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  [161] Re(6):辻元議員の場合
  
        
  
さきほど辻本氏の記者会見を見ました。
採点は60点ぐらいかな。

事が暴露されたのが19日。辞職までわずか1週間。余りに早い
展開にパニックに陥ってしまったようですね。

薄汚い政界のこと、いつ何時、奈落の底に突き落とされるやも
知れぬ。絶頂の時にこそ刺されやすい。まだ経験が浅く、その
ときの心構えが出来ていなかったと思えます。

とっさの嘘は国民に対し真摯にお詫びする事でクリアできるが
政治資金規正法違反は明らか。きちんと説明し非を認め、即刻
辞職すれば、災い転じてなんとやら・・、自民の報復に対し、
野党が改めて切り返す、捨て身の刃にもなる可能性を考えていた
のですが・・・

党の辞職勧告が出てからの辞職では評価しづらい。

鈴木宗雄を膾の如く切り刻みたい衝動に駆られます(笑)
 
  
  
  
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  [162] Re(7):辻元議員の場合
  
        
  
GODAさんどうも。わたしは、あの会見で、自分は、議員を辞めるけれども、党ははなれないと言っています。何だか、あてつけがましいなあと思うのは私だけでしょうか。
これも、昨夜の、おたかさんの会見発表から見ると、訳ありに見えるのです。
補選に出なさい。私たちが応援するということだけではないのではないかと思います。
辞職と離党と取引したのではないでしょうか。
辞職するだけだったならば、もっと早く決断できたと思うのです。昨夜の、筑紫さんとの話の中で、上田氏の発言にすべてを私は感じました。
古い考えかも知れませんが、加藤、鈴木両氏の首を取ってやめてやるという思い上がりもあったと思うのです。鈴木氏はともかくとして、加藤氏とは、弾が違いすぎたのではないでしょうか。空気銃とミサイルぐらいの差でしょうか。
しかし、秘書という問題は、いろいろな問題をはらんでいますね。私自身、白川氏の選挙で
色々な秘書の人を見ていましたが、難しいなあと思いました。
今のままでは、真面目にやっている、政治家と秘書の方々にはお気の毒としか言いようがありません。
もっと、秘書の定義と、存在を法的に確立しないと、同じようなことが頻発するような気もします。中には、雇用主の議員よりも大きな顔ををしている大物秘書もいますね。K総理のIさん、T総理のHさんやEさん。
辻元氏の場合に、長年の慣例に飲み込まれていて、気がつかなかったという面もあると思います。脇が甘かったというか、自身の危機管理ができていなかったということもあるのでしょうね。
月並みですが、辻元氏の今後を見ることにします。
 
  
  
  
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  [164] :辻元議員の記者会見を見て
  
        
  
檻に入ってた、チイターを野に放てばどうなるかは政治家対秘書の関係から見れば火を見るより明らかでしょう。
そういう先を見ての取引でしょう。
鈴木を議員辞職に追い込まないのそんな理由があるからでしょう。
辻元氏の会見では、今日も指導者の名前は出じまいでしたが、右も左もわからぬ新人議員からすれば党の指導員に従っただけだったのでしょう。ともするとこの方は、この騒動時にテレビ映りしていた人かも。
私も聞いたりまた知りえた限り、新人の政策秘書は半分以上が同じ形態と自信もって言えます。
現実に政策秘書の資格を持っていても一議員に2名は認められないのです。
10年の秘書経験があればほぼフリーパスで資格はいただけました。
新たなる資格合格率は実に20%と聞きます。
この際は、衆参議員の政策秘書ならびに公設秘書の氏名を公開させるようにしたいかがでしょう。これはお見事の結果になります。
何十人の議員が辞職しなければならないのかびっくりしますよ。
これが国会議員なのです。
あまりにも同人類たちが、まじめに発言しているのを拝見すると吹き出してしまいます。
 
  
  
  
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  [165] Re(8):辻元議員の場合
  
        
  
服部さん、どうもです。

辞職と離党の取引を嗅ぎ付けられるとは、流石ですね。

辻本氏は当初から「何でこんな時に・・」「悔しい」と
漏らしておりましたし、国民の誰が考えても自民の報復
―例えば鈴木の親分として、メディァ圧力お手の物の野中
が動いたとか?―と捕らえますから、筋違いの加藤氏は
ともかくとして、憎っくき敵なる鈴木宗雄の追求を出来る
環境は何としても残したかった筈です。

とすれば当たっている可能性大ですね。

形式上は法律違反には間違い無いが、その動機には何の
問題も無いし、現に正当な政治活動の為に使われており
ます。加藤氏の秘書の悪辣さや、鈴木宗雄のたかり―しかも
外交がらみの―に比べれば、微罪も微罪。お話しに成らぬ
ミスで自民党に逃げられる機会を自ら与えてしまったの
ですから、その悔しさはいかばかりであるか、想像するに
難く有りません。

あてつけがましさ、も止むを得ないでしょうか。

採点が60点と辛かったのは、国民への説明責任を果た
していないこと、そして示唆した人間への言及も未熟だ
ったからです。

例えば

「助言して戴いた方のお名前を明かすことはご容赦くだ
さい。いずれにしろ、私がそれを了解してしまった以上、
私の誤りです。その責任を国民に対し果たすため本日
辞職致しました」

とでも言えば、最後をすっきり収められたのでは無いで
しょうか。

私には、辻本氏は実にけなげに見えます(笑)。
良い目をもってますし、経験を積み、オタカさんの落ち
着きを習得すれば(笑)、積年の甘え・凭れあい慣習を
乗り越えられぬ男による国会村社会に打ち込む一つの楔
に成れないかと。辻本氏が再起できれば、本物に成れる
かも。頑張って欲しいですね。

下種の鈴木に群れる自民党若手の恥知らずどもに一体何を
期待できましょうや(嘲笑)

秘書制度の件に関しては仰られるとおりです。

アメリカの充実した政策スタッフを思えば、日本の政治家
は徒手空拳で自分一人の脳みそで立案しろと言うに等しい。
プール制(議会、党)にしろ議員付属にしろ、水準が低す
ぎます。法整備も進んでいないし、アメリカのようにチャ
レンジ精神やボランティァ精神がない日本社会では、金を
出さずに、清貧に甘んじて、井戸塀覚悟で、立派な政策を
速やかに作成しろと言うのは、偏狭な理想主義者のたわ言
に過ぎません。

これを称して日本のリアリズムの欠落と称しております。
 
  
  
  
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  [166] Re(9):辻元議員の場合
  
        
  
 私は、辻元氏を支援もしないし同情もしない立場です。

>形式上は法律違反には間違い無いが、その動機には何の
>問題も無いし、現に正当な政治活動の為に使われており
>ます。

 犯罪行為とは、構成要件該当性、違法性、有責性の3要素
をすべて備えた行為です。したがって、動機に何の問題もな
いとは言えません(特に有責性について)。
 正当な政治活動のために使ったとしても(それも真偽は不明
だが)立派な犯罪行為といえます。金持ちから泥棒した金を貧
乏人にばらまく泥棒が免責されるでしょうか? 


加藤氏の秘書の悪辣さや、鈴木宗雄のたかり―しかも
>外交がらみの―に比べれば、微罪も微罪。お話しに成らぬ
>ミスで自民党に逃げられる機会を自ら与えてしまったの
>ですから、その悔しさはいかばかりであるか、想像するに
>難く有りません。

 私は全くそうは思いません。どんな理由で法律的に微罪
といえるのでしょうか?
 さらに、党が止めていたにもかかわらず、サンデープロジェクトや
ニュース23に出演し、26日まで記者会見も開かずに、自らの不摂生
で過労で倒れるなどもやは政治家の資格はないと考えます。運悪く
駐車違反で切符切られた道交法違反者の「運が悪かった」と居直る
精神構造とあまり変わりないのではと思います。
 
>あてつけがましさ、も止むを得ないでしょうか。

 あてつけがましさが、触法行為に及ぶかも知れ
ないと言う深刻さが見られず、政治家の認識の甘さ
を露呈しています。やむを得ないとは他に代替行為
がないときに使う言葉です。

>
>採点が60点と辛かったのは、国民への説明責任を果た
>していないこと、そして示唆した人間への言及も未熟だ
>ったからです。

 代議士のその不始末の処理のまずさを未熟とかたづける事を
国民や有権者になんと説明するのでしょうか?同情を買うパー
フォーマンスとしか考えられません。

>例えば
>
>「助言して戴いた方のお名前を明かすことはご容赦くだ
>さい。いずれにしろ、私がそれを了解してしまった以上、
>私の誤りです。その責任を国民に対し果たすため本日
>辞職致しました」
>
>とでも言えば、最後をすっきり収められたのでは無いで
>しょうか。
 
 とてもそんな物言いですっきりとはしないでしょう。
助言したと言われる名前を明かさなくてはいけません。 

>私には、辻本氏は実にけなげに見えます(笑)。

 そうは見えません。権力に未練たらたらの中年女性としか
見えません。

>良い目をもってますし、経験を積み、オタカさんの落ち
>着きを習得すれば(笑)、積年の甘え・凭れあい慣習を
>乗り越えられぬ男による国会村社会に打ち込む一つの楔
>に成れないかと。辻本氏が再起できれば、本物に成れる
>かも。頑張って欲しいですね。

 辻元氏ががんばるのは一向にかまわないんですが、買い
かぶりですね。自民党政治と同じ。禊ぎを済ませて騒ぎが
収まったら復権と言う構図。社民党が辻元氏を離党させな
ければ、残念ながら社民党の未来はないと思います。


>
>下種の鈴木に群れる自民党若手の恥知らずどもに一体何を
>期待できましょうや(嘲笑)

 辻元氏も同罪でしょう。


>秘書制度の件に関しては仰られるとおりです。
>
>アメリカの充実した政策スタッフを思えば、日本の政治家
>は徒手空拳で自分一人の脳みそで立案しろと言うに等しい。
>プール制(議会、党)にしろ議員付属にしろ、水準が低す
>ぎます。法整備も進んでいないし、アメリカのようにチャ
>レンジ精神やボランティァ精神がない日本社会では、金を
>出さずに、清貧に甘んじて、井戸塀覚悟で、立派な政策を
>速やかに作成しろと言うのは、偏狭な理想主義者のたわ言
>に過ぎません。
>
>これを称して日本のリアリズムの欠落と称しております。

 これが日本のリアリズムじゃないでしょうか?それを学
ばなかった辻元氏は無知と言うべきです。
 
  
  
  
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  [167] Re(10):辻元議員の場合
  
        
  
はじめまして。
私も「サイコのみかた」さんとほぼ同様の意見です。

どうもこの掲示板で最近いささか気になる論調があって、
何か「能力ある人は多少の違法行為はいたしかたないのでは」と受け取られれかねない
論調が一部にあるように感じられてしまうのです。
もしそうだとすればこれはきわめて危険な考え方だと思います。

辻元氏は有能かもしれないし、鈴木議員もある面では変えがたい能力の持ち主といえなく
もない。がそれと断罪とは別ものです。
「あいつはできるから大目にみよう」とか
「あいつはいなくてもいいからしょっぴこう」とか
なったらこの世は闇かと思いますが、いかがなもんでしょう。

ちなみに辻元氏の今回の件はわたしは自民党の陰謀とはとらえておりません。
もともと辻元氏はたたけばほこりがでまくるかたとおみうけしておりましたから。
まあ自民党の陰謀というより、私は小池議員を道ずれにしようとしたというところが
いささかひっかかります。このことは辻元氏の周辺がどういった思想の持ち主かという
ことを考えさせる材料となりうるものと考えます。

> 私は全くそうは思いません。どんな理由で法律的に微罪
>といえるのでしょうか?
> さらに、党が止めていたにもかかわらず、サンデープロジェクトや
>ニュース23に出演し、26日まで記者会見も開かずに、自らの不摂生
>で過労で倒れるなどもやは政治家の資格はないと考えます。運悪く
>駐車違反で切符切られた道交法違反者の「運が悪かった」と居直る
>精神構造とあまり変わりないのではと思います。

同感。強弁・いなおり・罪を認めず運のせいにする、等において全く同類
と考えます。

>>私には、辻本氏は実にけなげに見えます(笑)。
>
> そうは見えません。権力に未練たらたらの中年女性としか
>見えません。

飛躍しますが、アメリカを連想しました。自国で上から爆弾を落とされたことの無い国
は平気で他国に爆弾を落とします。おそらくひたひたとせまる司法の足音を感じて
真そこ辻元氏はおびえたのでしょう。しかし追求しているときはそんな恐怖を相手も
感じているとは露ほども思わなかったわけです。悔しいというなら鈴木も悔しいわけで
すからね。
 
  
  
  
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  [168] Re(10):辻元議員の場合
  
        
  
サイコの味方さん、どうも。

> 犯罪行為とは、構成要件該当性、違法性、有責性の3要素
>をすべて備えた行為です。したがって、動機に何の問題もな
>いとは言えません(特に有責性について)。
> 正当な政治活動のために使ったとしても(それも真偽は不明
>だが)立派な犯罪行為といえます。金持ちから泥棒した金を貧
>乏人にばらまく泥棒が免責されるでしょうか? 

免責されるとは思いませんよ。それがいかなるものといえ法は
先ず遵守され・運用されなければ成らぬ。こんなことにわざわざ
言及するまでもないでしょ。さて、法律とは暫定的・政治的な産物
に過ぎない。私には辻本氏と鈴木氏とに対する現在の法の運用は
著しくバランスを欠いていると思えるので、相対的に「微罪」
と表現しました。法に不備があるのか運用に不備があるかは知らず。
法を超えた判断ですね。


> さらに、党が止めていたにもかかわらず、サンデープロジェクトや
>ニュース23に出演し、

そうですか。政局情報には出来るだけ触れないようにしているもので
知りませんでした。というより敢えて情報収集はしないようにして
います。なぜか。中庸を外れた文章を書けなくなるからです(笑)

>        26日まで記者会見も開かずに、自らの不摂生
>で過労で倒れるなどもやは政治家の資格はないと考えます。運悪く
>駐車違反で切符切られた道交法違反者の「運が悪かった」と居直る
>精神構造とあまり変わりないのではと思います。

何も備えが出来ていないというか。まだ未熟であったということ
でしょう。

> あてつけがましさが、触法行為に及ぶかも知れ
>ないと言う深刻さが見られず、政治家の認識の甘さ
>を露呈しています。やむを得ないとは他に代替行為
>がないときに使う言葉です。

お見事です。

> 代議士のその不始末の処理のまずさを未熟とかたづける事を
>国民や有権者になんと説明するのでしょうか?同情を買うパー
>フォーマンスとしか考えられません。

パフォーマンスも政治家の必須能力ですよ。人は自分を演じて
生きていくのです。政治家は公的場面では政治家を演じられな
ければなりません。

>>>私には、辻本氏は実にけなげに見えます(笑)。

> そうは見えません。権力に未練たらたらの中年女性としか
>見えません。
> 辻元氏ががんばるのは一向にかまわないんですが、買い
>かぶりですね。

そうですか。まあ贔屓目は承知しております。鈴木はちっとも
可愛く無いので余計に可愛く見えるのかな(笑)
些細な事には寛容に成れる。歳のせいですね(大笑)

>       自民党政治と同じ。禊ぎを済ませて騒ぎが
>収まったら復権と言う構図。社民党が辻元氏を離党させな
>ければ、残念ながら社民党の未来はないと思います。

今回の辻本氏の件は再起を許されぬほどの大罪じゃ無い。
鈴木の癒着と利益誘導のあからさまな構図、これこそ日本政治
積年の大罪です。別に社民党を支持しているわけじゃ無い。
むしろ批判的です。裁定は国民が下すでしょう。マスコミ次第
と言うべきか。

>>>秘書制度の件に関しては仰られるとおりです。
>>
>>アメリカの充実した政策スタッフを思えば、日本の政治家
>>は徒手空拳で自分一人の脳みそで立案しろと言うに等しい。
>>プール制(議会、党)にしろ議員付属にしろ、水準が低す
>>ぎます。法整備も進んでいないし、アメリカのようにチャ
>>レンジ精神やボランティァ精神がない日本社会では、金を
>>出さずに、清貧に甘んじて、井戸塀覚悟で、立派な政策を
>>速やかに作成しろと言うのは、偏狭な理想主義者のたわ言
>>に過ぎません。
>>
>>これを称して日本のリアリズムの欠落と称しております。

> これが日本のリアリズムじゃないでしょうか?それを学
>ばなかった辻元氏は無知と言うべきです。

うーん。倒錯してるような。それに辻本氏の件には関係無い
ですよ。
 
  
  
  
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  [169] Re(1)::辻元議員の記者会見を見て
  
        
  
こんにちは。

どうにも成らない現実を認め国民に明らかにし公明な手法でその対応を
議論・決定する。こんな当たり前の事をやるのに10年以上かけ
るのですよ。この国は。で、それが成った時には既に時代遅れという、
堂々巡りを繰り返す。

ちょっと古いですが、アメリカの議会スタッフの資料を紹介します。

 要約する時間が惜しいし、編集すれば生き生きとした議会スタッフ
の躍動感が損なわれるのでそっくりそのままです。

読売さんご容赦を。

日本では確か最近、秘書制度に若干の修正が行われましたが
大勢に変化なし。

----------------------------------------------------------

1998.05.26 (1)米国の民主主義 第二部 議会 

スタッフ、”官僚”+”秘書”の役目 法案作りで議員支える


米国の立法府、連邦議会の議事堂は、ホワイトハウスを見下ろすように、
キャピトル・ヒルと呼ばれる丘の上に立っている。米国の民主主義は有る
意味で、ワシントンの東と西に対峙して位置する両者の緊張関係の上に成
り立つ。ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件や、ク
リントン大統領の一連の疑惑追及に見られるように、議会は、独走しがちな
大統領の活動をチェックする役目を果たしてきたからだ。現在、上院(定数
百)、下院(同四百三十五)の過半数は共和党が撞り、民主党政権のホワイ
トハウスとは時に鋭く対立している。第二郡「議会」では、議会活動とその
舞台裏を検証する。(ワシントン 坂元隆)

 連邦議会議事堂の本会議場では携帯電話を使えない。議場内の人間と話す
には、議場に直接駆け込むしかない。ウィリアム・ロス上院議員のアジア外
交担当スタッフ、ダニエル・ボブさん(38)はこの日も走った。

 ハート議員会館(上院議員会館の一つ)一階の議員事務所から地下まで駆
け下り、議事堂と議員会鯨を結ぶ専用地下鉄に飛び乗る。数分で議事堂に着
くと、エレベーターで上院本会議場のある二階まで行き、議員本人と議会ス
タッフ以外は原則立ち入り禁止の本会議場控室に飛び込んだ。

 ボブさんが走ったのは、五月未の会期切れを控えて採決にかけられようと
していた国防予算案に、ロス議員と同じ共和党の上院議員が突如、中国との
貿易を制限する修正案を提案しようとしたからだ。

 対中貿易推進派のロス議員陣営としては、修正案をなんとしてでも阻止す
る必要があった。ボブさんはこの日、議事堂と議員事務所を数回往優して、
反対議員のスタッフと掛け合った。だが、説得工作はうまくいかず、結局修
正案は提出された。「ボスはかんかんだ」ハボブさんは肩を落とした。

分野ごとに担当

 米国では、法律を企画し、提案するのは、官僚ではなく、すべて議員だ。
強大な権限を持つ議員の仕事を、上下両院合わせて約一万六千二百人いるボ
ブさんのような議会スタッフが支えている。議会スタッフとは、日本の官僚
と、議員の政策担当秘書とを合わせたような存在といえるかもしれない。財
政委員長も務めるロス議員の事務所には十八人のスタッフがいる。それぞれ
外交、税制、ヘルスケア(医療福祉制度)など分野ごとの担当を持っている。
ボブさんが現在手がけているのは、中国に対し最恵国待遇(MFN)を恒久的
に付与する法案だ。

 法案は去年、ボブさん自身が八か月かけて書いた。議会のシンクタンクで
ある議会調査局に調査を依頼し、草案の文言を法律用語の専門家の集まる
立法審議会で直してもらった。法案はロス議員の了承を得た後、去年の十月
に提案された。

 「今年中に何とか本会議で取り上げてもらえるといいんだが」。ボブさん
は、米商工会議所が主催する中国関係の集会にも出席し、フォードやGEの
ような大企業幹部に「自分の法案」の意義を説いて回っている。

 官僚主導の日本と、議会スタッフが縦横に活躍する米国とでは、出来上が
る法律にどのような違いがでるのか。大蔵省出身の岩下正駐米公使は「米国
の法案は、議員の個別的利害が反映されやすい。反面、金融改拳法秦など大
胆な法案が出てくるのも事実」と指摘する。

引き抜きも続々

 キャピトル・ヒル(米議会の代名詞)で実力が認められたスタッフが、
ホワイトハウスに引真顔かれ、政治的任愈で高級官僚になる例も少なくない。
現在、東アジア・太平洋担当の国務次官補として活躍するスタンリー・ロス
氏もその一人。かつて下院国際関係委員会のスタッフだったロス次官補は
まだ四十歳代前半。国務省竿ス抜きの次官補代理や課長クラスより年若の
ボスだ。

 もっとも、官僚に比べ、議会スタッフの職場環境は不安定だ。議会スタッフ
の任免権は議員に握られ、給与額も議員の裁量一つ。頼りの議員が落選すれば
自動的に解雇されてしまう。

「魅力的な仕事」

 それでも、政治の魅力に取りつかれたスタッフの多くは、雇用不安など気に
しない。

 下院、上院で十数年間スタッフをつとめ、先月ジョン・ロックフぞフー上院
議員(民主党)の立法部長に昇進したエレン・ドンスキ−さんは、上司の顔色
をうかがいながら仕事をする官僚より、スタッフの方がずっと魅力的。一生の
仕事ね」と言い切る。議事堂の大理石の床にはきょうもスタッフたちの足早の
靴音が響いている。

 立法に直接かかわる議会スタッフには、議員の個人スタッフと上下両院各委
員会所属スタッフとがいる。個人スタッフの人数は議員の地元選挙区の有権者
人口などで決まる。委員会スタッフは、共和党と民主党にわかれ、当該委員会
の委員長、または対立政党の幹部委員に事実上所属している。議会スタッフの
給料は公費でまかなわれるが、一定していない。年収の相場は、首席補佐官や
立法部長クラスで十万ドル(約千三百五十万円)前後、ヒラの律法スタッフだと
1/3から半分程度の35000〜55000ドルという。


日本の場合 日常雑務や選挙活動に動員

 政策立案に従事する議員スタッフとして政策秘書があるが、衆参合わせて七
百五人。議員一人当たり一人にも満たない。国会議員の第一、第二秘書ととも
に公設秘書として認められ、国家公務員特別職として国が給与を支給している。
「主として議員の政策立案及び律法活動を補佐する」(国会法一三二条)が、
実際には、日常の雑務に追われたり、選挙活動に動員されたりするケースも
目立つ。選挙での議員の当落に地位が左右される不安だ。議院内閣制を取る
日本では、法案は政府提案が基本。九七年の場合も、政府提案百十二件が議員
提案八十四件を上回っている。(政治部 池辺 英俊)

--------------------------------------------------------------------
以上。転載終わり。
 
  
  
  
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  [170] 都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>どうもこの掲示板で最近いささか気になる論調があって、
>何か「能力ある人は多少の違法行為はいたしかたないのでは」と受け取られれかねない
>論調が一部にあるように感じられてしまうのです。
>もしそうだとすればこれはきわめて危険な考え方だと思います。
>
>辻元氏は有能かもしれないし、鈴木議員もある面では変えがたい能力の持ち主といえなく
>もない。がそれと断罪とは別ものです。
>「あいつはできるから大目にみよう」とか
>「あいつはいなくてもいいからしょっぴこう」とか
>なったらこの世は闇かと思いますが、いかがなもんでしょう。


そういう論調を撒いた一人だと自覚していますが、言わんとしたのは、能力(専門知識)と性格(倫理・道徳)は別物だろう、ということ。宗男バッシングがピークだった頃に一時帰国しておりまして。そのときの共産圏国家のような空気が異常だと感じたがゆえにそう発言しました。

世論の力で矯正可能なのは後者の倫理・道徳面「だけ」です。ゆえに、利害関係がない選挙区外の有権者・メディア・評論家にそういうバイアスがかかるのは必然的だと思う。しかし、究極の選択として、「無能ないい人」と「有能な悪い人」のいずれかを国会議員に選ばねばならないとしたら、どうしますか?同僚ならどうですか?ぼくの価値観からいえばノータイムで後者。トモダチ選びじゃありませんから。

有権者には議員を選んだ責任があるのだから、リーチが届く倫理・道徳面を適宜監視し、今回のような事態に陥るリスクを引き下げる責任と義務があるように思う。一連の騒動は、親が子供の非行を黙認し続け、刑務所に入ってから激怒する絵に近いです。世論が自分の馬鹿さ加減を誤魔化すために暴れているようにも見える。
親はなくても子は育つという諺もあります。勉強は学校に任せるにしても、警察・司法のご厄介にならないようにするのが親(有権者)の努めではないですか?

サイコの味方さんが言うような姿は本来あるべき考え方だとは思いますが、残念ながら、日本のシステムは機能不全に陥っています。外から見るとダブル・スタンダードに見える。メディア主導の人民裁判・欠席裁判で大勢が決まり、司法に行く前の段階で有罪が確定したかのように見える一方、法治国家だから法律は守るべきだ、という話しの進み方がおかしいのです。その場限りのお手盛りの人民裁判が横行する理由は、司法が白黒の判断を示さない/示せないからで、日本における三権はワシントン・内閣・メディアであるかのように見えます。

何人もの小学生を殺害したにもかかわらず死刑を免れる可能性があり、兆単位の不良債権を作っても刑務所に行かずに済むような国で、億円未満の金銭スキャンダルごときがなぜ国を挙げた問題になるのか、理解に苦しみます。
 
  
  
  
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  [171] Re(11):辻元議員の場合
  
        
  
 実は、20日週刊新潮の記事を書いたのは、参院選前に私が手紙を送ったら取材してくれた記者でした。明日、日本赤軍についての記事が出るそうで、政策秘書のは小手調べだったようです。国会で参考人として喚問されるようですが、その対応で、辻元氏の再起可否が決まるでしょう。なお、「他にも疑惑がある」と参考人招致を要求したのは穀田恵二氏で、私は共産党京都府委員会にも政界ポリティコの記事をファックしています。自民党の町村氏事務所に電話したら、政界ポリティコは購読している、とのことでした。
 政策秘書については、違法行為はあるものの、国会議員なら皆やっていそうなこと、制度的な問題も確かにあります。この件だけでは、再起不能とはならないでしょう。ではなぜ、辻元氏は最初から、3人の公設秘書の給与を私設含めて7人で分けていたという真実を言わずに、私だけ完全潔癖と言い張ったのか。20日午後、週刊新潮を読み辻元氏の記者会見をテレビで見た私は虹と緑のメーリングリスト(辻元氏元秘書、政策秘書も入っている)に、辻元氏本人や私設秘書から聞いていた、7人で分けているという実態を流しました。
 なお、別立てで書きますが、白川氏との裁判で、今日、白川氏は、辻元氏の話が出ると当事者以外立入禁止の和解室へ案内するように要求し、辻元氏には興味ない、外部から圧力をかけられて考えを変えるような人間ではない、と主張しました。
 
  
  
  
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  [172] Re(11):辻元議員の場合(訂正追加)
  
        
  
政策秘書も入っているML

 →私設秘書の間違いでした。ごめんなさい。


いくら演説がうまくても、中東や北朝鮮、アフリカなどの情報を持っていても、国会議員なら皆やっていそうなことを追及されて、記者会見で自分のことをうまく説明できないのでは、政治家としての基本的な資質に欠いていると思います。

 その点、落選も経験しておられる白川さんは叩かれ強かったですね。
 
  
  
  
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  [173] Re(1):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
山口さんにお任せした方がよいのですが
私も簡単に。


政治とは権力構造である。国民は政治に権力を
寄託した以上、権力が十分に機能しうる環境を
与えねば成らぬ。同時に権力が正しく機能しつつ
あることを常に監視しなくては成らぬ。

仕事の出来る環境も与えられず成果だけ望まれる
としたら私ならその仕事はお断りです。

ましてや安い見積もりで違法性すれすれの資金繰り
しなきゃやっていけないとしたら、絶対に受けませ
んね。

この国では司法は独立して機能してはおりません。
判断は常に回避・繰り延べされます。実質上、機能
していないと言えます。(現在、法制改革が進行中)

内閣は官僚に支配されています。新米大臣は
入れ替わり立ち代り何十人もの官僚から新任レク
チャーを受ける間に概ね懐柔されてしまいます。
そして、天皇を失った今、官僚を支配するものは
無い。

国民も、議会もマスコミも官僚は支配できない。
議会は何も出来ずおろおろするばかり。何しろ
議会は特殊法人にさえ歯が立たないのです。
ならばいざという時、誰が官僚を即ちこの国を支配
するか。そう、アメリカですね。
 
  
  
  
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  [175] Re(1)::辻元議員の記者会見を見て
  
        
  
公設秘書の記事を紹介します。

時間が勿体無いのでママです。

毎度、酷評(笑)している朝日ですが、時には
ちゃんと呼んでいるんだと証明しなくてはね。

朝日さん、転載ご容赦を。

国民の税金は1銭足りと明確に公明に使われなくては成らぬ。
当然のこと。
しかしだ、実態は同じで有りながら、届出という簡単な事務手
続きをやったかやらないかで「合法」と「議員辞職」とは余りに
短絡的では無いのかな。その厳しい倫理観から言えば、多くの
議員が行っている行為は実質的には犯罪では無いのか。なにしろ、
国民が秘書に払ったはずの金が何時の真にかレンダリングされ
政治資金として使われているのだからね。
国民としても秘書には全額渡って、その分、しっかり働いて
欲しい筈。

また、政党(共産党?)や議員単位で議員報酬をプールしそれを
再分配することはごく当たり前で行われている。これは厳格な
倫理観から言えば詐欺行為じゃないのでは。

何故、多くの政治家は倫理的犯罪を敢えてしなくては成らない
のか。そうせざるを得ないとすればどうしたら良いのか。
そういうことですね。

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2000.09.08 ○公設秘書、46議員に寄付――総額約6300万円

 給与は公費 一部が政治へ

 衆参の国会議員46人が昨年中、それぞれの公設・政策秘書から総額
約6300万円の寄付を受けていたことが、8日付で公表された政治資金
収支報告書と朝日新聞の調べで明らかになった。

寄付していた秘書は61人にのぼる。秘書らは「自主的な寄付」としている
が、公設秘書の給与は国費でまかなわれており、その一部が国会議員の政治
活動に流用されていたことになる。

政策秘書から寄付を受ける形で給与を国からだましとったとして、山本譲司
代議士(37)が詐欺の疑いで逮捕されたが、問題がまた一つ、浮上した。

 秘書から献金を受けた国会議員は、分かっただけで自民が25人。民主
11人、社民5人、自由3人、改革クラブとさきがけがそれぞれ1人だった。

 公設秘書は、それぞれの国会議員の政治資金管理団体や政治団体に個人名
で寄付をしていた。1人の献金額は、6万円から150万円。平均すると
約103万円だった。政治資金規正法で定められた、同じ受領者への個人
寄付金の上限にあたる150万円を寄付した秘書が18人いた。

 公設秘書の給与は1カ月あたり約32万−68万円で、現金を手渡しで
支給されるか、秘書が指定した口座に振り込まれる。山本代議士は政策秘書
の給与の大半を本人に渡さず、大半を天引きで流用していたとされる。

 寄付をしていた秘書らは取材に対し、「給与を受け取った後、自分で団体
に振り込んでいる」などと、自発的な寄付であることを強調した。3人の
公設・政策秘書全員から計375万円と、最も多額の寄付を受けた林幹雄代議
士(千葉10区)の秘書も、「秘書であれば事務所の事情は分かる。自ら献金
するという雰囲気はある」と語った。

 山本代議士の事件について秘書たちは、一様に「論外」「迷惑だ」と批判
した。自らの献金の理由については「政治資金の規制は厳しくなったが、
仕事量は変わらない。私設も含めた秘書全体の給与を下げるしかない」
(古賀正浩氏の秘書)、「電話代や印刷代も寄付でまかなわなければいけ
ない。給与全額を寄付してもいいくらい」(山口俊一氏の秘書)などと資金
不足を挙げる秘書が多かった。

      ◇            ◇

 ◆秘書から政治献金を受けた主な国会議員(献金額計100万円以上)

 国会議員名        献金した秘書数  合計金額

 林幹雄 (衆・自民)   3人       375万円

 堀込征雄 (衆・民主)  3人       350万円

 岩國哲人 (衆・民主)  3人       250万円

 三ツ林弥太郎(前職)   2人       250万円

 福山哲郎 (参・民主)  2人       243万円

 杉浦正健 (衆・自民)  2人       236万円

 川内博史 (衆・民主)  2人       220万円

 古賀正浩 (衆・自民)  3人       209万円

 鳩山由紀夫 (衆・民主) 1人       200万円

 蓮実進 (衆・自民)   2人       153万円

 伊吹文明 (衆・自民)  1人       150万円

 川橋幸子 (参・民主)  1人       150万円

 坂本剛二 (衆・自民)  1人       150万円

 竹本直一 (衆・自民)  1人       150万円

 谷洋一 (衆・自民)   1人       150万円

 虎島和夫 (衆・自民)  1人       150万円

 浜田卓二郎 (参・改ク) 1人       150万円

 深田肇 (前職)     1人       150万円

 牧野隆守 (衆・自民)  1人       150万円

 増田敏男 (衆・自民)  1人       150万円

 山口俊一 (衆・自民)  1人       150万円

 亀井郁夫 (参・自民)  1人       110万円

 江崎鉄磨 (前職)    1人       100万円

 江田五月 (参・民主)  1人       100万円

 釜本邦茂 (参・自民)  1人       100万円

 武山百合子 (衆・自由) 1人       100万円

 野田聖子 (衆・自民)  1人       100万円

 (1000円以下切り捨て。敬称略)

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  [176] Re(12):辻元議員の場合(訂正追加)
  
        
  
自ら なおみちゃん と名乗るかわいさからあえて苦言は控えていましたがいささか常識はずれの発言がが見え隠れします。
見苦しいので、今後は控えることを望みます。
 
  
  
  
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  [177] Re(12):辻元議員の場合(訂正追加)
  
        
  
始めまして。

あなたがどんな方なのか私はさっぱり理解しておりませんので
どう答えて良いやら・・・?

で、何と、貴方が記事の情報源だったと言う事?
ふーむ。・・・灯台元暗しです(爆笑)

動機は敢えて問いますまい。
貴方の情報が材料の一つだったとしても、記事掲載タイミング
に政局が影響した疑いは晴れないんでは? ほくそえんでる
自民党をこれ見よがしに映すメディアを疑いつつも、自民なら
やっても可笑しくは無いと考えるのは妥当じゃないですか。
まあ、どっちでも私のスタンスには影響ないんですが。

ところで、
議員が皆やっているなら週刊誌も全員叩いたらどうなんでしょう。
運用が不公正な法など誰も尊重しない。アンフェアなマスコミも
またしかり。

彼女の嘘は、まあ、未熟だったの一言に尽きますね。すぐ分か
ること。思わずついた嘘なら、出来るだけ早く修正するか、煙
に巻くぐらいの度量・技量は政治家として必要でしょう。

その意味では好悪を問わず、鈴木の方が一枚上だったということ
です。

その上、清廉潔白を売りにしていた辻本氏には余りにも分が悪い。

嘘つきの巧妙な嘘は許されて、正直者の下手な嘘は徹底的に
叩かれる。世の中、そんなものです。

官房長官が言ってませんでしたっけ?
「・・・人間とは愚かなものだ」
大局を忘れず、寛容を学びましょう。

白川さんとの裁判の件には私はノータッチということで・・・
概要も何もまったく見えておりませんので。

>その点、落選も経験しておられる白川さんは叩かれ強かったですね。

大人ですからね。
 
  
  
  
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  [179] Re(12):なぜか、虚しさを覚えずにはいられない.....
  
        
  
別に大意があったわけでもないですが、ここ2日間発言を控えておりました。
そして先ほど明日発売予定の「週刊新潮」の web目次を眺めてきました。
まさに世間が喜びそうなタイトルが小躍りしておりました。
私が辻元前議員びいきでないことは最近もどこかに書いておきました。
個人的に彼女を思い切り批判したいことがこれまで山ほどありました。
人が彼女を誉めそやせば誉めそやすほど逆に指摘しておきたいことが
次から次へと増えていくばかりでありました。
確かに調べていくと気になることが次から次へと出てまいります。
最近はその疑惑を払拭することもかなり難しい感じておりました。
しかし不思議なものです。
落ち目の議員を見ているとここ一両日ばかりは
そんな気も段々に失せてきました。
明日発売のタイトルを眺めていますと、
なぜか、虚しさを覚えずにはいられません。
人間とは難しいものです。
 
  
  
  
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  [181] Re(13):辻元議員の場合(訂正追加)
  
        
  
>彼女の嘘は、まあ、未熟だったの一言に尽きますね。すぐ分か
>ること。思わずついた嘘なら、出来るだけ早く修正するか、煙
>に巻くぐらいの度量・技量は政治家として必要でしょう。

正気ですか。
じゃあ、鈴木宗男氏が逃げ切ってもあなたは文句を
いう論拠はないな。鈴木氏が未熟ではないというだけのことで。

あなたの一連の発言に出てくるのは、
辻元氏の嘘=ケアレスミス ということですが、
そもそもそれが問題です。
政治家の嘘に寛容な有権者が日本をだめにしているんでしょうね。

税務調査だって納税者全員をするわけではないが、
不正が発覚した人が「他の人もやっている」は通りません。
その調査に公平性を、という問題はまた別の話でしょう。

ま、詐欺罪で逮捕でもされれば、
そんなことも言っていられなくなりますけどね。


しかし、小泉人気といい田中人気といい
辻元人気といい、この国の有権者は、パフォーマンスさえ
できればその本質を見るということをしない思考停止集団だな。
 
  
  
  
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  [183] Re(11):辻元議員の場合
  
        
  
GODA様、今晩は。

>> 犯罪行為とは、構成要件該当性、違法性、有責性の3要素
>>をすべて備えた行為です。したがって、動機に何の問題もな
>>いとは言えません(特に有責性について)。
>> 正当な政治活動のために使ったとしても(それも真偽は不明
>>だが)立派な犯罪行為といえます。金持ちから泥棒した金を貧
>>乏人にばらまく泥棒が免責されるでしょうか? 
>
>免責されるとは思いませんよ。それがいかなるものといえ法は
>先ず遵守され・運用されなければ成らぬ。こんなことにわざわざ
>言及するまでもないでしょ。さて、法律とは暫定的・政治的な産物
>に過ぎない。私には辻本氏と鈴木氏とに対する現在の法の運用は
>著しくバランスを欠いていると思えるので、相対的に「微罪」
>と表現しました。法に不備があるのか運用に不備があるかは知らず。
>法を超えた判断ですね。

 辻元氏の場合、動機が免責されると言う事はあり得ないと言うGODA様の
意味に対し泥棒の例を挙げました。鈴木氏と比べて微罪であるからという
「相対性」つまり、たとえて言えば殺人は窃盗より重罪だという比較は
常識ですが、ことはそう単純ではないと思います。私は鈴木氏と辻元氏の
犯罪的行為を比較して「相対性」を持ち込む立場には反対で、犯罪性の
本質である個別性を重視したい。


>> さらに、党が止めていたにかかわらず、サンデープロジェクトや
>>ニュース23に出演し、
>
>そうですか。政局情報には出来るだけ触れないようにしているもので
>知りませんでした。というより敢えて情報収集はしないようにして
>います。なぜか。中庸を外れた文章を書けなくなるからです(笑)

 確かに中庸からははずれていますね。

>>で過労で倒れるなどもやは政治家の資格はないと考えます。運悪く
>>駐車違反で切符切られた道交法違反者の「運が悪かった」と居直る
>>精神構造とあまり変わりないのではと思います。
>
>何も備えが出来ていないというか。まだ未熟であったということ
>でしょう。

 その未熟さが、問題であることは重要であり弁護の余地がないとは
先に述べたとおりです。

>> 代議士のその不始末の処理のまずさを未熟とかたづける事を
>>国民や有権者になんと説明するのでしょうか?同情を買うパー
>>フォーマンスとしか考えられません。
>
>パフォーマンスも政治家の必須能力ですよ。人は自分を演じて
>生きていくのです。政治家は公的場面では政治家を演じられな
>ければなりません。

 政治家の役割は国民を幸せにする機能を有しているかどうかで決まります。
ロールプレイを演じるだけならその道に長けた俳優にでも任せておけばよい。

>>>>私には、辻本氏は実にけなげに見えます(笑)。
>>
>> そうは見えません。権力に未練たらたらの中年女性としか
>>見えません。
>> 辻元氏ががんばるのは一向にかまわないんですが、買い
>>かぶりですね。
>
>そうですか。まあ贔屓目は承知しております。鈴木はちっとも
>可愛く無いので余計に可愛く見えるのかな(笑)
>些細な事には寛容に成れる。歳のせいですね(大笑)

 可愛い、可愛くないは論外です。さらに、些細な問題ではないでしょう。

>>       自民党政治と同じ。禊ぎを済ませて騒ぎが
>>収まったら復権と言う構図。社民党が辻元氏を離党させな
>>ければ、残念ながら社民党の未来はないと思います。
>
>今回の辻本氏の件は再起を許されぬほどの大罪じゃ無い。
>鈴木の癒着と利益誘導のあからさまな構図、これこそ日本政治
>積年の大罪です。別に社民党を支持しているわけじゃ無い。
>むしろ批判的です。裁定は国民が下すでしょう。マスコミ次第
>と言うべきか。

 マスコミ次第で国民の裁定が下るとは思いません。GODA様の言わ
れることは、今のマスコミの姿勢と全く同じですね。鈴木氏は大罪、
辻元氏は微罪との認識については特に。

>>>>秘書制度の件に関しては仰られるとおりです。
>>>
>>>アメリカの充実した政策スタッフを思えば、日本の政治家
>>>は徒手空拳で自分一人の脳みそで立案しろと言うに等しい。
>>>プール制(議会、党)にしろ議員付属にしろ、水準が低す
>>>ぎます。法整備も進んでいないし、アメリカのようにチャ
>>>レンジ精神やボランティァ精神がない日本社会では、金を
>>>出さずに、清貧に甘んじて、井戸塀覚悟で、立派な政策を
>>>速やかに作成しろと言うのは、偏狭な理想主義者のたわ言
>>>に過ぎません。
>>>
>>>これを称して日本のリアリズムの欠落と称しております。
>>
>> これが日本のリアリズムじゃないでしょうか?それを学
>>ばなかった辻元氏は無知と言うべきです。
>
>うーん。倒錯してるような。それに辻本氏の件には関係無い
>ですよ。

 日本のリアリズムの欠如そのものが日本のリアリズムと言う意味です。
ここの部分、辻元氏と関係ないと述べられましたが、十分関係あると思
います。倒錯つまり正しい順序と正反対のことは、私は言ってはいません。
 
  
  
  
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  [184] Re(2):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>政治とは権力構造である。国民は政治に権力を
>寄託した以上、権力が十分に機能しうる環境を
>与えねば成らぬ。

国民は、大多数の国民は政治に権力なんか期待していません。むしろ
その権力構造に不信を抱いています。政治家の権力行使の役割は政治家
にあり国民にはありません。国民が政治家の権力行使に荷担したなら、
旧態依然の地域利益型の悪しき日本的政治の継続となるのではないで
しょうか。


>あることを常に監視しなくては成らぬ

全くその通りです。

>仕事の出来る環境も与えられず成果だけ望まれる
>としたら私ならその仕事はお断りです。

 仕事が出来る環境になかったら、辞めるか、環境を改善すべく
活動するかの選択しかありません。そもそも自ら選んだ職業に、
仕事が出来る環境ではなかったと言うならばその職業を選んだ
自己責任が伴います。いやになったら環境のせいにし
「ハイ、サヨナラ」は自己中心的思考です。劣悪な環境でも明日
の生活するために必死に頑張っている多くの人を私は知っています。

>ましてや安い見積もりで違法性すれすれの資金繰り
>しなきゃやっていけないとしたら、絶対に受けませ
>んね。

 GODA自身の事を言われているのでしょうか。辻元氏
の事を言われているのでしょうか。


>この国では司法は独立して機能してはおりません。
>判断は常に回避・繰り延べされます。実質上、機能
>していないと言えます。(現在、法制改革が進行中)
>
>内閣は官僚に支配されています。新米大臣は
>入れ替わり立ち代り何十人もの官僚から新任レク
>チャーを受ける間に概ね懐柔されてしまいます。
>そして、天皇を失った今、官僚を支配するものは
>無い。
>
>国民も、議会もマスコミも官僚は支配できない。
>議会は何も出来ずおろおろするばかり。何しろ
>議会は特殊法人にさえ歯が立たないのです。
>ならばいざという時、誰が官僚を即ちこの国を支配
>するか。そう、アメリカですね。

 全くわかりません。アメリカがどのような根拠で、どんな目的で、
どんな方法で日本の官僚支配(私は日本の政治が官僚支配に陥って
いるとは思わない。政治家がただだらしないだけです)に関与するのですか。
 
  
  
  
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  [185] Re(12):辻元議員の場合
  
        
  
サイコの味方さん、どうも。

> 辻元氏の場合、動機が免責されると言う事はあり得ないと言うGODA様の
>意味に対し泥棒の例を挙げました。鈴木氏と比べて微罪であるからという
>「相対性」つまり、たとえて言えば殺人は窃盗より重罪だという比較は
>常識ですが、ことはそう単純ではないと思います。私は鈴木氏と辻元氏の
>犯罪的行為を比較して「相対性」を持ち込む立場には反対で、犯罪性の
>本質である個別性を重視したい。

法律無知の私を承知で法律論に持ち込まれるのですか。やれやれ(笑)
なんとか頑張ってみましょう。

辻本氏の件と鈴木氏の件はその発生時点において法的には何ら関連性は有り
ません。その意味では完全に個別性が有るでしょう。しかし、法体系は緻密
なバランス感覚で構成されるべきものです。その意味において罪の軽重の相
対性は本質的にあるのです。その意。いずれにせよ厳粛に施行されるべきも
の。そしてその結果・軽重を判断するのは最終的には国民です。つまり貴方
であり私なのです。

法は政治的に作り上げられたもの。そして政治的にはこの2つの件は関連性
がある。これは疑いなき現実ですね。そして法の運用も得てして政治に左右
される。これも現実。非常に単純で立証が容易な辻本氏の件が政治的に利用
されている・或いは政治的に影響を与えている・もしくはその恐れがあるの
も事実。よって2つの件の罪の軽重を述べることには問題ないでしょう。
あくまでも政治的にです。ざっくばらんに言えばより根が深いと思える鈴木
を逃がすな、と言っているのです。政治的に。

> その未熟さが、問題であることは重要であり弁護の余地がないとは
>先に述べたとおりです。

未熟さは嘆かわしいがまあ罪じゃないから、なんともね。辻本氏が責任を
負えば形式的には決着がつく件に関連して―未熟だったのですから、それ
以上いっても始まりますまい。

> マスコミ次第で国民の裁定が下るとは思いません。GODA様の言わ
>れることは、今のマスコミの姿勢と全く同じですね。鈴木氏は大罪、
>辻元氏は微罪との認識については特に。

マスコミが現実に大きな影響力があるという事ですね。マスコミの判断と
私の判断がたまたま一致したら何か問題ありますか? もっとも余り
目にしないようにしてますからどの程度一致しているのか知りません
けどね。


> 日本のリアリズムの欠如そのものが日本のリアリズムと言う意味です。
>ここの部分、辻元氏と関係ないと述べられましたが、十分関係あると思
>います。倒錯つまり正しい順序と正反対のことは、私は言ってはいません。

倒錯ではまずいなとと思いながら面倒なのでそのままにしました。失礼。
意は承知してます。私としては言葉の遊びより、貴方がその現実をどう
考えられているかそれが知りたかったですね。
秘書制度そのものと辻本さんの件は既に服部さんの所から文脈上は別だと
考えておりました。その意味です。内容もそのつもりで書き込みました。
 
  
  
  
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  [186] Re(14):辻元議員の場合(訂正追加)
  
        
  
こんにちは。

私のこちらでのスタンスは誤解されやすい事を承知の上です。
じっくりと読んで戴けませんか。

所でこんな言葉をご存知ですか。
「三つの真実より一つの綺麗な嘘を」

いい言葉でしょ。
時には嘘をつくべき矜持も有る。

無論、その嘘の責任は負うこと・批判されることを覚悟して。

ではでは。
 
  
  
  
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  [187] Re(13):なぜか、虚しさを覚えずにはいられない.....
  
        
  
>別に大意があったわけでもないですが、ここ2日間発言を控えておりました。
>そして先ほど明日発売予定の「週刊新潮」の web目次を眺めてきました。
>まさに世間が喜びそうなタイトルが小躍りしておりました。
>私が辻元前議員びいきでないことは最近もどこかに書いておきました。
>個人的に彼女を思い切り批判したいことがこれまで山ほどありました。
>人が彼女を誉めそやせば誉めそやすほど逆に指摘しておきたいことが
>次から次へと増えていくばかりでありました。
>確かに調べていくと気になることが次から次へと出てまいります。
>最近はその疑惑を払拭することもかなり難しい感じておりました。
>しかし不思議なものです。
>落ち目の議員を見ているとここ一両日ばかりは
>そんな気も段々に失せてきました。
>明日発売のタイトルを眺めていますと、
>なぜか、虚しさを覚えずにはいられません。
>人間とは難しいものです。

道理よりも情緒で生きているわけね。
皮膚感覚。
 
  
  
  
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  [188] Re(3):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>>政治とは権力構造である。国民は政治に権力を
>>寄託した以上、権力が十分に機能しうる環境を
>>与えねば成らぬ。

>国民は、大多数の国民は政治に権力なんか期待していません。むしろ
>その権力構造に不信を抱いています。政治家の権力行使の役割は政治家
>にあり国民にはありません。国民が政治家の権力行使に荷担したなら、
>旧態依然の地域利益型の悪しき日本的政治の継続となるのではないで
>しょうか。

どんな目的であれ人の集団には管理のヒエラルキーが生まれます。それ
なくして秩序は無い。司法・行政・立法これすべてその手段です。
期待しまいと不信があろうと誰にもこれは逃れられないのです。委譲
した政治力すなわち権力がそのヒエラルキーに求められる能力を正当
に発揮できなければ社会は崩壊します。運用の適否以前に権力構造は
必要な前提条件です。「荷担」と形容するべき性質のものじゃない。


> 仕事が出来る環境になかったら、辞めるか、環境を改善すべく
>活動するかの選択しかありません。そもそも自ら選んだ職業に、
>仕事が出来る環境ではなかったと言うならばその職業を選んだ
>自己責任が伴います。いやになったら環境のせいにし
>「ハイ、サヨナラ」は自己中心的思考です。劣悪な環境でも明日
>の生活するために必死に頑張っている多くの人を私は知っています。

そう、一旦、政治家になり、現実を思い知らされたらどうしたら
良いか。環境を改善すべく努力するのが一番ですね。事実をすべて
さらけだし国民の問うのが一番でしょう。自己責任はもちろんです
が国民もその現実を知らなくてはならぬ。もし余りに過酷であれば
もしくはもっともっと仕事をして欲しければそれなりの環境を許さ
ねば国民もまた自己中心のそしりをまぬがれないんでは。

> GODA自身の事を言われているのでしょうか。辻元氏
>の事を言われているのでしょうか。

私のことです。同時に一般論です。

> 全くわかりません。アメリカがどのような根拠で、どんな目的で、
>どんな方法で日本の官僚支配(私は日本の政治が官僚支配に陥って
>いるとは思わない。政治家がただだらしないだけです)に関与する
>のですか。

 全く分からないとは困った。テーマが大きいのでまたにしましょう。
 
  
  
  
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  [197] Re(4):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>>>政治とは権力構造である。国民は政治に権力を
>>>寄託した以上、権力が十分に機能しうる環境を
>>>与えねば成らぬ。
>>
>>国民は、大多数の国民は政治に権力なんか期待していません。むしろ
>>その権力構造に不信を抱いています。政治家の権力行使の役割は政治家
>>にあり国民にはありません。国民が政治家の権力行使に荷担したなら、
>>旧態依然の地域利益型の悪しき日本的政治の継続となるのではないで
>>しょうか。
>
>どんな目的であれ人の集団には管理のヒエラルキーが生まれます。それ
>なくして秩序は無い。

政治家が、その権力行使に管理的ヒエラルキーを容認し、強権を発動するならば
いったいどうなるでしょうか。管理されたくない人まで管理され、ヒエラルキーの
末端にいる人々は浮かばれません。管理のヒエラルキーからは秩序は生まれません。


>司法・行政・立法これすべてその手段です。

 手段ではありません。機能でありその機能を目的とするものであります。

>期待しまいと不信があろうと誰にもこれは逃れられないのです。委譲
>した政治力すなわち権力がそのヒエラルキーに求められる能力を正当
>に発揮できなければ社会は崩壊します。
 
 残念ながら、政治権力が階層上位(と解釈しましたが)である限り
、能力を正当に発揮しようがしまいが、社会の崩壊とは無関係です。
 社会全体の崩壊なのか、政治家のヒエラルキーに合致しない一部個
 人や組織の崩壊なのか、みきわけなければいけません。


>必要な前提条件です。「荷担」と形容するべき性質のものじゃない。

 荷担は形容ではありません。動詞であり仮定です。 
>
>> 仕事が出来る環境になかったら、辞めるか、環境を改善すべく
>>活動するかの選択しかありません。そもそも自ら選んだ職業に、
>>仕事が出来る環境ではなかったと言うならばその職業を選んだ
>>自己責任が伴います。いやになったら環境のせいにし
>>「ハイ、サヨナラ」は自己中心的思考です。劣悪な環境でも明日
>>の生活するために必死に頑張っている多くの人を私は知っています。
>
>そう、一旦、政治家になり、現実を思い知らされたらどうしたら
>良いか。環境を改善すべく努力するのが一番ですね。事実をすべて
>さらけだし国民の問うのが一番でしょう。自己責任はもちろんです
>が国民もその現実を知らなくてはならぬ。もし余りに過酷であれば
>もしくはもっともっと仕事をして欲しければそれなりの環境を許さ
>ねば国民もまた自己中心のそしりをまぬがれないんでは。

 述べられる通りです。

>> GODA自身の事を言われているのでしょうか。辻元氏
>>の事を言われているのでしょうか。
>
>私のことです。同時に一般論です。

 一般論つまりその中には当然辻元氏も入っているという事ですね。 


>> 全くわかりません。アメリカがどのような根拠で、どんな目的で、
>>どんな方法で日本の官僚支配(私は日本の政治が官僚支配に陥って
>>いるとは思わない。政治家がただだらしないだけです)に関与する
>>のですか。
>
> 全く分からないとは困った。テーマが大きいのでまたにしましょう。

 テーマが大きいか小さいかは別問題として「全く分からないとは困った」
には、全く困った。
 
  
  
  
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  [198] Re(13):辻元議員の場合
  
        
  
GODA様、今晩は。

>> 辻元氏の場合、動機が免責されると言う事はあり得ないと言うGODA様の
>>意味に対し泥棒の例を挙げました。鈴木氏と比べて微罪であるからという
>>「相対性」つまり、たとえて言えば殺人は窃盗より重罪だという比較は
>>常識ですが、ことはそう単純ではないと思います。私は鈴木氏と辻元氏の
>>犯罪的行為を比較して「相対性」を持ち込む立場には反対で、犯罪性の
>>本質である個別性を重視したい。
>
>法律無知の私を承知で法律論に持ち込まれるのですか。やれやれ(笑)
>なんとか頑張ってみましょう。

 私も法律には門外漢ですのでお互い頑張りましょう。


>辻本氏の件と鈴木氏の件はその発生時点において法的には何ら関連性は有り
>ません。その意味では完全に個別性が有るでしょう。しかし、法体系は緻密
>なバランス感覚で構成されるべきものです。その意味において罪の軽重の相
>対性は本質的にあるのです。その意。いずれにせよ厳粛に施行されるべきも
>の。そしてその結果・軽重を判断するのは最終的には国民です。つまり貴方
>であり私なのです。

 罪の軽重を判断するのは司法です。国民ではありません。ただ国民が出来る
ことは、選挙や住民投票(国政レベルでは皆無)位なものです。危惧することは
その司法が、マスコミや政治、行政を意識し、あるいは圧力をかけられ、「相対性」
すなわち情報の選択性に瑕疵があるまいかと言うことです。

>法は政治的に作り上げられたもの。そして政治的にはこの2つの件は関連性
>がある。これは疑いなき現実ですね。そして法の運用も得てして政治に左右
>される。これも現実。非常に単純で立証が容易な辻本氏の件が政治的に利用
>されている・或いは政治的に影響を与えている・もしくはその恐れがあるの
>も事実。よって2つの件の罪の軽重を述べることには問題ないでしょう。
>あくまでも政治的にです。ざっくばらんに言えばより根が深いと思える鈴木
>を逃がすな、と言っているのです。政治的に。

 何度も言うように、根が深かろうが浅かろうが、結果として、道義的にも、
有責性においても、犯罪可能性においても、軽重つけがたいと申し上げている
わけです。

>> その未熟さが、問題であることは重要であり弁護の余地がないとは
>>先に述べたとおりです。
>
>未熟さは嘆かわしいがまあ罪じゃないから、なんともね。辻本氏が責任を
>負えば形式的には決着がつく件に関連して―未熟だったのですから、それ
>以上いっても始まりますまい。

 今回の場合未熟さから始まったのではないですか。例えれば未熟な研修医が
 医療ミスを犯した場合、未熟であろうがなかろうが医師という資格を有する
 と言う理由で厳しく刑事そして民事責任を問われます。辻元氏は代議士にな
 った時点で政治のプロなんです。
 形式的に決着がすめば良いという問題ではない。 

>> マスコミ次第で国民の裁定が下るとは思いません。GODA様の言わ
>>れることは、今のマスコミの姿勢と全く同じですね。鈴木氏は大罪、
>>辻元氏は微罪との認識については特に。
>
>マスコミが現実に大きな影響力があるという事ですね。マスコミの判断と
>私の判断がたまたま一致したら何か問題ありますか? 。

 別に、問題はありません。
>
>> 日本のリアリズムの欠如そのものが日本のリアリズムと言う意味です。
>>ここの部分、辻元氏と関係ないと述べられましたが、十分関係あると思
>>います。倒錯つまり正しい順序と正反対のことは、私は言ってはいません。
>
>倒錯ではまずいなとと思いながら面倒なのでそのままにしました。失礼。
>意は承知してます。私としては言葉の遊びより、貴方がその現実をどう
>考えられているかそれが知りたかったですね。

 言葉の遊びですか?遊びという認識はありません。その現実が何かはっきり
しませんが、どう捉えているかは、先に簡単に述べたとおりです。
 
  
  
  
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  [199] ああ、ギブ・ミー・チョコレート(涙)
  
        
  
先ず、ぼくのワガママな個人的嗜好をはっきりさせたいと思います。
社会党=消滅キボン(笑)、鈴木宗男氏=アンチ野中一派、加藤紘一氏=期待してませんでした(カオが悪い=諸外国の指導者に比べて品がない)。スキャンダルに連座した人たちを心情的に擁護していると思われたら心外なので。失脚に追い込むプロセスに強い疑問を感じているだけです。


以下かなり長文になりますが、ごめんなさい。


> 政治家が、その権力行使に管理的ヒエラルキーを容認し、強権を発動するならば
>いったいどうなるでしょうか。管理されたくない人まで管理され、ヒエラルキーの
>末端にいる人々は浮かばれません。管理のヒエラルキーからは秩序は生まれません。


構造を所与のものにすべきだという命題に対する反駁だと思います。
ぼくもサイコの味方さんに同感。極めて優秀な人材を抱えながら、持てる能力を全く生かしきれていない(有能で良識ある人ほどヤル気をなくしてマッタリしてる)という点で、ぼくは構造に問題があるという立場をとります。別記事でGODAさんは官僚が悪いという命題も提示されていました。ぼくはそれにも反対の立場を取ります。
以下、具体的にいきましょう。


多くの方が仕事を持っておられると思いますが、「あ〜、こいつ、超アホ。全く使えん。」と思った上司は過去に一人はいるはずです。そんな上司でも、民間ならその道のキャリアがあり素人ではない。でも官庁の場合、時としてそのアホな状態に輪をかけた(専門知識・バックグラウンド無し)の超トンデモ上司(大臣)を迎えることもある・・・という現実がある・・・らしいです。身近なアホ上司をイメージして、その人に対してどう思うか考えてみてください。
実物がよく見えるがゆえに、官僚の政治不信はメディア・一般国民の比ではないはずなのです。

次に、官僚支配をケシカランとした場合、日本が政治主導で進んだらどうなったか考える必要があると思います。ここ数年の変遷をみても、小渕政権のバラマキ三昧・・・森政権のダッチロール・・・小泉政権の破壊的改革、と政策的にドリフトが非常に大きく、日本社会が持つ受容性を超越しているように思う。よって、政治主導で突撃したら今ごろはお国の一大事(ドカ貧)だった、と考えます。究極の選択ですが、ことマクロ政策に限っていえば、場当たり的な永田町よりも現状維持の霞ヶ関のほうがベターだった(ジリ貧つまり漸進的な凋落で済んだ)というのがぼくの定性的評価です。


官僚にもいろいろ問題はあると思いますが、心ある人は国民平均以上に真剣に国のことを思っており(売国奴的な政治家に爪の垢を煎じて飲ませたい)、またそういう志を持って入省した人が大部分だと思う。ぼくは、偉いなぁ・・・あんな待遇で・・・といつも感心しています。
彼らのあいだで評価が高い政治家と一般のそれは違う場合があります。これは、上司にどんな資質を求めたいかイメージすれば、大部分の方に想像がつくはず。人気投票とは違った次元です。○×の分水嶺の一つは、地に足のついた国家観や政治理念があるかどうか。その道の専門家である必要は無いと思いますが、大臣に求められる重要な資質だと思う。そういう資質を持った議員が閣僚ポスト(上司)につけば、官僚(部下)をうまく使って前向きな良い仕事ができると信じます。現状では、政官ともにどっちもどっちの感が強く、いかに外務省とて、官僚批判だけをするわけにはいかないと思っている。


>>司法・行政・立法これすべてその手段です。
>
> 手段ではありません。機能でありその機能を目的とするものであります。


法律はド素人ですが、機能・機関説を支持します。三権を手段だとするならば、その目的は何なのか?という話しになってしまう。まさかアメリカ人が英語で書いてそれを下手糞な日本語に翻訳した、あの憲法ですか?


>>> 全くわかりません。アメリカがどのような根拠で、どんな目的で、
>>>どんな方法で日本の官僚支配(私は日本の政治が官僚支配に陥って
>>>いるとは思わない。政治家がただだらしないだけです)に関与する
>>>のですか。
>>
>> 全く分からないとは困った。テーマが大きいのでまたにしましょう。
>
> テーマが大きいか小さいかは別問題として「全く分からないとは困った」
>には、全く困った。


この論点はGODAさんに近い立場を取ります。
これも具体例でいきましょう。大企業や官庁の中枢部門に知人がいる方、あるいはそこに勤務した経験がある方には、以下の話しは思い切り頷いていただける話しばかりである、と信じます。


彼ら(大企業・官庁)がちょっと判断に迷ったとき、先ずすべきことがいくつかある。その中心的な議論の一つが、「アメリカではどうか」「ヨーロッパではどうか」ということ。それを精力的に調査する。官民を問わず官僚的で硬直的なジャパニーズ組織の習性である、とぼくは理解しています。背景には欧米コンプレックスがあり、一方で主体性・思考力・創造力・決断力・当事者能力の無さがあると見ます。

欧米の制度を仔細に調査したら、次に「アメリカではこうだから、それに習ってこうしましょう」「アメリカでもそれはやっていませんから、それに習ってやめましょう」という結論が導き出されることは目に見えている。それがトップレベルの意思決定の重要な論拠を形成していると推測します。そこには主体性もなければ思考もない。
一事が万事、条件反射的にそんなりアクションしかできないところに、欧米から強い圧力がかかったら最後。「すわ、大変だ。日本は遅れている。このままではダメだ。」という議論に飛んで「なにか対応しなければ、取り残される」という話しになる。まるで水戸黄門のストーリーのようです。

だから、ぼくの目線でいえば、だらしないのは断じて政治家だけではない。

持論ですが、いわゆる「ギブ・ミー・チョコレートのダンカイ世代」には基調としてそういうノリがある。だらしないというなら、その世代にまとめてダメ/無能の烙印を押したい、というのがぼくの定性的評価であり個人的な心情です。歴史の節目で国運が傾いたとき、そんな世代が指導者層にいたことは日本国にとって不運としか言いようがない・・・。といったら言い過ぎでしょうか?

ゆえに、角福大三中(順番忘れた・・・)>安竹宮>YKK、の不等式は自明です。
世代交代を通じて国運が傾くのも無理はない、とすら思う。繰り返しますが、YKKの世代は「ギブ・ミー・チョコレート」の呪縛から終生逃れられないように見える。支配したいという欧米の思惑に乗り、終戦直後のように支配されチョコを貰いたがっている。


他ならぬ自分の国なのだから、国際協調に気を配りつつ、好きなようにやればいいのに・・・、と思って歯ぎしりしながら日本を見つめることはしばしばあります。
「こうしたらいいのに」と思うことはだれもが身近なところにあるはずですが、「では、ここをこう直しましょう」ではなく、「その前にアメリカではどうやっているのか?」と調べる方向にトンでしまうのが、ギブ・ミー・チョコレート・ジェネレーション。せめて、和魂洋才まで戻らないと・・・現状では全く見込みないと思いますけど。
 
  
  
  
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  [200] Re(1):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>言わんとしたのは、能力(専門知識)と性格(倫理・道徳)は別物だろう、ということ。

それはその通りです。確かに別物です。が、一方で人間には感情があり、その能力を存分
にふるうことにシンパシーを感じるか否かは性格に依存するところも大であると思います
。それが良いか悪いかではなく、人間はそういうもんだという前提で考えるべきなのでは
ないでしょうか。もちろんこれには国民性もあるでしょうが・・・

>世論の力で矯正可能なのは後者の倫理・道徳面「だけ」です。

現状でも「リコール」制度というのが存在しますが、これも世論のひとつと考えられなく
もないですね。これも否定されますか? 国会議員に対するリコール制度は存在しており
ません、が、裏を返せば議員にはそれだけきびしい自己規制が要求されているともいえる
わけです。

>究極の選択として、「無能ないい人」と「有能な悪い人」のいずれかを国会議員に選ばねばならないとしたら、どうしますか?同僚ならどうですか?ぼくの価値観からいえばノータイムで後者。トモダチ選びじゃありませんから。

ケースバイケースです。無能というのはいかなる部分において無能かというのが問題
となります。まさにそこが重要なのです。

>
>有権者には議員を選んだ責任があるのだから、リーチが届く倫理・道徳面を適宜監視し、今回のような事態に陥るリスクを引き下げる責任と義務があるように思う。一連の騒動は、親が子供の非行を黙認し続け、刑務所に入ってから激怒する絵に近いです。世論が自分の馬鹿さ加減を誤魔化すために暴れているようにも見える。

これは少し違うのではないでしょうか。山口さんは海外におられたようで、鈴木議員が
離党に至る経緯をご存知ないようですが、当初はパッシングはあったものの、線香花火
で終わるだろうとみたれていたのです。その流れが一気にかわったのが、北方4島不用
発言の発覚からです。山口さんの有能・無能論風にいうなら、選挙民は鈴木氏の地元への
利益誘導能力を高く評価していたが(したがって、だからこそ少々の倫理悪はまあしょ
うがないと許容していた)、その能力に疑念をいだき、実は自分本人に対する利益誘導
能力に長けていただけなんではないか?と、党も含めて考え出したわけです。
このことが決定的な流れを作り、後の外務省リークはおまけみたいなものです。

あとのほうのコメントもあるのですが,疲れたのでこのへんで失礼!
 
  
  
  
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  [202] Re(5):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
>>の。そしてその結果・軽重を判断するのは最終的には国民です。つまり貴方
>>であり私なのです。

> 罪の軽重を判断するのは司法です。国民ではありません。ただ国民が出来る
>ことは、選挙や住民投票(国政レベルでは皆無)位なものです。危惧することは
>その司法が、マスコミや政治、行政を意識し、あるいは圧力をかけられ、「相対性」
>すなわち情報の選択性に瑕疵があるまいかと言うことです。

 修正:そしてその結果・軽重ー>そしてその判決の軽重の適否を

 仰られるとおりです。殊に政治的事件において、司法がマスコミ・政治
その他の圧力に影響されている事は誰も否定できないでしょう。司法は厳然と
独立せねばならぬ。と、同時に民意との著しい乖離が有ってはならぬ。相克
する考え方があります。司法が「民意」をどうやって汲み取っていくか? 
難しいところです。現状では政治やマスコミを通した・作られた民意しか、
司法は知ることが出来ない。民意の反映もまた司法側の恣意性を逃れがたい。
 司法判断と民意の著しい乖離、或いは司法判断の回避や致命的な遅れ、情報
の偏在・偏向等に対処すべく、現在、法制改革が進行しています。


> 何度も言うように、根が深かろうが浅かろうが、結果として、道義的にも、
>有責性においても、犯罪可能性においても、軽重つけがたいと申し上げている
>わけです。

 個別性を重視すれば、或いはそうかも知れません。純粋に法的には。しかし
現実に=政治的に発生する犯罪には根が深いのか浅いのか、その他諸々、政治
的により重心を置いた判断をして貰いたいところです。世俗人の私にはね。
実際にもなにがしかの政治的判断―例えば「その社会性において・・云々」
「既に社会的制裁を(だったか?)・・・云々」―が按分されるようです。


> 今回の場合未熟さから始まったのではないですか。例えれば未熟な研修医が
> 医療ミスを犯した場合、未熟であろうがなかろうが医師という資格を有する
> と言う理由で厳しく刑事そして民事責任を問われます。辻元氏は代議士にな
> った時点で政治のプロなんです。
> 形式的に決着がすめば良いという問題ではない。 

 ひょっとすると誤解が有るかな。私は法は粛々と適用されるべしと述べた
はず。政治資金規正法等必要であれば適用されるでしょう。

 政治的には、対応の不味さもあり、辞任だけでは国民に対し十分な政治的責任
を果たしていないことは明らかです。しかし、その余りの未熟さゆえに私は
これ以上指弾する気にも成れないってのが本音です。
 
  
  
  
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  [203] Re(5):都合のいい時だけ「わが国は法治国家だ」なんて言われても・・・
  
        
  
リンク先を間違えましたが、削除できないのでレス2つともこちらで。

用語や用法のミスを指摘下さるのは感謝しますが、私の言わんとすることは
お分かりの筈。ちと厳しいですね(苦笑)

>政治家が、その権力行使に管理的ヒエラルキーを容認し、強権を発動するならば
>いったいどうなるでしょうか。管理されたくない人まで管理され、ヒエラルキーの
>末端にいる人々は浮かばれません。管理のヒエラルキーからは秩序は生まれません。

さて、管理のヒエラルキーという用法が間違っていたのでしょうね。私の
言うヒエラルキーとは双方向性―いわゆる管理と民意の上位伝達―を持つ
構造を想定したものです。コントロールとフィードバックのループです。

> 残念ながら、政治権力が階層上位(と解釈しましたが)である限り
>、能力を正当に発揮しようがしまいが、社会の崩壊とは無関係です。
> 社会全体の崩壊なのか、政治家のヒエラルキーに合致しない一部個
> 人や組織の崩壊なのか、みきわけなければいけません。

 双方向性を持つ構造ならどうでしょう。微修正を繰り返す柔構造です。

 この続きは3年程先にしませんか。私の修学スケジュ―ルではそうなって
ますので(笑)。

>>司法・行政・立法これすべてその手段です。
> 手段ではありません。機能でありその機能を目的とするものであります。

仰せのとおり。


> テーマが大きいか小さいかは別問題として「全く分からないとは困った」
>には、全く困った。

そう、全く困る。政治・経済・軍事・文化(思想、教育)・歴史。これら
諸々の要素から導き出した包括的評価なのですから。勿体無くて簡単には
説明できません(笑)
 
  
  
  
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  [206] Re(1):ああ、ギブ・ミー・チョコレート(涙)
  
        
  
私は日本の政治家個人については何の関心も無い。
政治全体として嘲笑しか感じられないのですからね。
それはそれとして何を国会議員に求めるかと言えば、
知性・品性・強靭な精神です。これは譲れない。

一世一代の大芝居たる記者会見で、涙を流し、国民に
甘えるようなネンネに国務なんぞ任せられるか。まし
てやこれは演技なのだからね。いやはやなんと卑小な
る精神なるかな。心の底から嘲笑申し上げる。


格別に異論など有りません。というよりほど一致します。

社会構造の話はまあ私の不注意から始まったことですが、
力の一方的な管理体制を想定していたのではないという
ことです。組織における権力のツリ―構造には合理性が
ある。また現にツリー構造無き巨大組織は無い。
幾つかの権力階層を通過することで発生する上部と下位
の乖離という弊害は、権力の分散独立(三権)や限定付の
下位から上位への直接のパスを用意する。これが日本の
現状でしょうかね。(第四の権力が伸長しましたが)
べつにヤヤコシイ事を言いたかったのでは無い。
政治家は選ばれた以上、それなりの役目を果たさねば
成らぬ。果たせる環境は与えられねば成らぬ。そして
その役目とは政治、政治とは即ち権力の行使なのです。
権力は、信頼し、与え、監視するものです。

官僚云々の件は、アメリカ・議会・マスコミという
構図に無理やり官僚をはめ込んでみたものですが、
行政改革施工後で官の批判が下火になった今、ちょっ
と時代遅れの感はあります。良い悪いではなく、
どなたかが仰られたように、政治家がだらしなさ過ぎる
というのが現実です。日本の官僚が素質として優れて
いる事は疑いない。凡才の私でさえ日本の政治家は嘲笑
するのだから、官僚が馬鹿にするのは当たり前。

官僚は専門家なのだから政治家はその分野において
歯が立たないのは当然。政治家に求められるのは正に
政治力、すなわち使いこなす能力。人間への洞察力・
知性・思想でしょう。


>法律はド素人ですが、機能・機関説を支持します。三権
>を手段だとするならば、その目
>的は何なのか?という話しになってしまう。まさかアメ
>リカ人が英語で書いてそれを下
>手糞な日本語に翻訳した、あの憲法ですか?

既に訂正済みです。何度も突っ込まれるのはシンドイね(笑)


アメリカと日本の関係については異論はありません。

何年にも渡って論じてきたことで、もう飽きてます(^^;)
政治・経済・軍事・文化・・この国のあらゆるジャンルを
包括した戦略的視点から、私は97年に日本に見切りを
つけました。その後5年を経過した今はどうかと言えば
当時の想定を上回る酷さです。だがまあ、中国高官が漏ら
したように「2010年に日本は消滅する」ことは無い。
ひとまず私が生きられる間はね。

アメリカの精神的クビキを逃れる(=大人としての自立的
精神の獲得)のにはもうしばらくかかります。東京裁判・
日本占領統治における対日戦略の最大関心事項の達成に、
アメリカは見事に成功したのです。
 
  
  
  
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  [213] 週刊新潮今週号購読しました
  
        
  
 鈴木宗男氏のことも、田中良太氏のMLにもあった、中川一郎氏の「不審死」にまで触れており、公平な雑誌だと認識しています。

 今週号の辻元さんについての情報は、私が知り得ないことでしたが、なるほど、と思いました。
 20歳前後から、頭が良く人脈も組織もある日本赤軍の北川氏を人生のパートナーとしてブレーンにできた辻元さんは、ある意味では幸せなのかも知れませんね。社民党を通じてこのことを極秘にする必要性から、北川氏も独身なのに、結婚や子供は諦めてきた、ということでしょうか。個人的には、10月の補選も公選法で出られないのなら、辻元さんは当面そういう方向に力を注がれては、と思ったりします。
 北川氏のことまで証人喚問で追及されたらとても耐えられる人ではないと見抜いて、土井さんが辞めさせたのでしょう。

 社民党関係者とつきあってきて、イラクや中東、北朝鮮についての情報はたくさん得ることができました。たとえば、共産党の不破さんなどもイラクには国連の経済制裁をと言っていましたが、経済制裁が女性や子供にしわ寄せしていることを、社民党の大脇議員の通信で、「ここが変だよ日本人」のテレビ以前から知っておりました。また、パレスチナでユダヤ人の子供と一緒に学んでいる小学校のビデオも見せてもらいました。北朝鮮に対する社民党の援助は、米を送るのと、寒冷地に強いモミを送ることだそうで、農業指導や治水利水まではしていない、薬局の人が朝鮮人参を買ったりしているとも聞きました。

 社民党が日本赤軍というヤドカリの殻になったことは、情報は公開されるべきですが、マイナス面ばかりではないと思っています。
 
  
  
  
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  [220] 北方四島については・・・
  
        
  
>それはその通りです。確かに別物です。が、一方で人間には感情があり、その能力を存分
>にふるうことにシンパシーを感じるか否かは性格に依存するところも大であると思います
>。それが良いか悪いかではなく、人間はそういうもんだという前提で考えるべきなのでは
>ないでしょうか。もちろんこれには国民性もあるでしょうが・・・


そういう前提で考えているがゆえに、低次元のスキャンダルがリークが後を絶たないのだろうと考えています。もちろんヒトは感情の生き物なので、感情オリエンティッドでも良いと思います。しかし、ヒトである以上、時間とともに進歩すべきである、というのがぼくの考え方です。

ある程度クールな視点を持たないと、このままでは、今回のような三面記事ネタで徒に時間が空費されてしまう、あるいは去年の参議院選挙のように、改革を連呼した首相を支持したつもりが大同小異の抵抗勢力を大量当選させてしまったといった、日本にとって自殺行為的な現象が後を絶たないように思う。


>>世論の力で矯正可能なのは後者の倫理・道徳面「だけ」です。
>
>現状でも「リコール」制度というのが存在しますが、これも世論のひとつと考えられなく
>もないですね。これも否定されますか? 国会議員に対するリコール制度は存在しており
>ません、が、裏を返せば議員にはそれだけきびしい自己規制が要求されているともいえる
>わけです。


過去のリコールの事例と国会議員のスキャンダルはネタ的に同次元のものだと思います。三面記事ネタの範囲を越えるチェック機能は世論の手に余ると考えています。

議員には、倫理を守って清廉潔白に頑張れば頑張っただけ見返りがある、というシステムが確立されていないように見えます。だれもがお金の苦労はしたくないから、プラスαの収入を得んとすれば、有権者が望む本業から必然的に離れざるを得ない。たとえば、辻元さんのように渦中の人としてテレビ出演するとか(余談ですが、今回彼女はギャラ等をいくら貰えたんでしょうネ?)。それが自然の理だと思います。

自己規制のスイッチは世論を強く意識して初めてオンになると思う。それは、父親あるいは教師が怖いから素行が保たれる生徒の図式に近いと思う。現状では意識されていないということです。となると、荒れている学校と同様、水は高いところから低いところにしか流れないでしょう。


>>有権者には議員を選んだ責任があるのだから、リーチが届く倫理・道徳面を適宜監視し、今回のような事態に陥るリスクを引き下げる責任と義務があるように思う。一連の騒動は、親が子供の非行を黙認し続け、刑務所に入ってから激怒する絵に近いです。世論が自分の馬鹿さ加減を誤魔化すために暴れているようにも見える。
>
>これは少し違うのではないでしょうか。山口さんは海外におられたようで、鈴木議員が
>離党に至る経緯をご存知ないようですが、当初はパッシングはあったものの、線香花火
>で終わるだろうとみたれていたのです。その流れが一気にかわったのが、北方4島不用
>発言の発覚からです。山口さんの有能・無能論風にいうなら、選挙民は鈴木氏の地元への
>利益誘導能力を高く評価していたが(したがって、だからこそ少々の倫理悪はまあしょ
>うがないと許容していた)、その能力に疑念をいだき、実は自分本人に対する利益誘導
>能力に長けていただけなんではないか?と、党も含めて考え出したわけです。
>このことが決定的な流れを作り、後の外務省リークはおまけみたいなものです。


「日本の国益」という視点から、北方四島不要論は前向きに検討する価値があると考えています。ソ連が崩壊したいま、2〜3世代が根付いた異国民を追い出し、寒冷地に位置するあの四島を奪回する戦略的・経済的価値がどれほどあるでしょうか。

ぼくの見たところ、北方四島がどう転ぼうと、国民の9割以上の大勢に影響しません。ゆえに国益だと考えます。北方四島は沖縄ではありません。

真っ向勝負すれば“他国”との正面衝突は必至でしょうが、もしも、もしもですが、北方四島放棄のバーターで、たとえばシベリア等の油田開発にコミットでき、ウラジオストックまでパイプラインを引くことができたらどうですか。そのほうが日本の国益にかないます。周辺の最大市場は日本ですし、自前のエネルギーのソースを確保することは前世紀からの悲願だったはず。さらに、日本海地域で経済圏ができるかもしれないし。魚が足りないなら輸入したら良いと思う。どのみち、世界中の質のいい鮮魚は、油と違って自ずと築地に流れるのでしょうから。

鈴木氏の真意は測りかねますが、あの選挙区から出た自民党の有力議員の発言だからこそ、重く受け止めるべき発言だとぼくは考えましたが。
 
  
  
  
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  [222] Re(1):北方四島については・・・
  
        
  
何点か反論がありますが、一番問題と思うところだけコメントします。

>2〜3世代が根付いた異国民を追い出し、寒冷地に位置するあの四島を奪回する戦略的・経済的価値がどれほどあるでしょうか。
>
>ぼくの見たところ、北方四島がどう転ぼうと、国民の9割以上の大勢に影響しません。ゆえに国益だと考えます。北方四島は沖縄ではありません。

これは相当問題の多い発言と思います。もしもこの理屈がとおるとすると

1.国境というのは既成事実を作ったほうが勝ちという前例を作ることになる
2.そこが国家利益となるか否かという点で国境を考えるなら今の世界地図に
おける国境などぐちゃぐちゃになる。

という点において私は全く賛成できません。
 
  
  
  
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  [223] 追加:Re(2):北方四島については・・・
  
        
  
例えば・・・

イスラエルに対し、2倍の面積の国家を「肥沃な『他の』場所(聖地エルサレムとは
縁もゆかりもない遠く離れた場所)」に確保してあげるから
戦争はやめよという提案が通ると思いますか?。
1.紛争はなくなる
2.資源は豊富だ
3.国家面積は増える
山口さん理論でいけばいいことばかりですよ。

仮にイスラエルでこういった提案したら嘲笑を買うだけでしょう。あまりにも人間の
土地に対する感情がわかってないのではないでしょうか。
 
  
  
  
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  [249] 護憲リーダー土井党首の即時勇退を求めています
  
        
  
 辻元さんら新人議員に秘書を紹介し、事務所の資金繰りを指南したのは土井党首の政策秘書、五島昌子さんであったと、社民党自ら認めました。
 土井さんは、秘書の行動まで監視できなかったと言っていますが、これでは党首失格です。これで、どうして農相の罷免を要求できるのでしょうか?社民党、土井さん、以前から知り合いの福島瑞穂さんに、「土井さんは党首を、10日の辻元さん参考人招致までに辞めるべき」とメールやファックスを送っておきました。福島瑞穂さんは、女性国会議員のメルマガで、秘書は公設だけで3人、一人ずつ、国から支給される全額を払っており、その分の仕事をしてもらっている、一括支給は給料の切り下げになるので反対、と「ご自身の考え」を言っていました。党首の責任を国会で追及される政党なんて、情けないです。
 白川さんも、私のホームページを知らなかったと主張しつつ、リンクさせなかった責任をお詫び文で認めて、和解になりました。比例選は既成政党でないと無理だと言っていましたが、政治資金管理団体としては「新党・自由と希望」はまだあるそうで、党首としての責任を果たされたということです。
 辻元さん自身の日本赤軍の「夫」との関係は、今ではどの週刊誌にも載っていますが、ご自身で釈明すべきだと思います。北朝鮮のことで、戦後補償をしていないのに9人も10人も返せなんてフェアじゃないと(実は日本赤軍元幹部である内縁の夫の受け売りで)発言したりしたことが、今回、誰でもやっていそうな政策秘書のことで摘発された真因ですから。残念ながら、政界ポリティコで取り上げてもらった、白川新党を反創価学会を言うために利用したのでは、という疑いについては、マスコミでもまだ広まっていません。辻元さんが「内縁の夫」の連帯保証人となっている「選挙資金」としての借金を返さなくなった時期と、白川さんが「新聞広告代は党のほうでするから心配しないで」という手紙を下さった時期とが、昨年10月、と一致している、という状況証拠や、某候補の参謀として重信房子釈放を求める団体の事務局長(社民党I議員のホームページにも掲載)の名刺をもらったという物証はあるのですが・・
 京都では、社共共闘(政党として入っているのは共産党ですが、社青同なども入っている)で憲法集会が企画され、私も実行委員に入っていますが、土井さんが党首に居座ることは、社民党は嘘つき政党とみられ、護憲派が一掃されることにつながります。

 ちなみに、秘書給与のピンはねが多すぎると元秘書に訴えられたと週刊新潮に出ていた共産党にも、志位さんか不破さんが、即、この方に謝って、和解すべきであると言いました。
 
 
 
  
  
  
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  [254] Re(2):北方四島については・・・
  
        
  
>何点か反論がありますが、一番問題と思うところだけコメントします。
>
>>2〜3世代が根付いた異国民を追い出し、寒冷地に位置するあの四島を奪回する戦略的・経済的価値がどれほどあるでしょうか。
>>
>>ぼくの見たところ、北方四島がどう転ぼうと、国民の9割以上の大勢に影響しません。ゆえに国益だと考えます。北方四島は沖縄ではありません。
>
>これは相当問題の多い発言と思います。もしもこの理屈がとおるとすると
>
>1.国境というのは既成事実を作ったほうが勝ちという前例を作ることになる
>2.そこが国家利益となるか否かという点で国境を考えるなら今の世界地図に
>おける国境などぐちゃぐちゃになる。
>
>という点において私は全く賛成できません。


1は世界史にすでに多くの前例があり、2のケースは過去にも現在にも求めることができます。たとえば油が出る「南沙諸島」や金の成る木ともいえる「台湾」です。

あえて問題発言を繰り返しますが、これらの島にマダガスカル島やモルジブ諸島くらいの価値しか認められなかったらどうだったでしょうか。話題にすら上らなかったでしょう。本来ならば北方領土もマダガスカル・モルジブ級で、間違ってもエルサレムのような戦略的価値や台湾・南沙諸島のような経済的価値は認められないでしょう。そんな島にロシアがこだわるのは、対日カードで使えばカネが引き出せるとでも思っているからでしょう。

もちろん日本は未来永劫、北方四島の領有権を強硬に主張し、返還を求め続けるべきです。
しかし、戦後50年余を経て戻ってこなかったものが、従来通りのアプローチで今後50年のあいだに返還されるかも・・・なんて夢みたいなことを、まさか本気で思ってないですよね?
未来予想には不確実性が伴いますが、ぼくの感覚および国際常識に基づけば、北方領土が今後50年以内に返還される可能性は限りなくゼロに近い。いや、ゼロだと言い切ってもいいくらいです。

宗男さんに落ち度があったとすれば、与党のきわめて有力な外交族(当時)という立場もわきまえずに、一人のヒトになって率直なホンネを語ってしまったこと。政治家としてそこが不適切だったとは思います。
ぼくも鈴木氏に習ってホンネをいいますが(笑)、北方領土は未来永劫返還されない前提で、中国・韓国などの教科書問題や靖国問題に見られる内政干渉のテクを見習って外交カードとして磨きをかけ、対ソ交渉でオフェンスに回るときの切り札として温存し続けるべきだと思う。それが日本の国益をに資すると思いますし、相手は共産圏ですからそうでもしないとモトが取れません。

力が正義か?それとも正義が力か??プライベートな人間関係では常に後者でありたいと思っています。しかし歴史をひもとけば国家間のおつき合いはやはり前者でしょう。
 
  
  
  
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