありますね。閉鎖区間と言う単純な概念で
いとも簡単に実装できるのですよ。経済効果を考えてその上で
事故を起こさない仕組みを作る。起こしても被害がより小さくなる
仕組みを作る。そこが人間の知恵ではないでしょうか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [609] 犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
 5628です。
 近年、凶悪犯罪ー殺人、傷害、動物虐待などについての加害者の処遇や少年加害者の処遇の問題があります。
 私は、殺人や傷害致死の凶悪なものについては、死刑・終身刑・無機懲役にすべきであると言わざるをえません。
 というのは、加害者(容疑が厳密にかつ適法に、綿密に調査され、誰もが「犯した」とはっきりと判断される程度に確定されたとする)の更生というのは、世界のどこの更生プログラムにおいても、さしたる成績が挙げられていない。
 これでは、プログラムに社会的意義を見出しにくい。
 研究開発は続けられるべきですが、未だ問題山積です。
 以上が理由の一つであります。

 もう一つは、この故に刑罰に「社会防衛」というもう一つの意義を考えるとなると、「刑罰の恐怖」によって「社会防衛」は成立します。
 従って、刑罰の重罰化は、刑罰への恐怖を煽り浸透させることに役立ちます。
 人間の基本的原理には、「恐怖」がありますから、これは効果があると思う。
 これが理由の二つ目。

 三つ目には、「社会全体の経済的利益」です。
 殺人等の犯罪者一人に対し、遺族や親族の被害という「広範囲の経済的損失」を招きます。
 そうして、これら被害者遺族のフォローは今始まったばかりなのですが、加害者の法は訴訟法や諸種規則できちんとしたフォローがあるわけです。
 十分に犯罪の有無を捜査や調査で確認し、かつそれらがきわめて適法に行われたものであるならば、加害者を死刑に処することにより、遺族や親族の苦しみは完全とはいえないまでも回復できると思われます。
 そうすることにより、彼らの社会経済活動への能力を取り戻すべきであり、これは必然的に生産力の回復に多少なりとも寄与する。
 社会全体の経済的利益の確保につながる。

 しかし、アメリカでは大体「殺人は死刑か終身刑」なんですが、日本では「3年以上の懲役あるいは死刑か無期懲役」と、刑罰が緩すぎると思います。
 アメリカではそれでも、殺人が多い。
 日本もそのようになっていくでしょう。
 もし、今のような軽い量刑ならば、もっともっと犯罪が起こるのではないかと危惧しています。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [610] Re(1):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
管理人です。

> 5628です。
> 近年、凶悪犯罪ー殺人、傷害、動物虐待などについての加害者の処遇や少年加害者の処遇の問題があります。
> 私は、殺人や傷害致死の凶悪なものについては、死刑・終身刑・無機懲役にすべきであると言わざるをえません。
> というのは、加害者(容疑が厳密にかつ適法に、綿密に調査され、誰もが「犯した」とはっきりと判断される程度に確定されたとする)の更生というのは、世界のどこの更生プログラムにおいても、さしたる成績が挙げられていない。
> これでは、プログラムに社会的意義を見出しにくい。
> 研究開発は続けられるべきですが、未だ問題山積です。
> 以上が理由の一つであります。

このテーマの犯罪者のことですが、成人と少年の両方を含めて述べられているのでしょうか。
少年を含めるとなるとテーマとしてはかなり大きなものになります。
(同列で語ることには無理があるような気がしますが.....)
殺人と傷害致死は明確な違いがあって然るべきかと思いますが.....。
また、量刑のことですが現在の日本国には「終身刑」というものは存在しておりません。
ということは、「死刑」と「無期懲役」の間に新たに「終身刑」を設けるべきであるというご意見なのでしょうか。
また量刑の決定に際してですが、現在の基準よりもっと厳しい刑罰で臨んでいくべきだということでしょうか。

> もう一つは、この故に刑罰に「社会防衛」というもう一つの意義を考えるとなると、「刑罰の恐怖」によって「社会防衛」は成立します。
> 従って、刑罰の重罰化は、刑罰への恐怖を煽り浸透させることに役立ちます。
> 人間の基本的原理には、「恐怖」がありますから、これは効果があると思う。
> これが理由の二つ目。

恐怖が裏目に出ることもあると思います。
犯罪者心理を考えたとき刑罰の重罰化により逆効果もかなり多くなると考えます。
つまり事件時にハッと我に返った加害者の目に息も絶え絶えの被害者が映ったときこの加害者はどういう行動を取るかということです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [612] Re(2):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
>このテーマの犯罪者のことですが、成人と少年の両方を含めて述べられているのでしょうか。

人間の成長と言うのは「非連続的なもの」なんでしょうか?
責任能力や判断能力は?
私は少年であっても計画犯的なものに対しては量刑を重くするのも
やむ終えないと思う。
うーん、で、選挙権も刑事責任能力も18歳を基準にしたほうがいいと
思うけど‥

>ということは、「死刑」と「無期懲役」の間に新たに「終身刑」を設けるべき
>であるというご意見なのでしょうか。

ですね。

>恐怖が裏目に出ることもあると思います。
>犯罪者心理を考えたとき刑罰の重罰化により逆効果もかなり多くなると考えます。
>つまり事件時にハッと我に返った加害者の目に息も絶え絶えの被害者が映っ
>たときこの加害者はどういう行動を取るかということです。

わたしゃ、どんな刑罰を加えても犯罪を犯すような短絡的思考の持ち主には
効き目がないと思う。計画的犯罪はその悪質さゆえに重罪を適用すべきです。
偶発性で故意性が低いものについては更正の可能性が高いとして別の施設に
いれて朱に交わらないようにしなければ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [614] Re(3):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
>>このテーマの犯罪者のことですが、成人と少年の両方を含めて述べられているのでしょうか。
>
>人間の成長と言うのは「非連続的なもの」なんでしょうか?

法体系上、刑法と少年法というように分かれておりますので
別々に論議したほうが支離滅裂にならないのでは、という提案であります。
だいいち、18歳未満児に死刑など存在しておりませんので
これだけでもひとつのテーマになりますが......。

>責任能力や判断能力は?
>私は少年であっても計画犯的なものに対しては量刑を重くするのも
>やむ終えないと思う。

私も実はその論者に近いです。

>うーん、で、選挙権も刑事責任能力も18歳を基準にしたほうがいいと
>思うけど‥

かのトルコ共和国は18歳以上が成人です。

>>ということは、「死刑」と「無期懲役」の間に新たに「終身刑」を設けるべき
>>であるというご意見なのでしょうか。
>
>ですね。

無期をなくし懲役刑に上限を設けず、さらに終身刑を新設する、などはいかがでしょうか。

>>恐怖が裏目に出ることもあると思います。
>>犯罪者心理を考えたとき刑罰の重罰化により逆効果もかなり多くなると考えます。
>>つまり事件時にハッと我に返った加害者の目に息も絶え絶えの被害者が映っ
>>たときこの加害者はどういう行動を取るかということです。
>
>わたしゃ、どんな刑罰を加えても犯罪を犯すような短絡的思考の持ち主には
>効き目がないと思う。計画的犯罪はその悪質さゆえに重罪を適用すべきです。
>偶発性で故意性が低いものについては更正の可能性が高いとして別の施設に
>いれて朱に交わらないようにしなければ。

どなたも自分が犯罪者になる可能性が高い人間である、などと、のたまう人は経験上きわめて少ないと思います。極限状態に置かれたとき人はいかようにも変身できると思います。
その意味で犯罪者に対してリンチなどのように必要以上の重罰を勝手に与えないように刑法・少年法は定義されていると考えます。もちろん私見でありますが。
後段の部分に異論はないです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [618] 「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
>>うーん、で、選挙権も刑事責任能力も18歳を基準にしたほうがいいと
>>思うけど‥
>
>かのトルコ共和国は18歳以上が成人です。

この問題をもう少し考えて見ると、成人を18歳とする考え方は当を得たものと思います。
逆になぜ現行の20歳が出てきたのか、当時のいきさつがわかりませんが、18歳を成人の目安にすることは現在の社会状況を考えた場合、むしろぴったりくると思います。

高校卒業後すぐさま就職する方の比率は年々下がってきている傾向にあるかと思いますが、大学・専門学校に進学するにしても就職するにしてもこれらの人たちは実質的には明らかにすでに大人の部類と見られていることが多いと思います。少なくとも高校以前とは別な対象として世間では認知されていると思います。体格的・生理的にはすでに大人と変わらず、思考力・判断力も少なくとも自活できるだけものが備わっている年齢であります。またこれらの年代の人たちを見てすぐさま20歳以前なのか20歳超なのか、にわかに判断はつきません。つまり飲酒にしても喫煙にしても現行基準の成年なのか未成年なのかほとんど見分けがつかないわけです。就職された人にとって大人と同じ仕事をしているのに酒もタバコも選挙の自由もないわけですからこれなどは逆におかしな現象を周りに強いていることになります。

以上の観点からして成年を18歳以上とする考え方に私は賛成であります。婚姻の自由だけ認められていて他の権利が何もないことはおかしいと思います。どこかでこの論議がもう少し高まってくれることを期待したいと思います。

なお、成年である限り当然ですが刑事責任能力も発生してくると考えます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [619] Re(1):「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
私も18歳成年説は賛成です。
以前、白川BBSにも提案したことがあります。
わたしは、この先の我国の人口動態予測から、この説を展開しました。
現在、我国の人口ピラミッドは、逆紡錘形といって、高年齢が大きく、若年齢層が小さくなっています。
つまり、この先、団塊世代の私たちが、10年もしないうちに、年金世代になります。
その時には、若い人が2人で1人の高齢者を養うようになります。
そうなると、おそらく、社会負担は、18歳までさがるようになるでしょう。
しかし、一方で、社会的責任を負わせながら、社会的権利を2年間といえども、封鎖するというのは、いかがなものでしょうか。
たしか、先進国では、18歳で、参政権を得る国が多いと聞いています。社会構造の変化に見合う成年の定義を考えるべきときにきていると思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [620] Re(2):「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
服部さん、おはようございます。
私のダラ文をすっきりまとめていただきまして、ありがとうございました。
以前にこの18歳成人説があったことは知りませんでした。
あとで検索させていただきます。

この18歳成人説ですが、
これを政策に取り込むならば20代前半の方々は結構応援してくださるような気がします。
政治的無関心層を政治に向かせるという意味でも効果的なものと考えます。
また、現実的に実現性の高いものになると感じます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [625] Re(2):「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
>そうなると、おそらく、社会負担は、18歳までさがるようになるでしょう。
>しかし、一方で、社会的責任を負わせながら、社会的権利を2年間といえども、封鎖するというのは、いかがなものでしょうか。


いずれ18歳の子供の親になる立場から申し上げます。

何事もなければ18歳時点におけるわが子は100%学生のはずです。日本が他国に対するアドバンテージを維持し、それにふさわしい社会保障を維持するならば、18歳の就職人口が多いという状況は考えられません。大半が大学・大学院に進学してさらに高度な教育を受けることになります。参政権と引き換えに大学1年生に実質的な社会負担を負わせるのだとすれば、その参政権は本人にとって実に高くつきます。そもそも、服部さんがおっしゃる将来の18歳が背負う社会的負担の多くは、親であるぼくの世代の財布から捻出される資金のはずなのです。収入を持たない成人を扶養して社会負担をかぶっている場合、親に子供の分まで票を与えるという考え方のほうが、権利=義務という視点からメイクセンスすると思います。

個人的に18歳成人説は賛成です。理由は皆さんのお考えに比べて遥かに低次元なものです。現行法を厳密に適用すると大学の新人歓迎コンパは全部クロになってしまいますし、プロ野球の高卒ルーキーの飲酒・喫煙もNGになってしまいます。それが実態と余りにもかけ離れているため、若い著名人が飲酒などでマスコミに叩かれないようにするためにも、18歳を成人(あるいは飲酒・喫煙OK)にするほうがスッキリすると思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [626] Re(3):「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
まあ、確かに飲酒、喫煙ということからすればそうかもしれません。
しかし、現実問題として、私たちが、この世にはいないであろう、2050年台に、我国の人口は8000万人になるとされています。今よりも4500万人もいなくなってしまうのです。
そして、人口構成比は、20歳以上は6000万人ぐらいになります。そして、労働人口は4000万人まで行かないのです。すると、所得のないということで、社会責任を回避させるのは、適当でしょうか。18歳が適当かどうかというよりも、若い人たちが社会参加をして、責任を持ってもらうということが大事ではないかと思うのです。
ここで、視点を変えてみてください。
我国の経済力が世界に対しての責任があります。ただ、人口がへったから、すべて、規模を縮小してしまえば良いというものでしょうか。
私は、このときこそ、我が国は、移民を受け入れ、経済力を維持する方策を採るべきだと思うのです。
しかし、このことを、今、私たちが論じても、画に書いた餅です。
将来を決めるのは、より、若い人たちのエネルギッシュな考えを入れて考えるべきだと思うのです。そのためにも、18歳、19歳の若い人たちの社会参加を勧めるべきだと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [635] ベビーブーマー世代は他ならぬ当事者です
  
        
  
こんにちは。

語り始めると世代間の争いになってしまうかもしれませんが、やはり申し上げねばなるまいと思いました。個人的には人口を維持するためのノルマを果たしており、この件でお金のことはどうでもいいと思っているのですが、国全体としてみると避けて通れない話題だと思いました。


>私たちが、この世にはいないであろう、2050年台に、我国の人口は8000万人になるとされています。今よりも4500万人もいなくなってしまうのです。
>所得のないということで、社会責任を回避させるのは、適当でしょうか。若い人たちが社会参加をして、責任を持ってもらうということが大事ではないかと思うのです。


青田刈りは国力衰退の証左。戦時中の学徒出陣のような趣があり、ぼくはあまり賛成したくありません。そこまでやらないと維持できない社会システムならいずれは破綻。そうなる前にシステムを軌道修正するのが現実的だと思います。一個人としては学生・未成年はよく学んでよく遊び、卒業後に先進国にふさわしい付加価値を創造することを期待します。

この他に具体的にどんな責任を持たせようとお考えなのでしょうか?所得がない以上、社会保障費負担などの義務・責任を果たすことは物理的に不可能です。それでも負担せよといわれたら、金融機関でローンは組めないと思うので本人が国から借金して支払うか、親が肩代わりするか。実質的には未来の40代・50代に対する増税となります。

申し上げにくいのですが、2050年の日本のデモグラフィーが歪む原因の一つは、現在のベビーブーマー世代にあると思います。その世代の方々が将来何人の孫を持てるかで2050年の日本のデモグラフィーが決まる。決して他人事・死後の問題ではありません。具体的には4人の孫を持つために今後の所得分配のあり方をどう考えるか。分配の受け手であり有権者のマジョリティーを構成する現在のベビーブーマー世代は、まさにその当事者です。

このままではベビーブーマー世代の子供が40半ばになる頃には、子供の教育と親の介護で、極端な話し、実質3世帯を扶養するくらいの経済力が(一時的にせよ)求められる状況すら考えられます。ぼくの世代の一つの意見を代弁すれば、高齢化に伴う負担増は100%確実なので、不透明感が余りにも強いと経済的に子供が持てない・諦めるという状況はありえます。残酷な言い方になりますが、現在の少子化は20代・30代が自分の親と子供をトレードオフしているに過ぎない。つまり、世代間でタイムラグを伴った集団自殺を行っているに等しい状況である、と捉えることすらできるはずです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [636] 移民はよくよく考える必要があると思います
  
        
  
>我国の経済力が世界に対しての責任があります。ただ、人口がへったから、すべて、規模を縮小してしまえば良いというものでしょうか。
>私は、このときこそ、我が国は、移民を受け入れ、経済力を維持する方策を採るべきだと思うのです。


赤の他人の心配よりも、この局面では身内のほうが心配です。現在の50代overの老後の手当ては途上国支援よりも深刻。なぜなら途上国の人々の多くは若く・貧乏に強く・健康で・収入を増やすチャンスがあります。老人にはそれらが一切なく医療コスト等は高額です。国には栄枯盛衰があります。歴史的に未曾有の高齢化社会を迎える国家に覇権を競うことは望めないと思います。規模縮小は避けられません。

英・独・仏・伊などのEU主要国の人口は6000万〜8000万人。国土面積と国力からして、将来的に日本の人口が8000万人になっても、適切なリフォームができればドカ貧にはならないということです。現在のEU各国の住み心地は悪くありませんし、国際貢献もしています。日本のODAなどを見ていると、出すほうも貰うほうも所詮アブク銭だと身につかないという典型。今後は身の丈に合った日本人らしい国際貢献ができればいいと思います。

政策が適切なら日本で人口1億人を維持することは可能で、かつ中長期で2割程度の人口減少なら、産業構造転換や生産性向上に取り組むことでカバーできるだろう、というのがぼくの所見です。ぼくは、ここにおられる方々よりは日本の将来を遥かにポジティブに見ています。


移民政策は90年代を通じて欧米政財界がかねてから日本に推奨してきた政策です。未だ実現の目処は立っておらず、そもそも日本のカルチャー(ムラ社会)に馴染む政策とは思えません。外国人に日本はどんな国かと聞かれたときは、日本人の・日本人による・日本人のための国である、と答えることにしています(笑)。単一民族であることを一つのナショナル・アイデンティティーにしてきた国家にとって、やるとすれば歴史的な決断となります。ぼくは日本の指導者層・保守層は移民受入れを拒否したと理解しています。

移民の社会的なコスト(文化摩擦・貧富の差など)は大きいです。コリアン・ジャパニーズを見たらおわかりでしょう。移民が戦力化するのは早くて2世の途中から。3世なら大丈夫。1世は先行投資するつもりで受け入れる決心が必要です。日本語を覚えるだけで一大事のはずですから。そこで、こんな言い方はお叱りを受けるかもしれませんが、率直にいって、当座しのぎで頭数だけ揃えても、政治主導のミルク補給が常時必要なノン・パフォーミングな労働人口ばかりでは経済的にいって日本の老人が増えるのと同じです。

さらに日本の制度・インフラでは、平均的な日本人以上に日本に貢献できる人材(移民として喜んで受入れたい人材)は集まりません。それどころか近隣諸国から難民が押し寄せるのが関の山でしょう。むしろ、イチロー・ササキ・ナカタのような世界に通用する人材の海外流出を食い止める努力が大事だと思う。彼らのような国際レベルのミリオンプレーヤーが1人国外に出るということは、中小企業が1社丸ごと外国移転するのと同じです。隣国から1000人の移民を入れても埋め合わせることはできません。

いずれにせよ、人口が1億人を切ったとき日本が失うものはグローバル・パワーへのリーチくらいでしょう。それさえ諦めたら、日本ならいくらでもやりようがあると思っています。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [638] 若い人のホンネが我がままかもしれません
  
        
  
>将来を決めるのは、より、若い人たちのエネルギッシュな考えを入れて考えるべきだと思うのです。そのためにも、18歳、19歳の若い人たちの社会参加を勧めるべきだと思います。


日本の将来は若い世代では決まらない、ということをお伝えするために以下の駄文をしたためてみました。


将来の18歳・19歳たるわが子に多大な影響を与える親の立場から、エネルギッシュで・忌憚のない・個人的利害に基づいた・レッセフェール的な本音をかなりオーバーな表現を通じて申し上げたいと思います。

先ずダメな金融機関への税金投入を全て停止し、自力で経営できない会社は取引先もろとも淘汰されて欲しいです。失業保険の支給のほうが中間コストが省けて安いです。またドンブリ勘定で明らかに払い損になる年金・社会保障もばっさりカットして欲しいです。公務員より民間人のほうが効率的にお金を使えることは自明なので、できるものなら保険・年金は個人でアカウントを持ち民間業者と契約したいです。もちろん自分の親の老後のケアについては全責任を負い自力で対処する用意があります。
教育には大胆にお金を使って欲しいです。教育は将来の生活水準をかなりの程度まで左右するので重視します。子女が通う学区の公立校限定で使用される地方教育税ということなら、喜んでかつ大胆に負担する用意があります。ぼくは優秀な公立学校の先生には4桁の年収を差し上げたい。国の屋台骨を揺るがす文部省の教科書・学習要領などは一切使用せず、カリキュラムや教材の選択その他を優秀な先生方に委ねたい。また先進工業国としての研究開発にも注力して欲しいので、国立大学等でR&D目的に使うならやはり積極納税の意思があります。
税率は所得税・住民税をあわせて最高35%で勘弁して欲しい。さらに各種保険・年金を合わせて(税金の一部だと思う)50%、いや勤労意欲を維持するためにも最高49%で勘弁して欲しい。あのような細かい税法でチビチビ搾取しようなどというセコイ考えを悔い改め、退職金を含めて一律の総合課税にし控除を増やして欲しい。そのために納税者番号をつけることは容認しますから、いくらでもつけてください。それが実現すれば、人工衛星のような生活をされているあの元参議院議員の大橋巨泉氏ですら永久帰国するかもしれません(笑)。
労働人口の減少は手当てが必要で、移民は社会的な負荷がかからない範囲内でゆっくりと受入れるべきです。ただし英語が話せて日本社会の特色を理解しようとする意欲があり普通の日本人以上に日本国に貢献するポテンシャルを持った人材に限ります。日本はグローバルリーチを維持する地域大国であるべきで、欧米とアジアの架け橋となり、今後も他のアジア諸国の手本であるべきです。

・・・と、こんな独善的なワガママを言い出すとキリがなく、それがまかり通るようでは和を尊ぶ日本社会の良さが崩壊してしまうでしょう(笑)。とんでもない意見だと思われるはずで、またそういう社会を望むなら日本を変えようと絶望的な努力をするよりも渡米するのが早道です。こういうものを否定するところから見えてくるものもあるのではないか?と思いあえて書いてみました。それに、この案を選挙・国会の議決・国民投票などの多数決にかけたら100%負けるはず。民主主義のマジョリティーはぼくの世代・この種の意見を持つ人たちのサイドにはないでしょう。やはり、日本の方向を左右するのはベビーブーマー世代だと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [641] Re(2):「成年の年齢の見直し」について
  
        
  
>私も18歳成年説は賛成です。
>つまり、この先、団塊世代の私たちが、10年もしないうちに、年金世代になります。
>その時には、若い人が2人で1人の高齢者を養うようになります。
>そうなると、おそらく、社会負担は、18歳までさがるようになるでしょう。
>しかし、一方で、社会的責任を負わせながら、社会的権利を2年間といえども、封鎖するというのは、いかがなものでしょうか。

私は社会保険を大学生にたかることにも反対なんですが‥
基本的に親が負担することになり、本人が責任を果たしているとは
思わないのですよね。
まぁ、社会保険は基本的に納税と同じですからね。

でも18歳で成人にするのは賛成ですがね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [624] Re(3):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
>>このテーマの犯罪者のことですが、成人と少年の両方を含めて述べられているのでしょうか。

 だいたい、そうです。
 少なくとも、凶悪な場合は、強力かつ超長期の社会からの隔離を、最悪の場合は検討すべきであり、社会的影響が極めて大きい場合は、極刑導入もやむをえません。
 生命・身体への著しい侵害を除いては、重罰処置よりも、地域社会のきちんとした緊密な連携のもとでの更生を優先すべきであります。
 要は、「社会的利益と加害者の利益の均衡を図るには、犯した少年犯罪によって、処置を別にする。凶悪なものは、社会的悪影響の防止と社会の利益を最優先にし、社会からの隔離や重罰を基本とする」というわけです。
 法の理念として、「人の命は地球よりも重い」というのなら、そうしたほうがいいと思うのです。
 
>人間の成長と言うのは「非連続的なもの」なんでしょうか?
>責任能力や判断能力は?
>私は少年であっても計画犯的なものに対しては量刑を重くするのも
>やむ終えないと思う。
>うーん、で、選挙権も刑事責任能力も18歳を基準にしたほうがいいと
>思うけど‥
>
>>ということは、「死刑」と「無期懲役」の間に新たに「終身刑」を設けるべき
>>であるというご意見なのでしょうか。
>
>ですね。

 そうです。
 終身刑に、社会からの隔離を含めた効力を期待しておりますし、その間に再審請求権を十分に確保すれば、冤罪問題を緩和できると思います。
 
>>恐怖が裏目に出ることもあると思います。
>>犯罪者心理を考えたとき刑罰の重罰化により逆効果もかなり多くなると考えます。
>>つまり事件時にハッと我に返った加害者の目に息も絶え絶えの被害者が映っ
>>たときこの加害者はどういう行動を取るかということです。
>
>わたしゃ、どんな刑罰を加えても犯罪を犯すような短絡的思考の持ち主には
>効き目がないと思う。計画的犯罪はその悪質さゆえに重罪を適用すべきです。
>偶発性で故意性が低いものについては更正の可能性が高いとして別の施設に
>いれて朱に交わらないようにしなければ。

 私は、対象犯罪者が出生して凶悪事件を起こすまでの生育時期を、「出生から犯罪決意まで」と「決意から実行」と「実行から既遂、中止」の三つくらいに分けて考えるべきと思います。
 「出生から決意」までの段階を、決意するような意識の心理的バックボーンを含めた意識形成の段階と考えた場合、強力な処罰による恐怖はこの危険傾向の意識形成に大きな制動をかけることに寄与すると思います。
 その時期は長期間に及ぶため、必然的に「決意意識の形成確率」を大幅に低減すると思います。
 後の二者の確率低減も意識しなければならないけれども、一番最初の意識形成の段階が一番凶悪事件の確率に大きく関係すると思います。なぜならば、長い時期だからです。
 後二者にプライオリティーを置いたとしても、それがそんなに強い因子とは思えません。なぜならば、短いし、決意があるから。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [627] これは難しい問題です。
  
        
  
こんにちわ。
私の意見も基本的には、5628さんとそんなに違わないと思っております。
私自身が現在問題にしたいことは大体以下の事柄です。

・少年犯罪、とりわけ重大犯罪に対する「処分」「刑罰」が少し甘すぎるのではない
 か。
・成人よる殺人事件に対する「刑罰」が少し軽すぎるのではないか。

等々です。
このうち少年犯罪についてのみ述べてみます。

現行法の少年法ならびに刑法では以下の規程があります。


■少年法

(少年、成人、保護者)
第二条  この法律で「少年」とは、二十歳に満たない者をいい、「成人」とは、満
 二十歳以上の者をいう。
 2  この法律で「保護者」とは、少年に対して法律上監護教育の義務ある者及び
 少年を現に監護する者をいう。

(死刑と無期刑の緩和)
第五十一条  罪を犯すとき十八歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべ
 きときは、無期刑を科する。
 2  罪を犯すとき十八歳に満たない者に対しては、無期刑をもつて処断すべきと
 きであつても、有期の懲役又は禁錮を科することができる。この場合において、
 その刑は、十年以上十五年以下において言い渡す。


■刑法

(責任年齢)
第四十一条  十四歳に満たない者の行為は、罰しない。


つまり、14歳未満の少年の行為は罪を問うことができない。
18歳未満の少年の行為が成人の死刑に相当する場合、無期懲役に減免される。
18歳未満の少年の行為が成人の無期刑に相当する場合、懲役刑に減免される。
ということであります。
またついでながら18歳超20歳未満の少年の場合、現行法に記述されていないですが、
これまでの通例で大体は18歳未満の少年と同等の処分が下されております。

少年の殺人等をともなう重大犯罪が繰り返されるたびにこの問題の是非が問われてい
るといった具合です。
なお、少年犯罪の場合の管轄機関は、検察当局ではなく家庭裁判所があたります。

これらの問題は日本だけでなく世界の動向も考えて議論を進めていかなければならな
いと思いますが、最終的にはこれらの考え方を包括的に捉えていかなければなりませ
ん。少年犯罪に厳しく対処せよと言っても、それでは子供に極刑を適用するのかとい
う議論になります。国としてこれを決断することには大変な勇気が必要になります。
客観的に冷静に考えて眺めてみれば、これを決断するための世論がいまだ熟していな
いような気がしております。

これは難しい問題であります。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [639] Re(1):これは難しい問題です。そう思いますが......
  
        
  
 管理人様。
 わたしも、議論は必要と思いますし、期が熟していないことも認識しています。
 しかしながら、凶悪少年犯罪の多くは、「不特定の人間、弱者、動物等を狙った犯罪」といえるもので、数年前の爆発物事件などは、方法をさらに改良すれば、簡単確実に大量の犠牲者を出す危険性が濃厚であるものでした。

 また、同時多発テロの後に起きた、少年の操縦するセスナが法律事務所に突っ込んだ事件も、大量の犠牲者を出す危険性をあからさまにしたといえます。

 少年の犯罪群を見るときに考えるべきことは、「凶悪なものとなると、通常の成人によるものよりも、遥かに社会的恐怖を与えるものが多く、残忍極まりないものが多い」ということです。
 こういうものと、少年のひったくりと同一視し、法律を云々するのはおかしいと思います。
 そうであるよりは、少年犯罪の中である種の凶悪性や社会的影響が大きく懸念される犯罪群に対しては、特別例外措置を設けて、重罰と社会隔離を主眼とした法案でも考え、犯罪の凶悪性を弱めるべきであると思うのです。

 このままですと、ニューヨークの公園と東京の公園の安全レベルは同じになってしまい、ものすごい用心を要求されるのではないでしょうか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [646] Re(2):これは難しい問題です。そう思いますが......
  
        
  
5628さん、こんばんわ。

> 管理人様。
> わたしも、議論は必要と思いますし、期が熟していないことも認識しています。
> しかしながら、凶悪少年犯罪の多くは、「不特定の人間、弱者、動物等を狙った犯罪」といえるもので、数年前の爆発物事件などは、方法をさらに改良すれば、簡単確実に大量の犠牲者を出す危険性が濃厚であるものでした。
>
> また、同時多発テロの後に起きた、少年の操縦するセスナが法律事務所に突っ込んだ事件も、大量の犠牲者を出す危険性をあからさまにしたといえます。
>
> 少年の犯罪群を見るときに考えるべきことは、「凶悪なものとなると、通常の成人によるものよりも、遥かに社会的恐怖を与えるものが多く、残忍極まりないものが多い」ということです。
> こういうものと、少年のひったくりと同一視し、法律を云々するのはおかしいと思います。
> そうであるよりは、少年犯罪の中である種の凶悪性や社会的影響が大きく懸念される犯罪群に対しては、特別例外措置を設けて、重罰と社会隔離を主眼とした法案でも考え、犯罪の凶悪性を弱めるべきであると思うのです。
>
> このままですと、ニューヨークの公園と東京の公園の安全レベルは同じになってしまい、ものすごい用心を要求されるのではないでしょうか?

5628さんのご意見はいちいちごもっともなことと捉えております。
全体的なものとして私にしてもそのご意見に反対する理由はありません。
しかし、子供の年齢についてだけ、どうしても割り切れないものがあります。
これはとても重要な問題であると認識しております。
子供の年齢は学校の段階別にたとえば小学校・中学校・高校・それ以上
というように捉えてグルーピングしていくことが現状に即しているかと思います。
その中で小学生の犯罪について、中学生の犯罪について、高校生の犯罪についてと、
処分(刑罰)の内容を十分に検討する必要があると考えております。
現行法の刑法第41条にある14歳未満の行為を問わないとは
一体何を根拠にはじかれた年齢設定なのか私にはわかりませんが
おそらくは何がしかの適当な理由があると考えております。
(刑法自体は明治期末期の産物であり、現在とは社会環境がずいぶん違いますが)
これらの考え方にたち識者による専門諮問委員会を設け
その是非について集中的に十分な時間をかけ審議していくべきであります。
そしてそこで出た答申案に対し、
今までにないほどうーんと広く各界の無作為のメンバーを募り
徹底した公聴会を開くべきであります。
要は全国民の納得のいくものにすべきと考えております。
それほどに子供とは大事にされなければならない存在だと考えます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [616] Re(1):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
 どうも。ちーです。
 気になったんで、ちょっとだけ。
 社会学・社会病理学的な側面から。


> もう一つは、この故に刑罰に「社会防衛」というもう一つの意義を考えるとなると、「刑罰の恐怖」によって「社会防衛」は成立します。
> 従って、刑罰の重罰化は、刑罰への恐怖を煽り浸透させることに役立ちます。
> 人間の基本的原理には、「恐怖」がありますから、これは効果があると思う。

 えーっと、その理論は軽微な犯罪には当てはまるかも知れませ
んが、すくなくとも殺人事件に限って言えば、それは当てはまら
ないんですよ。(^^;
 作家の見沢知廉さんが、殺人事件を起こした服役囚300人に
アンケートをしたところ、「殺害後の刑罰のことを考えて殺人を
犯した」という人はたったのひとりだったそうです。
 ほとんどの殺人者は殺人を犯す際、あとの刑罰のことなんてハ
ナっから頭の中にはなかったということです。なんでも、殺害時
は無我夢中で、「気がついたら人を殺していた」という意見が大
半だったそうですよ。

 つまり、「犯罪抑止力としての刑罰の強化」はすくなくとも殺
人に関してはほとんど効果がないと言わざるを得ません。


 あと、支配・権力論的に言って、「暴力(刑罰は公的な暴力の
一種)的支配」は長続きしません(^^;。

自発的服従>説得による服従>威嚇による服従>暴力的支配
 という順番で権力による大衆の支配は安定します。
 (M.ウェーバー『支配の社会学』より)
 ですから、「社会の安定化のための刑罰強化」というのは、実
は社会の不安定化を助長しかねないんです。


 それと、少年犯罪に関して。
 人口に対する犯罪比率でいうと、日本は諸外国に比べてまだま
だ低いです。つまり、日本はまだまだ安全な国だということです。
 統計でみると、すくなくとも少年による凶悪犯罪の件数が増加
しているのは強盗だけで(おそらく「ひったくり」の増加のせい
でしょう)、その他の凶悪犯罪に関してはほぼ横ばいです。
 「犯罪の増加」や「犯罪の凶悪化」というのは、すくなくとも
統計を見ると、それは間違いであると言わざるを得ません。

 むしろ凶悪犯罪を起こしやすいのは、1932(昭和7)年〜
1937(昭和12)年生まれの人だという傾向が統計からは出て
います。人口あたりの犯罪発生率は少年よりも高いぐらいなんで
す!
(昔から少年による犯罪の発生率ってのは高いんですけどね...)
 でも、この世代の犯罪率の高さは問題にならないで、少年のそ
れだけが問題になるというのは、僕は「オトナのエゴ」だと思う
んですけれども(^^;。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [621] Re(2):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
> どうも。ちーです。
> 気になったんで、ちょっとだけ。
> 社会学・社会病理学的な側面から。
>
>
>> もう一つは、この故に刑罰に「社会防衛」というもう一つの意義を考えるとなると、「刑罰の恐怖」によって「社会防衛」は成立します。
>> 従って、刑罰の重罰化は、刑罰への恐怖を煽り浸透させることに役立ちます。
>> 人間の基本的原理には、「恐怖」がありますから、これは効果があると思う。
>
> えーっと、その理論は軽微な犯罪には当てはまるかも知れませ
>んが、すくなくとも殺人事件に限って言えば、それは当てはまら
>ないんですよ。(^^;
> 作家の見沢知廉さんが、殺人事件を起こした服役囚300人に
>アンケートをしたところ、「殺害後の刑罰のことを考えて殺人を
>犯した」という人はたったのひとりだったそうです。
> ほとんどの殺人者は殺人を犯す際、あとの刑罰のことなんてハ
>ナっから頭の中にはなかったということです。なんでも、殺害時
>は無我夢中で、「気がついたら人を殺していた」という意見が大
>半だったそうですよ。
>
> つまり、「犯罪抑止力としての刑罰の強化」はすくなくとも殺
>人に関してはほとんど効果がないと言わざるを得ません。

 うーん、そうですかねえ。
 犯罪者が、重大な犯罪事件を起こすまでの時期には、何十年とあるものですよね。
 それを、産まれてから犯罪実行を決意するまでの時期と、決意してから実行するまでの時期に分けて考え、重罰がどの時期にどう働くか、つまり決意する確率と決意から実行する確率をどのように統制するかで、この問題を考えていくべきであります。
 とすると、この「決意までの時期」というところに、長期的に重罰の「恐怖による制御の影響」がかかると見るべきです。
 決意から実行までの時期は短く、決意があるわけですから、重罰や刑罰の抑制効果は望めないと考えるのが当たり前で、そうなると、この指摘は「単に当たり前のことを述べただけ」のことであり、トリビアルだと思います。
 そしてその結果は、今私の考えていることと対立しません。
 その作家さんは、このことをどのように考えているかわかりません。
 どう、フォーカシングしているのでしょうか?

 要するに、時期を分けて考える視点が不足しているということなのです。

 これからは、システム的、工学的視点から、量刑の重罰化の可否を考えていかないと、打開は難しいと思います。
 
> あと、支配・権力論的に言って、「暴力(刑罰は公的な暴力の
>一種)的支配」は長続きしません(^^;。
>
>自発的服従>説得による服従>威嚇による服従>暴力的支配
> という順番で権力による大衆の支配は安定します。
> (M.ウェーバー『支配の社会学』より)
> ですから、「社会の安定化のための刑罰強化」というのは、実
>は社会の不安定化を助長しかねないんです。

 そうでしょうか?
 確かにその通りかもしれませんが、社会安全の担保は経済活動の根幹であり、大多数の人権保護の視点からしても、重刑罰は十分な恐怖のフィードバックにより、ある程度までの確率で寄与すると思います。
 なら、聞きますが、凶悪事件や「農薬中、もっとも危険な農薬の一つであるメソミルをしかける」などの問題は、人心を恐怖に陥れる原因といえます。
 このことについて、国家機関などが厳罰をし掛けて、さらに人心が不安定になるということが成立するとしたら、国家も人類の歴史も、とっくの昔に破綻していると思います。
 前に、高槻市であったと思うのですが、ランネート(メソミル)入りの毒餌を公園にしかけて、犬が死に老人が軽い中毒になった事件がありましたが、やり方を改造すれば、より多数の中毒者や死人が出ていたはずです。
 例えば、こうした事件のもつ極めて危険な潜在性を持つ恐怖に対し、犯人を逮捕し重罰をもって処することがないとすれば、その恐怖のほうが遥かに問題です。
 

> それと、少年犯罪に関して。
> 人口に対する犯罪比率でいうと、日本は諸外国に比べてまだま
>だ低いです。つまり、日本はまだまだ安全な国だということです。
> 統計でみると、すくなくとも少年による凶悪犯罪の件数が増加
>しているのは強盗だけで(おそらく「ひったくり」の増加のせい
>でしょう)、その他の凶悪犯罪に関してはほぼ横ばいです。
> 「犯罪の増加」や「犯罪の凶悪化」というのは、すくなくとも
>統計を見ると、それは間違いであると言わざるを得ません。

 このことは、(犯罪の数)と(被害者数)の積を指標にして考えるべきであり、単に数で考えるのは片手落ちと言えます。
 昔、中学生が京阪に置石をして列車を脱線転覆させ、100人以上の怪我人等を出した事件など、成人の事件よりも凶悪性の高い事件やコンクリ詰め殺人、「バモイドオキ神」のあの事件のように、公共への恐怖が著しい事件を単に一つのユニットで数えるというのは、方法の妥当性を欠くと思います。

>(昔から少年による犯罪の発生率ってのは高いんですけどね...)
> でも、この世代の犯罪率の高さは問題にならないで、少年のそ
>れだけが問題になるというのは、僕は「オトナのエゴ」だと思う
>んですけれども(^^;。

 数×質で見ましょう。
 今まで多くの議論を見たときに、こうした面が欠落しています。
 
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [640] Re(3):付記ー警戒すべき新型犯罪の予測
  
        
  
 なお、付記としてですが、今後、農薬の一部にある危険度の高い物質を使用した不特定あるいは不特定多数を狙った犯罪に警戒すべきと考えております。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [645] Re(4):付記ー警戒すべき新型犯罪の予測
  
        
  
> なお、付記としてですが、今後、農薬の一部にある危険度の高い物質を
> 使用した不特定あるいは不特定多数を狙った犯罪に警戒すべきと考えております。

まぁ、誰でも手に入る毒物ですからね。

刑罰に対しては
更正の手段、犯罪抑止能力、被害者の感情の処理のバランスを
とらないといけないと思うのですわ。
わたしゃ、飲酒運転とか事故を起こす可能性が著しく高くなるのは
生理学上や科学的統計の事実で証明されており、その事実が広く浸透
しているので業務上過失致死でなく、未必の故意による殺人を適用
しても社会的公正がなんら損なわれることないと思うのだが‥
別に刑を作る必要なんてにゃーんも必要ないで判例を一つつくりゃ
いいだけの話と思うが‥
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [644] Re(3):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
厳罰化と犯罪防止効果ですが、私はある程度の相関関係があると
思いますが、むやみに厳罰化を押し進めても犯罪が減るとは思わない。
だから、更正に重きをおき、その上で事件の与えた社会的影響に応じた罰を
与えるべきやないかなぁと思うわけです。まぁ、世の中にはほんまに救い
ようがない奴もいますがね。

> とすると、この「決意までの時期」というところに、長期的に重罰の
>「恐怖による制御の影響」がかかると見るべきです。

まぁ、多くの人には有効ですね。
でも、一部の人には全く無効です。
性善説にしたがってある程度因果応報を教育する方法としての犯罪に応じた
刑罰は否定しませんが、それ以上でもそれ以下であってもいけないのでは?
むやみに死刑や無期を増やすのではなく、ほんまに救いようがない犯罪者や
社会的影響が大きく模倣されては社会制度が破壊されるものに限定的に
適用すべきなんですわ。後者の場合はその政治的意図とその方法で
慎重に適用すべきで、ここらへんのバランス感覚は日本人には欠けている
と言わざる終えませんがね。

>>自発的服従>説得による服従>威嚇による服従>暴力的支配
>> という順番で権力による大衆の支配は安定します。
>> (M.ウェーバー『支配の社会学』より)
>> ですから、「社会の安定化のための刑罰強化」というのは、実
>>は社会の不安定化を助長しかねないんです。

うーん、理性が通じるネコにはそれは真実です。
ケダモノには無効です。その人間によるのですよ。

> 確かにその通りかもしれませんが、社会安全の担保は経済活動の根幹であり、
>大多数の人権保護の視点からしても、重刑罰は十分な恐怖のフィードバックに
>より、ある程度までの確率で寄与すると思います。

で、これは人間社会の制度に対する根本的な不安を与えるものに限定すべき
なんですよね。現在の社会制度の矛盾に対する挑戦と言うものに対する
ものはかなり慎重じゃなきゃいけないのですよね。
私は最終的な解決手段として暴力による社会改革である革命の権利は
否定すべきじゃないと思うのですよね。じゃなきゃ、究極の暴力的支配
からの脱出の手段がなくなっちゃうじゃないですか‥

> 昔、中学生が京阪に置石をして列車を脱線転覆させ、100人以上の怪我人
>等を出した事件など、成人の事件よりも凶悪性の高い事件やコンクリ詰め
>殺人、「バモイドオキ神」のあの事件のように、公共への恐怖が著しい
>事件を単に一つのユニットで数えるというのは、方法の妥当性を欠くと思います。

ここらへんは犯罪を起こしたときの心理状態を分析して厳罰化による
抑止効果が理性的にどの程度あるかを判断しなければいけないと
思うのですよ。たいたいそこらへんが責任能力と関連してくると
思うのですよ。まぁ、救いようがないのは隔離も必要ですが、
ヒステリックな適用は決して解決法にならないと思う。
模倣された場合重大な社会的影響が出る犯罪で現在の刑罰が軽い
物については模倣された場合で巣最悪の結果の「未遂」として
罰するべきなんですよね。上の事件もライフラインに対する破壊行為
で一歩間違えば大量の死者が出ておかしくないものなので殺人未遂
を適用しなければ著しく公正を欠くと思うのですよね。なせなら
結果的に死者が出なかったのは「ほんの偶然」の産物であると
思うのですよ。社会的コストを考えるとマネしてもらっては絶対に
困るのですわ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [647] Re(4):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
 うーん。
 物によって、具体的な方向でいいますと、「生命侵害。そしてまたそれに準ずるもの。不特定の人間の生命および重大な身体への傷害を目的とした蓋然性が高い犯罪」に対して、基本的に少年であろうと、重罰と社会隔離を原則とするというものです。
 これによって、起こる犯罪のダメージを下げ、却って小さな犯罪(万引きなどの窃盗など)が増えようとも、甚大な恐怖を与える凶悪犯罪を減らすことで、犯罪のトータルでの損失を低減するというのが、わたしのもう一つの意図です。

 また、こうすることで、子供がせいぜい「盗み」くらいで留まれば、更生の余地が十分に出てくるであろうと計算したりしとります。

 政治犯的カテゴリーとなると、話はかなりちがってくるので、ここはしばらく保留にしておきたい。

 まあ、この方法の有効性を予測するには、今行われつつある「日本型プロファイリング研究」の進展と、過去の少年含めた凶悪犯罪の研究が十分行われる必要があるとは思っております。

 しかしながら、栃木の公園にトラバサミをしかけたりなど、異常な犯罪が増加しており、別の種の犯罪ー「カミユ型犯罪」とでもいうべきものが増加している傾向にあります。こういったものは、明らかに不特定の人間を対象にしたものといえます。
 この種は「傷害罪」になるのでしょうけど、「怨恨や金銭がらみなどでの傷害」のように「特定の人間を対象にしたもの」と、今のような「不特定を対象にしたもの」では、社会的影響がちがいます。
 これをひとつに括って論じるということに、最近困惑を感じとります。

 案外、刑法ちゅうのは、時代にそぐわなくなってきているのでは?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [623] Re(2):犯罪、少年犯罪のうちの凶悪なものについての加害者の処遇法の提案
  
        
  
> あと、支配・権力論的に言って、「暴力(刑罰は公的な暴力の
>一種)的支配」は長続きしません(^^;。
>
>自発的服従>説得による服従>威嚇による服従>暴力的支配
> という順番で権力による大衆の支配は安定します。
> (M.ウェーバー『支配の社会学』より)
> ですから、「社会の安定化のための刑罰強化」というのは、実
>は社会の不安定化を助長しかねないんです。


ご意見の大部分に反対なのですが(笑)、これはご指摘の通りだと思います。

タイトにする部分とルーズにする部分を峻別したらいいと思う。現状では善良な人間があらゆる側面から萎縮する一方、ジャンルを問わず犯罪者には天国のような状況で、やっぱり問題があるでしょう。同じ犯罪を犯すならアメリカではなく日本でやったほうが断然有利ですから(苦笑)。刑罰の強化や刑務所内の待遇カットは当然でしょう。

その代わり、たとえばアメリカにおける司法取引のように、悪事を働いても社会全体のより大きな利益に貢献する場合は無罪放免にしたらいい。犯罪を犯した場合、そのマイナス(たとえば殺人)を補って余りあるプラスの貢献(公共施設における10年の奉仕とか)を行ったら前科を消す。それが勤まらないなら終身刑か死刑。締めるところはビシっと締め上げながら、逃げ道を確保してプラスのインセンティブを用意しないと、たしかに治安の向上は望めないと思う。さらにぼくの価値観では、終身刑の人間を養うために納税マネーの一部が流れるなど論外。罪を犯した人たちが自力で仲間たちの食い扶ちを手当てしたらいい。


> それと、少年犯罪に関して。
> 人口に対する犯罪比率でいうと、日本は諸外国に比べてまだま
>だ低いです。つまり、日本はまだまだ安全な国だということです。


数字はどうあれ、ぼくの率直な印象をいえば、東京・大阪のような日本の大都市圏とニューヨークを比べて日本が安全だとは全く感じません。犯罪者が少年かオヤジかという話題に興味はありません。それに統計など何とでもメイキングできるので(特に割り算した数字は)。日米の治安情勢は98年頃に完全に逆転した印象です。

ぼくもそう思っているし、周囲の日本人も口を揃えてそう言いますが、いまの日本は10年前のアメリカと同じような状態。半ば無法地帯に近い。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [632] 「2ちゃんねる敗訴」問題
  
        
  
昨日の東京地裁・判決により2ちゃんねる側がほぼ全面敗訴した問題です。
ことのいきさつは掲示板で名指しで中傷された原告の東京都内の動物病院が被告・2ちゃんねるへ要求した削除依頼に被告が応ぜず名誉毀損を巡る訴訟となったものです。
判決内容はほぼ原告の言い分を認める内容となっております。内容の過激さが売り物でアクセス数・国内NO.1の人気掲示板サイトを巡る判決でありますのでとりあげてみました。
また、この種の掲示板の今後のあり方にも影響を与えると判決と思われますので、以下でこれを伝える新聞報道(NIKKEI.NET)ならびに解説コメント(WEB110)をそのまま転載させていただきます。皆様の参考になればと考えます。


■NIKKEI.NET
2ちゃんねるの管理者に賠償命令
=====================================================
 インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を棄損されたのに掲示板の管理者が削除義務を怠ったとして、東京都内の動物病院の代表側が損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、管理者側に書き込みの削除と総額400万円の支払いを命じた。

 問題となったのは2ちゃんねるの「ペット大好き掲示板」内の匿名での書き込み。病院名や住所などとともに「過剰診療、誤診、詐欺」「動物実験」などと書かれた。

 山口博裁判長は、「真実と認める証拠がない」として名誉棄損を認定。その上で、管理者が「常時監視し削除することは事実上不可能」とする一方、「被害者が匿名の発言者を特定して責任を追及することは極めて困難で、管理者は名誉棄損を知った場合、直ちに削除する義務がある」と判示した。

 2ちゃんねるの管理者は「削除命令は予測できたが不当な判決。賠償額も不満があり控訴する」としている。


■WEB110・名犬ヨッシーさん
2ちゃんねるに賠償命令――動物病院巡る書き込みで 
=====================================================
2ちゃんねるに病院の中傷を書き込まれていた件で、削除に応じなかった管理人に対
して400万円の賠償金の支払い命令が下りました。

管理人は「発言の真実性などが明らかでない場合は削除義務を負わない」と主張して
いましたが、裁判長は「被害者が書き込み者を特定することは事実上困難。被害回復
の方法が著しく狭められ公平を失する」と退けたそうです。

この判決に対して管理人は
「削除命令は予測できたが不当な判決。賠償額も不満があり控訴する」だそうで...。

削除命令が予測できたなら、訴えられる前に削除に応じればいいのにと思うのは私だ
けでしょうか?ネット上で中傷された被害者には多大な精神的苦痛とともに、訴訟に
関しての金銭的・時間的負担がのしかかってきます。
それに対して管理人は、削除命令に従って削除すればそれで済んでしまう問題です。
しかし再び再投稿された場合、被害者は延々と訴訟を繰り返さざるを得ません。

そもそも、現に第三者の名誉や信用に被害が生じていると通知され、さらなる被害拡
大の防止策を求められているのに、「発言の真実性などが明らかでない」という理由
だけで加害者の行為を放置する考え方というのは、どこか発信者側の権利のみを優先
しておりバランスを欠いていると思えてなりません。

例えば「おたくの飼い犬がうちの子供に噛みついているのでやめさせて!」と懇願さ
れているのに「それが本当かどうか分からないから 文句があれば警察に行くなり訴
状を送れば」と言って確認しに行くこともしないようなもので、結局それが真実だっ
たとしても「噛みついたのはオレじゃないから。むしろお宅の子供が何か悪さしたん
じゃないの?」と、飼い主の責任を放棄しているような印象を持ちます。

また「発言の真実性が明らかでない」と言う割に、独自の削除ガイドラインを設け
て、管理人の裁量により削除の妥当性を判断しているというのは少し矛盾してる。
「発言の真実性が明らかでない」と思うならば、双方の言い分を聞いて真実を明らか
にする努力をすべきだし、書き込んだ人間に確認が取れないならば、暫定的な被害防
止措置として「削除」するののが筋だろう。なぜこここで2ちゃんねるの管理人は
「暫定放置」という判断をしてしまうのでしょう。

特に2ちゃんねるでは、法人や公人に対する書き込みを「公共の利益」「社会的関心
事」として原則削除しない考えをとっていますが、それでいて発言の真実性について
は責任を負わないというスタンスは、とても公平とは言えないでしょう。内部告発の
重要性は否定しませんが、何も2ちゃんねるに書き込みしなくても、手紙、ファック
ス、電話など、いくらでも告発の伝達手段はありますし、そもそも本気で告発しよう
とする者が、ネタの信憑性を問わない掲示板に投稿するものか甚だ疑問です。

プロバイダ責任法に則して考えても、「発信者に削除の通告を行って、異議申し立て
がない場合には発言内容を削除しても管理人は責任を負わない」とあることから、匿
名で中傷を書き込む者の言論の自由だけを優先している現状の2ちゃんねるの運営方
針に対して下された「公平を失する」という司法判断は至極当然のことと受け止めて
いいます。

-------------------------------------------------
以上であります。
匿名性の高い掲示板での投稿は書き込む側においてそれなりのメリットがあると思います。実名ではとても書けないことも書くことができます。そのある種の痛快さがさらに相乗効果を生み限りなく再生産されていきます。読む側にも刺激をもたらしこの掲示板は双方に支持され定着していきます。ここで問題になるのは掲示板管理人のポリシーの問題だと思います。この種の掲示板に一定の管理機能がうまく働かないと掲示板はじきに荒れてまいります。かといって管理人は万能ではありません。2ちゃんねるのことは詳しくありませんが当掲示板のことを考えたとき私自身さほど優れた人間ではないため管理機能は余り高くはありません。逆に皆様にお願いする部分が多く、またそれは現状かなえられていると考えております。ここにはいつのまにか一定の秩序が確立され維持されていると思っております。掲示板を制御するための私の管理人としての出番は限られたもので良いと受け取めております。その意味で当掲示板に集われる皆様には改めて深く御礼申し上げます。

しかしながら今回の2ちゃんねるを巡る判決は今後の方向性を位置付ける他山の石としなければなりません。管理人としても今以上に快適さを求め努力していく所存でありますので皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

--
石野研・管理人
石野清三
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [634] これもまた、難しい問題ですよね
  
        
  
 いつもどうも、ありがとうございます。管理人様。
 2chの問題というのは、この間も「子猫虐殺中継」を2chにやった奴がぱくられたりと、参加者の中に時折、非常に重大な問題を持つ者が存在しております。

 掲示板の自発的自律的管理機能がないと、管理人は大きな苦労をすると思っています。
 そうした自発的機能や自律機能は、参加者の良識が主なものです。
 今回の判決の意味は大きく、管理人の責任もさることながら、参加者に一定のクオリティーのある規範意識が要求されていると見るべきです。

 しかも、大抵口が悪い者が多く、普通の人々はそれだけで敬遠します。
 で、そういう状態になると議論がまともにならず、議論が「根無し草」になるものであり、今までいろいろ見ていまして、かように感じた次第です。
 そうしますと、掲示板の存在意義、つまり2ちゃんねるの存在意義は消滅してしまう。
 2ちゃんねらーの方々には、このことなどを考えて欲しいものです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [643] Re(1):これもまた、難しい問題ですよね
  
        
  
5628さん、こんばんわ。

> しかも、大抵口が悪い者が多く、普通の人々はそれだけで敬遠します。
> で、そういう状態になると議論がまともにならず、議論が「根無し草」になるものであり、今までいろいろ見ていまして、かように感じた次第です。
> そうしますと、掲示板の存在意義、つまり2ちゃんねるの存在意義は消滅してしまう。
> 2ちゃんねらーの方々には、このことなどを考えて欲しいものです。

たまに2ちゃんねるを覗いてみる者として以前から思っていたのですが、
誰か私の希望するツールを開発してくれないかな、と考えております。
それはクダラナイ投稿を無視して表示してくれるツールであります。
たまに有効な情報がありますので思いついたときの覗く程度でありますが、
残念ながら今の2ちゃんねるにまともな神経を望むことは無理かとあきらめております。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [585] 鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
 容疑がショボいなあ。
 たしかに、彼はやり過ぎたとは思うし、ことの是非は明らかにすべきだ。
 でも、与党まで寄ってたかって逮捕させたがるのは、同じような脛に傷を持つ議員たちが彼をガス抜きの人身御供にしようとしているから、という気がする。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [586] Re(1):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
> 容疑がショボいなあ。
> たしかに、彼はやり過ぎたとは思うし、ことの是非は明らかにすべきだ。
> でも、与党まで寄ってたかって逮捕させたがるのは、同じような脛に傷を持つ議員たちが彼をガス抜きの人身御供にしようとしているから、という気がする。

sunyonさん、おはようございます。
今回の逮捕は一連の疑惑の突破口とするための別件逮捕なので私はこれで良いと思います。
しかも贈賄側が時効とのことでおそらく余罪等を不問に伏す等の司法取引が裏であったものと思います。鈴木議員にとっては逃げ道の無い立件なのだろうとみております。

事態がここまで進捗すれば自民としてもこれを退ける口実はどこにも無いと思います。
連立与党の公明が建前上逮捕許諾請求に応ぜざるを得無いことは早くから見えておりましたので自民としても歩調を合わせるしかない状況かと思います。議員辞職勧告決議案までこの流れで行くものと思います。

しかし「わいろ」を政治献金と言い張る図式はようとして絶えません。今回の鈴木議員のように何から何まできちんと政治献金として正規に処理してあると参考資料まで持ち込んで聞かれないものまで説明に走る様はなんともおぞましい構図であります。鈴木議員の性格なのでしょうが言えば言うほどに胡散臭さが倍化されるようであります。この辺の感覚はむしろ先回の加藤紘一前議員くらいの感覚が本当くさくてまだマシではないかと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [587] Re(2):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
>しかし「わいろ」を政治献金と言い張る図式はようとして絶えません。


「政治献金」と「賄賂」の法的な違い、定性的な違いは何なのでしょうか。

ネットサーフしたところ、企業名で渡すと賄賂で、個人名で渡すと政治献金ですか?あるいは、職権を利用した反対給付があったら賄賂で、見返りのない賽銭感覚の寄付が政治献金ですか?ここらへんのこと、よくわからないのですが・・・。

ビジネスマインドを持った人が利害・打算を抜きに政治家に(ある程度まとまった)お金を渡すなどということは、ありえません。健全なビジネスマインドに従えば、利害関係を抜きにして政治家とつき合うメリットが存在しないからです。かつて白川先生がネットを通じて集めた浄財などは例外中の例外。だから、過去数年間で今回の件だけが法に触れてとは考えられません。一体、こんなお手盛りの法運用をしていて世の中の秩序は維持されるのでしょうか?

ちょっと名目を変えて体裁を整えると、経済的・会計的に同じ効果をもたらすマネーが、法的に政治献金になったり賄賂になったりする。かたや税控除、かたや刑務所行き。おかしいですよ。それに個人向けの税制があれほど厳格に規定されていることを思うと、全くフェアじゃないと思う。お手盛りにもほどがあります。一般人にも同じような法の抜け道を作って欲しいですね。政治家が賄賂を政治献金にできるのなら、ぼくは確定申告で納税すべき状況から税還付を引き出してご覧に入れますよ(笑)。

sanyonさんのguessは正しいと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [588] Re(3):「賄賂」−公務員受託贈収賄のこと
  
        
  
 うーむ。
 俗に言う賄賂とは、「公務員に見返りを期待して、お金を渡したり、便宜をはかること」というようなもんです。
 公務員にやれば成立し、公務員で無い人にやれば成立しないというわけです。

 変な話かもしれませんが、そういうものです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [589] Re(3):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
>>しかし「わいろ」を政治献金と言い張る図式はようとして絶えません。
>
>
>「政治献金」と「賄賂」の法的な違い、定性的な違いは何なのでしょうか。

こんにちわ。
まず今回の罪状ですが、下記のものが問われております。

(あっせん収賄)
刑法 第百九十七条の四
 公務員が請託を受け、他の公務員に職務上不正な行為をさせるように、又は相当の行為をさせないようにあっせんをすること又はしたことの報酬として、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、五年以下の懲役に処する。

したがって、お金を持ち込んだ側にその意思があったかどうかがネックになります。
このあたりは東京地検において事前に贈賄側とされる「やまりん」に対しかなり突っ込んだ検証がすでに行われたものと考えます。

>ネットサーフしたところ、企業名で渡すと賄賂で、個人名で渡すと政治献金ですか?あるいは、職権を利用した反対給付があったら賄賂で、見返りのない賽銭感覚の寄付が政治献金ですか?ここらへんのこと、よくわからないのですが・・・。

現状では企業による政治団体への寄付行為すなわち政治献金は政治資金規正法により認められております(もちろん個人の寄付も認められております)。またその寄付行為に対する控除も制度としてあります。ですから同法に照らし問題の無い一般的な企業・法人による政治献金は賄賂となるようなことはありません。政治資金規正法については下記のものを参考にして下さい。

■ 政治資金規正法の概要:
   http://www.pref.osaka.jp/senkan/dantai/kiseihou.html

現実問題として賄賂になるか合法的な政治献金となるかは時にその判断が難しい場合があります。公共の利益に反し目前のビジネス上の特定の利益を期待して資金提供するのであれば、これは賄賂と取られても仕方の無いことです。

>ビジネスマインドを持った人が利害・打算を抜きに政治家に(ある程度まとまった)お金を渡すなどということは、ありえません。健全なビジネスマインドに従えば、利害関係を抜きにして政治家とつき合うメリットが存在しないからです。かつて白川先生がネットを通じて集めた浄財などは例外中の例外。だから、過去数年間で今回の件だけが法に触れてとは考えられません。一体、こんなお手盛りの法運用をしていて世の中の秩序は維持されるのでしょうか?
>
>ちょっと名目を変えて体裁を整えると、経済的・会計的に同じ効果をもたらすマネーが、法的に政治献金になったり賄賂になったりする。かたや税控除、かたや刑務所行き。おかしいですよ。それに個人向けの税制があれほど厳格に規定されていることを思うと、全くフェアじゃないと思う。お手盛りにもほどがあります。一般人にも同じような法の抜け道を作って欲しいですね。政治家が賄賂を政治献金にできるのなら、ぼくは確定申告で納税すべき状況から税還付を引き出してご覧に入れますよ(笑)。

私は個人的に企業献金には反対しております。
清廉潔白な企業献金などは本来存在しにくいものだと考えているからであります。

>sanyonさんのguessは正しいと思います。

私もそう、guessしてます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [592] Re(4):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
辞職勧告決議案の採決は、記名投票だそうです。
自民党若手の、お金をもらった面々はどうするのでしょうか。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [596] Re(5):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
>辞職勧告決議案の採決は、記名投票だそうです。
>自民党若手の、お金をもらった面々はどうするのでしょうか。

結局、もめた末に折衷案で起立採決になったようですが、
全会一致とのこと、ムネムネ会の人たちも起立したのかな?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [597] Re(6):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
昨日の河野太郎代議士のメルマガで面白い論理を展開しています。
彼は、あくまでも、選良として、選挙区の選挙民に付託を受けて、議席を得ているのだから、選挙区で辞職の声が多くならなくては、辞職を勧告できないという立場をとっている。道議会は辞職勧告を決議したそうです。つまり、議院に、当該議員の辞職を勧告する権限は無いというのですが、どんなものでしょうね。
ちなみに河野氏は、採決では、退席をするといっていましたが。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [598] Re(7):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
さっきどこかの新聞WEBサイトを見ていたら河野太郎議員が採決に先立ち退席したことを報じておりました。
河野議員の言っていることは全部ではないにしても一定の理解はできます。
そういう考え方もあるのだなと率直に感じました。

いずれにしましても議員辞職勧告決議はあくまでも勧告なのでありますから最終的な判断は議員自身が下すものであります。それだけ国会議員の身分は重いものであるとあらためて感じております。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [599] Re(8):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
昨夜の、河野太郎議員のメルマガは、素晴らしい内容でした。
ほぼ毎日発行されていますが、昨日は、国会とは、民主主義とは、人権とはという観点から、自民党代議士としては、こんな発言ができるとは思いもしませんでした。
一度読まれたならばいかがかと思います。
URLはhttp://www.taro.org/
以上です。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [604] Re(4):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
#書いたものが消えてしまい大ショックでしたが気を取り直して・・・


>したがって、お金を持ち込んだ側にその意思があったかどうかがネックになります。

>同法に照らし問題の無い一般的な企業・法人による政治献金は賄賂となるようなことはありません。

>公共の利益に反し目前のビジネス上の特定の利益を期待して資金提供するのであれば、これは賄賂と取られても仕方の無いことです。


ありがとうございました。勉強になりました。


一つ問題提起をさせてください。


リンク先の法律や上の文章を読むと、利害関係を持って政治家に接触し便宜をはかってもらってお礼でお金を渡すことは絶対的な悪であるかのように読めます。しかし法律が利害調整のツールである以上、国会・国会議員は、法律に優るとも劣らない利害調整マシンのはず。幸い今のところ経験はありませんが、実際問題、政治家に便宜をはかって欲しいと思うような状況は容易に想像できます。それを水際で封じたらどうなりますか?利害調整の場としての議会・議員はその持てる機能の多くを喪失する。昨今の国会が形骸化・儀式化している背景の一つがそれだと思います。


日本に比べて議会政治がワークしているアメリカには、ご存知のようにロビイストという制度・職業があります。彼らはたとえば、やまりんのように政治的に困っている会社の利害を代表し、議員・秘書・官僚などのあらゆる政治勢力にアクセスして有利な条件を引き出し、不利な措置が取られそうなときはそれを阻止し、ひいては世論対策まで行う高度な専門職です。コネも芸もない民間人が逆立ちしてもできないことを可能にするのだから、案件にもよりますが、相応の報酬を得ます。利害の数だけロビー活動はあり、身近なところで通称ジャパン・ロビーなる人たちもいます。日本のクライアントの利益を代表して、有償でアメリカ議会への工作やマスコミ対策を行う人たちです。竹下さんよろしく政治は利害調整の場で、しかも議会が持つ力は本質的に強大です。そこに個別の利害を持ち込み反映させる政治過程として、ロビイストは重要な機能と役割を果たします。今回ムネオさんがやったことは、アメリカ的にいえばロビー活動に他ならない。

日本の場合、大から小まで陳情が実に多いと議員が嘆く状況があると側聞します。国会議員の実態としてロビイストとコングレスマンを同一人物が兼ねており、その利害相反は必然的に問題になるのだろうと思います。だからといって、泥臭くて現ナマが飛び交う深刻な利害を政治の表舞台に持ち込めないとすればどうなるか?その高度に議会政治的な政治過程は地下に潜るか、さもなくば議員が重要な機能を放棄して国会を儀式化するか、あるいは法を無視した慣行がまかり通るようになるか、はたまた今回のようなお手盛りの魔女狩りが行われるか・・・。そんな状況の政治家・国会議員に、一体我々はどんな役割と機能を求めたらいいのでしょうか?これは日本政治の構造問題だと思います。


日本に対するぼくなりの処方箋を書いてみます。


アメリカ議会の勢力および日米比較から、日本の参議院議員は現在の各都道府県に1名、計50名もいれば十分。また衆議院議員は人口40万人に1名、計300名もいれば十分でしょう(40万人が1ユニットになるよう選挙区を再編して一票の格差をなくす)。閣僚や議長などに就任する人が出て欠員が生じても議会には300人超いたら十分でしょう。

リストラされた国会議員は法制度を整えてロビイストに転身したらいいと思う。とりわけ参議院議員の多くは、特定業界の国会常勤ロビイストに近い存在だと思うので、肩書きと定性的な機能を一致させたほうがスッキリし、頼む人・頼まれる人の双方にやましいところがなくなります。議員時代に領収書を出せなかったキャッシュは、プロフェッショナル・フィーとして堂々と自分名義の銀行口座で受け、そして確定申告する(笑)。議員クラスのコネと政治力があればミリオンプレーヤーが十分射程圏内に入ると思います。ステイタスは落ちても、年収で現役議員や大手企業の上級幹部に優るケースが多いと思う。

一方、国会議員の総バジェットを維持すれば、彼らの年収は5000万円近くなる。浄財としての個人献金が増えれば年間で億単位の政治資金が得られるはずで、そうすれば秘書給与をネコババしなくてもある程度の陣容が整うと思う。いかにステイタスが高くとも、公職なのだから収入はそのくらいで我慢して、陳情などの雑務はロビイストに明け渡し、クリーンにそしてピュアに国益追求や大きな利害調整に邁進していただきたいと思う。有権者は現行法の理想とする公益の増進に資するような政治的な問題を見つけたら、政治家に手紙を書けばいい。そして政治家としてのパフォーマンスを冷徹に評価し、一票の権利を行使したらいいと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [608] Re(5):鈴木宗男氏逮捕へ?
  
        
  
>リンク先の法律や上の文章を読むと、利害関係を持って政治家に接触し便宜をはかってもらってお礼でお金を渡すことは絶対的な悪であるかのように読めます。しかし法律が利害調整のツールである以上、国会・国会議員は、法律に優るとも劣らない利害調整マシンのはず。幸い今のところ経験はありませんが、実際問題、政治家に便宜をはかって欲しいと思うような状況は容易に想像できます。それを水際で封じたらどうなりますか?利害調整の場としての議会・議員はその持てる機能の多くを喪失する。昨今の国会が形骸化・儀式化している背景の一つがそれだと思います。

以下、私が個人的に考える項目を箇条書きにして進めます。

■法律が利害調整のツールか?
本来、法というものは「社会生活の秩序を維持するために、統治者や国家が定めて人民に強制する規範」的なものであります。言ってみれば国が定めた間尺を基準に物事の価値判断・線引きを容易くするためのものです。それが直ちに「利害調整のツール」となるかどうか。おそらく山口さんが言われていることは個別企業等々が経済活動を営む上で発生する、主にその企業が所属する狭い範囲の経済分野での諸問題に限定されてのお話ではないかと考えます。国会で取り扱う法案は国政に関わるものが主体でありますので多岐に渡ります。これが直ちに狭い範囲でのこれらの利害の調整に結びつくかとは簡単にいえないと思います。

■国会・国会議員は、法律に優るとも劣らない利害調整マシンか?
したがって国会及び国会議員は広義の意味で「利害調整マシン」などではない、と考えております。

■国会の権限とは何か?
(衆議院・国会の権限より抜粋)
・国会は国の唯一の立法機関でありますから、言うまでもなく 法律を制定することが最も重要な役目ですが、そればかりではなく、予算その他国の財政に関する議決をすること、条約の締結を承認すること、内閣総理大臣を指名すること、憲法の改正を発議することなどの役目を持っています。
・衆議院および参議院は、共同してこのような国会の権限を行使するほか、一方では、各議院は、他の議院と関係なく独立して行使する権限を持っています。
・各議院はそれぞれ国政についての調査を行い、これに関して証人の出頭、証言や記録の提出を求めることができます。また、国民からの請願を受けて、これを審議します。
・さらに、各議院は、議長・副議長・常任委員長などの役員を本会議において選挙します。なお、各議院において必要があると認めたときは、特別委員会を設置することができます。
・各議院は、そのほかに議院の会議や内部の規律などについて規則 をつくったり、院内の秩序をみだした議員があるときには懲罰を加えることなどができます。

>日本に比べて議会政治がワークしているアメリカには、ご存知のようにロビイストという制度・職業があります。彼らはたとえば、やまりんのように政治的に困っている会社の利害を代表し、議員・秘書・官僚などのあらゆる政治勢力にアクセスして有利な条件を引き出し、不利な措置が取られそうなときはそれを阻止し、ひいては世論対策まで行う高度な専門職です。コネも芸もない民間人が逆立ちしてもできないことを可能にするのだから、案件にもよりますが、相応の報酬を得ます。利害の数だけロビー活動はあり、身近なところで通称ジャパン・ロビーなる人たちもいます。日本のクライアントの利益を代表して、有償でアメリカ議会への工作やマスコミ対策を行う人たちです。竹下さんよろしく政治は利害調整の場で、しかも議会が持つ力は本質的に強大です。そこに個別の利害を持ち込み反映させる政治過程として、ロビイストは重要な機能と役割を果たします。今回ムネオさんがやったことは、アメリカ的にいえばロビー活動に他ならない。
>
>日本の場合、大から小まで陳情が実に多いと議員が嘆く状況があると側聞します。国会議員の実態としてロビイストとコングレスマンを同一人物が兼ねており、その利害相反は必然的に問題になるのだろうと思います。だからといって、泥臭くて現ナマが飛び交う深刻な利害を政治の表舞台に持ち込めないとすればどうなるか?その高度に議会政治的な政治過程は地下に潜るか、さもなくば議員が重要な機能を放棄して国会を儀式化するか、あるいは法を無視した慣行がまかり通るようになるか、はたまた今回のようなお手盛りの魔女狩りが行われるか・・・。そんな状況の政治家・国会議員に、一体我々はどんな役割と機能を求めたらいいのでしょうか?これは日本政治の構造問題だと思います。

■国会議員の副業
日本の国会議員の場合、選挙区に公共事業を誘致できなければ無能と見られます。誘致してあたりまえ、さらに金額の大小が評価の対象にすらされます。これは国会議員の主な役割に国家予算の作成があるからです。国会議員は当選後、どこかの専門委員会に所属することになります。これが族議員の始まりでありますが、所属する委員会の性格により公共事業向きあるいは不向きがあります。向いていなければ適当な人脈を形成する必要に迫られると思います。そして選挙区の陳情・要望に沿い実行予算を獲得する作業に傾注することになると思います。ここでの作業が山口さんの言われる「調整マシン」としての議員の姿であろうと思います。しかし本来の国会議員の職務からしてあくまでも「副業」だと考えております。また議員の心理としてこれを避けていては次の選挙での当選がおぼつかないと感じるからでありますが。

■国会議員の悪行
そこまでは良しとして国会議員の悪行として指摘しておかなければならないものがあります。いわゆる利権・口利き斡旋業であります。よくあるケースは指名入札・落札を条件に手数料を稼ぐやり口であります。国会議員の政治力を背景に入札担当・公務員を脅しあるいは篭絡し議員の言うがままに操り議員の指定した業者に落札させ、その見返りに裏金を稼ぐやり口であります。この場合は裏金が一般的ですが、さらに巧妙なやり方としてはこれを政治資金規正法に遵守した合法的な政治資金として処理する方法です。寄付側の帳簿上に適正に処理されているならば表面的には問題なさそうですが、これは政治献金にカムフラージュしたいわゆる黒い金であります。正規の入札に見せかけはじめから特定の業者に落札できるように仕組んでいたことに問題があるからです。もちろん入札金額等の情報が事前に漏洩してるはずです。このようケースの場合は「調整マシン」とはいわないです。これは汚職であります。
今回の鈴木議員の場合は別のケースです。これは国有林の違法伐採により行政処分中の企業に対し処分期間中に失った利益の回復のため処分期間明けに相応の便宜を図るように林野庁に圧力をかけたという嫌疑であります。その見返りに500万円相当の請託があったとするものです。

>日本に対するぼくなりの処方箋を書いてみます。
>
>
>アメリカ議会の勢力および日米比較から、日本の参議院議員は現在の各都道府県に1名、計50名もいれば十分。また衆議院議員は人口40万人に1名、計300名もいれば十分でしょう(40万人が1ユニットになるよう選挙区を再編して一票の格差をなくす)。閣僚や議長などに就任する人が出て欠員が生じても議会には300人超いたら十分でしょう。

賛成です。具体的な議員定数の問題はあとで検討すればよいことです。

>リストラされた国会議員は法制度を整えてロビイストに転身したらいいと思う。とりわけ参議院議員の多くは、特定業界の国会常勤ロビイストに近い存在だと思うので、肩書きと定性的な機能を一致させたほうがスッキリし、頼む人・頼まれる人の双方にやましいところがなくなります。議員時代に領収書を出せなかったキャッシュは、プロフェッショナル・フィーとして堂々と自分名義の銀行口座で受け、そして確定申告する(笑)。議員クラスのコネと政治力があればミリオンプレーヤーが十分射程圏内に入ると思います。ステイタスは落ちても、年収で現役議員や大手企業の上級幹部に優るケースが多いと思う。
>
>一方、国会議員の総バジェットを維持すれば、彼らの年収は5000万円近くなる。浄財としての個人献金が増えれば年間で億単位の政治資金が得られるはずで、そうすれば秘書給与をネコババしなくてもある程度の陣容が整うと思う。いかにステイタスが高くとも、公職なのだから収入はそのくらいで我慢して、陳情などの雑務はロビイストに明け渡し、クリーンにそしてピュアに国益追求や大きな利害調整に邁進していただきたいと思う。有権者は現行法の理想とする公益の増進に資するような政治的な問題を見つけたら、政治家に手紙を書けばいい。そして政治家としてのパフォーマンスを冷徹に評価し、一票の権利を行使したらいいと思います。

このご提案のロビイストについては選挙区事情という特殊条件を考えた場合、まだちょっと無理があるような気が致します。又、米国並みに議員スタッフを公費でまかなう方向性で論議していけば秘書給与問題は解決に向かうのではと個人的には考えております。もちろんこれについては現状でも問題はないとする意見も多いですが.....。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [445] 田中議員について
  
        
  
自民党・山拓幹事長は田中眞紀子議員・秘書給与疑惑問題について同党・政倫審の答申を受けて書面による厳重注意で決着を図ったとのこと。野党さえも田中眞紀子議員については全くの音沙汰のない状態。そんなに田中眞紀子議員が怖い存在なのだろうか。まさか本当にこれで一件落着になってしまうのだろうか。そうだとしたらこれはゆゆしき問題ではないかと管理人は思う。

伝えるところによれば田中眞紀子議員のやり方に同意できず、やむなく秘書(公設・私設問わず)を退職した元・越後交通社員に対する田中眞紀子議員の個人的な『報復』は並大抵のものではなかったとのこと。再就職を図ろうとする元秘書たちの就職活動の対象企業(田中眞紀子議員・系列企業・系列外を問わず)へ先回りし公然と圧力をかけ不採用になるよう仕組んでいたとのこと。なぜそこまでする必要があったのか。これなどはとてもまともな人間のすることではない。田中眞紀子議員に国民的人気が集まるというがその支持する人たちはこのようなことをご存知なのだろうか。もしも知っていてなおかつ支持するというのならばそれは異常というべきものである。これら元秘書たちを含め自分の周りの善意の人たちをないがしろにする田中眞紀子議員の醜聞は引きも切らない。(全部明るみに出たならばこのような人を人格者という人はたぶん誰もいないだろう。)

田中眞紀子議員の秘書給与疑惑事件に対する真相究明は依然闇の中である。自民党・政倫審において行われた釈明は本人の言い分だけである。適当に披露されたといわれる会計資料・申告資料はその場で披露されただけであり、何ら証拠物にはならない。関係者のコメントとても何も聴取されておらずあくまでも本人の都合のよい言い訳だけである。「さわらぬ神に祟りなし」を地で行く与野党の腑抜け具合に管理人は開いた口が閉まらず、ただあきれるばかりである。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [447] Re(1):田中議員について
  
        
  
こんにちは。


議員にいわゆる「中小企業のオヤジ」的な定性的資質があるとすれば、田中議員の女王様ぶりはなんの疑問もありません。残念ながら同じような状況は新党自由と希望のスタッフからも報告されています。他人事のように無責任な言い方をすれば、これは官民を問わず、個人事業主・オーナー経営者とそこで働く人たちの宿命のようなものではないか、とすら思います。

田中氏については、その率直な語り口が「ホンネを言ってくれる人」として人気化しているに過ぎず、それ以上でもなければそれ以下でもないと思う。政治家の発言が率直なものになれば同氏の存在意義は薄まるのでしょうが、現状ではこちら(有権者)側を向いて喋ってくれる政治家が余りにも少ないことの裏返しだと思います。


ところで、以下はここに書かれている白川先生の文章(政治家とカネ、政治家と秘書)に関することですが、、、
http://www.liberal-shirakawa.net/scrapbook/0206zai.html


*「いやしくも立法府の議員なのであるから、事の是非は別として、法律は守らねばならない」

→立法府にいながら「事の是非を別にして守らねばならない」ような法律を放置するのは怠慢だろう。それを国会議員が諦めていて、だれが悪法を書き直せるというのだろうか。


*「少なくとも政治家は法律を守らなければならない」

→至極同感。だから政治家にも守れるように法律を書き直して欲しい。そうすれば国民のほぼ全員が守れるだろう。立法府の人たちが守っているのだから我々も法律を守ろう、という風潮が広まることが期待できる。


*「現在の風潮は、秘書がやったことは政治家即政治化のやったこと--政治家に責任ありということである。こういう構図の中では、おっかなくて秘書など雇えないということになる」

→民間企業における常識をいえば、このようないい加減な状況はありえない。秘書を雇うときにどんな契約を交わし、どんなアサインメントを与えたかが問題の本質だろう。そもそも、立法府の人たる国会議員は、秘書を雇う際にキチンとした雇用契約書を交わす習慣が
あるのだろうか?秘書がボスより大きな権限を持つことはありえないのだから、秘書が無断で越権行為を行ったか、ボスが自分の権限の一部を譲渡したかで迷うことはない筈である。キチンとした雇用契約を締結し、それを登録・公開すべきだと思う(むろんサイドレターを含む全ての契約書である)。そうすれば、秘書をめぐる議員・秘書間にくすぶる不透明感はかなり払拭できると思う。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [542] Re(1):田中議員について
  
        
  
ようやく読売新聞が今朝の朝刊・社説でこの問題について公式コメントを発しました。
先日の民主党・熊谷国対委員長の談話と同じくいかにもアリバイ的な言い訳のように映るのも相当に時期を逸しているからでありますが何も言わないよりは数倍マシであります。
そもそも自民党などに政治倫理を求めることなどはじめから無理なのは皆が承知していることなのに社会の公器であるべき大新聞社も野党第一党もなかなかその腰を上げようとしなかったわけです。たとえアリバイ的であったにしても言い出したことは首尾一貫・徹頭徹尾、追求していってもらいたいと思います。そうでなければ物事の公平さが保たれずおのおのの活動において今後の大きな汚点となります。もちろん政治倫理は地に落ちます。

私事ですが、管理人は現在、遠隔地におります。理由は娘の交通事故によるその看病と事故処理に追われているためであります。今しばらくこの生活が続くかと思います。そのためにサイト管理もままならない現状です。サイトご訪問者の皆様にはご不便をおかけいたしますがどうかご容赦賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [584] Re(2):田中議員について
  
        
  
今週号の週刊現代によると、この20日の自民党党規委員会の田中眞紀子議員へ対する処分決定は「離党勧告」になるだろうとのこと。あえて除名ではなくあくまでも勧告にとどめおくとのこと。しかしその実際の意味は全く別のところにあるとのこと。いかにも魑魅魍魎の巣窟・自民党らしい選択なのかもしれません。さらに同誌は、比較的軽い処分も検討中と伝えられていた党規委員会に対し首相官邸及び橋本派の両サイドよりかなり強硬な圧力がかけられているふしもあわせて伝えております。なお証人喚問あるいは参考人招致についても積極的に同調していくものとしております。ということは自民党としてはこの機会に田中議員の息の根を再起不能までに徹底的に止める覚悟であるということなのでしょう。

はたして結果はどうなるものか。
別の角度より注目していきたいと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [590] 2年間の党員資格停止処分
  
        
  
2年間の党員資格停止処分、
週刊現代の予想よりひとつ下の処分が下されたようです。

これにより自民党として田中議員・秘書給与疑惑の問題解明は解決を敢えて出さず、国会へと先送りしたということです。あとは野党のお手並み拝見という構えでありましょうか。
いかにも自民党というか実に小ずるかしく姑息な問題処理方法であります。

ボールを返された野党はどう出るか?
しばし両者の睨み合いを注視していきたいと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [591] Re(1):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
そうでしょうか。
これで、真紀子女史は、与野党双方にフリーハンドになったのではないでしょうか。
女史は、自民公認が無くても、選挙に当選できる力がありますから、小澤氏を中心とする新党結成に対してゴーサインを出してしまったのではないでしょうか。
野党は、だんまりで行くと思いますよ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [593] Re(2):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
>そうでしょうか。
>これで、真紀子女史は、与野党双方にフリーハンドになったのではないでしょうか。
>女史は、自民公認が無くても、選挙に当選できる力がありますから、小澤氏を中心とする新党結成に対してゴーサインを出してしまったのではないでしょうか。
>野党は、だんまりで行くと思いますよ。

同じ秘書給与疑惑で辻元前議員が議員辞職されたことはまだ記憶に新しいです。
田中議員のこの秘書給与疑惑が週刊誌に暴露されてからすでに2ヶ月が過ぎようとしております。この間に田中議員からの誠実な説明責任は何も果たされていないと思います。仕組まれた罠であろうがなかろうが同議員は国民に対して自らの疑惑を払拭すべき努力を誠実に実行すべきであります。彼女にはその誠意が何も感じられません。

国民のバランス感覚には鋭いものがあります。もし野党がこのままこのような疑惑の持ち主の責任を追及せず放置しておくのならば残念ながら野党も一敗地にまみれることになると思います。彼女を中心に描く新党構想など彼女の疑惑以前のお話であります。最早絵に描いた餅以前の構想であります。今の彼女には災いこそあれ利用価値など何もありません。民主党の鳩山さんクラスならわからないでもありませんが、あとの方は誰もそんな話には乗ってこないはずです。

そんなことよりも私は社会的公平さを求めます。辻元氏が悪くて田中議員は許されるなどということは最早暗黒の世界の始まりであります。そんなことに私は抵抗したい。だから私は、「田中議員よ、どうなのだ!」と声を大きくして言いたい。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [594] Re(3):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
>そんなことよりも私は社会的公平さを求めます。辻元氏が悪くて田中議員は許されるなどということは最早暗黒の世界の始まりであります。そんなことに私は抵抗したい。だから私は、「田中議員よ、どうなのだ!」と声を大きくして言いたい。

ちょっと冷静に考えてみれば、田中真紀子氏の言い分が本当かも?
その元秘書(たまたま身近にいましたので)とチョッと話してみたけど、確かに会社給料および秘書報酬の確定申告はしてあるとのことです。
週刊誌もいっそのこと、その秘書を承認として出してみたらいかがでしょう。多分その秘書は記事ほどの証言は出ないでしょう。
新潟6区民主党の筒井信隆氏も先般再当選した時の政策秘書は某代議士私設秘書といわれていました。(それは当然でしょう。政策秘書は公設秘書経験10年なければ資格が得られないのですから)
私たちもその問題を表に引き出し、議員辞職を迫ろうとしたことも事実です。
また、新潟県連会長栗原代議士の政策秘書も長男の医師です。地元新潟県で診療所の院長です。まったくといって良いほど東京には上京していません。夜や休日に政策秘書の業務をしていたと嘯いていました。これで1100万円ですから。
少しマスコミが騒ぎはじめたので最近代わりました。
実際こんなことしている議員は五万といます。
週刊誌や新聞が騒いだ人だけがこのような騒ぎになるのでしたら、ここ数年間の国会議員の公設秘書・政策秘書を公開すべきでしょう。
多分国会議員がいなくなります。
私だけでもこの程度の情報もちですから、真紀子さんはもっと裏情報持っているのではないですか。
自民党へ離党届を投げつけて、外務省の悪行や政府への機密費上納を一気にばらすべきです。
そうすれば日本は変わります。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [595] Re(4):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
>>そんなことよりも私は社会的公平さを求めます。辻元氏が悪くて田中議員は許されるなどということは最早暗黒の世界の始まりであります。そんなことに私は抵抗したい。だから私は、「田中議員よ、どうなのだ!」と声を大きくして言いたい。
>
>ちょっと冷静に考えてみれば、田中真紀子氏の言い分が本当かも?
>その元秘書(たまたま身近にいましたので)とチョッと話してみたけど、確かに会社給料および秘書報酬の確定申告はしてあるとのことです。
>週刊誌もいっそのこと、その秘書を承認として出してみたらいかがでしょう。多分その秘書は記事ほどの証言は出ないでしょう。
>新潟6区民主党の筒井信隆氏も先般再当選した時の政策秘書は某代議士私設秘書といわれていました。(それは当然でしょう。政策秘書は公設秘書経験10年なければ資格が得られないのですから)
>私たちもその問題を表に引き出し、議員辞職を迫ろうとしたことも事実です。
>また、新潟県連会長栗原代議士の政策秘書も長男の医師です。地元新潟県で診療所の院長です。まったくといって良いほど東京には上京していません。夜や休日に政策秘書の業務をしていたと嘯いていました。これで1100万円ですから。
>少しマスコミが騒ぎはじめたので最近代わりました。
>実際こんなことしている議員は五万といます。
>週刊誌や新聞が騒いだ人だけがこのような騒ぎになるのでしたら、ここ数年間の国会議員の公設秘書・政策秘書を公開すべきでしょう。
>多分国会議員がいなくなります。
>私だけでもこの程度の情報もちですから、真紀子さんはもっと裏情報持っているのではないですか。
>自民党へ離党届を投げつけて、外務省の悪行や政府への機密費上納を一気にばらすべきです。
>そうすれば日本は変わります。


良いご意見だと思います。
自民党に離党届を投げつけるのは敵の術中にはまる嫌いがありますが、自らの議員生命がかかっているわけですからそんなことはこの際どうでも良いことだと思います。
要は各々の議員先生には前向きで誠実な議員生活を送っていただきたいと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [602] Re(4):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
>ちょっと冷静に考えてみれば、田中真紀子氏の言い分が本当かも?
>その元秘書(たまたま身近にいましたので)とチョッと話してみたけど、確かに会社給料および秘書報酬の確定申告はしてあるとのことです。
>週刊誌もいっそのこと、その秘書を承認として出してみたらいかがでしょう。多分その秘書は記事ほどの証言は出ないでしょう。
>新潟6区民主党の筒井信隆氏も先般再当選した時の政策秘書は某代議士私設秘書といわれていました。(それは当然でしょう。政策秘書は公設秘書経験10年なければ資格が得られないのですから)
>私たちもその問題を表に引き出し、議員辞職を迫ろうとしたことも事実です。
>また、新潟県連会長栗原代議士の政策秘書も長男の医師です。地元新潟県で診療所の院長です。まったくといって良いほど東京には上京していません。夜や休日に政策秘書の業務をしていたと嘯いていました。これで1100万円ですから。
>少しマスコミが騒ぎはじめたので最近代わりました。
>実際こんなことしている議員は五万といます。
>週刊誌や新聞が騒いだ人だけがこのような騒ぎになるのでしたら、ここ数年間の国会議員の公設秘書・政策秘書を公開すべきでしょう。
>多分国会議員がいなくなります。


国会議員として20年のキャリアを持ち、現役自民党員で政界各所にネットワークを持っておられ、保守の鏡だと思っているこの方がこのように言っていますね。情報ソースとしてはトリプルA格、まずこの通りなのでしょう。

http://www.itoyama.org/contents/jp/column/NICBT/02.html
(下段の「山本議員について」を参照。一昔前の野党議員の秘書の大部分が家族を秘書にしてピンハネいた)

http://www.itoyama.org/contents/jp/column/NICBT/09.html
((官房)機密費に関する質問をする議員は恥を知れ!とのこと(笑))

これほどの言論の自由があるのもオーナー経営者ゆえでしょうか。羨ましい限りです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [603] Re(5):2年間の党員資格停止処分
  
        
  
山口さん、こんにちわ。
情報ソースとしては確かにAAAクラスですね。

読んでいて思ったのですが55年体制の古きよき時代の光景が再現されてるような感じです。私の学生時代の頃が、角さんの絶頂期でした。何の選挙でしたか、時の自民党総裁・田中首相の候補者応援演説が赤門前であり私もすぐそばで角栄氏の演説を聞いておりました。角さんの印象はテレビで見るより肉付も良く、まさに赤ら顔の大きなダミ声でしかも怒るような恐ろしい顔つきで汗びっしょりになって演説しておりました。季節は夏で背広を脱いだワイシャツ姿でありました。コンピューター付きブルドーザーらしく演説の随所に細かい数字が次から次へと提示され話の組み立て方もさすがに総理の器にふさわしいものと当時の私は感じたものです。糸山さんの初当選はそれよりも何年か前のことかと思います。

時代は変わったのだと思います。公設秘書給与が国費より支給されるということは当然ではありますが、政策秘書を含めて公設秘書の資格要件・給与体系が各々、「国会法・第132条」及び「国会議員の秘書の給与等に関する法律」にて完全に条文化されております。国がお金を出すわけですからあたりまえといえばあたりまえのことなのです。然るに旧態依然の父ちゃん母ちゃん方式の考え方で議員事務所経営をやろうとすることが時代錯誤もはなはだしい訳であります。さらに労働者の人権問題に対する理解度がまるでないわけです。ということはそもそもが議員になるための心構えが全然なっていないということであります。これでは無用の長物でしかありません。そのことを指摘されて昔がどうだと居直るようなことであってはならないと思います。「赤信号、みんなで渡ればコワクない」などの考え方は問題外だと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [600] Happy Birthday !! 白川勝彦弁護士
  
        
  
本日は、元国家公安委員長で我々『新党・自由と希望』初代党首、第一東京弁護士会所属の白川勝彦弁護士(24期・13439)の57回目の御誕生日でございます。

再起を期すため、力を蓄えられておられる最中に御誕生日を迎えられどのような御心境でしょうか・・・。

某宗教政党が権力の座に居座り我が世の春を謳歌し、また右翼的な風潮・国家主義的傾向が強まる日本の政界において、戦うリベラリストである白川弁護士の必要性は日に日に高まっているのではないでしょうか?

私は、1日も早く白川弁護士に国権の最高機関にお戻り頂き、再び良識ある国民の代表者として日本の自由を守り国民の希望を創る政治を展開して頂きたいと存じます。

そのために必要な事は、我々支持者一人一人が力を合わせ地道な活動を続ける他ありません。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [601] Re(1):Happy Birthday !! 白川勝彦弁護士
  
        
  
北潟谷さん、お久しぶりでございます。
先日のご投稿の際は留守にしておりまして申し訳ありませんでした。

そうですか。本日は白川さんのお誕生日なのですか。
お恥ずかしながら私は存じ上げておりませんでした。
白川さんの何回目のお誕生日にあたるのか資料をあたらないと
にわかに承知できておりませんが、
あらためて私からもご祝辞を述べさせていただきます。


白川先生、お誕生日、おめでとうございます。
どうかご健康に留意されまして、これからも日本の政治の発展のために
ますますお力を尽くされんことを願ってやみません。
白川先生の更なるご発展をお祈り申し上げます。

--
石野研・管理人
石野清三
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [559] 江藤発言に噛み付く
  
        
  
自民党江藤隆美氏の気になる発言が今朝の読売朝刊にありました。
ワールドカップ日本代表選手の髪の毛の色について言及したものです。
以下、引用します。

「応援しようとテレビを見ているが頭の毛が茶色いヤツが日本人じゃ、(敵か味方か)どっちかわからん。やはり国家を代表する意識をもつべきで、ただ技術が高くて点数を取って金もうけができるならいいというものではない。」

「『髪の毛が赤いのは相手を脅かす』というがニワトリのまねなどせんでいい。」

いかにも江藤のオッサンらしく勇ましい発言であります。が、いささか度が過ぎた問題発言であります。

管理人は代表選手の髪の毛の色などには一切こだわらないです。金髪・銀髪・茶髪・赤髪、何でももいいではないですか。それで試合に臨む選手の気持ちが高揚され、試合結果に少しでもプラスの効果を与えてくれるのであれば、大いに結構なことと考えます。これなどはまさしく選手の主観の問題であります。髪の毛の色を染めた代表選手に国家意識があるかないなどとは別次元の話であります。こんな発言で物議をかもし出そうとする江藤氏の常識をあらためて疑いたくなる極めて低次元の内容であります。どこか個人情報保護法案と同レベルの下劣さを含み、極右の発想にもほど近い発言かと受け止めました。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [560] Re(1):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>いかにも江藤のオッサンらしく勇ましい発言であります。が、いささか度が過ぎた問題発言であります。
>
>管理人は代表選手の髪の毛の色などには一切こだわらないです。金髪・銀髪・茶髪・赤髪、何でももいいではないですか。それで試合に臨む選手の気持ちが高揚され、試合結果に少しでもプラスの効果を与えてくれるのであれば、大いに結構なことと考えます。これなどはまさしく選手の主観の問題であります。髪の毛の色を染めた代表選手に国家意識があるかないなどとは別次元の話であります。こんな発言で物議をかもし出そうとする江藤氏の常識をあらためて疑いたくなる極めて低次元の内容であります。どこか個人情報保護法案と同レベルの下劣さを含み、極右の発想にもほど近い発言かと受け止めました。

おはようございます。

さて、そもそもワールドカップの場が国威発揚に利用されて来たことは当然と言えば当然なのですが、そもそも21世紀の日本でこれを国家意識や国威発揚などと言う発想自体が20世紀の遺物以外の何者でもありません。

教科書問題や総理の靖国参拝を通じて決して良好とはいえない日韓両国ですが、韓国のサポーターはせっかくの日韓共催のワールドカップだから、『日韓一緒に決勝トーナメントに行こう』ということで、先日のロシア戦では過去のわだかまりを越えて日本チームを応援したと言うことです。
それに比べて、日本国の政治家の小さいこと小さいこと。(笑)
せっかくの韓国と友好を深めることが出来る好機だというのに、そのことに積極的に取り組む姿勢も現在の政府には感じられず、非常に残念に思われます。

ところで江藤氏の発言ですが、これはまるで中高の先生が生徒の非行防止のために校則を遵守させ、生徒を管理しようとする発想と非常に近いのではないでしょうか?。
個人情報保護法案や人権擁護法案、そして青少年環境対策基本法案に散りばめられた国家による国民の統制意思は、この国にも、ヨーロッパと同じように極右の政治勢力の誕生を予感させるものなのかもしれませんね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [561] Re(2):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>>いかにも江藤のオッサンらしく勇ましい発言であります。が、いささか度が過ぎた問題発言であります。

 こんにちは。江藤なにがしというのはいかにも自民党顔したおっさんで、当人は実力者だと思っているようですが、赤だとうが銀だろうが日本代表は大活躍している訳ですし、それぞれのコメントもしっかりしており、なんら後ろ指をさされる必然性はありません。

>>管理人は代表選手の髪の毛の色などには一切こだわらないです。金髪・銀髪・茶髪・赤髪、何でももいいではないですか。それで試合に臨む選手の気持ちが高揚され、試合結果に少しでもプラスの効果を与えてくれるのであれば、大いに結構なことと考えます。これなどはまさしく選手の主観の問題であります。髪の毛の色を染めた代表選手に国家意識があるかないなどとは別次元の話であります。こんな発言で物議をかもし出そうとする江藤氏の常識をあらためて疑いたくなる極めて低次元の内容であります。どこか個人情報保護法案と同レベルの下劣さを含み、極右の発想にもほど近い発言かと受け止めました。

 ただ思うに、結果が逆だった場合を想像すると江藤のおっさんのような意見に賛同するような人も多くなったのではないかと思います。要するに勝てば官軍ですが、負ければ賊軍であり、髪の毛の色まで敗戦要因にさせられかねない。そういうお国柄があるんではないでしょうか。むろん、私も石野さんと同じでカッコウなんてどうでもよいのですが、坊主憎けりゃ袈裟までと申しますが、陰湿な気質が日本にはあるのではないでしょうか。代表選手たちは海外でプレイしている選手はもちろんの事ですが、海外遠征の経験も豊かでサッカーを通じての「自由さ」を得ているのだと思います。それが髪の毛の色にも出ただけの事というのが私の認識です。

>さて、そもそもワールドカップの場が国威発揚に利用されて来たことは当然と言えば当然なのですが、そもそも21世紀の日本でこれを国家意識や国威発揚などと言う発想自体が20世紀の遺物以外の何者でもありません。

 国威発揚に利用しようとする国家があるのは事実ですが、見ている我々とて「日本」を応援するのはこれもまた自然だと思うのです。ただ我々は「日本代表」と「日本国家」を同一視していないだけの話ですし、また他国の多くの人がそうなのだと思います。自国チームが負ければ残念ではありますが、一時的な事で次ぎは「なにを食べようか」と考えているのではないでしょうか。しかし政治家は違う訳でなんとか利用したいと考えるようですなあ。江藤などもそれで賛同を得ようとしたんでしょうが、却って反発をくらうのが落ちでしょう。世間知らずのじじいにありがちですよ。
>
>教科書問題や総理の靖国参拝を通じて決して良好とはいえない日韓両国ですが、韓国のサポーターはせっかくの日韓共催のワールドカップだから、『日韓一緒に決勝トーナメントに行こう』ということで、先日のロシア戦では過去のわだかまりを越えて日本チームを応援したと言うことです。

 今夜、韓国は強敵ポルトガル戦ですが、日本では韓国応援になると思います。ニライカナイさんの言われるように新たな日韓の友情が育まれるとよいですよね。

>個人情報保護法案や人権擁護法案、そして青少年環境対策基本法案に散りばめられた国家による国民の統制意思は、この国にも、ヨーロッパと同じように極右の政治勢力の誕生を予感させるものなのかもしれませんね。

 国会では与党によるその方向性が強いのは事実ですが、それを国民が甘受するとは思えません。昨年夏の参院選の時のように投票所に向かう動機づけになるのではないでしょうか。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [565] Re(3):江藤発言に噛み付く
  
        
  
何はともあれ日本代表は1位で予選を突破できたようで何よりです。

> 国威発揚に利用しようとする国家があるのは事実ですが、見ている我々とて「日本」を応援するのはこれもまた自然だと思うのです。ただ我々は「日本代表」と「日本国家」を同一視していないだけの話ですし、また他国の多くの人がそうなのだと思います。自国チームが負ければ残念ではありますが、一時的な事で次ぎは「なにを食べようか」と考えているのではないでしょうか。しかし政治家は違う訳でなんとか利用したいと考えるようですなあ。江藤などもそれで賛同を得ようとしたんでしょうが、却って反発をくらうのが落ちでしょう。世間知らずのじじいにありがちですよ。

面白い記事を見つけました。

【大阪府警が、14日のW杯対チュニジア戦で予想される大阪・ミナミの「道頓堀ダイブ」に悩んでいる。試合会場は、ミナミに近い長居スタジアム。横浜の対ロシア戦でさえ、飛び込んだ数は阪神タイガース優勝時の数十人を超えて140人に達した。だが、規制に法的な根拠はない。「けが人を出したくないが、あまりものものしくなるのも避けたい」と、気をもんでいる。

 日本がロシアに勝った9日夜、ミナミの戎橋で起きた騒ぎは府警の予想をはるかに上回るものだった。試合終了直後から若者が続々と集まり、「だれか飛び込めや」という声で1人がダイブ。歓声の後は、ニッポンコールを背に次々と川に落ちた。やじ馬も集まって身動きが取れなくなり、午後11時には機動隊員ら450人が出て、橋を通行止めにした。(アサヒ・コム)】

今日もたくさんの人々がミナミの道頓堀にダイブをしたようですが、まぁ一般国民の受け止め方としてはこんなもんでしょう。
これを国威発揚に利用できると感じている人物の意識の低さには驚かされます。

そういえば、ロシア戦に勝てば北方領土が返ってくるんじゃないかなんて言った、馬鹿な政治家もいました。
こんな人物には国政について何かものを言うなんて事はして欲しくないもんです。


> 今夜、韓国は強敵ポルトガル戦ですが、日本では韓国応援になると思います。ニライカナイさんの言われるように新たな日韓の友情が育まれるとよいですよね。

今日の日本の勝利を、韓国のサポータの中には我ことのように喜んでいる人がいました。
もしかしたら、若者の間ではもはや韓国・日本の間にわだかまりなんてものが無くなってきているのかもしれませんね。


> 国会では与党によるその方向性が強いのは事実ですが、それを国民が甘受するとは思えません。昨年夏の参院選の時のように投票所に向かう動機づけになるのではないでしょうか。

ただ、人々が与党の国家主義的な方向性を嫌っても、その不満の受け皿となる健全な野党がだらしが無いのが問題です。
9月の民主党代表選に向けて、民主党が党の根本的改革が出来るか否か、と言うことが問題ではないかと考えます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [568] Re(4):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>【大阪府警が、14日のW杯対チュニジア戦で予想される大阪・ミナミの「道頓堀
> ダイブ」に悩んでいる。試合会場は、ミナミに近い長居スタジアム。横浜の対
> ロシア戦でさえ、飛び込んだ数は阪神タイガース優勝時の数十人を超えて
> 140人に達した。だが、規制に法的な根拠はない。「けが人を出したくないが、
> あまりものものしくなるのも避けたい」と、気をもんでいる。

飛び込む自由をちゃんとやって欲しい。
で、ちゃんと有料回収の手段を用意しておけばね。
#怪我した場合は医療費は全額負担で

>そういえば、ロシア戦に勝てば北方領土が返ってくるんじゃないかなんて言った、
>馬鹿な政治家もいました。

ロシヤのジリちゃんのことでござんすか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [571] Re(5):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>>【大阪府警が、14日のW杯対チュニジア戦で予想される大阪・ミナミの「道頓堀
>> ダイブ」に悩んでいる。試合会場は、ミナミに近い長居スタジアム。横浜の対
>> ロシア戦でさえ、飛び込んだ数は阪神タイガース優勝時の数十人を超えて
>> 140人に達した。だが、規制に法的な根拠はない。「けが人を出したくないが、
>> あまりものものしくなるのも避けたい」と、気をもんでいる。
>
>飛び込む自由をちゃんとやって欲しい。
>で、ちゃんと有料回収の手段を用意しておけばね。
>#怪我した場合は医療費は全額負担で

 こんにちは。
 この対策については、
 「飛び込みたい方は、ここに飛び込んでください。飛び込み専用台」
をつくればいいのです。
 明日の道路清掃が大変ですね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [572] Re(5):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>飛び込む自由をちゃんとやって欲しい。
>で、ちゃんと有料回収の手段を用意しておけばね。
>#怪我した場合は医療費は全額負担で

いやいや、しかし大阪の盛り上がりはすごいですね。
ただ道頓堀の川の中には酔っ払いの投げ込んだ自転車が多数沈んでいるらしいですから、ほどほどにしないと本当にけが人が出そうです。

Wカップについては、日本の優勝と言うことはまず無いのではないかと思われますが、何しろこの後には、阪神がひょっとすると優勝しちゃうんじゃないかと言う状態ですしね。
けが人が出ないことを願うばかりです。

それにしても、ニュースの中で例の阪神ファンが集う居酒屋『虎』での日本勝利の歓喜の様子は、どうも私には理解できないものがありました。

何しろ日本代表の勝利を祝して六甲おろしを歌っちゃうんだもの・・・。(笑)


>>そういえば、ロシア戦に勝てば北方領土が返ってくるんじゃないかなんて言った、
>>馬鹿な政治家もいました。
>
>ロシヤのジリちゃんのことでござんすか?

いえいえ、東京在住の慎太郎くんのことでございます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [579] Re(6):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>何しろ日本代表の勝利を祝して六甲おろしを歌っちゃうんだもの・・・。(笑)

いや、騒げればいいのです。
無害な人なのでおもろいので放置しておきましょう。
今回はカーネルおじさんは無事だったようで‥

>>ロシヤのジリちゃんのことでござんすか?
>いえいえ、東京在住の慎太郎くんのことでございます。

どっちもどっちのような。
#低レベルの争い
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [582] Re(7):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>>何しろ日本代表の勝利を祝して六甲おろしを歌っちゃうんだもの・・・。(笑)
>
>いや、騒げればいいのです。
>無害な人なのでおもろいので放置しておきましょう。
>今回はカーネルおじさんは無事だったようで‥

確かに面白いですね。
大阪人パワーが大爆発している様は、海外のメディアに日本を注目してもらえるきっかけとなるのではないでしょうか?。

>>>ロシヤのジリちゃんのことでござんすか?
>>いえいえ、東京在住の慎太郎くんのことでございます。
>
>どっちもどっちのような。
>#低レベルの争い

こちらもその通りなのですが、ひとつだけ厄介なのはその慎太郎君がポスト小泉の最右翼に挙げられていること。

と、言っても福田官房長官の【核武装発言】を支持したことでその立場からも転落してしまったのではないかと言う話もちらほらと聞かれます。
あのレベルの人を総理とすることには、やはり抵抗感がありますよね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [562] Re(1):江藤発言に噛み付く
  
        
  
江藤氏の発言はここで知りましたが、ぼくの視点から一つの結論をいえば、同氏は(おそらく)ご自身の才覚でお金を稼ぎ納税した経験がないのです。生涯をトータルして個人として国家財政に寄与しない議員が多いことは問題で、だからああいう発想になってしまうんだろうと思います。

国家を代表する意識を持たせたいなら、1勝ごとに各人にこの夏の公務員のボーナスくらいのインセンティブを支給する。勝ったときの経済効果を思えば回収は瞬時、これぞ公共事業のお手本ですよ(笑)。彼らの身分は公務員ではなく激しい競争社会を生きる民間のプロなのだから、技術が高くスター性があり結果的にいくらの年俸を取るかが全て。出場している選手は若くても大変な高額所得者の筈なので、与党の実力者がそんな根性してると海外流出が止まらないでしょう。平均的サラリーマン数十人に匹敵する高所得者が外国で納税し外国で消費する。国家として大変な損失になります。


ところで、髪の色に関しては、ぼくはこだわります。

ここ2、3年、日本に帰るたびに「なぜあなたは茶髪にしているのですか?」と聞くことにしている。率直に不思議に思っているからです。残念ながら、いまのところだれからも納得できる説明・解説が聞けていません。これは妥当性があるかなと思ったのは浜崎あゆみの影響という説。ぼくの観察だと、日本の若者の髪の色が大きく変わった時期と、金融機関の含みが尽きた(一部実質破綻状態に突入した)時期はおおむね一致する。以前GODAさんが「私はこの時期に日本を見捨てた」と言っていた時期の少し後です。もしも両者になんらかの因果関係があるとすれば(ぼくはあると考えている)、政治家がこの件で評論家的な発言をすること自体が盲目の証といえますね。

若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。

 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [563] Re(2):江藤発言に噛み付く
  
        
  
山口さん、こんにちわ。

>江藤氏の発言はここで知りましたが、ぼくの視点から一つの結論をいえば、同氏は(おそらく)ご自身の才覚でお金を稼ぎ納税した経験がないのです。生涯をトータルして個人として国家財政に寄与しない議員が多いことは問題で、だからああいう発想になってしまうんだろうと思います。

この視点には、なるほどな、とうなずけるところがあります。
私にない視点ですので非常に参考となります。

>国家を代表する意識を持たせたいなら、1勝ごとに各人にこの夏の公務員のボーナスくらいのインセンティブを支給する。勝ったときの経済効果を思えば回収は瞬時、これぞ公共事業のお手本ですよ(笑)。彼らの身分は公務員ではなく激しい競争社会を生きる民間のプロなのだから、技術が高くスター性があり結果的にいくらの年俸を取るかが全て。出場している選手は若くても大変な高額所得者の筈なので、与党の実力者がそんな根性してると海外流出が止まらないでしょう。平均的サラリーマン数十人に匹敵する高所得者が外国で納税し外国で消費する。国家として大変な損失になります。

このご意見にも両手を上げて賛成します。
国の名誉をかけて前線で必死のプレーを続ける彼らに適当な額のボーナスを時の政府が支給するということは的を得たお話かと思います。それだけの価値があるというものでしょう。
そして政府はこのボーナスで選手達を縛ろうという邪な考えを持つべきではないと思います。なぜならば彼らはピッチに立った瞬間に無意識のうちにそれを体感しそして体現してくれるからであります。それがワールドカップというものかと思います。勿論、山口さんもそのことをおっしゃってると思います。

>ところで、髪の色に関しては、ぼくはこだわります。
>
>ここ2、3年、日本に帰るたびに「なぜあなたは茶髪にしているのですか?」と聞くことにしている。率直に不思議に思っているからです。残念ながら、いまのところだれからも納得できる説明・解説が聞けていません。これは妥当性があるかなと思ったのは浜崎あゆみの影響という説。ぼくの観察だと、日本の若者の髪の色が大きく変わった時期と、金融機関の含みが尽きた(一部実質破綻状態に突入した)時期はおおむね一致する。以前GODAさんが「私はこの時期に日本を見捨てた」と言っていた時期の少し後です。もしも両者になんらかの因果関係があるとすれば(ぼくはあると考えている)、政治家がこの件で評論家的な発言をすること自体が盲目の証といえますね。
>
>若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。

私は日本の地方に在住しておりますので周りにフリーターなどというものはほとんど存在しておりません。しかし、茶髪をはじめ髪の毛をカラフルに染めておられる若い男性たちはたくさんおります。この人たちの職種はさまざまです。さすがにサラリーマンは皆無に近いですが、工事店勤務の若い職人さん関係が圧倒的に多いです。この人たちに髪の毛を染めている理由をたずねるとたいがいは「シャツや洋服の色と同じ感覚」と答えます。なるほど一理あるなと捉えておりました。彼らに面接してみても何も不足に感じることはありません。その受け答えはあくまでも堅実であり仕事ぶりもまじめであります。違うのは髪の毛の色だけであります。色が気に入らなければ、あるいは仕事上か何かで問題が発生しそうなときにはまた元の黒か別の色に染め直せば済むことであります。それだけのものであり全体的には大きなファッション・ブームの真っ只中に現在もあるのかもしれません。いずれ廃れていくのか定着していくのか神のみぞ知る範疇でありましょう。何かに傾向付けてウォッチしていくことは意味があるのかもしれませんが私自身は現状無関心といったところです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [564] Re(3):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>>若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。

>直せば済むことであります。それだけのものであり全体的には大きなファッション・ブームの真っ只中に現在もあるのかもしれません。いずれ廃れていくのか定着していくのか神のみぞ知る範疇でありましょう。何かに傾向付けてウォッチしていくことは意味があるのかもしれませんが私自身は現状無関心といったところです。

 山口さんは茶髪ブームが浜崎あゆみの出現いらい顕著になっているとの考察ですが、実際はそれ以前からブームであったと思います。時期的には十年程前くらいでしょうか。なぜ茶髪にするかと申しますと、石野さんの指摘のように単純にファッションでしかなく、別に社会に対するアンチテーゼでもありません。もしそうならば依然として続く投票率の低下の原因の答えにもなりません。
 揶揄する訳でもなく、また誤解なされると困りますが、山口さんは賢い方ではありますが、少し考え過ぎ、あるいは深読みのし過ぎという感じがします。仕事柄か「分析」の僻があるのでしょうが、私や山口さんがそうであったように若い時代は単純なのです。それに最近は若者だけでなくおじさん世代でも平気で茶髪にする人も増えているようです。おじさんだってオシャレをしたいのでしょうし、まだ日本社会に余裕がある証拠でもあるのでしょう(内実はともかくとして、気分的にです)。

 また石野さんが茶髪たちに偏見をもたないのはなにも石野さんだけの事ではなく、世の中がまたひとつ「受け入れ枠」を広げてきた証拠でもあると考えます。昔ならば即、不良という烙印を押し、受け入れなかったでしょう。まだ閉鎖的社会の日本ですが、前には進んでいるのは確かなようです。そのうちもっとも閉鎖的且つ遅れている政界などほったらかしにしたリーダーが出現し、それらを核にしたムーブメントが起こればおもしろいなあと思っております。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [566] Re(4):江藤発言に噛み付く
  
        
  
ふみゅー、うちの会社には結構茶髪いるような。男も女も‥
毎日ジーンズはいていくし、それが普通のような‥
同じビルに入っている某社もそうだしねぇ‥
うちに来ている外注さんもそんなもの‥(外資系が多いけど)
隣や裏の会社は皆さんスーツだけど(笑)

> 山口さんは茶髪ブームが浜崎あゆみの出現いらい顕著になっているとの考察

うーん、一部の明確な主張がある人と、大部分のファッション系の考えなしの
人とに別れるような。

> また石野さんが茶髪たちに偏見をもたないのはなにも石野さんだけの事ではなく、

ちゅうか、毛沢東的に「役に立つやつがいいやつ」と言う思想が蔓延してきたんですわ。
ま、ネコの周りにも年寄りでうるさいやつもいますけどね。そういうやつに限って
銭を稼ぐことには疎い。(1ヶ月ほど前からおぢさんの教育係を拝命したネコは今日は
きちんと計画して仕事しろと怒鳴り散らしたけど‥だって、何かやっているようだけど
全然進まない上に計画について全然言わないんだから‥仕事をなんだと思っているのかい)
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [573] Re(5):江藤発言に噛み付く
  
        
  
>
> うーん、一部の明確な主張がある人と、大部分のファッション系の考えなしの
> 人とに別れるような。

 一部の明確な主張ってどんな主張ですか? ひょっとしてネオナチ気取りのスキンヘッドとかモヒカンの事? だとすればこのスレッドでの山口さんのテーゼとはまた違う話になります。ただ日本代表の髪の場合は、自分を奮い立たせる意味での染髪でしょう。世間一般のそれはファッション。
>
>>  また石野さんが茶髪たちに偏見をもたないのはなにも石野さんだけの事ではなく、
>
> ちゅうか、毛沢東的に「役に立つやつがいいやつ」と言う思想が蔓延してきたんですわ
> 。

 それも考え過ぎですよ。茶髪がごく少数派だった時代はそれだけで不真面目・不良という固定観念があったが、今のように普通の人でも急に茶髪にしたりする時代になれば最初から「ファッションなんだな」という概念で入れるようになり、他人のそれにも鷹揚になっていくだけのこと。第一、面接で「役にたつやつだから茶髪でもいいやつ」だなんて分からないでしょうし、それが採用基準になるような会社ならば先はないですな。

> ま、ネコの周りにも年寄りでうるさいやつもいますけどね。そういうやつに限って
> 銭を稼ぐことには疎い。(1ヶ月ほど前からおぢさんの教育係を拝命したネコは今日は
> きちんと計画して仕事しろと怒鳴り散らしたけど‥だって、何かやっているようだけど
> 全然進まない上に計画について全然言わないんだから‥仕事をなんだと思っているのか
> い)

 とはいえ、どこにでも自分の価値観でしか物事を計ろうとしない人はいるってことです。茶髪だからどうしたこうしたっていう議論はもう過去の議論だと思いますがね。つまりその人は過去の人ってことでしょ?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [577] Re(6):江藤発言に噛み付く
  
        
  
> 茶髪だからどうしたこうしたっていう議論はもう過去の議論だと思いますがね。つまりその人は過去の人ってことでしょ?


茶髪の道徳面からの批判を過去の遺物であると断じることは可能でしょうが、起きている変化そのものは現在進行形のはずです。

物事の変化には必ず理由がある(というより理由づけができる)と考えています。またねこかぶりさんのご指摘通り、リードする人とフォローする人は異なります。ここ数年の日本で進行した茶髪化は、だれがどんな方向から見てもビジブルなものです。それがどのような要因・背景に基づいた変化なのかは公私の両面から関心があります。公明党の政権参加や邦銀の地盤沈下に匹敵する一大変化のごとく映ったからです。なお、ファッション業界における流行は一通りの分析・予測が可能で、特にヒット商品はアナリシスの対象となります。日本の茶髪は大ヒット商品です。

ぼくがヒアリングした範囲内でいえば、茶髪の人が茶髪にしている理由として、「その方がカッコいい/カワイイと思う」、「だってみんなそうしてる」、「彼氏・ご主人がそれを望んでる」、「気がついたら世間が茶髪だった」、「自分でもよくわからない(笑)」、という趣旨の回答でほぼ100パーセント。サンプルは少なくありません。このため、茶髪化を価値観・個性の多様化に結びつけるのは安直な印象が強く、むしろ異性の興味をひくなどの実利・実益がある、日本的価値観の崩壊の一環である、等の捉え方のほうがぼくにはメイクセンスします。

逆にその変化を世間が受容している(かのように見える)点についても、日本社会の価値観が多様化して懐が深くなったというより、支持する人々のあいだで(おそらくは)一過性の急激なパラダイムシフトが起きる一方、異論を持つ人たちのあいだで深い諦めに似た心理が進行した、という観察のほうがぼくにはメイクセンスします。

美容師などの茶髪関連業界の当事者ですら、「特に深い意味はないんじゃないの?」という意見が圧倒的でした。そのような現状ゆえ、プロである彼らをして自分のビジネスの先行きが視界不良で次の一手が打ち出せない。願わくば浜崎あゆみがイメチェンしてくれると助かるんだけどなー、などと次のビック・ウエーブを待っているかのような状況に見える。

以上はリサーチのさわりの一部分で、古い情報も含まれていますが、ご意見をいただけると嬉しいです。当初の仮説として、茶髪化が日本社会・日本経済のスパイラル降下に併せて進行したと観察されたことを根拠に、その変化は本質的に好ましいもの・ハッピーなもの・ポジティブなものを投影したものではあるまい、ということがあります。


最後にぼくの立場(嗜好)を明らかにしたいと思います。
外見・ファッション・ライフスタイル・職業・宗教などの個別要因で人物を「判断」はしますが、差別・偏見は持たないよう心掛けています。また住んでいる場所が場所なので、少々前衛的なものを見ても驚きません(笑)。東洋人の茶髪はぼくの好みにマッチしませんが、人は人、自分は自分ということで。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [580] Re(6):江藤発言に噛み付く
  
        
  
> 一部の明確な主張ってどんな主張ですか? ひょっとしてネオナチ気取りの
>スキンヘッドとかモヒカンの事?

それ考えすぎです。
ちゃんと似合うからとか、その色が好きだからとかそのレベルの認識です。
政治的背景はないですわ。逆に大多数は消極的理由と言うか、周りがしている
からとか、有名人のコピーになりたいからとかちと意識が低いのですわ。

>> ちゅうか、毛沢東的に「役に立つやつがいいやつ」と言う思想が蔓延してきたんですわ
>> 。
> それも考え過ぎですよ。茶髪がごく少数派だった時代はそれだけで不真面目・
>不良という固定観念があったが、今のように普通の人でも急に茶髪にしたりする
>時代になれば最初から「ファッションなんだな」という概念で入れるようになり、
>他人のそれにも鷹揚になっていくだけのこと。第一、面接で「役にたつやつだから
>茶髪でもいいやつ」だなんて分からないでしょうし、それが採用基準になるような
>会社ならば先はないですな。

ま、それが引き金かもしれませんが、そういう人たちを排除しては経済的に
成り立たないと言うとこに気がつき始めたと思うのですわ。
うちの会社にも受付には茶髪はいませんわ。営業にはいるけど(笑)

> とはいえ、どこにでも自分の価値観でしか物事を計ろうとしない人はいるって
> ことです。茶髪だからどうしたこうしたっていう議論はもう過去の議論だと
>思いますがね。つまりその人は過去の人ってことでしょ?

この国の経済を動かしている連中の中にはそういう人たちがいまだにたくさん
いますけど‥恐れを知らないネコでも部長連中とかアライアンス先の取締役
クラスと会うときはネクタイで首をしめていきます。
#ネコがジーンズを着て会社に行く理由は腰を痛めないからとか楽だからとかいう理由。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [570] Re(2):多様化の反映では?
  
        
  
>ところで、髪の色に関しては、ぼくはこだわります。
>
>ここ2、3年、日本に帰るたびに「なぜあなたは茶髪にしているのですか?」と聞くことにしている。率直に不思議に思っているからです。残念ながら、いまのところだれからも納得できる説明・解説が聞けていません。これは妥当性があるかなと思ったのは浜崎あゆみの影響という説。ぼくの観察だと、日本の若者の髪の色が大きく変わった時期と、金融機関の含みが尽きた(一部実質破綻状態に突入した)時期はおおむね一致する。以前GODAさんが「私はこの時期に日本を見捨てた」と言っていた時期の少し後です。もしも両者になんらかの因果関係があるとすれば(ぼくはあると考えている)、政治家がこの件で評論家的な発言をすること自体が盲目の証といえますね。

 こんにちは。
 そうとすれば、今までの日本的価値観(存在を仮定して)が、上述されていることで崩壊しかかっていることによる、alternetiveな価値観が流布しだしているからであるとでも考えてみてはいかがですか。
 というよりも、いろいろな価値観が「既存価値観の弱体化」によって芽生えて、それが髪の色に反映されつつあるということかもしれません。
 多様化の反映というやつです。
 
>若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。

 私は、この部分については、考えておきたいと思います。
 いいたいことはわかるのですが、もっと面白いことが洞察できるやもしれぬので。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [574] 世間におもねることはないのでは?管理人さん
  
        
  
昔から洋の東西で「黒髪」は「緑なす黒髪」として、その美しさを讃えられて
来ました。
良く知られているルアナルの「にんじん」は主人公の少年の生来の
髪の色から、そのタイトルが付けられています。

日本民族は、この賛美される「黒髪」を、多くの人が生来の特質として
持っています。これは日本人の持つ大きな特徴の一つです。

国を代表して体外試合に望むときには、この「黒髪」が諸外国のチームとの
大きな違いとして印象づけられる要素の一つになります。

これは、歴史により作り上げられて来た美意識・美的感覚の問題です。
この誇るべき、生来の美しい黒髪を無惨な茶やその他の色に染めて、日本代表
を名乗ることは、日本人の特色を否定する行為です。自分たちが持っている
生来の美しさを忘れたのか、気がつかないのか、世界の美の歴史を学ぶ事を
忘れたのか、これらを欠いているのか、日本人としてのアイデンティティを
持たないのか、恥ずかしいことです。

江藤隆美さんは、なかなか骨のある人です。
これまでにも、マスコミ等の風圧をものともせず、サイレントマジョリティの
思いを、自身の言葉として発言して来られました。
今回の発言もその一環をなすものでしょう。

小学校の運動会を見に行きますと、茶髪や、金髪のスリットにした子供を
見かけますが、この親はと見るとやはり茶髪や金髪(笑)
これは美意識の否定の再生産以外の何者でもないのではないか、日本人としての
アイデンティティを否定するものではないかと暗澹とした気持になります。
教育の荒廃をまのあたりに見るおもいです。


>これなどはまさしく選手の主観の問題であります。

いいえ、選手の教養の問題ではないですか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [578] Re(1):世間におもねることはないのでは?管理人さん
  
        
  
>この誇るべき、生来の美しい黒髪を無惨な茶やその他の色に染めて、日本代表
>を名乗ることは、日本人の特色を否定する行為です。自分たちが持っている
>生来の美しさを忘れたのか、気がつかないのか、世界の美の歴史を学ぶ事を
>忘れたのか、これらを欠いているのか、日本人としてのアイデンティティを
>持たないのか、恥ずかしいことです。


サッカー観戦は好きで、ぼくも今回の大会をテレビで見ています。ただサッカーはもともとヨーロッパの階級社会において紳士のスポーツといわれるラクビーとは対照的な、いわゆる大衆娯楽という位置づけです。日本の身近なスポーツに置き換えるなら、選手および観客のキャラクターやマナーにおいて「柔道」と「プロレス」くらいの違いがある。・・・ワールドカップ期間中の発言として不謹慎だったかもしれません。お気を悪くされた方にはお詫びします。

言わんとすることは理解できるつもりですが、つまりはTOPがあり、由緒ある日本の伝統や格式やアイデンティティーをサッカーというスポーツ、およびその選手とサポーターに求めること自体が全くもって無謀というか場違いというか・・・。大いなるミスマッチであろうと思います。

普段全く見ないのでわからないのですが、柔道や相撲あたりはさすがにみんな黒髪ですよね?もしそうだとすれば、ギリギリのところで日本のアイデンティティーは確保されていると捉えることができると思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [575] Re(1):江藤発言に噛み付く
  
        
  
池田さん、おはようございます。
白川BBS以来であり、池田さんの投稿を歓迎致します。
(但し、私自身は池田さんとの直接の投稿上のやり取りはなく今回が初めてかと思います。)

ところで気になる言葉がありましたのでネットの大辞林で辞書を引いてみました。

■ おもねる:

 おもね・る 3 【▼阿る】
 ----------------------------------------------------------------------
(動ラ五[四])
 気に入られようとする。へつらう。
 「大衆に―・る」「時流に―・る」
 「其の鬼走り疲れにて、祭の食を見て―・り就きて受く/霊異記(中訓注)」

と、ありました。
冒頭の私の意見は江藤氏の発言に真っ向から異論を唱えるものであり、あくまでも私の個人的な見解を主張するものであります。余人がどう捉えるのかは各々のご判断にお任せするものであります。これに対し賛否両論の意見が出てきてあたりまえであり、それはそれで自然なことであります。しかしこれを「おもねる」と捉えられることに私ははっきりと拒否致します。それは私の本意ではなく意味も違います。なぜそのような効果を狙わなくてなならないのでしょうか。これが単なる言葉の用い方の取り間違いであることを私としては願います。

>昔から洋の東西で「黒髪」は「緑なす黒髪」として、その美しさを讃えられて
>来ました。
>良く知られているルアナルの「にんじん」は主人公の少年の生来の
>髪の色から、そのタイトルが付けられています。

赤毛のアンの髪は赤い髪。

>日本民族は、この賛美される「黒髪」を、多くの人が生来の特質として
>持っています。これは日本人の持つ大きな特徴の一つです。

モンゴロイド系の大きな特徴です。
黒髪・黒い瞳...
日本・朝鮮・漢民族.....単に極東地域だけでなく環太平洋地域に広がる黄色系人種の際立った特長であります。

>国を代表して体外試合に望むときには、この「黒髪」が諸外国のチームとの
>大きな違いとして印象づけられる要素の一つになります。

否定はしないです。
但し、欧米系・スラブ系・アフリカ系諸国との試合のときにより際立つ特徴であります。

>これは、歴史により作り上げられて来た美意識・美的感覚の問題です。
>この誇るべき、生来の美しい黒髪を無惨な茶やその他の色に染めて、日本代表
>を名乗ることは、日本人の特色を否定する行為です。自分たちが持っている
>生来の美しさを忘れたのか、気がつかないのか、世界の美の歴史を学ぶ事を
>忘れたのか、これらを欠いているのか、日本人としてのアイデンティティを
>持たないのか、恥ずかしいことです。

日本人であることのアイデンティティとは一体何であるのか。
髪を染めてる人にも存在している(と思われる)彼(彼女)自身の内なる日本人的価値観・美意識を単に髪を染めているという理由だけで否定してしまっても良いものか。

>江藤隆美さんは、なかなか骨のある人です。

一言居士の硬骨漢と思っておりました。
しかし時折見せる言動に恍惚感も漂っております。

>これまでにも、マスコミ等の風圧をものともせず、サイレントマジョリティの
>思いを、自身の言葉として発言して来られました。
>今回の発言もその一環をなすものでしょう。

>>「『髪の毛が赤いのは相手を脅かす』というがニワトリのまねなどせんでいい。」

この発言も「その一環」を成すものでありましょうか。
人をニワトリ呼ばわりする前に自身を別の何かに例えて比喩するのであればまだ許される範囲でありましょうが.....

>小学校の運動会を見に行きますと、茶髪や、金髪のスリットにした子供を
>見かけますが、この親はと見るとやはり茶髪や金髪(笑)

これは私の周りでもたまに見かけます。
私もこの親の価値観を疑いたくなりますが、よそ様にそれを言ったにしても「せんない」ことです。
この親たちにとって一度はやってみたい一過性のことと理解しております。

>これは美意識の否定の再生産以外の何者でもないのではないか、日本人としての
>アイデンティティを否定するものではないかと暗澹とした気持になります。
>教育の荒廃をまのあたりに見るおもいです。

しかしこれを教育の荒廃として私は見ていないです。
こんなことまでいちいち教育のあり方に責任を押し付けようとする意識自体が問題であります。
さらに言えば、教育とはなんですか。
親が子に与える家庭内教育。学校教育。しかしその大半は義務教育に委ねられるもの。
その他、さまざまな教育が存在しております。
そのどこの教育のどこの箇所に問題があるのでしょうか。

私は考えるのです。
これらの価値観は単に教育問題の範中で語るべきものではなく、もっと時代の大きなうねりの中で捉えていくべき性質のものである、と。
そしてその価値観はもはやひとつの国にとどまらず世界レベルで考えていくべきものであること、と。

>>これなどはまさしく選手の主観の問題であります。
>
>いいえ、選手の教養の問題ではないですか?

逆説的に問い掛けるならば、
髪の染めている代表選手に教養はないのか。

そんなこと質問するほうがおかしいと思います。
まさに一笑ものです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [576] 上記[575]の投稿はレスをつける位置を間違えておりました。
  
        
  
上記[575]の投稿はレスをつける位置を間違えておりました。

本来の位置は、[574]世間におもねることはないのでは?管理人さん:池田進氏、に対してのレスであります。
お詫びかたがた、訂正させていただきます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [583] Re(1):江藤発言に噛み付く
  
        
  
 なんか髪の毛の色と文化風俗的考察が流行ってるみたいなので、
僕もちょっとだけ。

 髪の毛の色を染めるのが流行りだしたのは、ただ単に「技術の
進歩で手軽に染めやすくなったから」だと僕は考えています。化
粧品売場の店員さんいわく、この分野はかなり進歩したんだそう
です。10年前とはくらべものにならないほどに。
 売り場に行くとたしかに、本当に色々な商品が所狭しと並べら
れていて、本当に活気のある売場です。そして、そこにはいろい
ろな人たちもいます。いないのは、江藤のオジサマみたいな人た
ちだけですね(^^;。
 それだけ、髪の毛を染めるということが、日本人にとって普通
の行為、ある種の文化として定着したということの現れでしょう。
江藤のオジサマはそれを知らんだけですわ。


 ところで、黒い髪を茶色や黄色や赤色に染めるのがダメなのな
ら、じゃぁどうして白髪を青色や紫色に染めているオバチャンは
ダメじゃないのでしょうか(^^;。
 いっしょやん。
 で、江藤のオジサマは、オバチャンらにもそう同じように言え
るのでしょうか?「髪の毛の乱れは心の乱れ」って(笑)。


 ちなみに、なんで青色や紫色をオバチャンたちが好んで染める
のかというと、青色系の染髪剤は昔からあったからだそうです。
青系は色落ちしにくかったので早くから商品化できたんだそうで
すが、他の色は落ちやすく、また脱色系は頭皮がしみるので、商
品化できなかったようです。オバチャンたちは若かった頃の名残
で、よく青や紫に染めているそうですよ。


 世の中には、ファッションに敏感な人と疎い人がいる。
 女性や若い人は敏感で、男性や年を取った人は疎いという傾向
がある。もちろん傾向で、すべてがこうではないけれど。
 そして、疎い人は、新しいファッションについてはいつも批判
的である。
 それは大昔からそう。昔も今も同じです。
 織田信長だって、斬新すぎるファッションに周囲は「うつけ」
とか言って批判的だったですしね。
 '70年代は若い長髪男性が流行ったっけ。で、オトナたちはそ
れに批判的だったっけ。
 ちなみに最近は、色を染めるのも流行ってるけど、丸坊主(ス
キンヘッドじゃなく、3分刈り程度)も密かに流行ってきている
んですよ。


 「流行」とそれにたいする「アンチ流行」は昔から現代に至る
までずっと続いている。
 別に何かが変わったとか、そういうわけじゃない。色や長さが
変わっただけで、本質的な部分は昔から何も変わっていない。
 そう私は考察します。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [567] 新党自由と希望のHPが、
  
        
  
閉鎖されたみたいです。
一体どういうことなんですか?

もう、新党自由と希望は解散なんですか?

これから、白川勝彦はどうすんですか?

この間の選挙の借金はまだ残ってるんでしょ?

次の総選挙出るの?

知ってる人いたら教えてください。

http://www.liberty-hope.net/
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [569] Re(1):新党自由と希望のHPが閉鎖されました。
  
        
  
>閉鎖されたみたいです。

上越市の知合いからの情報だと、次回の選挙は自由党から立候補するという噂が
流れているらしい。

新党自由と希望は事実上解散ということになるのかな。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [581] Re(2):新党自由と希望のHPが閉鎖されました。
  
        
  
新党のドメイン[ liberty-hope.net ]が抹消されていますね。
DNSサーバーのキャッシュを考慮に入れると2〜3日ほど前の処理かと思います。

これ以上は、白川さんのコメントを待つしかないと考えます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  [503] 「シルバーシート」は国の恥
  
        
  
中国のことをいくら考えても、しょせんはヨソの国のことです。我々は自分の国のことを真剣に考えるべきだと思います。その問題提起を一つ。日本に住んでいる方が(おそらく)気付いていないことで、外国に住むぼくの目から見て日本における最大の失政の一つだろうと思えるものが、電車などに設置されている“シルバーシート”の存在なのです。

アメリカにも駐車場だと障害者向けのスペースが多く確保されていますが、公共交通機関のpriority seatingは探せばどこかにあるだろう・・・程度。あれほど大々的に障害者・高齢者向けの座席スペースが確保されているなんてことはありません。帰国するたびにあれを見て、ぼくは「おや?」と思うのです。

あの手のシートがあれほどの規模で存在するということは、困っている人に対してだれも席を譲らないという慣習があることを意味し、困っている人がいても周囲がだれも助けないことを意味する。日本はそれほど無慈悲で冷たい国です、と内外に宣言しているに等しい。ウヨクみたいなことを言ってしまいますが(笑)・・・、武士道の精神の流れを汲む日本にとって、シルバーシートなど国の恥以外の何ものでもありません。民族の不名誉とすらいえる。だいたいにおいて、あんなシートがあれほど大量に設置されている国を、ぼくは見たことがありません。

普通の道徳心がある健常者なら、車内にそれらしい人がいなくてもあそこに座るのは憚られるはず。また、自分が不幸にして身障者もしくはヨボヨボの高齢者になっても、ああいう差別的なシートに座るのは不愉快あるいは不本意です。自分が差別/区別されるに足るロクデナシのように思えてくる。もちろん、ここらへんは人によって感じ方や価値観が別れるところで、権利だから行使するぞ!という割り切りができる人だっているかもしれませんが。

電車は帰国しても1〜2回乗るかどうか程度で、本当のところはよくわかりません。が、ぼくの見たところ、日本で運行されている電車の総シート数の10%程度が事実上のデッド・スペースと化し、有効に利用されていないように思う。大事なことは、その非効率きわまりないデッドスペースが、良識ある人々の良心とモラルを蝕み、痛めつけ、そして人間が本来持っている「困っている人を助けよう」という自然な気持ちをマヒさせてしまうこと。

ああやって強制的にシートを確保しなければお年寄りや障害者はだれにも席を譲ってもらえないのだろうか?自らが障害者や年寄り(のような社会的迷惑な存在)だとアピールし、権利や人権を主張しないとまともに席に座ることすらできないのだろうか?と。
たとえば、松葉杖をついて(あるいは車椅子に乗って)ニューヨークの街を歩いたら、1時間で一体何人の人が助けてくれるでしょうか?おそらく見当がつかないほど大勢の人々が、ドアを開けてくれたり道を譲ってくれたりエレベーターを譲ってくれたり交差点を渡るのを助けてくれたりすると思います。ぼくだってそうします。やらねばならないのではなく、そうするのが当然だと思っているからです。

ぼくの意見ですが、シルバーシートは斜陽国家・二流国家たるニッポンの象徴。当初は(おそらく)それなりの考えがあって導入したのでしょうが、その実験は失敗です。全廃すべきでしょう。代わって、困っている人を見かけたら周囲の人が助けることを、道徳なり宗教なりの叡智で広く教えるべきです。困っている人がいたらコミュニティー全体で支えようという意識を取り戻すことが大事。本来の日本にはそういう道徳心や高い(というより普通の)モラルがあると思います。身近なところから国やコミュニティーを暖かいものにし、同じ日本人同士なんだからみんなで助け合っていこう、という空気を広げていくことが大事だと思う。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [504] Re(1):「シルバーシート」は国の恥-言われてみるとそうですな
  
        
  
 まあ、そうですな。
 あんないらんことするんは問題です。
 ああいうことをして、失敗したために、以下のことがあるように思います。

 私は、いろいろ自転車でまわって見かけるのですが、明らかに身障者のためと思われるスペースに平気で駐輪している連中の多いこと。
 身障者マークがでかでかとついてないと、「身障者用ではないんか」ということで、平気で障害物を置いたりしております。
 マークが目立つようでなければ、TPOを考えることなく、平気で駐輪したりして邪魔をする。
 マークがでかでかとあると、障害者の心理的抵抗が大きい。

 社会で生きるものとしての規範やモラルを教える必要があります。
 これには、欧米の場合、「日曜学校(教会)」というすばらしいものがあるんです。
 日本の場合、これがない。
 どうするべきか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [517] Re(2):「シルバーシート」は国の恥-言われてみるとそうですな
  
        
  
> 社会で生きるものとしての規範やモラルを教える必要があります。
> これには、欧米の場合、「日曜学校(教会)」というすばらしいものがあるんです。
> 日本の場合、これがない。
> どうするべきか?


些細な風邪でいちいち薬を処方していたら、人間が本来持つ優れた治癒力が損なわれますよね?同様に、徒に血税を費やしてつまらぬ箱モノを作りすぎた結果、日本人が持つ優れた資質やマインドが損なわれ、自浄能力や弾力性が失われてしまったのではないか?というのがぼくの問題提起です。

風邪をひいたら熱が出るのは当然で、気にすることはない。消化の良いものを食べて休みなさい。そのうち治ります。というご託宣もたまにはアリではないか?と。

最初の一定期間、「良心を信じてシルバーシートを(とりあえず一部)廃止した。困っている人には席を譲り、車内を暖かいものにしよう」と告知してみてはどうでしょう。正直厳しいかなー?という地域もあるのでしょうが、対応できる地域が多いように思う。もしもダメだったら?そりゃもう、そういうレベルに落ちたと思って諦め、シルバーシートを復活させたらいい。ぼくは必ずや今よりベターになると思いますが。

モラル・マナーは躾や育ちが出るので、物心がついてしまった人に他人がとやかく言ってもtoo late。ミニマムなところは社会の空気でカバーするしかないと思う。それを備えたコアになる人材層が必要ですが、ぼくの見たところ、日本にはそれがあると思います。ここに出入りしている人たちもそうでしょうし、我こそはコミュニティー・家庭・勤務先を(実質的に)支えていると自覚・自負している人々は少なからずいると思うので、その人たちの誇りに訴えかけてみる。

ダメな一握りの人たちに権利を主張させて社会主義的な庇護を与える非効率は、良識ある中流層をメインストリートに呼び戻して助け合うことで十分にカバーできるだろう、と。また、自由を守ることは大変なのだというフレーズを実感できる又とないチャンスですよ。これは。

成功させるための前提条件。だれもが衣食足りて礼節を知るのだから、どんな仕事をでっち上げててでも、社会として石にかじりついて完全雇用を目指すこと。とりわけ若年層の失業対策は、出世払いをしてもらう心積もりで大胆に施すべきだと思います。日本にはビジネスのオポチュニティーが沢山あると思う。政治がトップ・プライオリティーに位置づけるべきは雇用対策。景気回復やデフレの解消は日本の七難をかくすと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [519] Re(3):「シルバーシート」は国の恥-言われてみるとそうですな
  
        
  
うーん、餓鬼を連れたおばちゃんが子供を堂々と座らせているとこが‥
わたしゃ、子供は教育のためにも立たせておいた方がいいと思う。
あと、ラッシュ時間帯は子供|老人は利用しないほうがいいと思う。
もともとあの殺人的な状態があること自体が悪いのだが、その状態に
わざわざ飛び込むもねぇ‥はぁ、私は‥私がぎっくり腰のときは席を
譲りませんが‥立派な怪我人がわざわざ税金払うため仕事に行っている
ので老人よりは優先権あるでしょ(笑)

>最初の一定期間、「良心を信じてシルバーシートを(とりあえず一部)廃止した。
>困っている人には席を譲り、車内を暖かいものにしよう」と告知してみてはどう
>でしょう。

私もああいうのは良くないと思う。
でも、病院通いのぴんぴんしている老人を見ると譲りたくないなぁ(笑)
ほんまにつらそうな人には譲りますが‥通勤電車で座席に荷物を置いて
いるおばちゃんとか‥殴りたくなりまする


>モラル・マナーは躾や育ちが出るので、物心がついてしまった人に他人が
>とやかく言ってもtoo late。

ですねぇ
でも、最近の場合はまわりに白い目すら気にしないすばらしい神経の
持ち主がいるから
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [520] Re(4):しつけについて
  
        
  
>>モラル・マナーは躾や育ちが出るので、物心がついてしまった人に他人が
>>とやかく言ってもtoo late。
>ですねぇ
>でも、最近の場合はまわりに白い目すら気にしないすばらしい神経の
>持ち主がいるから

 それはどうでしょうか?

 よく「現代人は家庭でor学校でしつけ教育をしなくなったので、しつ
けが衰退した」と思われがちですが、それをちゃんと調査すると、実は
そうではないんだそうです。ほんの一握りの上流階層出身者はともかく、
庶民階層では家庭や学校ではしつけ教育は昔っから行われてなかったん
だそうです。
(広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』講談社現代新書、1999)

 じゃぁ、誰がしつけたんでしょうか?

 「子供は親の鏡」や「親の背を見て子は育つ」というように、子供と
いうのは、むしろ周囲の環境からしつけを自然に学びとってゆく、と言
えるのではないでしょうか。


 自分が子供だったとして、親や周囲が厳しくあーだこーだ言うのに、
その言う本人がだらしなかったら、しらけますよね。従いたくなくなる
じゃないですか。反抗したり、無視したりしたくなるでしょう?

 みなさんは子供の頃、カッコ悪いことをする大人や、だらしない大人
たちを見て、「自分はこんなふうになるまい」と思ったことはありませ
んか?
 あるいは逆に、いいことをする大人を見て(あるいは偉人伝などを読
んで)、大きくなったら自分もその人のようにいいことをしよう、なん
て思ったことはありませんか?


 そうなんです。大人がちゃんとすれば、子供はそれを学びとっていく
ものなんです。大人がちゃんとすれば自然と子供はしつけられます。

 つまり、子供をしつけるには、まずは大人がちゃんとしなきゃダメっ
てことです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [526] Re(5):しつけについて
  
        
  
> よく「現代人は家庭でor学校でしつけ教育をしなくなったので、しつ
>けが衰退した」と思われがちですが、それをちゃんと調査すると、実は
>そうではないんだそうです。ほんの一握りの上流階層出身者はともかく、
>庶民階層では家庭や学校ではしつけ教育は昔っから行われてなかったん
>だそうです。
>(広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』講談社現代新書、1999)

ま、そういう本もあるでしょうね。

> 「子供は親の鏡」や「親の背を見て子は育つ」というように、子供と
>いうのは、むしろ周囲の環境からしつけを自然に学びとってゆく、と言
>えるのではないでしょうか。

ま、どうなのかな?
その前は知らないが明治の世になってそうでもないと私は思ってますが
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [506] Re(1):「シルバーシート」は国の恥
  
        
  
 「健全な肉体に健全な精神がやどるべし」とギリシャ詩人ユベナリスは言いま
した。よく誤解されるんですが、これは正しく現代語に訳すと「健康な人は健康
な精神を持てばいいのに」ということです。つまり、ギリシャ時代の昔から、健
常者は不健全な精神を持っていたということです(^^;。


 アメリカはキリスト教国ですよね。
 キリスト教のWebsiteを見ていて知った話なんですが、キリスト教には
「チャリティ」という教えがありますよね。
 これはよく、キリスト教徒でない人は誤解するんだそうですが、けっして
「慈悲」や「隣人愛」のような、自発的なものではなくて、「おまえ、キリ
スト教徒なんだったら、善いことをしろ。そうしないと天国には行けないぞ」
というような、半ば強迫によるものなんだそうです(^^;。
 つまり、他人に善いことをすれば天国に行けるから、善いことをする、と
いうことです。ま、ある意味自己中心的な発想による行為なんですね(笑)。


 それに対して、日本人はそんな発想、持ってません。
 だから現代において、社会制度として弱者を保護する政策が必要だったんです。
 そのひとつが優先座席(シルバーシート)というわけです。


 それ以外にも、諸外国に比べて、福祉の施策は日本は結構進んでいます。
 ま、さすがにデンマークなどには劣りますが。

 アメリカはどうでしょう。
 高負担・高福祉が北欧型と言われるのに対し、低負担・低福祉はアメリカ型
だといわれます。

 はたして優先座席を、不要だから作らなかったんでしょうか?
 「なくて当たり前」、「ハンディキャップを持つ人は不便をして当たり前」、
「平等にして当たり前」などと考えていても、作られないでしょうね。
 僕はむしろ、後者のほうなんじゃないかと思うんですけど。


 そういうことを考えると、この優先座席という制度は、むしろ諸外国に胸を
張って言える制度なんじゃないか、なんて思ったりしますよ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [516] Re(2):「シルバーシート」は国の恥
  
        
  
こんにちは。やや本題からはそれますが・・・


> アメリカはキリスト教国ですよね。
>「チャリティ」という教えがありますよね。
> つまり、他人に善いことをすれば天国に行けるから、善いことをする、と
>いうことです。ま、ある意味自己中心的な発想による行為なんですね(笑)。
>
> それに対して、日本人はそんな発想、持ってません。


日本人が持っていないのではなく、ちーさんがご存知ないか、もしくはお忘れになったのです。

「情けは人のためならず」という諺がある。

これは、かつて中学あるいは高校の入試の頻出語句だった(はず)。他人に情けをかけてもその人のためにはならない、という解釈をすると×になります。

ぼくは、人間の叡智が洋の東西を隔ててそれほど違うとは思わない。日本にだって、極楽浄土に行きたい一心で精進している人がいるかもしれないですし。もっとも、そのエッセンスを自己中心的だと思うかどうかはその人の価値観によるでしょう。

なお、ぼくはいわゆるチャリティー(donation)には積極的なほうですが、その立場から。あれは宗教団体へのお布施・寄進とは違います。むろん打算・計算はありますが、インセンティブの半分以上は自発的なものです。見返りは期待しません。差し上げるんですから。


> アメリカはどうでしょう。
> 高負担・高福祉が北欧型と言われるのに対し、低負担・低福祉はアメリカ型
>だといわれます。
>
> はたして優先座席を、不要だから作らなかったんでしょうか?
> 「なくて当たり前」、「ハンディキャップを持つ人は不便をして当たり前」、
>「平等にして当たり前」などと考えていても、作られないでしょうね。
> 僕はむしろ、後者のほうなんじゃないかと思うんですけど。


箱モノのバジェットも大事ですが、それを生かすも殺すもソフト次第。つまりは「仏作って魂入れず」の悲劇を避けられるかどうかでしょう。福祉しかり、軍事しかり、景気対策しかり。

結果として、そのソフト面で日本は劣っているということ。その象徴的な一例として、電車・バス・デパート・歩道などの公共スペースにおいて身体障害者や老人が感じる快適さが違うという事実を述べたのです。


> そういうことを考えると、この優先座席という制度は、むしろ諸外国に胸を
>張って言える制度なんじゃないか、なんて思ったりしますよ。


さしずめ「公衆道徳が発達しているから不要である」というのが諸外国(一部に例外あり)の見解でしょう。もしその逆も真なりだとすれば(事実、ある程度まで真なのでしょう)、実にミジメで恥ずかしいことだと感じる人が少なくないはずなのです。日本に住んでいる人たちがそう思うようであって欲しいと願っています。だから民族の恥であると書きました。


 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [518] Re(3):「シルバーシート」は国の誇り論
  
        
  
>「情けは人のためならず」という諺がある。

>これは、かつて中学あるいは高校の入試の頻出語句だった(はず)。他人に情けをかけてもその人のためにはならない、という解釈をすると×になります。

 けどそれは、けっして宗教上のものでもなければ、強制的・半強制的に
行われているものではないでしょう?
 日本社会の価値規範でいうと、他人に情けをかけなくても、罰せられる
ことはありません。キリスト教規範では情けをかけなかったら罰せられる
のに。
 それが文化の違いであるわけです。


>ぼくは、人間の叡智が洋の東西を隔ててそれほど違うとは思わない。日本にだって、極楽浄土に行きたい一心で精進している人がいるかもしれないですし。もっとも、そのエッセンスを自己中心的だと思うかどうかはその人の価値観によるでしょう。

 日本人は無宗教的ですからね〜。
 まぁ実際は、日本人は自分自身で自分の宗教的行為を宗教的であると理
解している人が少ないですから難しいんですけど(^^;。

 すくなくとも、はたしてどれだけの人が日々「極楽浄土に行くために」
という理由で、善いことをしているでしょうか。
 ほとんどの人がしていないんじゃないですか?(^^;


>なお、ぼくはいわゆるチャリティー(donation)には積極的なほうですが、その立場から。あれは宗教団体へのお布施・寄進とは違います。むろん打算・計算はありますが、インセンティブの半分以上は自発的なものです。見返りは期待しません。差し上げるんですから。

 本来の意味のチャリティーと慈善は本来違いますよ?
 チャリティーは本来宗教上の理由によるものです。
 対して慈善は、感情的なものです。
 似ているので日本ではすっかり混同されちゃいましたが。
 慈善であっても、チャリティーではないことは、たっっっくさんあります。

 「かわいそうだから」とか「恵をわけてあげたい」と考えて寄付を行うのは、
慈善です。対して、善いことをしなきゃ極楽浄土や天国に行けないから善いこ
とをする(その善いことのひとつが寄付。寄付先は宗教団体に限らない)という
のが、本来のチャリティーです。

 ですから、山口さんの行いは、慈善であっても、本来の意味でのチャリティー
じゃないです。


 さて、こっからが本題。


>さしずめ「公衆道徳が発達しているから不要である」というのが諸外国(一部に例外あり)の見解でしょう。もしその逆も真なりだとすれば(事実、ある程度まで真なのでしょう)、実にミジメで恥ずかしいことだと感じる人が少なくないはずなのです。日本に住んでいる人たちがそう思うようであって欲しいと願っています。だから民族の恥であると書きました。

 北欧諸国は社会福祉が発達しています。じゃぁ、北欧の人たちは公衆道徳や
福祉観念が遅れているから、ハコモノづくりを優先したんでしょうか?

 答えは「否」ですよね。

 「ハコモノが発達しているのは公衆道徳や福祉観念が遅れているからだ」と
考えるのは、あまりにも短絡的発想です。
 公衆道徳や福祉観念が発達していなければ、ハコモノがつくられることはな
いんです。

 そういう社会的背景を考察すると、決して日本はソフト面が劣っているとは
僕は思えないんですけどもね。
 福祉を必要と感じなければ、誰も行動を起こしません。そういう意味では、
僕は日本は福祉先進国の部類に入ると思います。


 蛇足ですが、もっとも最近では、「日本人に福祉感覚がようやく根付いてき
たので、もう優先座席はいらないんじゃないか」という議論も、社会福祉学で
は出ているそうですが。(現に阪急電鉄は優先座席を廃止しました)
 しかし、その廃止論はそれは「日本の恥だから廃止」には結びつきませんね。
むしろ「誇らしい廃止」でしょう。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [522] では、脱線しましょう
  
        
  
> けどそれは、けっして宗教上のものでもなければ、強制的・半強制的に
>行われているものではないでしょう?
> 日本社会の価値規範でいうと、他人に情けをかけなくても、罰せられる
>ことはありません。キリスト教規範では情けをかけなかったら罰せられる
>のに。
> それが文化の違いであるわけです。


そう。こちらが罪の文化なら、そちらは恥の文化。

以下やや独善的と感じる方もおられるかとは思いますが、補足&脱線として、ぼくのファクトに基づくビューを書きたいと思います。


> 日本人は無宗教的ですからね〜。
> まぁ実際は、日本人は自分自身で自分の宗教的行為を宗教的であると理
>解している人が少ないですから難しいんですけど(^^;。


卑下するに及ばず。これが一朝一夕に得がたい素晴らしい資質であると同時に、日本人の唯一ともいえる(対外的な)competitive edgeであるという事実も、国内にいると見えづらいところです。

ただこの点に限っていえば、ここ10年間の苦しみを経て日本の保守層は明らかに気づいている。日本の躍進は「あ・うん」で通じる柔軟性を伴った一体感にあったと自覚するがゆえに、歴史の針を元に戻そうと躍起になっているように見えるのですが・・・(永田町についても、そう思いたい)。残念ながら、時代の流れは貧富の差が拡大して人心がバラバラになる方向。ぼくのguessですが、永田町がどんな法案を通そうとニッポンの“自由”は守られますよ。ご安心あれ。旧ソ連が共産体制の崩壊を食い止められなかったように、「時」が味方しているトレンドに対して人間は無力です。

ぼくが外野から実に皮肉なことだと思っていることは、(勝者と敗者が存在する)自由な社会に進みつつあるなか、勝者になれそうな人ほど「日本人としての一体感が失われる」とあれこれ憂慮する一方、敗者になりそうな人ほど「自由を守れ」の一点張りで自由を支持しているように見えること。このBBSに自由推進派が多いことは承知していますが、各位が最終的にどこにグルーピングされるかはともかく、知人をざっと思い浮かべると大勢はそんな勢力図になる。

勝者予備軍がさらなる自由と規制緩和を、敗者予備軍がさらなる平等と規制を求めるなら実にアメリカ的でよくわかるのですが、現実には、多くの方がご自身のメリットを極小化しデメリットを極大化する非合理的な主張を熱心にしているようにみえる。ぼくは、前者が一体感の喪失を心配する真意はよくわかる。彼らは、もしも100人に完全なる自由を与えたら、2人が金持ちになり、10余人が現状維持し、80余人が(中進国級の)貧困層に転落することを見抜いていると思うので。苦しいとか、つらいとか、そんなエモーショナルな次元じゃないと思う。生活がかかってますよ。勝者予備軍が個人的なデメリットを省みずに一体感を求めようとするのはなぜか?月並みな表現ですが、家族を思うような愛国心があるからだと思う。

そういう(アメリカ的にいって)奇特な考えの持ち主が未だに存在しているところに、日本という国の懐の深さと強さ、そして先進国としてのメンボクがあるように思います。ぼくは日本復活の萌芽をそこに見出している。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [523] Re(1):では、脱線しましょう
  
        
  
 あなた個人の感性にとやかく言うつもりはありませんので、あえて反論はしませ
んけど、ちょっとだけ疑問点があるので質問させて下さい。


>ぼくのguessですが、永田町がどんな法案を通そうとニッポンの“自由”は守られますよ。ご安心あれ。

 何を根拠に、そうおっしゃるのでしょうか?
 それと、誰に対する”自由”なのでしょうか?

 全体社会や国家としてのニッポンの”自由”は、たとえばメディア規制法案や
有事法制ではより拡充されるでしょうけれども、一個人にとってはそれらは自由
の規制ですよ。ひとくちに自由といっても、さまざまな自由があるわけです。そ
してその自由は、あらゆるところで対立するわけです。どこかで線引き、バラン
ス取りをしなくちゃいけないわけです。

 まぁそれのバランス取りが政治家の仕事なわけなんですが。。。
 そういう感覚で政治家をやってる人って、少なそうだしなぁ。反対派の城山三
郎さんのことをを「ボケてる」とかって中傷するヤツがおるぐらいやし。


 で、どんな根拠で、誰に対する、どんな自由は守られるとお思いなのですか?


 もうひとつ。

>ぼくが外野から実に皮肉なことだと思っていることは、(勝者と敗者が存在する)自由な社会に進みつつあるなか、勝者になれそうな人ほど「日本人としての一体感が失われる」とあれこれ憂慮する一方、敗者になりそうな人ほど「自由を守れ」の一点張りで自由を支持しているように見えること。このBBSに自由推進派が多いことは承知していますが、各位が最終的にどこにグルーピングされるかはともかく、知人をざっと思い浮かべると大勢はそんな勢力図になる。

 何の勝者、何の敗者なのでしょうか。
 財産を持つ者と持たざる者?
 権力を持つ者と持たざる者?
 幸せな人と不幸な人?

 いづれにせよ、なんとも曖昧なカテゴライズだと思うんですけど。


 そして最後にひとつ。


>勝者予備軍がさらなる自由と規制緩和を、敗者予備軍がさらなる平等と規制を求める

 あれ?敗者が自由を求め、自由を支持しているんじゃないんですか?(汗)
 上と正反対ですよ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [524] Re(2):では、脱線しましょう
  
        
  
ここにおられる方々がイメージされている自由は、欧米直輸入型の自由ではないかと思っています。ご指摘のように自由といってもいろいろあるので、複数の「自由」を英語にトレースして、そのニュアンスの違いを明らかにしたいと思います。教養豊かな方々が多いと思われるBBSなので、「そんなこと知ってるよ!」と言われそうでヒヤヒヤですが、そう思われた場合には平にご容赦のほどお願いします。


>>ぼくのguessですが、永田町がどんな法案を通そうとニッポンの“自由”は守られますよ。ご安心あれ。
>
> 何を根拠に、そうおっしゃるのでしょうか?
> それと、誰に対する”自由”なのでしょうか?


この文脈における自由とは「laissez-faire」。ニュアンスとしては(多少オーバーにいえば)自由放任=望む人が望むだけの自由を得られる世界=何でもアリ=無政府状態。


> 全体社会や国家としてのニッポンの”自由”は、たとえばメディア規制法案や
>有事法制ではより拡充されるでしょうけれども、一個人にとってはそれらは自由
>の規制ですよ。ひとくちに自由といっても、さまざまな自由があるわけです。そ
>してその自由は、あらゆるところで対立するわけです。どこかで線引き、バラン
>ス取りをしなくちゃいけないわけです。


ご趣旨は100%賛成です。ぼくもそれに近いことを言わんとしたつもりでした。

ぼくの大局的なビューをいえば、ちーさんが願っているのと(おそらくは)反対方向。つまり日本型の社会主義・共産主義は(ぼくは日本を定性的に民主主義・資本主義体制とは思ってません)10年前の旧ソ連の共産帝国のように滅びんとしている、というものです。事実、日本政府のパワー・求心力は明らかに落ちている。動かしがたい一つの証左が、強い政府のレゾン・ディーテルともいえる権限であり、かつ旧ソ連やアルゼンチンが喪失した権限でもある徴税権の低下(富裕層の某所への資産移転=限りなくクロに近い節税)。富の大半は限られた人が持っています。上澄みが逃げたら、所得再配分もヘチマもない。マシーンとしての政府の機能は急低下します。ぼくが思うに、永田町の焦りの本質的なところは(内政的には)そこらへんにあると思う。もっといえば、間違っても(失礼ながら人畜無害な)ちーさんが望む「自由」を剥奪する方向性ではないと思う。案外敵だと思っていて、実は味方かもしれない。いまの日本政府がやろうとしていることは、15年前の旧ソ連で有事法制・メディア規制を行う所業近いのではないか?というのがぼくのビューなのです。ナイアガラの滝は一本の杭では止まらない。大勢はlaissez-faireの方向。

抜き身のエゴが出たときに人々はいかにして救われるだろうか・・・と思ったとき、シルバーシートを外せるようなマインドが必要になるのではなかろうか?と。シルバーシートがおかしいと思ったのは直感的なフィーリングですが、あえて深層心理をほじくりリクツをつけるなら、そんな説明づけもできる感じ。


>>ぼくが外野から実に皮肉なことだと思っていることは、(勝者と敗者が存在する)自由な社会に進みつつあるなか、勝者になれそうな人ほど「日本人としての一体感が失われる」とあれこれ憂慮する一方、敗者になりそうな人ほど「自由を守れ」の一点張りで自由を支持しているように見えること。このBBSに自由推進派が多いことは承知していますが、各位が最終的にどこにグルーピングされるかはともかく、知人をざっと思い浮かべると大勢はそんな勢力図になる。
>
> 何の勝者、何の敗者なのでしょうか。
> 財産を持つ者と持たざる者?
> 権力を持つ者と持たざる者?
> 幸せな人と不幸な人?


自分の境遇を幸せだと思うかどうかは高度に主観的なことでしょう。そこを埋めるためにも、シルバーシートをなくして温かいハートで埋め合わせるべきではないか、と。国運が右肩上がりになることは考えられないので、なにか埋め合わせるものがないと、ヒトが日本には住めなくなると思う。それはともかく、俗物たるぼくが勝者・敗者を語る以上、サブジェクトはmeasurableなことで、具体的には収入・資産・ステイタスの3つです。

ごくごく個人的なことですが、以前に高校の同級会に出て心底驚いたのが、同じ高校で学んだクラスメートの20年後の年収格差は10倍以上、資産格差で100倍以上だと容易に推定できてしまったこと。同じような格差は肩書き・ステイタスにもある。官民の大組織を動かすポストへの梯子を粛々と登っている人と、登れなかった人と、登らなかった人がいて、前者は雇用の心配を全くせず、後者は不確実要因を胸に秘めている。母校は典型的な受験校でしたが、ここに小学校のクラスメートを加えたらどうなるでしょうか。正規分布により近くなると思う。

いかに人生山あり谷ありとて、よほどのヘマをやらない限り(or死なない限り)、この年にして早くも突出した数名が、アドバンテージを持つ分野で追いつかれることは先ずないだろうと思われました。laissez-faireを所与の条件として、この先どうなるかを考えてみると、雪ダルマを雪山の山頂から転がすようなものかもしれない。大きいダルマはさらに巨大化して麓に達し、小さいダルマの大部分が中腹のどこかで埋没する。自由(laissez-faire)な社会の現役としての現場意見としていえば、自由を突き詰めた世界の果てはそれに近いものがあると思う。

ぼくだって、そんなあり方が正しいとは全く思わないし、日本人のバランス感覚は社会の荒廃を食い止めるに違いないと固く信じています。でも、いまのトレンドが続け、間違いなくそういうバイアスがかかりながらそういう方向に進むと思う。これはぼくの予測。現にぼくの同級生でそれほどの差がついているんです。

魯迅が書いた「故郷」の現代日本バージョンですよ。ホントに。


>>勝者予備軍がさらなる自由と規制緩和を、敗者予備軍がさらなる平等と規制を求める
>
> あれ?敗者が自由を求め、自由を支持しているんじゃないんですか?(汗)
> 上と正反対ですよ。


ぼくの観察では、日本においては、敗者予備軍が自由を求め勝者予備軍が平等を求めている。アメリカは上で引用されている通り(日本とは対照的に)勝者予備軍が自由を求め敗者予備軍が平等を求めている。アメリカ的な要求は個人の利益に沿っており、日本的な要求は個人の利益に反している。

・・・という趣旨のことを書いたつもりです。日米比較をしただけで、矛盾はしていないと思うのですが・・・。

政治の世界で「自由」というばあい、大きく2通りの概念(freedom&liberty)があると思いますが、この対照的な2つの概念が日本語ではともに自由と翻訳されてしまうため、その場の雰囲気で都合の良い方を選択する(日本的な)ムシの良さがあり、混同があり、二兎を追って一兎も得ないのではないか、というのがぼくの観察です。日本語で「自由」という場合、そのコンテンツを確かめないとその人の真意を見誤ると思う。経験上、ぼくに限っては、この種のミスコミュニケーションが実に多いのです。

「勝者予備軍がさらなる自由と規制緩和を、敗者予備軍がさらなる平等と規制を求める」

この文脈(↑)における自由はfreedom。自由=政府を信じない=小さな政府=減税を通じて強者に還元=米国共和党的概念としての自由=機会均等

一方で同様に平等はliberty(リベラル・・・ですよ)。平等=政府を信じる=大きな政府=公的支出で弱者に還元=米国民主党的概念としての自由=結果平等。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [534] Re(3):では、脱線しましょう
  
        
  
>ぼくの大局的なビューをいえば、ちーさんが願っているのと(おそらくは)反対方向。つまり日本型の社会主義・共産主義は(ぼくは日本を定性的に民主主義・資本主義体制とは思ってません)10年前の旧ソ連の共産帝国のように滅びんとしている、というものです。

 まぁ僕も日本は社会主義国家で、その社会主義体制が滅びて欲しい、とは思って
ますけどね。けど現実的には、滅びないだろうなぁとも思いますけど。


>もっといえば、間違っても(失礼ながら人畜無害な)ちーさんが望む「自由」を剥奪する方向性ではないと思う。案外敵だと思っていて、実は味方かもしれない。いまの日本政府がやろうとしていることは、15年前の旧ソ連で有事法制・メディア規制を行う所業近いのではないか?というのがぼくのビューなのです。ナイアガラの滝は一本の杭では止まらない。大勢はlaissez-faireの方向。

 僕は、常識を信じている人にとっては、有害だっせ(笑)。
 非常識なことを堂々と言うから。脱常識してるから。
 まぁそれはおいといて。

 僕はそういう「破滅的方向」(すくなくとも僕にはそう感じます)へのシフトは、
望まないです。
 有事法制やメディア規制法案で自由を放棄する代償は、僕はもっともっと大きな
もの、取り返しの付かないぐらいのものになってしまうと思っています。


>・・・という趣旨のことを書いたつもりです。日米比較をしただけで、矛盾はしていないと思うのですが・・・。

 すんません、このへん、間違えて解釈してました(^^;。
 まったく僕の単純ミスです。お許しくださいませ。
 ああ、アホまるだしですわ。


>政治の世界で「自由」というばあい、大きく2通りの概念(freedom&liberty)があると思いますが、この対照的な2つの概念が日本語ではともに自由と翻訳されてしまうため、その場の雰囲気で都合の良い方を選択する(日本的な)ムシの良さがあり、混同があり、二兎を追って一兎も得ないのではないか、というのがぼくの観察です。日本語で「自由」という場合、そのコンテンツを確かめないとその人の真意を見誤ると思う。経験上、ぼくに限っては、この種のミスコミュニケーションが実に多いのです。
>「勝者予備軍がさらなる自由と規制緩和を、敗者予備軍がさらなる平等と規制を求める」
>この文脈(↑)における自由はfreedom。自由=政府を信じない=小さな政府=減税を通じて強者に還元=米国共和党的概念としての自由=機会均等。
>一方で同様に平等はliberty(リベラル・・・ですよ)。平等=政府を信じる=大きな政府=公的支出で弱者に還元=米国民主党的概念としての自由=結果平等。

 たしかに。
 でも、日本人って(外国でもそうかも知れませんが、とりあえず日本国内でいう
と)、平等平等って言ってますけど、何の平等かがハッキリしてませんよね。機会の
平等か、結果の平等か、環境の平等か。平等、公平、公正、意味は全部違うのに、
同じように扱ってしまっていますね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [535] Re(4):では、脱線しましょう
  
        
  
> まぁ僕も日本は社会主義国家で、その社会主義体制が滅びて欲しい、とは思って
>ますけどね。けど現実的には、滅びないだろうなぁとも思いますけど。

わたしゃ、生々しい競争というのはちといやだけど、悪平等というのは
もっといややね。うーん、適度なセーフティネットがある競争社会という
のが理想だけど

> 僕は、常識を信じている人にとっては、有害だっせ(笑)。

上に同じ

> 僕はそういう「破滅的方向」(すくなくとも僕にはそう感じます)へのシフトは、
>望まないです。
> 有事法制やメディア規制法案で自由を放棄する代償は、僕はもっともっと大きな
>もの、取り返しの付かないぐらいのものになってしまうと思っています。

上に同じ
うーん、日本の場合はやり直しの効かない変な社会なわけですよね。
そこらへんを直すだけで硬直化がおさまって少しはマシな似ると思うけど


> でも、日本人って(外国でもそうかも知れませんが、とりあえず日本国内でいう
>と)、平等平等って言ってますけど、何の平等かがハッキリしてませんよね。機会の
>平等か、結果の平等か、環境の平等か。平等、公平、公正、意味は全部違うのに、
>同じように扱ってしまっていますね。

だから、悪平等(笑)
機会の平等は絶対的に保証すべきだが、結果の平等は保証したらおしまい。
日本の場合は機会の平等は無いが、結果の平等を求める‥おかしいですわ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [536] Re(5):では、脱線しましょうー話はちがうが
  
        
  
 うーむ、マスコミの節度の無さこそが、「個人情報保護法」のような極端と言えそうなものの動きがあるわけで........
 自分の権利行使の無節操や、被害者をさらに痛めつける報道攻撃は、アフガニスタンの大地に展開して欲しい。

 憲法の理念は崇高なのだが、マスコミのやっていることの大きな一部は精神的下劣を表しているところがあり、今後の改善が無い限り、本質的にこういう動きは収まりませんね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [537] Re(6):では、脱線しましょうー話はちがうが
  
        
  
 報道被害に対する報道側の努力を、小泉首相はアッサリと「してないね」と断じ
ましたが、BROに関係する方々はそれをどのような気持ちで聞いてらしたのでし
ょうか。
http://www.bro.gr.jp/
 とゆーか、コイズミさんはBROを知らんねんやろうなぁ。


> うーむ、マスコミの節度の無さこそが、「個人情報保護法」のような極端と言えそうなものの動きがあるわけで........

 僕は、「マスコミの節度の無さ」を理由にムチャをする「政治家の節度の無さ」
のほうが罪は重いと思います。

 メディア規制法が施行されると、たとえば疑惑報道なんかは、報道前に本人の了
解を得なきゃならないわけです。「この疑惑を報道していいですか?」って。んな
もん、自分の疑惑報道を自分でゴーサインだす人なんていません。いたら、よっぽ
どの作戦を持った策士か、ただのアホかのどちらかです。

 この法律がすでにあったとしたら、外務省のいわゆるムネオハウス疑惑も、ある
いは裏金疑惑も、ヤマタク愛人問題も、秘書給与疑惑も、全部闇の中だったでしょ
うなぁ。だって疑惑報道なんて事実上できないもん。報道したら了解を取ってない
か無視したってことだもん。

 というように、この法律は報道を全部記者クラブ発の「大本営発表」にしてしま
う、そんな法律ですよ。
 報道の自由は、この法律によって間違いなく、死にます。


> 憲法の理念は崇高なのだが、マスコミのやっていることの大きな一部は精神的下劣を表しているところがあり、今後の改善が無い限り、本質的にこういう動きは収まりませんね。

 マスコミは本来下劣なものです。
 「社会悪を暴く」というマス・コミの使命は、下劣だからこそできるんです。高
尚ぶっててはできません。
 実際、朝日新聞や読売新聞より噂の眞相や週刊誌のほうが、ジャーナリズムとし
てはマトモな仕事をしてますよ。


 例を出してみましょう。
 交通事故にあってしまいました。なぜ交通事故に遭ってしまったのでしょうか。
それは車が世の中にあるのがいけないのでしょうか?あるいは、車が自由に道を往
けるからいけないのか?
 というと、違いますよね、ノーですよね。運転者の運転ミスや無謀さがいけない
んですよね。
 じゃ、その「交通」を「報道」に置き換えてみましょう。
 報道被害に遭ってしまいました。なぜ報道被害に遭ってしまったでしょうか?報
道取材が世の中にあるからいけないでしょうか?あるいは、報道の自由があるのが
いけないのか?
 じゃぁ報道の自由を法律で禁止すべきなのでしょうか?。。。。

 みなさんのご意見は、いかがですか?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [538] Re(7):では、脱線しましょうー話はちがうが
  
        
  
> この法律がすでにあったとしたら、外務省のいわゆるムネオハウス疑惑も、ある
>いは裏金疑惑も、ヤマタク愛人問題も、秘書給与疑惑も、全部闇の中だったでしょ
>うなぁ。だって疑惑報道なんて事実上できないもん。報道したら了解を取ってない
>か無視したってことだもん。
>
> というように、この法律は報道を全部記者クラブ発の「大本営発表」にしてしま
>う、そんな法律ですよ。
> 報道の自由は、この法律によって間違いなく、死にます。


報道リベラルと人権リベラルの論争はこちらでも実に盛んですが、ぼくは個人としては、どちらかといえば5628さんの意見に一票なのです。

スポンサーの睨みが効く分野のメディア報道は現に大本営発表以外のなにものでもないし、小耳にはさんでいるある種の癒着ぶりを思うと、とてもではないですが、報道の自由を語れる身分じゃないはずなので。もちろんメディアのいわんとすることは理解しますが、いってることとやってることが違いすぎるでしょ?と。

実際にどんな分野で報道の自由が行使されてきたかといえば、政治生命が終りつつある政治家、もはや潜在的スポンサーになりえない財界人、終始人畜無害の一般市民など、自社の経営に影響しない弱小個人をターゲットに、安直な取材で魔女狩りをやって、池に落ちたイヌをこれでもかと叩いてきたのが実情ではないかと思います。
その報道で何がもたらされたのか?一罰百戒の効果は期待できたかもしれないし、世論のガス抜きくらいはできたかもしれない。でも、公衆道徳上マイナスの影響もあるだろうし、視聴者のモラルハザードも進むだろうし、そもそも検察・警察・司法がしっかりすればメディアがしゃしゃり出なくても事足りることが多いとも思うし。その種の報道の自由が多少の制約を受けても、わが国の言論の自由およびメディア企業経営の大勢には影響しないと考えています。

それよりも、対ソ外交をきちんとフォローしていたら族議員がムネオハウスなどを建てようなどと思わなかったかもしれないし、政治家と秘書のあり方をきちんとフォローしていたら秘書疑惑のような議員の大多数に関わる問題をもっと早めに建設的に矯正できたかもしれないし、対中外交をもっときちんとフォローしていたら現地の領事館にカツを入れることができたかもしれないし、不良債権問題をもっときちんとフォローしていたらデフレを多少は食い止めることができたかもしれない。取材力や分析力がいま以上に求められるところですが、優秀な大卒を集めて大きな組織で仕事をしているんだから、そういう部分の報道、というかもう少し建設的なコンテンツを期待したいですね。

不祥事を未然に防ぎ怪しい権力にカツを入れる活動がジャーナリズム、事件が起きてしまったらそれを速やかに捜査して捕まえるのが検察・警察という棲み分けがベストではないか?と思うのですが。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [540] Re(7):適切にやれないからこうなる
  
        
  
> この法律がすでにあったとしたら、外務省のいわゆるムネオハウス疑惑も、ある
>いは裏金疑惑も、ヤマタク愛人問題も、秘書給与疑惑も、全部闇の中だったでしょ
>うなぁ。だって疑惑報道なんて事実上できないもん。報道したら了解を取ってない
>か無視したってことだもん。
>
> というように、この法律は報道を全部記者クラブ発の「大本営発表」にしてしま
>う、そんな法律ですよ。
> 報道の自由は、この法律によって間違いなく、死にます。

 死んだら困るけど、今のうちに「きつい目」に遭うべきですな。
 スポンサーの意向ばかり見て、犯罪の犠牲者の遺族を痛めつけ、誤った知識を普及させている一部マスコミは、自らの存在意義について考え直して欲しいもんですわ。
 ムネオハウスになる前に、問題提起してくれりゃいいわけですわ。
 正直言うと、「腐った話」ばっかでんがな。
 日本ーロシアー米国のISTCでの国際協力による、科学技術研究開発を書いてくれるほうが、よほど世界の利益になりますわ。こっちは、「明るい話」が多いですからな。
 
> マスコミは本来下劣なものです。
> 「社会悪を暴く」というマス・コミの使命は、下劣だからこそできるんです。高
>尚ぶっててはできません。

 いいや。
 もう、国民国家となった以上、国民レベルを上げるための役目があるのに、その面はなぜか衰退しています。
 
> 実際、朝日新聞や読売新聞より噂の眞相や週刊誌のほうが、ジャーナリズムとし
>てはマトモな仕事をしてますよ。

 うーむ。
 テレビの「ジム・レーラー・アワー」くらいの報道をしてほしい。
 週刊誌は、サンデー毎*なんかは、オプションを知らずに「オプションは怖い」などと書いておったりします。
 だいたい、小泉内閣ができるまえから、白川サイトで「むねおちゃんを何とかしないと、自民党は大変なことになる」と言っておりましたが、こないなことは週刊誌はほとんどいうてませんがな。当時において。
 
> 例を出してみましょう。
> 交通事故にあってしまいました。なぜ交通事故に遭ってしまったのでしょうか。
>それは車が世の中にあるのがいけないのでしょうか?あるいは、車が自由に道を往
>けるからいけないのか?
> というと、違いますよね、ノーですよね。運転者の運転ミスや無謀さがいけない
>んですよね。

 そうですよ。
 今の状態は、こういい変えてもよろしい。
 「救命回復措置施設(BRO)があるから、車(マスコミ)はどんどん事故(権利の異常な濫用による報道被害)を起こしてもよろしい」と。
 権利の適法行使がやれないような連中は、「権利の上に眠る者」であって、そのような者に保護する価値はあるんやろうか?
 「権利の上に眠る者は保護しない」といくべきなんとちゃうやろうかいうことです。
 
> じゃ、その「交通」を「報道」に置き換えてみましょう。
> 報道被害に遭ってしまいました。なぜ報道被害に遭ってしまったでしょうか?報
>道取材が世の中にあるからいけないでしょうか?あるいは、報道の自由があるのが
>いけないのか?
> じゃぁ報道の自由を法律で禁止すべきなのでしょうか?。。。。

 権利を適法行使せず、限りなく違法に近いことばかりするのなら、国民の権利を保護するために、自分では何も出来ぬような不甲斐ない一部マスコミの暫定的な処置はすべきでしょうね。
 つまり、「**が多いから、こっちも強硬にいくことしかない」という状態にいきつく。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [541] Re(8):適切にやれないからこうなる
  
        
  
> 死んだら困るけど、今のうちに「きつい目」に遭うべきですな。

ちゅうか、こういうのは司法の仕事と思うのですわ。
あほなマスコミもどきについては大幅な損害賠償を認めるべきですわ。

> いいや。
> もう、国民国家となった以上、国民レベルを上げるための役目があるのに、
>その面はなぜか衰退しています。

ペンを持つものの持つべき倫理観というのが鈴虫並になってますわな。
 
> 権利を適法行使せず、限りなく違法に近いことばかりするのなら、国民の権利を
>保護するために、自分では何も出来ぬような不甲斐ない一部マスコミの暫定的な
>処置はすべきでしょうね。

ま、かなり強力な薬ですからどう使うかは非常に高度の判断が必要ですね。

> つまり、「**が多いから、こっちも強硬にいくことしかない」という状態にいきつく。

ま、吉外に刃物ちゅうことばもあるしねぇ‥
高い自立的判断が求められる職業が日本ではことごとくそうじゃないのだからなぁ
薬と毒の区別もつかないやつに使わせるとなると‥
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [543] Re(8):適切にやれないからこうなる
  
        
  
 僕は、「マスコミの節度の無さ」を理由にムチャをする「政治家の節度

> 死んだら困るけど、今のうちに「きつい目」に遭うべきですな。
> スポンサーの意向ばかり見て、犯罪の犠牲者の遺族を痛めつけ、誤った知識を普及させている一部マスコミは、自らの存在意義について考え直して欲しいもんですわ。

 マスコミを叩く前に。
 スポンサーの意向というのは、視聴者の意向なわけです。
 つまり、クダラナイ放送をマスコミにさせているのは、視聴者で
ある私たちなんです。
 それを棚上げにして、マスコミだけを叩くのは、僕はおかしいと
思いますよ。


> ムネオハウスになる前に、問題提起してくれりゃいいわけですわ。
> 正直言うと、「腐った話」ばっかでんがな。

 そんなん、報道とちゃいまんがな(爆笑)。

 マスコミの使命のひとつは、社会悪を暴くことですわな。
 社会悪は、すなわち「腐った話」です。
 それら社会悪を暴くことで、警察や国家権力ではなくって、世論
の方向から正義を追及するんです。世の中の他の権力をチェックす
ることができるのも、マス・コミだけです。
 それがマス・コミの使命です。


 日本における大衆伝達手段としてのマス・コミの起源は、おそら
く「戦国時代の落書」でしょう。それ以来、マス・コミの報道する
内容のほとんどは「腐った話」です。それは江戸時代のかわら版も、
明治時代の大新聞、小新聞、中新聞もそう。戦時中の大本営発表で
すら『鬼畜米英の非道』の「腐った話」を報道しているのです。
 そういう歴史を無視して、マスコミは社会悪を暴く道具であるこ
とを否定なさるのには、僕は絶句してしまいます。
 小学校の学級通信やないねんから。

 マス・コミとは社会悪を暴く道具であることを無視してマスコミ
を非難するのは、「トイレは臭いから、トイレを取り壊してトイレ
のない臭くない家を造るぞ」と言ってるようにしか僕は聞こえませ
ん。

 「警察は不祥事ばかりするから、警察をなくしてしまおう」と言
う人がいますか?
 今のメディア規制法案というのは、それと同じですよ。「マス・
コミは不祥事ばかり起こすから、マス・コミをなくして(取材力を
奪って)しまおう」という論理ですよ。
 マス・コミが権力の悪をチェックしなければ、誰がチェックする
のですか?誰もチェックしなくなって、権力に悪がはびこるだけで
すよ。

 だいたい、こういう正義面をして政治家が何かを言う時は、絶対
にウラがある。誰が一番トクをするか考えてみるといいんですよ。
すぐわかるじゃないですか。本当に報道被害にあった人か、あるい
は悪いことをしているやつかのどちらかですよ、トクをするのは。
そうじゃないと、こういうことは言い出さないですよ。


 事件にならないと、というか、せめて疑惑の証拠をマス・コミ側
もつかまないと、いくらなんでも報道はできないわけですよ。刑法
230条の2に違反してしまうわけです。

『刑法第230条【名誉毀損】公然と事実を適示し、人の名誉を毀
 損した者 は、その事実の有無を問わず、3年以下の懲役、もし
 くは禁固、または50 万円以下の罰金に処する
 第230条ノ2【事実の証明】前条の行為は、公共の利害に関す
 る事実にかかり、その目的がもっぱら公益を図るに出たものと認
 められるときは、事実の真否を判断し、真実であることの証明が
 あった時はこれを罰しない』

 「ムネオハウスになる前に」とおっしゃいますけど、それをする
とそれこそ裏付けのない「噂話」をじゃんじゃん載せないといけな
い、ということになってしまう。刑法230条の2を無視しないと
載せられないです。


 ちなみに、報道が政府の監視下にあり言論の自由のない国(中国
とか北朝鮮とか)では、そのような「腐った話」の制限がなされて
いるんだそうですよ。自由に報道できないんだそうです。どんなに
ひどい社会悪が行われていても。日本も、メディア規制法案が通っ
てしまうと、そういう言論の自由のない国への仲間入りっことです
ね〜。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [544] Re(9):適切にやれないからこうなる
  
        
  
 あ、ゴミがはいっちゃった(^^;。
 #543の書き込み、一行目は無視して下さいな。
 スイマセン。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [550] Re(10):適切にやれないからこうなる
  
        
  
 そうそう。大事なことを書くのを忘れてました。


 国連規約人権委員会は、人権救済機関(委員会)を、政府とは関係
ない第三者機関として設置するよう、日本国政府に求めたんだそう
です。しかも目的は、公権力による人権侵害を救済するために。
 なのに日本国政府が人権擁護法案で定めようとしているのは、法
務省管轄の、総理大臣任命の委員による機関。
 「公権力による人権侵害を救う第三者機関」というのを「民間に
よる人権侵害を救う政府機関」にすりかえちゃったんですね。


 第七条に『人権委員会の委員長及び委員は、独立してその職権を
行う。』とありますが、しかし、はたしてどこまで独立できますや
ら?
 委員会が法務省管轄で、委員が総理大臣の任命である以上は、政
府に都合の悪い決定はしにくいでしょうなぁ。
 というか、人権委員会事務局は法務省の機関が衣替えしたにすぎ
なくて、しかも強い権限を持った、ということになりそうだそうで
す。
 つーことは、ますます独立性は疑わしいですなぁ。

 だいたい、
 『第八条 人権委員会は、委員長及び委員四人をもって組織す
る。2 委員のうち三人は、非常勤とする。』
 委員がたったの四人で、しかも三人は非常勤って、まともな仕事
ができるんかいな?という疑問が出てきますよね。


 これではたして本当に人権救済なんてできるんでしょうかね?


 あと、「人権委は報道の自由に十分配慮する」とか「報道機関に
よる自主的な解決に向けた取り組みを尊重しなければならない」と
かありますけど、配慮とか尊重って、ぜんぜん具体的じゃない。
「した」って言えばオシマイの言葉です。
 こんな文、ないのと同じです。

 こんなんではたして本当に「報道の自由」は守られるんでしょう
かね?
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [551] criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
 個人的な感想かも知れないのですが、諸種の議論やそれに関する批判の議論の応酬を見ていると、全般的に、「発展に結びつかないような議論が多すぎる」と思いますね。

 個人情報保護法の批判の多くは適切であるけど、では「今後どのような方向を志向していき、今ある問題についての解決の方法を模索する」という「発展への方向」の動きが見当たらないのには、私個人は「議論するのもあほらしい」です。
 どちらのサイドの議論も、結局は双方の怠惰や問題行動を放置するための言い訳ともとれそうなもんです。
 
 それでも私が、わざときつめに議論したのは、われわれ含めて「AとAに対する批判の議論の応酬だけで、これらの持つ問題が、うまく解決できるのだろうか?」ということについての答えが欲しかったからです。

 結論の善悪はどうあれ、それらが提示している諸問題は、今後できうる限りの満足のいく解決を要求しているもので、今後の課題です。
 上記の議論の応酬は、これらの問題を意識させなくする危険性があると思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [552] Re(1):criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
いや、余りにもお見事なタイトル(題名)だったので、思わず反応したいという衝動に駆られました(笑)。


> 個人的な感想かも知れないのですが、諸種の議論やそれに関する批判の議論の応酬を見ていると、全般的に、「発展に結びつかないような議論が多すぎる」と思いますね。


国運が傾き衝撃を吸収するバッファーがなく、そんな環境で改革をやると損になる人がやっぱり多いはずなので、、、。メディアも規制・保護産業ですし、たとえが悪いけど農業や建設業と同様、全般的なムードは「軍議は戦わず」の方向に傾くのかもしれませんね。


> それでも私が、わざときつめに議論したのは、われわれ含めて「AとAに対する批判の議論の応酬だけで、これらの持つ問題が、うまく解決できるのだろうか?」ということについての答えが欲しかったからです。


うーん。
ドライな計算が必要なビジネスマターならまだしも、それ以外のマターでそのスタイルは、文化的に日本に馴染まないと思いますよ(コンセンサスを作れない)。残念ながら。

しかし、ロール・プレイは考えうる論点をくまなく抽出し深めるのに非常に役立ちます。本質はリサーチ&アナリシスで、グランド・デザインの最適化はその次の段階の作業になると考えられる。ここで、活用できないor活用する人がいないリサーチなどナンセンスだろう・・・と言われたら、そりゃ、ちとキツイかも。そうなると硬めの政治系BBSが全滅しかねない(苦笑)。

次の段階としてのグランド・デザインを考えうる主体は(どんなに問題があろうとも)政治家・官僚以外にありえないと思うし、ミクロレベルでそれを支えるのが一般ピープルの信頼感・一体感・気配りのようなものではないかと。どちらが鶏か卵かはわからないけど、政策が民間のモラルハザードを招かぬよう留意しながら、民間がそれを有効に使うことが大事。官民一体の協調体制の重要性を痛感します。そのためには信頼関係が不可欠で、それぞれが情報開示と説明責任を果たす必要がある。

大元のスレッドで「シルバーシートは日本の恥」と書いた意図も、そういう部分にありました。どこから手をつけたらいいのやら、ぼくには見当もつきませんが、諸外国の国情を多少は知る立場から、身近なところで日本のモラルハザードを押し返す一つのキッカケになるのではないか?と。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [555] Re(2):criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
>いや、余りにもお見事なタイトル(題名)だったので、思わず反応したいという衝動に駆られました(笑)。

 ありがとうございます。
 たまには、ちいと洒落たことをしてみたいと思ってましたので。
 
>国運が傾き衝撃を吸収するバッファーがなく、そんな環境で改革をやると損になる人がやっぱり多いはずなので、、、。メディアも規制・保護産業ですし、たとえが悪いけど農業や建設業と同様、全般的なムードは「軍議は戦わず」の方向に傾くのかもしれませんね。

 それよりも、一部主流マスコミは「*ば*」なんです。
 「**か」が一大保護産業なんでして、殺人の被害者にさんざんな取材攻勢をかけまくるとか、情熱が過ぎておかしなことを書いたりし、それが不特定多数に届く。
 そして、いざ自分が窮地になりかけたら「表現の自由」だの「報道の自由」だの言って、自らの(回避・低減可能かもしれない)権利侵害を棚に上げる。
 
 たとえば、マスコミの多くは、「同時多発テロの悲劇」時においては「毅然として立ち向かえ。武力行為も辞するな」という方向から、アメリカのアフガン爆撃から一月もすると、「武力行使反対」めいた論調になっとりました。
 第1段階で反対したら、散々な評価をされたものです。
 爆撃は、テロ支援団体撲滅戦略の1段階であって、本当はこの後こそが重要なんですが、それを「やめい」という論調になっとったりしてます。
 だから、あたしゃ初期のころから「可能な限り武力は避けるべし」と主張しとりました(ようです)が、ここまできた場合「徹底的に、根気良く撲滅するために、継続して武力行使すべし」と考えたりしております。
 マスコミの一部主流は、こういうような「お**」ですので、嫌いなんです。

>うーん。
>ドライな計算が必要なビジネスマターならまだしも、それ以外のマターでそのスタイルは、文化的に日本に馴染まないと思いますよ(コンセンサスを作れない)。残念ながら。

 ただ、「何が問題なのか」「問題をなすメカニズム・原理は何か」「原理・機構を踏まえて、対策をどのような方向性でやっていくか」というような議論の段階になってきつつありますし、そうでもしないと「対立による発展」というものがない。
 まあ、こういう状態でない場合は、「お祭り」的楽しみくらいしかないでしょうね。
 実行や対策の立案段階では、「カウボーイ・スピリッツ」が6割必要です。
 
>次の段階としてのグランド・デザインを考えうる主体は(どんなに問題があろうとも)政治家・官僚以外にありえないと思うし、ミクロレベルでそれを支えるのが一般ピープルの信頼感・一体感・気配りのようなものではないかと。どちらが鶏か卵かはわからないけど、政策が民間のモラルハザードを招かぬよう留意しながら、民間がそれを有効に使うことが大事。官民一体の協調体制の重要性を痛感します。そのためには信頼関係が不可欠で、それぞれが情報開示と説明責任を果たす必要がある。

 それを言うとすれば、「国民が雰囲気を醸成する。それを政治家・官僚が最良の形で具現化する。この相互作用に尽きる」というほうが、わかりやすいような気もします。
 多分、今回において山口さんの言いたいことは、かようなことと思うのですがいかがでしょう?
 ただ、雰囲気とは言っても、諸種概念やスキルの発展が著しいので、雰囲気自体もそれらにある程度確かなリンクのあるものが要請され、それは直ちに国民のレベルアップを要求するように思います。

>大元のスレッドで「シルバーシートは日本の恥」と書いた意図も、そういう部分にありました。どこから手をつけたらいいのやら、ぼくには見当もつきませんが、諸外国の国情を多少は知る立場から、身近なところで日本のモラルハザードを押し返す一つのキッカケになるのではないか?と。

 それで「雰囲気」が出来れば、最良でしょうね。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [556] Re(3):criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
> それよりも、一部主流マスコミは「*ば*」なんです。

最初「大*か」と思った。

> 第1段階で反対したら、散々な評価をされたものです。

そそ
ここでも似たようなもの。

> だから、あたしゃ初期のころから「可能な限り武力は避けるべし」と主張しとり
>ました(ようです)が、ここまできた場合「徹底的に、根気良く撲滅するために、
>継続して武力行使すべし」と考えたりしております。

振り上げた拳というのは降ろすタイミングが難しいもので

> マスコミの一部主流は、こういうような「お**」ですので、嫌いなんです。

ま、それで人気取りをしなきゃ部数や視聴率がとれないんですわ。

> 実行や対策の立案段階では、「カウボーイ・スピリッツ」が6割必要です。

え、やりすぎるとやんきー大統領になります。
 
> それを言うとすれば、「国民が雰囲気を醸成する。それを政治家・官僚が最良の
>形で具現化する。この相互作用に尽きる」というほうが、わかりやすいような気
>もします。

ちゅうか、痴呆国民に国民の権利と義務に対して正しい知識をあたえなきゃ。
その30年後まで待たなきゃだめですわ。国民が自主的に勉強してくれればええんですが

> ただ、雰囲気とは言っても、諸種概念やスキルの発展が著しいので、雰囲気自体
>もそれらにある程度確かなリンクのあるものが要請され、それは直ちに国民の
>レベルアップを要求するように思います。

江戸の昔からそんなもの変わってないのですわ。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [557] Re(3):criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
> 「**か」が一大保護産業なんでして、殺人の被害者にさんざんな取材攻勢をかけまくるとか、情熱が過ぎておかしなことを書いたりし、それが不特定多数に届く。


広告媒体たる彼らのビジネスモデルをほんの少し崩し、できれば視聴者・購読者が情報コストを広く浅く負担すれば、国会に頼らずとも状況はだいぶ改善すると思う。


> たとえば、マスコミの多くは、「同時多発テロの悲劇」時においては「毅然として立ち向かえ。武力行為も辞するな」という方向から、アメリカのアフガン爆撃から一月もすると、「武力行使反対」めいた論調になっとりました。


日本に住んでいる人々から「もうそっちはテロの心配は無いんだろう?」と言われることが実に多い。一般人というよりビジネスマンですよ。その情勢判断は明らかに間違い。三面記事的な人権も大事ですが、一面・二面や経済・国際面でのミスリードは国富喪失につながりかねませんね。


> それを言うとすれば、「国民が雰囲気を醸成する。それを政治家・官僚が最良の形で具現化する。この相互作用に尽きる」というほうが、わかりやすいような気もします。
> 多分、今回において山口さんの言いたいことは、かようなことと思うのですがいかがでしょう?
> ただ、雰囲気とは言っても、諸種概念やスキルの発展が著しいので、雰囲気自体もそれらにある程度確かなリンクのあるものが要請され、それは直ちに国民のレベルアップを要求するように思います。


一つのベンチマークとして、シルバーシートの廃止はトライするに値すると思います。旧大蔵省マターとは違うので、とりあえずやってみて、ダメなら諦めて元に戻せばいいと思う。

右肩上がりの時代ならボトムアップで最大多数の幸福を追求するすべがあったと思うのですが、時代は様変わりしています。必要なアジャストメントはトップダウンで行う以外にない。ボトムアップで世の中が変わるなら、選挙を通じてとっくに変わっている筈。現実は全く違っており、混迷の時代にボトムアップでマクロ的な突破口を見い出すこと自体が無謀だと思ってます。

ぼくは、ダメな一部分を見て対象を全否定し革命的な変革を夢見るというよりも、既存の枠組みの良い部分を生かしながらフォームすべきだという立場を取ります。右肩下がりの局面なので、なにをやるにしても(何もやらなくても)犠牲者が出ることは避けられない。先ず国を主導する人たちに私利私欲があってはならないと思う。不幸にして変化の余波を受けてしまった人々にはできる限りの保護を与え、社会的なシルバーシートへの着席を余儀なくされた人々に対しては、おざなりの庇護を与えて放置するのではなく、自力で立てる人が声をかけ手を差し伸べねばならない(人に強制するつもりはありません、為念)。

あらゆる自由を突き詰めた究極的な形の一つがアメリカ社会で、ああいう社会がベストだと思い、しかもローワーミドル以下に属しない自信がある人なら、アメリカに移住するのがベスト・ソリューションになります。アメリカの求心力は世界ナンバーワンという部分に裏打ちされた自由にある。同様に日本の求心力は、同じ日本人同士だからという部分にあると思う。それは日本固有のもので、アメリカには求め得ないものです。日本国の指導者は、日本の良さや強みを生かした国の将来像を示す義務があると思う。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [558] Re(4):criticalなcriticでismでも、適切な発展がない
  
        
  
 遅くなりました。
 いやあ、アメリカのテロ攻撃防衛戦は、まだはじまったばかりで、予断を許しません。チュニスのユダヤ寺院爆破もアルカイダの仕業といわれていますし.......
 テロをさせないためには、国民からの情報と国民の注意、そうした情報や通報がないといけません。
 結局、アフガン爆撃などよりも、こうした地道な努力が継続して続けられることが一番大切で、これがうまく継続的効力を発すれば、糸口が見えてくると思う。
 
>広告媒体たる彼らのビジネスモデルをほんの少し崩し、できれば視聴者・購読者が情報コストを広く浅く負担すれば、国会に頼らずとも状況はだいぶ改善すると思う。

 そうですね。
 現在の場合、広告料がメインでしょうし。
 
>日本に住んでいる人々から「もうそっちはテロの心配は無いんだろう?」と言われることが実に多い。一般人というよりビジネスマンですよ。その情勢判断は明らかに間違い。三面記事的な人権も大事ですが、一面・二面や経済・国際面でのミスリードは国富喪失につながりかねませんね。

 はあ......(;_;)
 そんなこというんですかあ。情けないですなあ。
 あのテロ事件において、あの「たんそきんの手紙をもらいかけた」せねたあのダシュル上院議員が、調査委員会をつくり、また新しいテロに対する警戒情報が出てきていると言うのに..........
 
(私が一番恐れているのは、「スーツケース核爆弾」によるテロですが、あれの放射能はα線だから、極めて探知困難で(紙で遮断できる)仕掛けられやすい。
 思うんですが、「プルトニウムを減らしていくようにしないと、この手の恐怖は減らない」と思いますね。これからは核テロが怖い。
 ユッカマウンテンの廃棄物処理計画に、thorium molten salttaransmuting&incinerate reactor proguramや、acccelater molten salt reactor programでもつくって研究して、廃棄物減らしついでに余剰核兵器も減らさないと駄目ではないかと)
 
>一つのベンチマークとして、シルバーシートの廃止はトライするに値すると思います。旧大蔵省マターとは違うので、とりあえずやってみて、ダメなら諦めて元に戻せばいいと思う。

 別に無謬性を要求するものではありませんし、問題があればその都度改善していけばいい。
 日本の場合、「国家は常に正しい」という考えのドイツ行政法の流れをひいているから、無謬性を求めすぎてtoo lateになったり、強権的になる。
 また、そういう風に国民がならされているから、「戦略を立てて実行し、その都度治せばいい」という「アメリカの考えの中で、最もbetterなイデー」に気づかない風もある。
 それは治さないといけない。

>右肩上がりの時代ならボトムアップで最大多数の幸福を追求するすべがあったと思うのですが、時代は様変わりしています。必要なアジャストメントはトップダウンで行う以外にない。ボトムアップで世の中が変わるなら、選挙を通じてとっくに変わっている筈。現実は全く違っており、混迷の時代にボトムアップでマクロ的な突破口を見い出すこと自体が無謀だと思ってます。

 そこは、一部検討すべき考えですが、だれかがフォーマットを提供できれば、技術でも科学でも何でも進展していく。
 山口さんのこの主張は、「改革者の出現が必要」という主張に類似しており、その結論は、正しいと思います。
 
>ぼくは、ダメな一部分を見て対象を全否定し革命的な変革を夢見るというよりも、既存の枠組みの良い部分を生かしながらフォームすべきだという立場を取ります。右肩下がりの局面なので、なにをやるにしても(何もやらなくても)犠牲者が出ることは避けられない。先ず国を主導する人たちに私利私欲があってはならないと思う。不幸にして変化の余波を受けてしまった人々にはできる限りの保護を与え、社会的なシルバーシートへの着席を余儀なくされた人々に対しては、おざなりの庇護を与えて放置するのではなく、自力で立てる人が声をかけ手を差し伸べねばならない(人に強制するつもりはありません、為念)。

 ここは少し考えてみたいです。
 多分、これでいいと思いますが。
 
>あらゆる自由を突き詰めた究極的な形の一つがアメリカ社会で、ああいう社会がベストだと思い、しかもローワーミドル以下に属しない自信がある人なら、アメリカに移住するのがベスト・ソリューションになります。アメリカの求心力は世界ナンバーワンという部分に裏打ちされた自由にある。同様に日本の求心力は、同じ日本人同士だからという部分にあると思う。それは日本固有のもので、アメリカには求め得ないものです。日本国の指導者は、日本の良さや強みを生かした国の将来像を示す義務があると思う。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [529] Re(1):では、脱線しましょう
  
        
  
 勝者予備軍が規制と平等を求め、敗者予備軍が自由と規制緩和を求める。
 言われて見れば、たしかに逆転してるようにみえますね。

 この現象は、日本の社会・経済システムが共産主義に近いからだ、と考えると説明可能ではないでしょうか。勝者を決めるルールそのものが自由競争に基づいていないため、そのシステムの中での勝者は規制と平等を唱えてルールを変えたがらず、敗者はルールの変更を求めて自由と規制緩和を求める。

 「奇特な勝者予備軍」の存在を私も信じたいのですが、おそらく、その周囲には、奇特じゃないけど上記の理由で規制と平等を唱える勝者予備軍がいて、下支えとなっているんじゃないかと想像してしまいます。
 一方、これまで日本にはレッセ・フェール(白川さん言うところの「むき出しの自由」)がなかったため、敗者予備軍にはそういう自由の中で敗者になった場合の惨状がピンとこない。
 そんなところでは。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

・ツリー全体表示

  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  

ページ:  ┃  記事番号:  
  18447